marutabatsuoさんの映画レビュー・感想・評価

marutabatsuo

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2018年234本全作品劇場鑑賞。感想はTwitterの転載です。
1バーフバリ 王の凱旋
2フロリダ・プロジェクト
3カメラを止めるな!
4勝手にふるえてろ
5ペンタゴン・ペーパーズ
6寝ても覚めても
7きみの鳥はうたえる
8鈴木家の嘘
9アイスと雨音
10君が君で君だ
11ヘレディタリー
12スリー・ビルボード
13母という名の女
14愛しのアイリーン
15アバウト・レイ

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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.7

ガガ歌すげーー。特にライブでいっしょにシャロウを歌うシーンは鳥肌もの。で、ガガ映画だと思ってたら、ブラッドリー・クーパーの酔いどれ作品という展開に驚いた。
才能を見いだした恋人がスターへ駆け上がるのに
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.9

あの地獄の内容にあのギターを合わせるってどんな天才的感性だよ。
結婚式映像が良い映画に外れなしの持論があるのだが、まさにそれ。
冒頭の結婚式と鹿狩りから地獄のベトナム戦争への見事な展開。静と動の重厚な
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暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.7

タイの刑務所に服役した薬中毒のイギリス人ボクサーの自伝を映画化。冒頭、突然さらわれるようにして逮捕されるのだが、そこからほぼ全編タイ語は字幕なしの地獄。ゆえに、見ている側も全く言葉の通じない未開の地に>>続きを読む

シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.5

少年少女の淡い恋を、失踪誘拐事件に絡めてファンタジーに。起こっている哀しい出来事と、心の中にある甘やかな世界。自分にはファンタジックに過ぎるが、これを年間ベスト級という人がいるのもわかる

おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

2.5

延々続くこじれた大人の直球トークがひたすらつまらない。永久にまわり道してるだけで、あれで恋とかないでしょ。
ウィノナとキアヌ久々の共演ならばと鑑賞したが大失敗。90分弱の作品なのだが、退屈で何時間にも
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青の帰り道(2018年製作の映画)

3.9

「なんでこうなっちゃったのかな」ただただ笑い合えた高校の仲間たちが、それぞれの道を歩み出す。夢を追いかけるもの、地道に幸せをつかむもの、悪の道に走るもの……。仲間だったはずが、いつしか嫉妬やひがみ、憎>>続きを読む

斬、(2018年製作の映画)

3.6

草木が風に揺れる音、虫の鳴く声、刃が擦れる音。音がとにかく素晴らしい。爆音上映より遥かに迫力も粒も立っていた。
浪人の侍が義に駆られ、江戸に向かおうとするわずかな日々。見事に見ている側の予想を裏切る展
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

これまた何度目かわからないのに言葉を失うほど興奮し感動した。もうこれを超えるディザスタームービーを作るのは不可能じゃないのか。人知を超えたものに対した時の人間と組織の滑稽さと理不尽、連帯と壮絶な力。絶>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.0

これも久々だったけどほんとに面白い。やっぱりハリウッドすげー、ノーランすげーって心底思える。これも複数回見ているからこそ、きちんと今の階層と状況を隅々まで把握しながら見られてしっかり堪能できた。今年は>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

クッソクッソ最高。何回目か最早わからないくらい見ているが、言葉にならないほどにものすごい興奮。「ウィットネスミー‼」「リクタース」のあり得ない程のカタルシス。最高最高

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.5

ヤバいもんをみた。これは10年語られるべき作品。人が狂っていく様子を、これほどまで克明に描いたのは初めてではないだろうか。そしてやがて父が見る狂い人がいる世界と継承される悪魔の世界の視点の融合。最後ま>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.5

『来る』妖怪の正体は自己承認欲求&嫉妬お化け。すべてが合わせ鏡、妻夫木聡も青木崇高も岡田准一もまるで1人格のように表と裏を行き来する。中島哲也節全開のホラー調エンタメは勢いあって楽しいが、いつも通り心>>続きを読む

L.A.大捜査線/狼たちの街(1985年製作の映画)

4.0

偽札マフィアへ捜査をかけるも相棒がやられ弔い戦へ。そんな形を変えたバディムービーかと思えば、話はぐるりと向きを変え、善悪のボーダーラインがぐちゃぐちゃに壊れ、登場人物たちが狂い出す。さすがフリードキン>>続きを読む

ギャングース(2018年製作の映画)

2.5

はっきりダメだった。地べたを這いつくばる底辺の窃盗団の男たちが一発逆転を目指して、日本の暗黒会の中心部に対峙して大盗奪を企むっていうストーリーは最高。なのに漫画原作をまんま実写化したような描写がリアリ>>続きを読む

ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.8

やはり掛け値なしに楽しい。今見ると雑たったり、間伸びしたりのシーンも多いけれど、身分や血への強い文化が残るインドならではのドラマがなんとも分かりやすくていいのだ。しかしラジニカーンはインド人にとっては>>続きを読む

ジョニーは行方不明/台北暮色(2017年製作の映画)

3.5

都会に暮らす人間の孤独さと流れゆく日常、少しの美しい瞬間。時にクロスする3人の男女を街の風景とともに描く。ホウ・シャオシェンのアシスタントだったホァン・シーの初監督作品。次作に期待かな

(2018年製作の映画)

3.7

ちょっと最近見ないタイプのひりひりとしたフィルムノワール。刹那的に生きる大学生の男が、ひょんなことから銃という圧倒的な暴力装置を手に入れることで変容する精神と行動。ヒリつくような映像と静かなサイコ感が>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.1

