シネフィル母ちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

シネフィル母ちゃん

シネフィル母ちゃん

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風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

3.8

実話とは驚き。
可愛らしい邦題とは正反対で、お話は生きるか死ぬか、村人達の運命がかかってるお話。
少年家族が飢えに苦しむまでの話が丁寧に描かれてるので余計に胸が苦しい。知識や頭脳は自分を助けるとは聞い
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グレイテスト・サマー(2018年製作の映画)

3.7

ドールフェイス100%なジェイミーが可愛すぎ!顔面が無敵すぎて羨ましーーっ!!!
03年が舞台という事でオーランド・ブルームのポスターを部屋に貼ってるところも良き!あの時代はオーリー無双でしたね♡(ち
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よこがお(2019年製作の映画)

1.0

どうしよう、、今年の邦画が自分にことごとく合わない。
今作もダメだった。
私はこういう邦画独特の空気感がどうもダメっぽい。どっちにも振り切れてない感じが中途半端さを感じてしまい、その余白や余韻を楽しめ
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はなればなれに(1964年製作の映画)

-

15年ぶりくらいに鑑賞したら面白く感じなくてビックリ。
昔は好きだったのに。
当時と今の私との差は何なのか...。

確かにところどころのショットは粋でゾクッとする。有名なあのシーンやあのシーンはテン
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4×4 殺人四駆(2018年製作の映画)

1.5

車上荒らしに入った男が車内に閉じ込められ、持ち主に逆に狙われるというワンシチュエーションスリラー。後半で思いっきり主旨が変わってビックリ&失速。
後半は主人公変わった?ってくらい主人公は蚊帳の外状態だ
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快楽(1952年製作の映画)

4.2

オムニバス短編集。
1→3→2の順で好き。
1話目の、幻想的な舞台からの初老男性の昔を引きずる女泣かせなロマンの流れがなんとも素敵!それを支える奥さんにベストワイフ賞を授与したい!
2話目はとにもかく
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ラルジャン(1983年製作の映画)

4.3

「白夜」は、全然ハマらなかったけれど、この作品はピタッと自分にハマったし、そのせいか鑑賞後は哀しさと憤りでグッタリしてしまった。すごい、、すごいよブレッソン...。
85分と短い作品ということもあり、
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パリ横断(1956年製作の映画)

5.0

おいおいおいおいっ!!!!!大傑作すぎんじゃないかよ!!!!
なんかもう本当に凄かった...凄すぎた、、めちゃめちゃ面白すぎる。
豚肉を闇市で売りさばくために、トランク両手に夜のパリを歩く2人。
犬に
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ハッピー・シェフ! 恋するライバル(2018年製作の映画)

1.5

父親同士が敵対してきるピザ屋の娘と息子の恋の騒動。
フジテレビ制作のドラマか?ってくらい新鮮味もないし、ベタすぎるし日本のよくあるドラマ的展開。空港のシーンなんて寒気すらしたほど。いくらなんでもあの展
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ダーティ・ガイズ パリ風俗街潜入捜査線(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

美しすぎる女性のヌードはもはや芸術的すぎてイヤらしさがないのが不思議。圧倒的な美。あんな体に生まれたら私なら四六時中、鏡の前で踊ってるわ。
やはりヨーロッパの歓楽街の雰囲気、好き。

ジャケットのイメ
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John From(原題)(2015年製作の映画)

2.8

‪ オシャレで軽やかな服をまとった、奇妙キテレツな青春映画だった。冒頭のショットからセンス抜群だったなぁ。思春期ならではの面倒で繊細な心、団地ならではの世界の狭さ。おまじない、願掛け、神などを信じる少>>続きを読む

フローズン・ブレイク(2019年製作の映画)

3.0

ブレイクしてたのは、友情の方であった...!

極寒の雪山の中、ゴンドラが止まってしまう。その中に乗っていた男女4人のサバイバル作品なのだが、ワンシチュエーションでありながらもよく出来たんじゃないかと
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アダムズ・アップル(2005年製作の映画)

4.9

今秋公開の作品だが、先行上映で一足先に鑑賞🍎

うあああああああぁぉぉおぁああああ!!!!!!!!どちゃくそ面白ーーーーーっ!!!!!!!なんじゃこりゃぁああああああ!!!!!
ァァアーーーーーーーー
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

私はウッディーの選択を支持する!

無限の彼方へさぁ行くぞ!
最強のパートナーの名ゼリフを、まさかウッディー自身が叶えるとは!!!
胸熱。

チョコプラの吹き替えをもっと聞きたいのでトイ・ストーリー5
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

4.5

マチュー・アマルリックの顔、めちゃめちゃ好きなんだよなぁ。ドストライク!
お腹が出てても相変わらず愛らしい顔立ち、うるうるな瞳でした🙏🏻
泳ぐマチュー、踊るマチューを観れただけでも満足よ!!!
ジュテ
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ピアッシング(2018年製作の映画)

4.0

血!血!血!血血!血血血!!!!血!自己愛!自己愛!自己愛!異常愛!異常愛!!!変態!変態!!変態!!!血!血!血!!!!

