Yunosukeさんの映画レビュー・感想・評価

Yunosuke

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スラムドッグス(2023年製作の映画)

3.0

面白いんだけど
もうちょっとスパイスが欲しかった

フィナーレにもう少し迫力が欲しいし、火事が今ひとつ役に立ってないのが残念

犬版ダイハードのテンションだったら最高だったかも
掛け合いは下品で面白い
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.4

最後のシーンがずっと圧巻
まばたきのタイミングとカットのタイミングが同期してしまうくらいには一時も、見逃したくないと思わせる具合!

僕の中で映画とダンスはやっぱり切り離せない!
カラフルな世界観にち
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東京物語 4Kデジタル修復版(1953年製作の映画)

3.5

血の繋がってない人が一番優しい所が残酷な気もするけど
それはきっと家族に愛があるから

この切り取った時間の中ではたまたまそういうタイミングだったような気がする作品

気が狂うようなショットの連続
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ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025年製作の映画)

5.0

ショット、カット割、編集全てが最高。
見たいアングルを全部見せてくれる

トムは一体どこまで行くんだよ!
あまりにもトム、トムトムトム!
映画館で究極の体験をさせてくれた、ありがとう

リロ&スティッチ(2025年製作の映画)

5.0

最高

ずっと涙が出てきて止まらなかった
アニメ映画版のリロがほんとに実写化しているようで、ナニもまさに本人だし。
ちゃんと最後はオハナになるし!

原作愛とスティッチ愛が素敵すぎ!
全然デトックスす
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.4

安藤さくらの演技が光る

この手の映画にしてはキャラクターの感情の導線がはっきりして見えた、明らかに脚本がいい

要所で出てくる小物やコンビニでの出来事が印象的かつ効果的、一子のキャラクターの説明にめ
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The Life of Chuck(原題)(2024年製作の映画)

5.0

この世にまた一つ大好きな映画が誕生したことを世界にご報告させてください!

もう全てが愛おしくて、懐かしい

いつか来るその日に誇れる自分であるように
本当に愛って作品、ほとんどロマンスじゃないのにめ
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雨月物語(1953年製作の映画)

4.3

不思議な引力のある作品

1回すれ違っちゃうと、もうどうしようも無かったり、はたまた留まったりと、人間関係の本質にハッとさせられる。特に何かそれまでとは違う心持ちにならざる負えない状況というのは、ビビ
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こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

4.2

作品に罪はないと思うけど、永野芽郁が大学生の設定はちょっと無理あるし、昨今のお騒がせから一方ひいて見てしまう。作品に罪はないし男と女だから問題はいつでもあるだろうし

女が悩みの種なのは今も昔も、、、
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生きる(1952年製作の映画)

4.7

リメイク版を見てからオリジナルを見た

リメイク版は随分カッコつけた感じになってたんだな

こっちの方が主人公が泥臭くて日本っぽいというかあまりにもナヨナヨしすぎだろ!っていう気持ち

葬式のシーンと
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赤ひげ(1965年製作の映画)

4.3

それぞれのエピソードのパワーが強い
それでも前半は少し退屈だったけど
後半の伸びが凄い

先生が暴力振るう下りから急に面白いからズルい

やっぱり黒澤作品はシネスコの方が画が決まってる

どですかでん(1970年製作の映画)

3.7

色の使い方が乱雑というか、笑っちゃうくらい変な色遣い、黒澤初のカラー作品というからその斬新さを意識したのかな?

電車男には終始あまり触れないところが物足りないと思ってしまうけれど
それも含め全てのエ
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素晴らしき日曜日(1947年製作の映画)

5.0

空想カフェの恋人バリア発動シーンがあまりにも無敵過ぎて、眩しくて、目が眩んだかと思えば、次は幻聴オーケストラやりだすんだもん、耳鳴りが止まらなかったよ
貧乏は心持ち一つで豊かになれるっていう軸が素敵す
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わが青春に悔なし(1946年製作の映画)

3.7

セリフ回し、カットや、ピアノから川で手を遊ばせてるオーバーラップはイカしてた

原節子があんまりだったかもしれない説ある
主人公の動機が見えてこないのも刺さらず

なんか最後も気持ちよく終わっとけば良
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ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

4.3

寂れていたのは町じゃなくて人の心だった!

