ちゃんと「アルキメデスの大戦」以後の山崎貴流ゴジラ映画になっていて感動した。登場人物が心情含め全てを丁寧に説明しちゃう感じや平場の三丁目の夕日的なテンションは難点と言ってもいいが、ゴジラが街を破壊する>>続きを読む
今泉節とも言えるセリフの妙が小っ恥ずかしいものでしかない。話も直線で“どうでもええ...”の一言に尽きる。愛なのにと合わせ技で失格だが、こういう作品が響く季節もあるのでね。
ティナ様、ほしもえか、中村ゆりと私的最強布陣にも関わらず...最近の今泉作品の中では観られる方だが、映画的な気持ちよさが今一つない。役者の配置と出力の巧さは相変わらずあって、飽きずに眺めてはいられる。
パンケーキよりは格段に出来が良い。凶弾に倒れた安倍を題材にする訳だから当然っちゃ当然だが。相変わらず極右勢力側の人物は直接出てこないし、出演する反安倍の面々は割と胡散臭い(まともなリベラル論客呼べよ)>>続きを読む
藤井道人は脚本下手な辛気臭おもんな映画ばかり撮らず、今作みたいなブッ壊れ楽しいムービーを量産してほしい。
顔ピクピク綾野剛パートの最悪最高結婚式シーンは腹抱えて笑った。そして、おセンチなムードで締める>>続きを読む
人が人を愛し生きることは、こういうことなのかもと浩輔を見て思った。彼は見栄を張ると言うより、愛する人を愛したい、そのために相手が欲してるであろうものを贈る。それが愛ではなく自己満足じゃないかと苦しむ姿>>続きを読む
松本穂香ちゃん、ティナ様が魅力的に写せているのでオールok!荊の城だから、日本版お嬢さんってことでいいのよね(謎の問いかけ)
ハチオーグとルリルリの絡みは萌える。話はマジおもんないし作りが雑すぎ。
今年一、物語へ没入させられた作品。石井裕也の演出力は凄まじいことは自明で、各役者の力演も目を見張るものだった。しかし、“さとくん”の人物像や人間関係は実際の犯人のそれとは異なるにも関わらず、彼の凶行に>>続きを読む
菅田くん、あいみょんの声が良かった。ワラワラ可愛いからスピンオフつくろうよ。
前作も素晴らしかったが、よりソリッドに仕上がっていて大変好み。物語の核となる展開において余計なセリフを並べず、画と音声のみで微かに説明しきる加藤拓也の演出力に感服。暫定今年ベスト。
2回目:アマプラ>>続きを読む
武はそのまんま武で、予告の印象と異なり一から十まで北野武監督の悪ふざけが続くコメディ時代劇だった。舞台が戦国とはいえ、旧時代的な悪ノリや天丼ギャグは個人的に合わず。今年一の悪役に相応しい狂いっぷりを魅>>続きを読む
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』試写会にて鑑賞。搾取された人々から再び搾取する者たちの業を3時間半かけて不穏さたっぷりに描く。“ファミリー”との仮初めの愛を守るため、その場しのぎの凶行に及ぶ哀れ>>続きを読む
ケイコに、岸井ゆきのに出会えて良かった。腹の中が熱くなった。手汗と涙が何故か止まらなかった。役者の運動と目線、美しいフィルムと音が「これが映画」だと雄弁に語りかけてくれる。季節も相まって冷気を纏うジム>>続きを読む
回想/構図◎ 現在シーン△ 演出× 冒頭10分、最も涙腺が緩んだかな。モノローグ過多なのと、日本映画特有の悪い意味でのバランス感覚、ある種の照れが大変ノイズ。だが、前述した通り回想シーン・ショット(特>>続きを読む
監督がハッピーアワー好きなこともあってか濱口味が強い。怪奇映画のヴェールを被っているけれど、恋愛関係がただ移行する中で人が如何に変調をきたすかを描いているのだと受け取った。貴方が今のパートナーに贈る美>>続きを読む
序盤のある台詞と落下で終盤はそれらを反復するんだろうなーと思ったら、オチは裏切ってくれたのでまあ良し。何と言っても主演のKōki,さんが素晴らしい!さすがスタアの子!
ただ、王道ホラーかと思いきやプロ>>続きを読む
チェンソーマン×NOPEみたいな感じ。正直、ナナシ登場以降の現実味あるカルト描写やPOVを活かした緊迫感たっぷり戦闘シーンよりも、麻里亜ちゃん(筧美和子さんが超良い!)と市川/黒石の掛け合いに大笑いし>>続きを読む
細田守は良くも悪くも稀有な映像作家だなと。アニメーションの持つ威力を最大限に発揮できている。今時の凡百な実写邦画を遥かに凌駕する美しいショット・演出と役者の悠々たる演技には満足。後半、無理のある/問題>>続きを読む
演出や会話から想起されるのは清よりも濱口。まだ気が早いかもだが、彼の正統後継者は中川奈月では。femme fataleのように映る主人公が周りを精神的に侵食していくけれど、結局彼女の行為は自傷に近いも>>続きを読む