ラブホテル、ホテルローヤルを舞台にした悲喜交交の物語。主人公はホテルが実家の女性、雅代。
もっと色んなホテルの客達が主人公のエピソードがあるのかと思いきや、客のエピソードは2つで、あとはホテルの従業>>続きを読む
夫に先立たれ、子供は自立し一軒家で1人で過ごす桃子さん。
桃子さんは朝食を作り、病院に通い、図書館で本を借りる。そんな暮らしを毎日送っているが、彼女には他の人に見えない人たちがいて…
75歳の高齢女>>続きを読む
2時間ドラマレベルだった。
とにかく音楽がダサい!!あれがますます2時間ドラマ感を増している。
タイトルバック的に連作にしたい空気がぷんぷんしているが、そもそもこのタイトルバックもドラマ感を強めて>>続きを読む
ドキュメンタリーかのような質の高い演技で、リアルでとてもずしっと重たさの残る良い作品だった。
良い企業に勤め、良い場所に住み、何不自由ない暮らしをしていた栗林夫妻は、子供が出来ない事が発覚。ある日特>>続きを読む
オンライン試写にて。
第72回カンヌ国際映画祭脚本賞&クィアパルム賞受賞作品。
結婚を拒否し嫁ぎ先に送るための肖像画を拒否しているお嬢様と、肖像画を描くため身分を隠しながらお嬢様の散歩役として近づ>>続きを読む
完成披露試写にて。
引越し先の隣人が朝から布団を叩きまくり、子供を勝手に遊び回すような騒音おばさんだったら…そんな隣人トラブルを描いた意欲作だ。
主人公は小説家で在宅のため家で子供の面倒をみつつ仕>>続きを読む
試写会にて。
大九明子監督×綿谷りさタッグ再び!
31歳のおひとりさま女子みつ子は脳内の相談相手Aとお喋りしつつおひとりさま生活を楽しんでいた。しかし取引先の相手多田くんに恋をして、、
『勝手にふ>>続きを読む
CMクリエイターの柳沢翔さんの初長編作品。
主演の中村倫也を筆頭に、木村佳乃、杏、佐々木希、菅田将暉と主要キャストはほぼトップコートという陣容で、トップコートとして力を入れていた作品なのだろうなぁと>>続きを読む
成田凌デビュー作。
豆大福と本が好きな主人公コトリの空想世界の住人としてチャランポランタンが登場し、歌に乗せてストーリーテリングしていく。
SMAによるSMAのための作品。
インターン先で出会った>>続きを読む
ケイト・スペードのPRとして働きながら映画美学校に通われた監督が卒業後やはり働きながら製作された本作。素晴らしいバイタリティ、見習いたいです。
男友達との友情は成立するのかというテーマのWEB記事を>>続きを読む
マ・ドンソクが主演という触れ込みだが、明らかに主演なのは金髪不良少年のパク・ジョンミン。
不良少年の家出住み込み先の中華料理店におかっぱ頭のマ・ドンソクも住み込みで料理人で働いており、奇妙な共同生活>>続きを読む
あらすじで見たいと思わされた作品だったが、評判も良かったので鑑賞。
2018年中国で公開され、500億の大ヒットだった社会派エンタメ作品。
中国で実際にあった白血病の無認可の薬を慢性骨髄性白血病患>>続きを読む
コロナで延期している間に逮捕者が2人も出てしまったという不遇の作品であるが、二宮健監督は好きなので応援も兼ねて観てきた。
正直予告の時から罰ゲーム感が漂ってはいたが、なかなかどうして王道な青春ムービ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
東京国際映画祭オープニング上映にて。
前編でのラスト、宮木(勝地涼)との試合の後ボクシングから離れる晃(森山未來)。色々なものをやり直そうとしたりするものの上手く行かず…
そんな中、大村龍太(北村匠>>続きを読む
東京国際映画祭オープニング上映にて。
『百円の恋』の武監督、脚本足立紳さんのタッグ再びで百円の恋を超えるボクシング映画を作ろうと言うことで製作された本作。配信版は40分×9話で6時間強ある作品を編集>>続きを読む
舞台挨拶上映付きで。
原作既読。
原作は非常に面白くて、分厚い本なのにドキドキしながら夜を徹して読んでしまった。その為映画化には期待半分不安半分という感じであったが、分厚い原作をコンパクトにまとめ上>>続きを読む
自堕落なニート32歳の一子が家から追い出され、百円コンビニでバイトを始める。
そこで出会う人々と、
恋から始まったボクシングとの出会い。
めちゃくちゃブルージーな映画。
人生うまくいかない。
上>>続きを読む
オンライン試写にて。
アメリカのクリスチャンロックバンドであるマーシーミーのデビュー曲「I can only imagine」が誕生するまでを描いた作品。
この曲とバンドについては存じてなかったの>>続きを読む
