『歩いても 歩いても』meets『そして、父になる』meets『海街diary』風味。
海ではじまり海で終わるのも、“その場”に宿る生命と、その生命の循環・意味みたいなとこにまで踏み込んでいるのも『>>続きを読む
最もフィジカルで最もプリミティブで最もフェティッシュ~な例の場面、恐らく監督の大根仁が常々好きな映画に挙げている、ニコラス・ウィンディング・レフン『ドライヴ』のあのエレベーターシーンからの頂き物?のよ>>続きを読む
“一局、どうですか?”
所謂、映画的と感じさせてくれるドラマ。
たったの全7話、その語り口、画面構成に一切の無駄を感じさせないスマートさ。それでいって説明不足と感じさせることも一切ないチェス未経験>>続きを読む
『エルピス』といい本作といい、腐敗した世の中、ク○な人間たちをこれでもかと見せつけ、思考を促し続けてくれた、大人の鑑賞に堪えうる骨太ドラマ。
本作『ダーマー』は物議を醸すのも納得だが、今迄のシリアル>>続きを読む
骨太社会派。主演長澤まさみ×大根仁演出とあって所々で『モテキ』がちらついてしまう描写はあったもののかなりの満足感。
本作とは全く別ベクトルの『silent』といい、本当に昨年のフジドラマは凄かったん>>続きを読む
スースクというよりは、もっと初期の『スリザー』『スーパー!』寄りの良い意味での野暮ったさ、オフビート暴力コメディの趣。
やはり信頼のHBO max。"スピンオフ"とは名ばかりの、ジェームズ・ガン監督>>続きを読む
なるほどこれはたしかに野心作。
一見、手垢のついた"ベタ"をやり尽くしているように見せかけて、これまでの民放ドラマの"型"を破りまくっている。
ボロボロ泣けて泣けて…というよりは、然り気無い演出に不>>続きを読む
菅田将暉&小松菜奈夫妻の『糸』と非常に重なり、+トップガンや韓流の良いところ取りをしたような作品ながら、徹底して"ベタ"をやり通していて好感触。
突っ込みどころは数多あれど、だら~っと隙間時間に観る>>続きを読む
アリシア・ヴィキャンデル製作総指揮。アサイヤス監督の『映画史』、『アメリカの夜』、『ホーリー・モーターズ』。どこまでも自己言及的且つ現代批評性の強いこんな大作を撮らせてしまうHBO MAX×A24の懐>>続きを読む
『淵に立つ』『よこがお』と深田晃司監督作はこれまでも面白く観てきたつもりではいるけれど、本作『本気のしるし』は圧倒的。
最新作『LOVE LIFE』も公開中に観とかなくてはという気にさせられたけれど>>続きを読む
1話、3.8
2話、4.3
3話、4.3
4話、3.5
5話、3.8
6話、3.8
7話、3.5
8話、3.5
今泉監督の2話と是枝監督の3話が出色←
以降はやや失速気味。今泉監督の会話の切り取り方>>続きを読む
ジム・ジャームッシュとカイエ・デュ・シネマ誌が選ぶ2010年代“映画”ベストワン作品。
世紀の名(迷)作?ゴダールの近作や、大林宣彦の『海辺の映画館』にも通ずるような、老巨匠の完全無制限やりたい放題>>続きを読む
デヴィッド・リンチ監督回の最終話が圧巻!最終話だけなら4.5以上。
あの女優のダイアン・キートンや、傑作『摩天楼を夢見て』のジェームズ・フォーリーが監督した回があり(OPが『摩天楼~』そのままだった>>続きを読む
遂に伝説のドラマシーズン1完走。
カイエ・デュ・シネマの2010年代“映画”ベストテン第1位に選ばれた“The Return”(デヴィッド・リンチが全18話監督)を観ることが本望ではあるが、最初の数>>続きを読む
キムタクに「検察側の罪人」で本作のマシュー・マコノヒーの演技を参考にするよう原田監督が言ったのも納得。マコノヒーがヤバい。
一切無駄の無いシンプルな脚本、低予算ながら役者陣の緻密な演技のみで一気に全>>続きを読む