下ネタ8割以上のしょうもない映画に違いないが
地方モールの閉塞感と解放感のアンビバレントさが
ナードなオタク系の恋模様に託されていて
案外嫌いになれない。
クーラー効いた部屋でダラダラこういう
何にも>>続きを読む
現在と過去をひたすら行き来するタイプの映画であり、
最初はシャブロルといえど厳しいなと思っていたけど、
ブルジョアとの間に子供を作る街娼のベティ
という「越境者」が主人公であるからして
その展開は半ば>>続きを読む
だいぶ昔にDVDで観て以来。流石の面白さ。
シャブロルの中でも随一のとっつき易さで
テーマ含め内容が非常にわかりやすいのでオススメ。
「侵入」×「秘密」の掛け算サスペンスが
まるで膿が溜まるかのように>>続きを読む
夜から朝にかけての緩慢に移ろいゆく時間の狭間で
ホテルという一夜限りの過ぎゆく場所/空間で
それぞれの夜がそれぞれの夜として接続し繋がる。
本作におけるホテルという場所は
さながら暗闇を共有する映画館>>続きを読む
オリジナル版を昨日観た勢いでリメイク版も鑑賞。
本作は学生の時にテレ東の木曜洋画劇場で観た記憶あり。
もちろんその頃は本作がリメイクだとか
何にも知らなかったけど…。
しかし改めて変なリメイクだ。
大>>続きを読む
88歳のリドスコ御大なりの壊れた世界(つまり現代)で
居場所を探すロードムービーだと思った。
そして馬や車の代わりに活躍するのは飛行機である。
その飛行機が浮遊する「空中」あるいは
主人公がやたらと見>>続きを読む
ディズニーのお膝元シネマイクスピアリでの
月一ヒッチコック上映も最後となった。
最後を締め括るは問答無用の
サスペンススリラーの傑作「サイコ」である。
(ちなみに早稲田松竹では明後日から
ヒッチコック>>続きを読む
もちろん容易に薦めることはできない。
「向こう側」を大画面で拝みたい人のみが
限られた上映劇場の敷居を跨ぐべきである。
ダリオアルジェントに捧げられる本作は
有り体のホラー映画とは一線を画している。>>続きを読む
呪われた宗教大国アメリカを舞台に
正直者である主人公と偽物たちが繰り広げる
歪な寓話で大変面白かった。
警察含めてほとんど狂人しか出てこないのが
なんとも頼もしく嬉しい。
(ガソスタの黒人のみが唯一正>>続きを読む
窓が持つ直線の数々が織り成すフレーム。
あるいは写真という過去が収められるフレーム。
あるいは画面内に堂々と鎮座する柱によって
作り出されるフレーム。
画面内に発生しているそれらの「四角」は
その空間>>続きを読む
うーん…ビックリするほどノレなくて辛かった。
映画好きのみなさま、申し訳ございません。
会話シーンでマルチアングルが頻出するんだけど、
ヒキではなく変なヨリが多いのはなぜなんだ。
あえてやっているのか>>続きを読む
リバイバル上映にて。
原作どころか本シリーズを一切吸収することなく
気付けば大人になっていた異常者ですが
めちゃくちゃ良かった。なんなら泣いた。
表現することも人を好きになることも
どちらもそこに理由>>続きを読む
流石に長過ぎるというのがまず正直なところだし、
いくらエドワードヤンといえどこの回想形式が
果たして映画として上手くいっていると
いえるのかは甚だ疑問が残ってしまう。
一方で父親を筆頭とする家族、結婚>>続きを読む
妊娠→出産という時間性が中心にあることから
本作の主題は「変化」と言って良いと思う。
(そしてそれは次第に可視化されていく)
作中を通して何がどう変わるのか。
またその主題には「家族」という要素や
「>>続きを読む
切り返しで始まり切り返しで終わる映画。
序盤は他者の視線という部外者の目があるが
ラストは2人のみの世界となる。
そして2人は何度でも愚直に出会い直す必要がある。
結婚とはそういうものなのかもしれない>>続きを読む
久々に映画観たけどあまりにつまらなくてビビった。
恐竜映画をやるのなら
もっと恐竜映画としての矜持を持ってほしい。
冒頭の下手な群像劇に数十分割いている時点で
察したがスピルバーグにはどうしたってなれ>>続きを読む
つづみん目当てで
わざわざ吹替で日曜深夜に観たわけだが、
実写で観てみると説明台詞の多さが気になってしまう。
アニメだとそこまで気にならなかったんだけども。
特に海上の丸太船という制限された空間になる>>続きを読む
ジェシカチャステインとアンハサウェイの
ダブル主演作ということで鑑賞。
「2人」がテーマということもあってだろう、
しっかりシネスコサイズだった。
90分でちょうどいいヒッチコック的サスペンスを
期待>>続きを読む
