marutabatsuoさんの映画レビュー・感想・評価

marutabatsuo

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基本的にTwitterをそのまま転載
2017年226本鑑賞
1ラ・ラ・ランド
2お嬢さん
3マンチェスター・バイ・ザ・シー
4ありがとう、トニ・エルドマン
5パターソン
6ベイビー・ドライバー
7南瓜とマヨネーズ
8そうして私たちはプールに金魚を、
9火花
10カフェソサエティ
11まともな男
12雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
13ソニータ
14アトミック・ブロンド
15ダンケルク

映画(256)
ドラマ(0)

ヒトラーを欺いた黄色い星(2017年製作の映画)

3.4

もしもこういう事態があれば、自分は匿える人でありたいと強く思った。 ナチス政権下の潜伏ユダヤ人の実態を本人へのインタビューと再現ドラマで構成。映画というより特集番組のようなのだが、ナチスのあまりにも酷>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

さすがトム・クルーズ、めちゃ楽しかった! ほんとにインポッシブルなことの連続を超人アクションとチーム力でギリギリ乗り越えていく姿が最高にカッコいい。最後にはシリーズファンにはグッとくる奥さん話もあるし>>続きを読む

暗殺のオペラ(1970年製作の映画)

3.5

殺害された父の謎を追って訪れた街で繰り広げられるサスペンス。オペラと物語が幾重にも重なるような展開とストラーロの映像はさすがに余韻が残る

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス(2016年製作の映画)

3.7

圧倒的にカッコいい伝説のジジイ、ババアたちの姿、歌、音と個々人の歩みがキューバという国の歴史と重なるように描かれる。キューバ音楽の明るさの裏にある哀しさまで迫ってきて素晴らしかった。ベンダース版より好>>続きを読む

2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.4

双子なのか頭が狂っているのか、どこまでがリアルでどこからが妄想なのか。見ている間は異常なエロと異常なサスペンスでぐいぐい。後半にきちんと種明かしがあり、なるほどと思うが、逆にサスペンスとしては夢オチに>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.7

見ている側が映画のテンポと同時に静かに怒りがたまっていく演出にゾクゾクきた。 凍てつく広大な大地と先住民への差別、静かな怒りと圧倒的な映像美の復讐劇。美しい銃撃戦で一瞬カタルシスを得るのだが、次の瞬間>>続きを読む

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

3.6

ラストの感情があふれるシーンはあまりにもズルい。あれで泣かない人いるんだろうか。
両親を病気で亡くした女の子が田舎の叔父夫婦のもとで暮らす。優しく迎える夫婦だが、どこかでぎくしゃく。互いの距離を縮め、
>>続きを読む

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.5

一前の東ベルリンで母が倒れる。意識を失う中でベルリンの壁崩壊、一気に華やかな生活が流入。意識の戻った母にショックを与えないようあえて東ドイツ風生活をし、ニュースを作り、装うが……。東ドイツの生活が面白>>続きを読む

クレアのカメラ(2017年製作の映画)

3.5

もはや自分の中で定番のホン・サンスとキム・ミニの作品。相変わらずのテンポと独特の空気感で大好きだが、ここからホンサンス映画に入ったら意味不明で好きになれないかも

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.6

吃音でいじめにあう志乃ちゃんと音痴の加代ちゃんの青春物語。自分のことをバカにせずそのまま受け止めてくれた友人との友情で痛みを乗り越えていく。熱演、淡い恋心、テーマとも素晴らしいが、あまりに話が2人に寄>>続きを読む

菊とギロチン(2016年製作の映画)

3.6

女相撲とアナーキスト。時代、貧困、差別、社会に翻弄されながらも懸命に生きる男女の姿を描く。特に女相撲のシーン、いっちゃな節の場面は圧巻だったし、大林宣彦を思わせるような後半の演出も熱い。 が、なんだか>>続きを読む

君が君で君だ(2018年製作の映画)

4.5

超絶怪作‼ なんなんだこれは! オープニングでちょっと変わった青春映画を想像したら、とんでもない化け物だった。異常で真っ直ぐで、哀しさと笑いが同時にやってくる。恐ろしいほどのカオス的感情の爆発。どうや>>続きを読む

正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

3.7

やはり、ホン・サンスはアジアのジム・ジャームッシュ。ほんの些細な行動が、違った結論をもたらす、今作はまさにそんなジャームッシュ的に「やれたかも委員会」物語を展開。あと一歩のはずだった間違えた日ともうひ>>続きを読む

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.5

あのテニス協会のクソ野郎、ジャッククレイマーはもっとけちょんけちょんにクソに描いて欲しかった。ややまとまりすぎな感はあるが、アメリカ70年代のウーマンリブとテニス界の状況をコミカルかつドラマチックに描>>続きを読む

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

2.9

もはや猿の惑星なのか怪獣なのか恐竜なのか。けっこう評判良いみたいだけど、シリーズで一番つまんなかった。前作の夏休みの大冒険的なワクワク感は消えてしまって、説教臭い生命倫理的なお話。主人公たちの恐竜愛が>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.0

フライト中にちょうど字幕なしで見られるのがあったので鑑賞。さくっと見るにはよかったけど特に印象に残らず。

女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.5

ウディ・アレンらしい冗舌な心理劇だが、今回はいっそうメランコリック。ひたすら女性の嫌な部分、ヒステリックな姿が描かれるが、根が悪い訳ではなく歯車が狂った結果なのが哀しい。甘い夢はコニーアイランドのよう>>続きを読む

