マエさんの映画レビュー・感想・評価

マエ

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主にクィア映画と2018年7月〜の観賞記録。
フィルマークスにないタイトルの感想はリンクから。

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アナザー・カントリー(1983年製作の映画)

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まず、ケンブリッジファイブのことや学生階級のことが分かっていないと、全く話についていけない映画…で、付け焼刃の知識を一生懸命つけて観ました。
アナザーカントリーは、作中でも流れるイギリスの愛国歌『I
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

5.0

ACT UPメンバーの議論が熱く飛び交うミーティングシーン、其処彼処に激しくぶち撒けられる血糊玉、当時のゲイカルチャーを象徴するハウスミュージック『Smalltown Boy』。
すべてに心臓の鼓動が
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ハートストーン(2016年製作の映画)

5.0

自分自身の子供時代の経験を元にストーリーを描いたというグズムンドゥル監督。
田舎町での思春期時代の生き辛さ、セクシュアリティのマジョリティによる無言の圧力は、アイスランドから遠く離れた日本でもそう変わ
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

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リリー役のエディ・レッドメインの美しさ、クラシカルな音楽と映像美に引き込まれました。
映画ではアイナー(リリー)の妻ゲルダの切ない葛藤が繊細に描かれていて、それも良かったのですが…史実のゲルダはレズビ
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

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舞台映えしそうな映画だなと思っていたら、実際、同名の舞台戯曲が原作になっているそうです。
物語の真意が分からなくて、暴力兄がひたすら怖いし、トム役のドラン監督の危うい美しさの為だけに一生懸命観ていたら
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

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主演女優二人の激しく写実的過ぎるラブシーンが強烈。
個人的にはそちらよりも、エマの幻影が現れては消える、アデルの自慰シーンの美しさを推したいです。
感情的な登場人物から一歩引くような、ドキュメンタリー
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追憶と、踊りながら(2014年製作の映画)

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お互いの言語がわからないリチャードとジュンは、英語と中国語ができる通訳の女性を通じて交流していきます。
言葉によって、通じ合えたり関係が捻れたり…言葉の持つ力と言葉を超えたところにあるコミュニケーショ
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アンダー・ハー・マウス(2016年製作の映画)

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中性的な魅力のトップモデル、エリカ・リンダーのダラス役がひたすら美しい。
映画の大半が女性同士のラブシーンなのですが、監督や制作スタッフがほぼ女性ということもあり、全編通して清潔感のある綺麗な映像で安
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フィラデルフィア(1993年製作の映画)

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エイズがまだまだ未知で致死の病だった頃のアメリカで、病だけでなく同性愛者に対する差別や偏見が、ここまで酷く理不尽なものであったことにショックでした。
そして、この映画で描かれている裁判は、そうした人々
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シスタースマイル ドミニクの歌(2009年製作の映画)

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元修道女の女性が避妊薬を讃える歌を歌い、最期はレズビアンの彼女と一緒に命を絶つ…そんな話が実際にあったというのだから、ロック過ぎて鼻血が出そうです。
映画の中のジャニーヌは、あまりにも不器用な問題児で
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

5.0

ブロークバックマウンテンの揺るがない自然の清々しさ、登場人物の一挙一動から伝わってくる心情の繊細さ…すべてが切なく美しく圧倒的で目が離せない。
二人の男性の二十年に及ぶ物語は、ちょっとした大河ドラマの
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

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一瞬一瞬、愛情を込めて創り込まれた芸術作品。
何十回観ても新しい発見がありそうな、一コマ一コマの情報量の多さ。
最初から最後まで、制作陣の映像美に対する情熱にひたすら圧倒され続けました。

妙な日本
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ディファレント・フォー・ガールズ(1996年製作の映画)

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感情表現豊かで癇癪玉みたいなポールがまるで落ち着きのない子供みたいで、見ていてなんだか元気になります。
対するキムは大人しくみえて中々にクレバーな性格で、お互いを上手く補い合ってるカップルだなと思いま
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ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

5.0

体中の細胞が目醒めるような映画だった。

自身の生き方を語るターシャさんの瞳がきらきらしてて、吸い込まれそうだった。

春、夏、秋、冬、どの季節も好き。
私もそう思う。

モーリス(1987年製作の映画)

5.0

とっても良かった。

異性同士以外の恋愛を『禁断〜』等と形容するのも時代遅れな昨今。
モーリスの舞台は20世紀初頭のイギリス。
ゲイの治療(治療って!)が捗らないモーリスに、「イギリスは人間の本質を否
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