あぁ...もう私はお腹いっぱいです。ぐへへ♡
81分というコンパクトの中で
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ミシュカ(2002年製作の映画)

1.8

じい様達がよく怒鳴り、よく倒れ、よく喧嘩し、枠にとらわれない、まさに夏休みの自由研究のような作品。

えっと、何が今どうなってんだっけ...?
と、内容把握に追いつかず、頭にハテナが浮かんでる間に終わ
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COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

2.5

圧倒的に美しいモノクロ映像と音楽たち。そして、オヨヨイ。

映像と音楽には痺れすぎたけれど、どうしても主演の2人に感情移入出来なくて、蚊帳の外な感じで鑑賞。
特に女性側にまったく共感出来ない。
結構ぶ
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.3

A GHOST STORY が大大大大大傑作すぎたので、デヴィッド・ロウリー監督目当てで鑑賞。
なので、ロバート・レッドフォード引退作にして私が彼の出演作を観るのは初めてだった。
自分の引退作を、若
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スケルトン・ツインズ 幸せな人生のはじめ方(2014年製作の映画)

3.3

傷口にかさぶたが出来て、やっと治りかけたのに、そのかさぶたをペリペリ剥がされて塩を塗られる感じ。
泣いちゃうね。苦しいね。痛いね。

人生色々あるし、哀しいことの方が多い。
双子なら大丈夫なんてのは薄
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突然、みんなが恋しくて(2011年製作の映画)

3.5

ラストシーンで恋に落ちた。
あの文字とあの映像はアカン。
最高すぎ。芸術点数高すぎでしょ。
最後の最後でストーーーンと腑に落ちる感じがたまらん。
こういうお洒落で小粋な終わらせ方がフランス映画って感じ
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ザ・マミー(2017年製作の映画)

4.2

こんなに点数が低いの悲しい...ぐすん。
でもこれは配給会社のミスリードのせい。作品に罪はない(むしろ作品は素晴らしい...!!)

低評価した人達はホラーを期待した人ばかり。
そりゃそうだよね。日本
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カーリー・スー(1991年製作の映画)

3.0

カーリースーちゃん可愛すぎて、お菓子をホイホイ買い与えたくなっちゃった!ぎゃんかわ!!
路上生活を送る少女と保護者の男。
2人は当たり屋で生活費を稼いでる。
そんな2人が新たに狙いをつけたのが美人弁護
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞前のイメージ→タランティーノ的なバチボコ系かしら?

鑑賞中の私→コーエン兄弟、もしくはクリント・イーストウッド的なドラマなのかな...?

ラストシーン鑑賞中の私→ここにきてまさかの小津安二郎!
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

5.0

ひょぉぉぉぉおおおおお♡♡♡!!!!!こりゃたまらんっっ!!!!
圧っっ倒的な面白さ!!
大好物すぎて、なんかもう目から変なビーム出るかと思ったわ!!
ホラー嫌いの私でもノリノリで楽しんで観れたので、
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

4.2

ポスターに写る後ろ姿の女性の正体には少しビックリしたが、「喪失と再生」をテーマにするとなると、あえてあのシーンをメインポスターにしたのも大納得。

光のカーテンをまとったような儚い煌めきと、ざらついた
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

1.5

蜷川実花ワールドがバチバチに炸裂してた。
極上の美!美! 圧倒的な美!美!の極彩色と妖艶な花達の下で繰り広げられるのは薄っぺらい茶番劇。
見た目は豪華!濃厚!
食べたら薄味!
って感じで、コレジャナイ
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ステーション エージェント(2003年製作の映画)

4.5

孤独な人々にそっと寄り添う、温かい作品だった。
小人症のことで昔から周りに馬鹿にされ、他人に対して心を閉ざしていた主人公のフィン。
そんなフィンの心がだんだんとほどけていく様子にこっちも涙。
「ひとり
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Tu dors Nicole(原題)(2014年製作の映画)

5.0

こんなまどろみならずっとずっと浸っていたい。
暗闇の中で揺れる光、白昼の中で揺れる影、深夜の風にゆれるカーテン。
白と黒がゆらゆらゆらゆら
儚い映像にうっとりしてしまう。
なんて綺麗なんだ。

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ダウンタウン物語(1976年製作の映画)

3.8

鳴り響く銃声
飛び交う銃弾
銃弾に倒れるマフィア達

だけれど、銃弾がクリームだからめっちゃ平和な世界!
むしろパイ投げのマフィア戦争に私も参加したくてボウル片手にクリーム泡立てようかと思ったわ!
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メトロマニラ 世界で最も危険な街(2013年製作の映画)

4.3

アクションたっぷりなB級映画かと思ったら、重くてしんどい人間ドラマだった。
クリント・イーストウッドがリメイクに名乗りを上げてもおかしくないくらいのストーリー。

フィリピンの貧困層の人々に手を差し出
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ベルフラワー(2011年製作の映画)

3.0

「もうダメだ、女は信じられない」
こんなキャッチコピーを見たら鑑賞するしかないっしょ!なんなのこの最高なキャッチコピーは!!

最低で最高......でもやっぱりクソ最低な失恋大暴れ映画だった(超褒め
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切られたパンに(1968年製作の映画)

-

ギィ・ジルは映像の切り取り方が上手すぎる。うっとりしてしまうね。

そして、ギィジルの凄いところは
「めちゃくちゃつまらないタイム」
と、
「魅力放出ボーナスタイム」
が交互にやってくるところ。

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海辺の恋(1963年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

あんなにお互いのことが大好きで
ジュテーム ジュテーム
だらけだったのに、
別れる時にめちゃくちゃ冷たい目をされたら、私なら泡吹いて白目向いてそのままセーヌ川に身を投げるわ。
愛って残酷。別れって残酷
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パピヨン(2017年製作の映画)

4.0

極!骨太ーーーー!!!な脱走劇。
生と自由への執着心こそが、崩れそうになる自分の精神を支えていたのだろう。

オリジナルやモデルとなった作者にしっかりと敬意を表していて、それだけでもう十分でしょ。
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人生はトランペット(2015年製作の映画)

3.5

家族の大喧嘩に巻き込まれた主人公の奥さんが可哀想すぎて...笑!
新婚夫婦なのに、夫側の家族が大トラブルになり、夫はその家族に翻弄され頼りないし、義父とギャンブル依存症の義兄の仲は険悪になるし、義理母
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