フィルム上映にて。
この監督ならではの情熱大陸並みに主人公に近接して
絶えずその姿をフレーム内に収め続けるカメラが
本作でもとにかく象徴的なわけだが、
肝心なところでこそスパッと省略して
映さないのだ>>続きを読む
フォローしている方で本作を今週末に早速
ちゃんと観ていたのは城定秀夫監督のみで
やはり流石だなと思った(上から目線ですみません)
エドワードヤンを観に行く映画好きよりも
本作を観に行く人こそ信用してし>>続きを読む
映画ちいかわ初日、フジロックのThe xx、
すべてを捨てて清水崇にかけて良かったと思えるぐらい
感動してしまったし、なんなら泣きました。
まずは何より本作は階段の映画である。
序盤から階段という映画>>続きを読む
IMAXにて。
ぶっちゃけマイコーはそこまで
聴き込んでいるわけではないけども
(オフザウォールは学生時代に狂うほど聴いたけど)
音楽伝記映画としてめちゃ楽しめた。
まず序盤から示される「見る/見られ>>続きを読む
「リンダとイリナ」ではコロナ禍ゆえの「距離」
がテーマの中心に据えられていると感じたが、
本作はタイトルが象徴するように「時間」のテーマが
前面に出ていると捉えられる。
作中出てくるアウグスティヌスの>>続きを読む
距離性を消失させる銃、テレビ、ラジオ、電話を主軸に
家父長制にまみれたアメリカにおける分断と接続が
サスペンスフルに描かれる。
そして会話こそが人々を繋ぎ、人々の間に
見えない壁を作り出す。
銃に取り>>続きを読む
案の定1ミリも良さがわからず終わってしまった。
小手先に終始し続ける88分。
結局は点でしか描けず、線にならない。
つまり、エモーションに繋がっていかない。
なぜかレビューで黒沢ピヨシの名前が
挙げら>>続きを読む
まごうことなきアメリカ映画だが、
観ていて思ったのは新宿歌舞伎町のことである。
愛の呪いをかけた者、
その呪いをかけられてしまった者の
寓話であり悲劇としては楽しめたと思う。
ただ内側の切り返し多用で>>続きを読む
物凄い手厳しいことをいえば、
これだけ歩くシーンを撮っておきながら
横移動ショットが1つもないあたり
そういうことに興味がないんだろうなということが
一目瞭然でわかってしまう。
歩行の映画であるからし>>続きを読む
「ジェーンドウの解剖」の監督最新作。
ジャンプスケアの連打が流石に鬱陶しいものの
ところどころのディテールに光るものを感じた。
男1人女1人の映画であるからこそのシネスコサイズ。
タイトルアバンのシー>>続きを読む
劇場にて。粛々と月一でヒッチコック作品を
上映するシネマイクスピアリはわりと攻めていると思う。
大画面でキムノヴァクが纏う
緑のテクニカラーが味わえる喜び。
高さという縦軸の空間性が生む呪いと
尾行(>>続きを読む
軽妙洒脱な語り口に夢中になった105分。
当時の仏映画に完全擬態化できる
リンクレイターの器用さに慄きっぱなし。
やはりゴダールのキャラクターの面白さ、
会話の面白さで引っ張っていく部分が大きいが、>>続きを読む
容赦ないグロさを筆頭に決して悪くないのだが
いつものアップ多用で背景ぼかすA24印がひどい。
結局人にしか興味がないということがよくわかる。
閉域として(それは作中何度も登場する◯も象徴している)
人>>続きを読む
ヤバいジャケが気になって気になって
観たくてしょうがなかった一本。
なんというか今ハラスメント問題で話題になっている
某俳優のことが頭をちらついてしょうがなかったが、
過去の価値観をアップデートできず>>続きを読む
ある程度は興味深く観れたものの
ショットとしての弱さを感じるシーンが
多々あったようにも思えてしまいノレず。
(特に室内が悉く良いと思えなかった)
雨も操演感があまりに強かったんだが
本物なんだろう>>続きを読む
個人的には平成のTSUTAYAを
思い出さざるを得ない一本。
学生の時に観て良い映画だなあと涙した
記憶しかなかったのが改めて観てみると
私自身の心が汚れてしまったせいなのかわからないが
あまりグッと>>続きを読む
四宮秀俊カメラマンと雪景色の相性からして
傑作の気配はしていたが、やはり素晴らしかった。
最近邦画ホラーが続々と公開されているが
個人的には本作が1番お気に入りである。
最初は無軌道な動きを見せる
子>>続きを読む
劇場にて。何度でもいうけれど
私はデジモンのことはてんで全くわからない。
だがこの作品もまた面白いので驚くより他ない。
まず風だ。何の風なのか正直よくわからない。
だが全編通して観てみるとそれは少年の>>続きを読む