結末は誰もが知るところなので、果たしてどう面白くなるんだろうかと思ってたけど、そこまで期待は超えてこなかった印象。ベンアフ×マットでザ・80年代、サクセスストーリーを撮りたかったのかなと。MJのマッマ>>続きを読む
この作品が好きな方には本当に申し訳ないけれど、期待値が高かったぶん、全くと言っていいほど受けつけなかった。
とにかく邦画の悪いところを寄せ集めたかのような演出が多すぎる。どこかで見たような既視感満載の>>続きを読む
トマス・ヴィンターベア作品の中でもコメディ要素もあり、割とポップな印象。ラストはイケオジ界の頂点マッツ・ミケルセンのファンのためのシーンにも思えた。
ネタバレになるから書けないが、根幹は割と邦画でもよくあるテーマながらも、そこに色々な社会問題を絡めて割と複雑なストーリーになっていた印象。ただきちんとキレイにまとまっており、演者の方々の演技力も相まっ>>続きを読む
序盤、独り身の女性がホテル宿泊を断られるところからして「白い牛のバラッド」を見た時にも感じたあの理解できない腹立たしさを感じる。殺人のシーンは目を背けたくなるほどにリアル。SEがホラー映画のごとくで怖>>続きを読む
#metooのきっかけとなったハリウッドの大物・ワインスタインによるセクハラ騒動を追う記者たちの苦労を描いた作品。"その名を暴け" という邦題が???だったけど、匿名ではなく、オンレコで表明してくれる>>続きを読む
初期のダルデンヌ兄弟作品を彷彿とさせる、なんとも救いようのない悲劇。移民の現実をまざまざと突きつける社会派作品。
そもそもが悪徳マネージャーのトムパーカーの語りで話が進むので、成功するまでの過程も割とあっさりしており、エルヴィス自身の生い立ちや背景が薄い印象。どこに感情移入してよいかわからないまま、もの凄いスピー>>続きを読む
情けない主人公のモヤモヤに呼応するように車のワイパーが擦れる音やハエの羽音など不快なSEを入れ、観客をも嫌な気持ちにさせる演出は、あーこういう監督だったと思い出させてくれた。端的に言えば職業や人種や性>>続きを読む
スタジオA24初のSFアクション。一筋縄では行かないとは思っていたけど、想像を遥かに超えてた。
序盤いわゆる典型的なアジア系女性の高速セリフ回しに若干ついていけず、なんか出てくるヤツみんないけ好かない>>続きを読む
極寒のロシア、青っぽいメランコリックな画の中で、正直あまり魅力的とは言えない(カウリスマキ常連の女優さんにめちゃ似てる)レズの女性(大学生?だけど年齢不詳な感じ)と、粗暴だがガキ臭くてどこか憎めないロ>>続きを読む
なんともまあマーティンマクドナーらしい作品。おじさん同士の友情と言えば個人的にはルコント作品が至高だけれども、それとは全く異なる。でもスリービルボードの演出が好きなら。
まともな人が妹しかいないので「>>続きを読む
ノアバームバックにアダムドライバー、そしてグレタガーウィグ。舞台は70年代アメリカ。好きな要素が詰まってるけど、序盤の不協和音とも言える要領を得ない会話の応酬劇に疲れる。
LCDサウンドシステムのPV>>続きを読む
終始オフビートでゆるく、FIXの対称の構図は確かにウェスぽくもあるけど、淡々とした雰囲気はカウリスマキも彷彿とさせる。美しい島の風景、難民という重いテーマながらもコメディタッチ、時に涙を誘うようなシー>>続きを読む
続編も謎解きサスペンス要素はそこまでなく、莫大な制作費をかけたエンタメ大作といった感じ。前半に散りばめた伏線を中盤以降でテンポよく回収してくれるので中弛みもなく、かと言ってそこまでカタルシスを感じる作>>続きを読む
小学生の頃にリアルタイムでアニメ見てて憧れてバスケ部入ったっけな…もうあんま覚えてないな〜くらいの状態で鑑賞。
ちょっと邦画チックな、さあここで泣けよというくどい演出もあったけど、それを考慮しても素晴>>続きを読む
終始淡々と、地獄のような展開が続く。
ただあまり非現実的に感じないのは、今の世でも十分起こり得る話だからなのかも。
格差社会、ディストピアなど、演出がとてもよかった。単なる胸糞で終わらない社会派作品。
うーん悪くはないし父親のバックグラウンドから形成されたキャラクターってのもわかるんだけど、どうも好きになれなかった。結果的に2人は世界的プレイヤーになりドリームプランが叶ったわけだけど、もし成功しなか>>続きを読む
キム・ユンソクの挙動がどうしてもコメディテイストなのも相まって序盤こそ軽いノリで見られるが、中盤以降は怒涛の緊迫感。内戦が勃発した国から逃げる外交官たち、という一見シンプルなストーリーながらも、戦争、>>続きを読む
珍しく大量にTVでCFを打ってるのを何度か見かけて少し気になってた作品。ざっくりと
寓話:4
ラブストーリー:3
ミステリー:2
法廷もの:1
くらいの配分。序盤は異様に展開が早いし、なんだかステレオ>>続きを読む
前作とは異なる点と言えば視聴者もきちんとカタルシスを感じられること。小川さんは変わらず熱くて、父親が仰るように些か胡散臭さが漂うものの、開票日の会見であそこまで苦しめられた敵をも讃えるコメント、あれは>>続きを読む
序盤から割とぶっ飛んでる感じ。まさに映画的な映像の連続。「RAWっぽいな」と思ったら同じ監督だった。目を背けたくなるようなゴア的描写も、顔を歪めながらも見てしまう、愛を求める人間の様を描いた神秘的なも>>続きを読む