marutabatsuoさんの映画レビュー・感想・評価

marutabatsuo

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基本的にTwitterをそのまま転載
2017年226本鑑賞
1ラ・ラ・ランド
2お嬢さん
3マンチェスター・バイ・ザ・シー
4ありがとう、トニ・エルドマン
5パターソン
6ベイビー・ドライバー
7南瓜とマヨネーズ
8そうして私たちはプールに金魚を、
9火花
10カフェソサエティ
11まともな男
12雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
13ソニータ
14アトミック・ブロンド
15ダンケルク

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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.7

哀しみを帯びたマッコールの目、カスを一切の躊躇なくズタボロに残虐に始末する姿が最高だ。
終盤の展開はちょっと敵側の人質扱いが雑すぎてアレなのだが、そんな瑣末な話を脇に置けるくらいにはスリリングなクライ
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大いなる幻影(1937年製作の映画)

3.8

第一次大戦のドイツ軍の捕虜収容所。脱走へのスリリングさと敵対する将校たちの奇妙な友情のようなものの描き方が素晴らしい。
敵国とはいえ人と人の間にある畏敬の念、男女の愛情は変わらず、しかし敵国だからこそ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.6

カンニングを題材にこれほどスリリングに描くとはスマッシュヒットも納得。消しゴムに書くのにはじまり、末にはスマホ、時差まで利用してチームの大計画ケイパームービーに。演出が凝っていて楽しいが、スローモーシ>>続きを読む

教誨師(2018年製作の映画)

3.7

本来重い話でほぼすべてのシーンが教誨部屋だけの死刑囚との密室会話劇なのだが、まったくダレることなくやたらと面白い。 この期に及んで上から目線で日本がどうのこうの言う男、ずっと誰かの悪口を言い続ける女、>>続きを読む

負け犬の美学(2017年製作の映画)

4.2

格闘映画の新たな大傑作。猛烈に感動した。 才能もなく、情けないほどに負け続ける中年ボクサー。それでもお金のため、家族のためにリングに上がる姿に胸を打たれる。なによりずっと見たいと思っていたパパのボクシ>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

4.9

やや古くなったとは言え天才の仕事は褪せないものだなあ。冒頭から怒濤のごとく押し寄せる色と奇妙な映像の洪水、破綻と現実がシームレスに重なり合う夢の世界。原作もウルトラ面白いんだけど、あれを映像化して超え>>続きを読む

運命は踊る(2017年製作の映画)

3.8

軍に属する息子が死んだと夫婦の元に報告が届くところから物語ははじまる。気を失う妻、哀しみに荒れ狂う夫。しかしその死は同姓同名の他人で……。このワンテーマだけで描いていれば大傑作になった感があるのだが、>>続きを読む

パパはわるものチャンピオン(2018年製作の映画)

-

映画史上最高にリアルな格闘シーンが見られて満足。本物がやってるんだから当然だが。 日本版『レスラー』の趣だが、あのハードさはなく、親子モノの風味が強いのは好みが分かれるところかな。劇場にはプロレスファ>>続きを読む

愛と法(2017年製作の映画)

3.3

もっとLGBTの社会問題によったドキュメンタリーだと思っていたのでやや肩透かし。弁護士男性同士で結婚した二人を追った話で、本人たちと周囲の人々の心根の優しさが伝わってきてよかったが、いろいろ話があちこ>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

声出したら死ぬ! のワンアイデアホラー。序盤、隣でポップコーン食ってる音にビクつくほどドキドキしながら見てたのだが、わりとあっさり正体現してからはホラーというよりエイリアン的なSFサバイバルに。怖さは>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

4.9

高台で初めて姉妹が並ぶシーン、「ねえ、鎌倉に来ない?」に「行きます」と即答する時のすずのぐっと飲み込んだ表情、幸ねえとよっちゃんの言い合い、それぞれの恋と別れ……どれだけ涙腺刺激してくるんだってくらい>>続きを読む

ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.9

特殊なサングラスをかけると地球を乗っ取ろうとしている異星人が見える。表面上はB級SFだが、誰が狂っているのかどんどんわからなくなるサイコ感。ジョンカーペンター作品は、この手の表面はポップさといつの間に>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.5

当然スルー案件だったのだが、やたら熱いツイートが回ってくるので鑑賞。ある理由から小学生でありながら旅館の女将修行をする女の子の成長物語。確かによく練られていてほろりとさせられる良い映画。だけど、やっぱ>>続きを読む

顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.7

おばあちゃんと若手、ふたりのアーティストのロードムービー。ドキュメンタリーとの触れ込みだが、どこまでが本当でどこまでが演出なのか多重的でまったくわからない。 市井の人々との触れ合い、ふたりの関係、アー>>続きを読む

ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)

3.8

ナチスがユダヤ人を人でなく家畜のような感覚で扱っていたという、あり得ないような事実が延々描かれ吐き気さえ覚える。アウシュビッツと並ぶ収容所ソビボルを舞台にした脱出劇だが、脱出ものの爽快感ではなく重い不>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.2

韓国映画の異常なほどのエネルギーは闘争や戦争がまだ自らの問題として残っているからだと強く感じた。
ある学生の取り調べ中の拷問死をきっかけに、独裁から民主化を勝ち取るまでの悲劇と勇気の物語。日本がバブ
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散り椿(2018年製作の映画)

3.5

ラストの岡田准一の刀だけでなく腕、肉体を使った殺陣がむちゃくちゃかっこいい。これはほんとにかっこいい。オープニングの雪が舞う画も、ラストの雨に打たれる画も美しい。ただ、全体に流れるハードボイルド過ぎる>>続きを読む

