ミノリさんの映画レビュー・感想・評価

ミノリ

ミノリ

写真は野良猫のものです。

映画(84)
ドラマ(0)

三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)

3.9

ドラマパートの展開が良く、面白かった。王女/金星人の若林映子が美しい。
特撮パートはやはりキングギドラ。引力光線で市街地(横浜?)を次々と壊していく、その爆破っぷりのカッコよさ。
有名な説得シーンが、
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.1

想像力に満ちた映画。映像を見てるだけで愉しい。動物も役者として登場する(しかも上手い)いきものは友だち的な世界観でありながら、そのすぐ隣には戦争という暴力がすっと存在している、現代的でも中世的でもある>>続きを読む

芳華-Youth-(2017年製作の映画)

3.2

予告を見てクラシック感漂う映画と期待して鑑賞。
率直にいえばいただけなかった。物語の主軸の見えなさ(主人公ふたりの物語でもなければ群像劇というわけでもない)、シーンが断片的でシーン間の繋がりが薄いこと
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.8

とにかく辛い映画だった。しんどい。観終わったあとも引きずっている。そのような感じなのでまともに演技は見れていないけど、リアルさをひしひしと感じたのだから、とくにスティーブ・カレル、ティモシー・シャラメ>>続きを読む

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.9

画の質感がたまらなく好き。コントラストの効いた懐かしい質感がたまらない。
不幸せしか選ばなかった/選べなかった男の、幸せに気付く話。automaticでなくmanualにすること。クリスティーナ・リッ
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サンセット(2018年製作の映画)

4.1

ウパニシャッドという古代インドの哲学書には、こんな言葉が残されているーー「無知に耽溺するものは/あやめもわかぬ闇をゆく/明知に自足するものは、しかし/いっそうふかき闇をゆく」

いまの時代、とはいえか
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運び屋(2018年製作の映画)

3.9

イーストウッド久々の主演監督作。
短命の花デイリリーの園芸家として名を馳せた主人公アール。仕事と名声を求めて家族を顧みなかった生活を過ごしていたが、時代の変化で仕事を失ってしまう。家族からも見放される
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

3.9

正直さ、信心深さが最後に報われる、真摯な映画。予定調和的といえばそれまでだが、その真っ直ぐさが好きだった。
インド映画らしい踊りや音楽(良かった)、多人数モブの凄み(雪山から大量の人が降りる力強さ)、
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恐怖分子(1986年製作の映画)

4.2

それぞれ異なる生活を営むひとびとが、あるきっかけで交わっていくーー構造じたいよくある物語なのだけれど、この映画特有の色気がある。朝とも夕ともつかない微睡みのなかにいるような感覚。だから私には、それぞれ>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.5

勧められて鑑賞。思いがけず、素晴らしかった。
わかりやすくいえば、奇跡的な出会いを描いた作品、ということになると思う。ほぼセリフ主体の会話劇、長回しのシーンも多く、リアルな感じが観客へ共感を…などとは
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来る(2018年製作の映画)

3.2

映像のケレン味や格好良さ、手札の多さは、さすが中島哲也という感じがした。
ただ、物語として面白かったかと言われると、よくわからなかった。そもそもわたしはホラーが苦手だから、楽しめなかっただけなのかもし
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.5

想像してた物語とは離れていたが、楽しめた。途中でコンタクトが外れてしまったこともあるのか、物語外のことを観ながら想起した。小津、実相寺、キューブリック、火の鳥(未来編、異形編)、あとインターステラー。

ピアソラ 永遠のリベルタンゴ(2017年製作の映画)

3.8

ライブ映像や家族フィルム等を織り交ぜて、ピアソラの生涯を手際よく纏めている。非難中傷を浴びながらも己の音楽に突き進む孤高の姿と、家族の前で見せる茶目っ気溢れる表情が対比的だが、出演する息子ダニエルとの>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

映画全編にわたってエネルギッシュで、ぐいぐい引き込まれる熱量、そして楽曲の素晴らしさ。わたしはクイーンのことをほとんど知らないけれど、フレディが突き進む人生のドラマに、格好良さを感じずにはいられなかっ>>続きを読む

悲しい色やねん(1988年製作の映画)

3.3

新文芸坐にて鑑賞。バイオレンスコメディ?なヤクザ映画。映画デビュー作だという、石田ゆり子が愛らしい。

親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.8

東京MXのOAで視聴。殺人犯の罪を被った女の復讐劇。スタイリッシュかつ美しい映像で、テンポ感含めてぐいぐいと引き込む力強さがあった。終盤の残虐描写はスマートに”処理”していたのでちゃんと見れた。

大地震(1974年製作の映画)

3.4

Amazon primeで鑑賞。1974年公開のパニックムービー。ストーリーは大味、でも特撮が良くできていて見応えがある。ミニチュアも精緻。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.2

何より松岡茉優の素晴らしさ。初主演とは思えない良い演技で惚れ惚れする。
主人公の感情の流れと合わせた物語の緩急も新鮮で、とりわけ転換点となる「アンモナイトの唄」を歌う場面は、松岡の歌唱も含めて切実に訴
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.3

細田守の最新作となれば、どうしても期待してしまうのだけれど、その意味では、意外な作品だった。
ほんとうなら、1時間程度の中品にすべき内容なのでは、と思ったりもする。きっとそうなのだと思うし、細田さんも
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.6

「万引き家族」観た。ナチュラルでありながら綿密に構成された物語で、とても完成度の高い作品だった。奇跡的に生まれたアジールとしての家族は、ひとときの幸福ののち、客観的な事実に基づいて解体されてしまう。家>>続きを読む

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