夢を追い続ける人の姿がレースを駆け抜ける馬みたいでいい対比

一度折れても挫折しない!
人に夢を潰させるな!
何百回何万回って使われた言葉だろうけどシンプル
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椿三十郎(1962年製作の映画)

5.0

三船敏郎ここにあり、鋭い眼光
まさに抜き身のようなギラギラさ!堪んないですねぇ

ギラギラの三十郎と、ほわほわの奥様の緩急の付け方もいいんだけど
奥様の全てを見通しているような演技は意図していたのだろ
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野良犬(1949年製作の映画)

4.0

戦後日本の生活を色濃く描いた作品
自分はあまりはまらなかったが、綺麗なワンピースを買うために盗むなんかよりもっと酷いことをしなくちゃ私たちは買えやしないというセリフが耳に痛い

実際の闇市にて潜りで撮
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天国と地獄(1963年製作の映画)

5.0

主人公が置かれる状況があまりにも過酷、だけれどストーリーとしてはそれが序盤の感情の揺れを演出、絶妙な板挟みの状況設定がよくできてる
めっちゃめちゃにいい意味で、やっぱり三船敏郎だね感もあるんだけど、存
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用心棒(1961年製作の映画)

4.7

距離感の演出が秀逸!西部劇リスペクトを感じるし、この後この作品がアメリカ、イタリアでリメイクされるのも頷ける。

序盤は三船敏郎が珍しく変な役じゃないなと思ったら、これまでに見た黒澤作品『七人の侍』『
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羅生門(1950年製作の映画)

4.3

回想に入るタイミングがあまりにも完璧すぎる
後半はほとんど1箇所のロケーションで撮影してるのに全く見飽きない技巧
キャスト陣の演技力、特に京マチ子の真に迫るような剛胆な眼力、表情
照明が彼女のポテンシ
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無垢の瞳(2022年製作の映画)

4.7

登場人物一人一人の視線に目がいくようなアップが多様されてて面白い
なんだか作中ずっと気まずくてもっと面白い
一次も二次も戦時中のイタリアはろくな事が無いので、それを想起するだけでもっと気まずい
あの子
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

5.0

太平と又七のおバカ具合が堪らない

画面の構成がめっちゃ美しい!
シネスコが劇映画でハリウッドで使われるようになって5年、日本でシネスコが輸入されてたった2年でこんなに練られた画面作れるのが凄すぎる圧
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.5

絵もストーリーにも要素に無駄が無い

菊千代のインパクトに度肝ぬかれた
最初から最後まで味のするガムって感じ

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.3

ニール・ブロムカンプを監督に起用しようと思った人天才だろ
メカが最高にアツい、あとカンプらしい危うい感じがレースの緊迫感、主人公のメンタルを想像させる
ニール・ブロムカンプ最高ですわ

THX-1138 ディレクターズカット(1971年製作の映画)

-

天才なのははっきり分かるんだけど、あまりにも意味不明過ぎる
ルーカスお得意の追加CGIで味わいが薄れてる感じするのがもったいない

なんとかしてオリジナルを観なければ

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

4.2

不思議なカメラワーク

メインキャラクターがいい意味で気持ち悪くて、その気持ち悪さがやだぁ分かるわ〜
でも辞められないのよね、これ

お互い自分に無いものを他者に見出すというか、自分の機能、思考の拡張
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マシュー・マコノヒー マーシャルの奇跡(2006年製作の映画)

4.6

マックG監督って本当に天才だよなとどの作品見ても感じる
バランス感覚が絶妙、実話ベースでありながらしっかりエンタメだし

マシュー・マコノヒーの演技が癖あっていいわ好き

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

5.0

邦画版ラ・ラ・ランドみたいな
夢追い者を応援してくれる映画

エンドロールみて監督が結構なんでもやってるのインディーって感じがしてマジで最高
全てのクリエイターに、表現者に、フィルム従事者に幸あれ!

The Legend of Ochi(原題)(2025年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

まず色と音楽が最高、撮影うますぎだろ!

小さい島を少女とオチっていう怪物(かわいい)が歩き回るってロードムービー形式で、僕たちは一人と一匹の旅路を保護者になったつもりで見守るような作品

とにかく映
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ザ・コンサルタント2(2025年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

自分の感覚がずれているのか、批評家から大絶賛される程の感じではなかったと思った。

実際客入りもあんまりだったし

ブラザー物としてもイマイチ関係性がいや、こんなもん?

あるキャラクターの描き方は凄
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