ドラマとして放映されたものを再調整して映画版へ。ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞。
神戸で貿易会社を営む福原優作とその妻は、戦争が目の前に迫った日本においても舶来品を好み、軍国主義に偏ることなく裕>>続きを読む
処女喪失を題材にしたオムニバス映画。
10代篇『くちばっか』今泉力哉監督
20代篇『ゴージャス・プリンセス』福島拓哉監督
30代篇『ふかくこの性を愛すべし』吉田光希監督
『くちばっか』 ⭐︎3
女>>続きを読む
オンライン試写にて。
主人公が幼少期から25年撮り続けたホームビデオだけで紡いでいく人生の物語。
大きく中学生、大学生、大人の3パート構成で、家族や友達とのたわいない遊びや折々のイベントなどを織り>>続きを読む
イケメンスイーツ映画の前日譚。
冒頭からものすごいチープ感満載の映像で、カラオケ映像レベルの作品なのだが、なんと監督は『百円の恋』の武正晴監督。数年でこんなに違うの?笑
なぜか踊る
なぜか琴弾く
な>>続きを読む
オンライン試写にて。
走り高跳びの選手だった主人公は、不慮の事故で半身不随になってしまう。自暴自棄の中、彼女はパラカヌーに出会う。
最初の事故が即死レベルの吹っ飛ばされ方で思わずこの映画大丈夫かと>>続きを読む
試写会にて。
青山真治監督登壇。
青山真治監督7年ぶりの長編映画。
監督、これ本当に撮りたかったのかな?
これが見終えた素直な感想…
調べてみたら、LDH所属の作詞家さんが発表した小説をもとに作>>続きを読む
オンライン試写にて。
ストックホルム症候群の語源となったノルマルム広場強盗事件を描いた作品。
ストックホルム症候群とは、誘拐や監禁事件下において被害者が犯人と心理的なつながりを持つような事象の事で>>続きを読む
80年代生まれの既婚女性として、この映画はとても居心地が悪かった。
既婚子持ち女性のあるあるが多すぎて、自分がこうなるであろう未来と、こうなりたくない未来の狭間でぐるぐるとモヤモヤが渦巻く作品だった>>続きを読む
ストーリーが正直頭に全然入ってこないが、世界観は面白い
…と思っていたけど、最後はもはやひっちゃかめっちゃかでまともには見られない
豪華キャストによる盛大な悪ノリ大戦争みたいな作品だ…
そこらかし>>続きを読む
主人公ちひろを救った新興宗教にのめりこむ父と母
拒絶する姉
ちひろは思春期になり、宗教に対して複雑な気持ちを抱くようになる。
宗教にはまっている父と母、というとやりすぎた演出になりそうなところを、ご>>続きを読む
後編は前編に比べてさらに重たいエピソードが多いので、重たい作品がさらに重たくなっていた。
エピソードだいぶ盛り込んだなぁ、、
ただ、終わり方は綺麗。意図せずともちはやふる結びと似たような終わり方だっ>>続きを読む
配役は良いのだけど、
この作品を真面目に映画化してしまうと、こんなにも暗い作品になってしまうのか、、という気もする。
重たい世界ながらふわっとした空気もある不思議なバランスの作品だからなぁ、、、>>続きを読む
ドラマ版や他の作品は未見。
原作の加賀恭一郎シリーズはどれかは読んだ気がするけど、、あまり細かくは覚えていない。
松坂桃李、菅田将暉、山崎賢人が出てるという事で鑑賞したが…
なるほどこういう関連>>続きを読む
オンライン試写にて。
『街の灯』をモチーフにした韓国映画『ただ君だけ』のリメイク作品。
オリジナルは未見。
影のある寡黙な元ボクサーと盲目の女性が出会う事で物語は始まる。
とにかく設定の韓国映画>>続きを読む
楽しみにしてたけど、正直わたしには退屈な映画だった。
ラストの2人の爆発がやりたかったのはわかる。
わかるけどいつ爆発するの?
って思いながら見ていたのも事実。
全然刺さらなかった。
壮絶な前振>>続きを読む
第76回ヴェネツィア国際映画祭ユニセフ賞受賞作品。
東欧のどこか。ホロコーストを逃れた疎開先で、預かる老婆が亡くなってしまった事で、生き延びて家に帰る為の少年の旅が始まる…
その残虐性から2度は見>>続きを読む
生きていて加害者か
死んでいて被害者か
難しい選択肢
息子のことを考えたら前者で
自分を含め家族のことを考えたら後者
誰を優先するでもなく、非常に難しく興味深いテーマだった。
ただ、思ったより>>続きを読む
いくえみ綾の漫画って、実写化になった時にその空気感や面白さがどうも伝わってこない。
本作も量産型スイーツ風になってしまい、何が面白いんだっけこの話…とよくわからなかった。
大好きな『潔く柔く』も凡庸に>>続きを読む