スピルバーグの『激突!』を以上の最凶ドライブ。まあ恐ろしくて楽しいこと! 移動しながら一歩間違えると即死というのは『スピード』あたりの原型になったんではないだろうか。出てくる男たちの濃密な顔の味わい、>>続きを読む

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

4.4

笑ってホロリとさせられる映画くらいの軽い気持ちで見始めたが、オープニング数分で居住まいを正した。映っているもの、映さないところ、抑制の効いた画作りとショッキングな事態に鳥肌が立つ。
なぜ彼は死ななけれ
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(ハル)(1996年製作の映画)

3.7

パソコン通信でメール交換するようになったふたり。ストーリーの大部分を往復書簡のようなメールの文字で読ませる実験的作品だからこそ、感情の機微が浮かび上がる。俳優の演技はさりげなく、心の動きは文字だからこ>>続きを読む

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.0

クソおもろかった。正義や悪を超えた目の前にある壮絶な死闘、麻薬カルテルに仕掛ける罠の巧妙さ、誰が敵かわからないスリリングさ。いやー最高だったわ。ベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリンのこの上ない男>>続きを読む

モンパルナスの灯(1958年製作の映画)

3.6

不遇の天才画家モディリアーニの伝記。彼の不安に苛まれた人生と悲哀をジェラール・フィリップがあの目で演じるのが見応えあり。そして、画面に映った瞬間にはっとさせられるアヌーク・エーメの色気。ラストの画商の>>続きを読む

1999年の夏休み(1988年製作の映画)

4.2

究極に純化された少年どうしの青春恋愛映画。近未来、少年4人だけの寄宿舎の夏休み、その少年を演じるのは少女というかなり歪な設定により、性を超えた十代の繊細な心の動きだけに一切が純化される。これは百合なの>>続きを読む

まっ白の闇(2017年製作の映画)

3.0

薬物依存症に陥った男の自伝的ドラマ。監督自らの体験をベースにしているとのことで、軽いきっかけから、幻覚に襲われ生きることさえ困難になるどん底への過程、自立支援施設での生活が本当にリアル。ややリアル過ぎ>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.4

和的に言えば、地縛霊が成仏するまでの愛と哀しみの物語。90分ほどだが、台詞があるのはおそらく15分くらい。残りはひたすら幽霊がそっと眺めたり、時に音を立てたりしながらそこに居続ける理由を描き続ける。映>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.1

このクソ女、うぜええええってシーンの連続にどうしようもなく引きずり込まれる。メンヘラ、躁鬱病の生きる愛の姿をド正面から捉えた傑作。 幾度も暗闇から抜け出せそうになっては閉じこもり、何度も何度も落ちてし>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

エーーーーオ! ライブシーンめちゃくちゃアガった!
バンドの伝記モノとしてはものすごくオーソドクス。天才性と成功までの軌跡、天狗になり裏切り、仲違い、凋落、復活みたいなやつ。そもそもフレディが背負う
>>続きを読む

ビリオネア・ボーイズ・クラブ(2018年製作の映画)

3.5

ウルフオブディカプ的なやつかと思っていたら、ホラ話が薄くて引っかかる方もいまいちうだつが上がらない。ドラッグパーティーなんかもありつつぬるいウルフオブなんだけど、後半え、そっち的な展開に。ケビン・スペ>>続きを読む

マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

3.6

わけわからん展開に眠りかけていたが、ニコラス・ケイジが白ブリーフに虎プリントのトレーナーで悶える辺りから俄然ヒートアップし、スプラッタードラッグ復讐バイオレンススーパーカルト化。チェーンソーのくだりは>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

3.7

妄想か超常能力か、キリスト教的禁欲と性への強い興味、両親の異常な監視と過去……。さまざまなレイヤーが複雑に重なり合いながら衝撃の結末に向かって物語が進み、北欧ミステリーらしい幻想的な映像とエロス、ミス>>続きを読む

バグダッド・スキャンダル(2018年製作の映画)

3.9

これむちゃくちゃヤバい話だった。映画としてどうこうではなく、描かれた事実が凄まじ過ぎる。多国籍軍がイラクに攻撃をはじめる直前からその後にかけての国連でおきた大スキャンダル。次々と起こる事態にほんとにこ>>続きを読む

華氏 119(2018年製作の映画)

3.9

近年のマイケル・ムーア作品はイデオロギーが全面に出すぎてあまり好きではなかったのだが、これは抜群。ヒラリーが勝つことを誰も疑わなかったあの時から、なぜ差別主義者で独裁的なトランプ大統領が生まれたのかを>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.4

今度のトムハはひとりでよくしゃべる。強烈ミギーの物語も途中からパワーインフレが激しくて、人間もやたらオラオラ強いし、車に勝てるならバイクで逃げる必要ないし、為にするアクションは派手で楽しいけど正直どう>>続きを読む

13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

3.4

性転換した元男の数日間の話だが、妄想と現実とセンセーショナルな映像が延々。まったく意味わからんと思ってずっと見ていたら最後になるほどの展開。疲れた

恋する小説家(2011年製作の映画)

3.9

どうにもなんなくだっていいじゃない。何にもなれなくたっていいじゃない。そんなんだったら夢なんか見んなよ!」の台詞がガツンと刺さる。 うだつの上がらない小説家志望の男の前に自らの作品の登場人物が現れ……>>続きを読む

こんぷれっくす×コンプレックス(2015年製作の映画)

4.1

これ大好きだ。腋毛フェチの女子中学生という変わった視点から描くことで逆に純なあの頃だけの機微が浮かび上がる。男の子のちょっとイキった感じも女の子の気になる相手に対した時の変な間もたまらなくいい。甘酸っ>>続きを読む

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