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

4.0

続編前に前作が爆音上映されていたので鑑賞。いやー、今見てもよく出来てるね。一番好きなのは「ダンシングクィーン」を歌うシーン。なぜかあの「まだほんの17歳」の歌詞で涙ぐんでしまう。ラストは、みんなお父さ>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

4.8

『伝説誕生』と『王の凱旋 完全版』、爆音上映堪能した。終映後、初めて見たぽい女の子が上ずった声にならない声で「ヤバい、ヤバい、ヤバい」って興奮してたの最高でした。『王の凱旋』は2回目見るなら完全版でし>>続きを読む

スパイナル・タップ(1984年製作の映画)

3.5

ロブ・ライナーのデビュー作がなぜか今頃日本公開。架空のヘビメタバンドの全米ツアーに同行するというモキュメンタリー。時代感とダサさが絶妙で、終始ニヤニヤ。今ではさまざまなモキュメンタリーもあるが、この時>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.5

一部に熱狂的な評価を受けている作品。なぜこれが刺さる人に異常に刺さるのかは分からんではないのだが、自分には展開が都合良すぎてぐっとこなかった

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.4

EXILEのせいでスルー予定だったが、目がつぶれるほど泣きじゃくってしまった。勇敢な森林消防隊員たちのベタなやつだろうと思いきや、それは90%正しい。男臭い友情と家族への想いが濃密に描かれ、実に素晴ら>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.7

予想を遥かに超えてぶっ飛んでた。こいつはヤバい。開始10分くらいのある動きで、もしかして映画のネタ分かったと思ったのだが軽く超えてきた。とにかくあらゆるネタバレを避けてすぐ見に行くべし! これ以上言わ>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.6

全米が泣く系のお涙ちょうだい物だと思いスルーしようとしていたらとんでもない傑作だった。結果的にはぐずぐずに泣かされるのだが。 生まれつき病により変形した顔を持つワンダーを中心に、周囲の人々それぞれが抱>>続きを読む

母という名の女(2017年製作の映画)

4.5

今年ベスト級! なんという冷徹な視点、母の強さ、女の欲、男の情けなさ。『母という名の女』17歳で赤ちゃんを生んだ娘、とその母。幼い娘を支えるべく、母が子どもの面倒を見はじめるのだが……。

前作のウル
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鉄砲玉の美学(1973年製作の映画)

3.6

鬱屈したプライドとゴミみたいな人生。薄っぺらでかっこ悪いチンピラ男が、かっこ悪いながらに人生最高の女を抱き、命を張った生き様、死に様を見せる。惨めな男の回想シーンがたまらん。渡瀬恒彦はこういうチンピラ>>続きを読む

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.6

大人がもう一度初恋する。相手には好きな人がいたり、自分にもいろいろあったり。それでも「好きな人のこと、一度もつきあったりしないで嫌いになれる? 嫌いになるほど知らないんだよ」の台詞。豊かで良いものを見>>続きを読む

夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

3.6

先日に続いてホンサンス作品。何から何まで私小説的。不倫の身勝手さと人生のままならなさ、だからこその愛情をユーモアと優しさが包んでずっと見ていられる。キム・ミニの表情がたまらなくいい

ホンサンスの映画
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30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.8

ある理由からかつての友人を訪ね、小さな旅路に。小さな旅の中で、話し、笑い、ぶつけることで、それぞれの傷が少しずつ癒やされ、周りの人を、かつての自分たちを赦す。リンクレイター作品はやはり最高。ブライアン>>続きを読む

それから(2017年製作の映画)

4.3

ホンサンス『それから』恋は人を狂わせるほどに素晴らしく、とても滑稽。これほど虚しく響く「サランヘヨ」もない。キム・ミニの視点が入ることで自分勝手さと滑稽さがより強調されてすごく可笑しい。
いやー、めち
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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

3.5

とても端正な作品。ピアノの新人調律師の成長をものすごく丹念に描いている。調律という仕事の魅力も伝わってくるし、もう一つの主軸、上白石萌音ちゃん姉妹の物語もよかった。ちょっと端正過ぎて好みのタイプではな>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

高校3年、かけがえのないあの時間と青春ならではのイタいこじらせ具合。友情と恋愛、母親との確執と愛情。誰もが通ったあのどうでも良くて大切な時がそのまま浮かんできてたまらない。

「愛情と注意を払うのは同
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最初で最後のキス(2016年製作の映画)

3.9

なんと美しいラストカットか。ポップな青春ものと思って見ると良い意味で裏切られる。いじめ、ゲイ、辛い現実とはみ出しもの同士の友情と恋。あのかけがえのない瞬間を懸命に生きたからこその結末。見終わるとタイト>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.4

れはホアキン版『タクシードライバー』だな。とにかくホアキンフェニックスの演技で魅せられるが、ややわかりにくいのと体調悪かったので乗り切れず

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

貧困、犯罪、そして、父になり、母になり、息子になり、娘になり。もう冒頭の食事シーンが圧巻。食べ方、距離感、爪切り。すべてを一瞬にして物語っているのが凄い。
家族って何? を表面的な出来事の奥にある豊か
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.6

マザコン、シスコン、神経質な完璧主義者の歪なの愛の物語。ダニエルデイルイスは完璧主義者を完璧に演じるのは凄すぎ。やや苦手なタイプの作品だが、美しい映像とラブストーリーなのかホラーなのか悩ましいストーリ>>続きを読む

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