くぼみちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

くぼみちゃん

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マシニスト(2004年製作の映画)

3.6

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マシニスト鑑賞。
今作を観て改めて役作りという概念の重要性について認識を深められました。

個人的には観終わった後に、圧倒され、黙り込み、しばらく動けなくなるほどの強い衝撃を受けるような作品が大好
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ハサミを持って突っ走る(2006年製作の映画)

4.0

タイトルと出演者が気になって何の気なしに選んだ映画なだけに不意打ち喰らいました。
簡単に言ってしまえばオカシイ人たちのヒューマンドラマをコミカルかつノスタルジックにセンセーショナルに描いた実話です。
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.4

春休み観た30本の中でトップに入るくらい個人的に大好きな映画になりました。
俗にいう鬱映画なんですけど、
ここまで人間の醜くて汚いけれど抗えない本性を露わに生々しく描いた作品というのは中々出会いません
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モールス(2010年製作の映画)

3.6

ハリウッドの悪いところ、すぐリメイクしたがるところ。だけど一概にこの作品を否定できないところが少し悔しい。特に悪いわけではないんですよね。
それでも、クロエたんの美しさに頼りすぎかなという印象もあった
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.0

何言ってんだっていう感想になってしまうんですけど、本当に映画を観てるような感覚でした。意味不明ですよね(笑)
なんと言うかこれが映画かっ!って純粋な気持ちで楽しめましたんですよね!
怪物SFの中では本
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.9

これについては驚嘆の映像美に度肝を抜かれました。カメラに映るモノが画面を超えて身体中が反応してしまうような感覚です。
技術の進歩により3Dとか4Dとかによって映像を楽しめるような時代ですが、そんな小賢
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.9

よくできた脚本にハラハラしてゾクゾクしてドキドキもする、だけど単純にいい映画のくくりには入らない面白い作品だと思います。
復讐劇はスカッとします。
そしてその高揚感からは想像できない結末。
伏線には気
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シン・シティ(2005年製作の映画)

4.2

ストーリーはそれほど凝った物ではないと感じます。
白黒を基調とした風景の中に、ここぞという場面を印象付ける色(ほとんどコミックそのもの)は観ていて引き込まれます。
物語は時系列順に進むというよりも、時
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

4.2

ノーラン監督のダークナイト三部作と並びアメコミダークヒーローの生き様に痺れてたまらない内容です。
‪正義という言葉の曖昧さ、無責任さ、複雑さを追求するのは、答えなんて出ない問い、白か黒ではない色を、形
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.9

鬱映画で検索すると必ずと言っていいほど、上位に上がる映画。
その評判を期待して、もしかすると大好きなレクイエムフォードリームを超えるかなと期待して鑑賞したんですが、ちょっと想像と違って入り込めませんで
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

4.4

こういう映画が好きだ。圧巻でした。衝撃でした。書きたいことが沢山あります。
まずは誰が観ても感じると思う”美しさ”について、本当に何を取っても美しいですよね。
とにかく12歳の男女役者2人の整った顔立
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キャリー(1976年製作の映画)

4.1

コレは自分の中でも堂々と傑作の1つに入ります!
何と言っても物語の構成が素晴らしい!!シンプルな筋書きだとは思うんですけど、ちょうど良い時間でそれを見事に区切って描いているので全く焦れることもなく集中
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ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>(2015年製作の映画)

3.6

まさに今世紀の映像技術をこれでもかと詰め込んだCG傑作の1つだと思います。
とにかくごっちゃごっちゃ、強く速く複雑に、そうやって作られた絵は頭ではついていけないほどのファンタスティック感をビシビシ感じ
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.8

極限の殺し合い。殺すか殺されるかの臨場感を作り出したのは紛れもなくCGなどないこの時代が生み出したエイリアンのリアルさである。そして、何より人に化ける、そんな人対人の心理ゲームになっているところが最高>>続きを読む

オズ はじまりの戦い(2013年製作の映画)

3.6

サム・ライミはこういう映画も作るのかというか印象。
本物よりも嘘が、偽物が力を持つことがあるというトリックの本質を分かりやすくファンタジックに教えてくれた作品。
フランコも色んな役を演じることができる
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.7