ウルフなシッシー(2017年製作の映画)

4.0

あまりにもリアルな展開に笑いながらもグサグサくる。映画監督を目指すも売れないAV監督の男と女優を目指すもガールズバーアルバイトの女のカップル。とっくに夢破れているのにぎりぎりクリエイティブなふりをして>>続きを読む

飢えたライオン(2017年製作の映画)

4.3

大人たちの振る舞いへの怒りと救いようがないリアリティーに心底むかつき吐きそうになった。 SNS上でのデマをきっかけに自殺へと追い込まれる女子高生。彼女に災厄が降りかかったのはほんの偶然に過ぎず、まさに>>続きを読む

閃光少女(2017年製作の映画)

3.0

中国の伝統音楽に情熱を傾ける女の子たちの青春コメディ。10代で見たら大好きだったかもだが、ちょっとついて行けなかった。 花形の西洋音楽部と対立、競争しながら伝統音楽のバンドを組むのだが、メンバーがキャ>>続きを読む

泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.3

一度あきらめたプロ棋士への夢に向かって再び歩みを進める。好きなことに一生懸命になること、手を差し伸べてくれる周囲の人々の優しさ、確かによい話なんだけど予告編以上のものがほんとに何もない。脇の脇に至るま>>続きを読む

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

4.3

青信号を渡る、それだけで4回以上泣けます。主人公はダコタ・ファニング演じる自閉症の女性。まず、自立支援施設での毎日の生活描写がたまらなくいい。ルーティンをきちんとこなし、癇癪を起こしそうになった時に抑>>続きを読む

クライングフリーセックス(2018年製作の映画)

4.0

これ作った人心底アホ(褒めてる)。はめると抜けなくなる男と女が繋がったまま、秘密組織に潜入し敵と戦うバイオレンスで、結論はほのぼのとしたパン屋さんの話?? 書いていてもよくわからないが、B級ならぬC級>>続きを読む

恋の豚(2018年製作の映画)

3.8

「はい、メスブタ養豚クラブです」で電話を受けるシーンに笑う。いわゆるデブ専で働く女の子の不思議な恋の物語。コンプレックスを抱えた女性と、まったくそんなことを気にせずひょうひょうとした男の会話がなんとも>>続きを読む

累 かさね(2018年製作の映画)

2.5

顔に大きな傷があるが才能のある女と美人だがスランプの女優。ふたりが口紅を介すことで顔が入れ替わり、やがて本物と偽物の人生が交差、溶け合い出す。
この漫画的設定を受け入れられるかどうかで評価が二分される
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.5

とんでもない傑作だった

ガハハと大笑いするたびに裏にある現実と哀しさに暗澹たる気持ちが湧き上がる。なんたる作品か。 田舎村の持てない中年男、結婚できず最後に向かったのはフィリピン女性のとお見合い。フ
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君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

2.9

人に必要とされること、必要とすること、それによって人生は変わるということ。テーマは素晴らしいが、そのテーマをベラベラベラベラと台詞で言うから残念極まりない。新海誠的な童貞の妄想が延々続く、もっとも苦手>>続きを読む

ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

3.5

今見ると不良とある種の音楽が結びついていた時代に驚くほど古さを感じる。話は西部劇とウエストサイドストーリーを80年代の不良に置き換えた古典的なもの。今の映画にはない主人公の絶対的強さのカタルシスとダイ>>続きを読む

マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

3.6

姫と勇者の悲哀の物語が400年の時を超えて重なり合うという壮大でちょっとバカな話。だけれど、ラージャマウリ監督による『バーフバリ』の原点というからやはり面白い。アクションも物語も、映画の面白さにあふれ>>続きを読む

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

3.7

人は憎しみ合うことも赦すこともできる。 レバノンに住むふたりの男のほんの些細な諍い。けれどそれが、パレスチナ難民と右翼思想を持つ男だったことから事は大きくなり法廷へ、さらに国家を二分する問題へと広がっ>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.5

夢を見ているような映画だった。とびきりの悪夢のようでありとびきりピュアなラブストーリーのようであり、ともかく朝までうなされそうなアレ。主演のふたりの大根役者っぷりが輪をかけて夢見のような気分にさせる。>>続きを読む

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.4

見ている間はちゃんと楽しいんどけど、前作の単なる裏話以上でも以下でもなく、今さら作る必要あった? って感想しかない。 ハリーのゲイ設定どこいった?

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

3.5

天才同士、戦ったものだけが通じ合う真の友情が熱い。80年の伝説のウインブルドン決勝戦を舞台に描いたふたりの男の物語。悪童で激烈型のマッケンローに対し、沈着冷静な氷の男ボルグと見られていたが、実は……。>>続きを読む

あみこ(2017年製作の映画)

4.3

肥大化した自意識、自分と周囲以外の大衆化、妄想全開の勝手恋愛。まさにこじらせ童貞映画だが、主人公は田舎の女子高生。こじらせ度はエグいが、愛らしくユーモラスで笑ってしまう。特に、公園でのつり輪、『その男>>続きを読む

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.3

エモいという言葉はこの映画のために生まれた。「面倒くさい関係は嫌だから」からのセックス、クラブの大音量と身体、笑いころげるビリヤード、「出会った頃はこんな日が来ると思わずにいた」のカラオケ……。すべて>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.5

「ねぇ、こういうのクールって言うんでしょ……」のシーンでガン泣き。今度生まれてくるときはコギャルになって笑いころげたり、おでん屋で飲んだくれたりするんだって思うくらいには大好き。ちゃんと日本版、大根リ>>続きを読む

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