この映画に関して理不尽とか、胸糞悪いとかいうワードをよく見るけれど、個人的には衝撃を受けるほどではなかったかな。
第四の壁を突き破ることもどうにも、無理矢理感が感じたし…。
最後の2人の会話が監督のメ
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.8

これを無くしてホラー生まれず。と言っても過言ではないくらい震え上がる映画です。
怪物は出て来ないんです。
全て人間なんです。
だから本当に怖い。
一度観れば分かるはずです。
ブォォーーンと叫ぶチェーン
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オーメン(1976年製作の映画)

3.8

うーと唸る映画だと思います!
この時代の雰囲気を作る最高の煽りの音楽!
静けさの中にいいテンポで人が死んで行く。その死に方には厳かささえ感じるほど、丁寧に、物語を最悪へと進ませて行く。
何と言ってもこ
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ホステル(2005年製作の映画)

3.5

イーライロス監督の初めて見たけども、タランティーノが製作総指揮じゃなかったらまず観ようとも思わなかった作品です。
まぁ、エログロなホラーなわけだけど、可もなく不可もなしといった印象を感じました…。とく
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.9

正義の反対が悪であると限らないのと同様に、悪の反対に立ち向かう理由は正義で無ければならないことも無いのだと考えます。
絶対的に正しいという事は無いのなら、自分の信じる理念の下に、たとえ復讐という手段で
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メカニック ワールドミッション(2016年製作の映画)

3.8

1より派手な展開!!
俳優陣もパワーアップ!!
無敵な男は気持ちが良いっ!!!!

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.7

今までのシリーズを振り返って今作と比較するとちょっとつまらなかった感じは否めない。
各キャラクターの活躍は観ていてスカッとする部分が多くあって楽しかったし、今まで出てこなかったサイロックやジュビリー等
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ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.6

ファイナルシリーズはデッドコースターが1番好きです。今作は煽り方に欠けるというか、恐怖心をくすぐられなかった感じがします。
ただアリラーターは可愛いと、(笑)

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.2

この野郎よくもこんな壮絶なストーリーを知ろうともせずに、いけしゃあしゃあと今までスターウォーズみてたな馬鹿野郎!と自分を責め立てたくなるほど、感動のストーリーと圧巻のスケールの素晴らしさに心を奪われま>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.5

しっくりこなかったなぁ…。
緊迫感がものすごい事は感じたけれど。
もっと見て深める必要があります。

傷物語II 熱血篇(2016年製作の映画)

3.7

2ということもあり、無駄な説明もなくすぐ本題に。そのぶんテンポもよく1よりも楽しく見ることができました。
それにしても作画が綺麗ですね。
アニメシリーズの映画化ってシリアスな展開が多くてにがてなひとも
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傷物語I 鉄血篇(2016年製作の映画)

3.6

物語シリーズは演出がとても面白い。アニメもそこから好きになりました。今作はそれがさらにグレードアップされた映像美でした。
ただ、この1は無駄に長かった感じがするなぁ。
それでも好きだからいいけど、羽川
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LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

3.9

Rupin the Ⅲrdシリーズのハードボイルドな作風とシリアスな展開、全てが大人向けな雰囲気が好きです。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

今まで観たサイコホラー要素のある映画は、ジワジワストーリーが進み、時より垣間見える狂気がクライマックスに向けて花咲いたり、または、クレイジーが最後までクレイジーだったり、、、。でもなんなんでしょうね。>>続きを読む

永遠のこどもたち(2007年製作の映画)

4.0

ギレルモ・デル・トロの作品はなぜここまで引き込まれるのか…。永遠のこどもたちでは製作総指揮とは言えどデルトロ色に染められた一本。
残酷さと美しさの相対的なコントラストに乗せた強烈な社会風刺。観た後に頭
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.1

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公開日朝一で観れました。
ニセモノや量産、それっぽければよいなんて事が世界を支配する現在において、どれだけリアルであるかという点、生の演技、息づかい、ダンス、そして本物の音楽について、、、ワンカッ
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

こういうアクションって困難を乗り越えて目的を成し遂げるっていうストーリーが多いけどこれは別格だと思います。
まさに殺人マシンのジョンの一挙手一投足に惚れ惚れする。街構いなくキアヌの復活だと確信しました
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