180分という作品の時間の中で、ストーリーとは無関係に徐々に物語全体としての熱量が上がっていく感覚があって否応なくエンディングで号泣した。
大人の視点は暗くて重いが、子供達に差す光は眩しいほど明るい。
怪物はいつだって誰かの眼差しが創り出すものであって自然発生するものではない。
テーマ、ロケーション、カメラワーク、セットリスト、演奏それら全てが完璧にキマってるんだけどかといって作為的に撮った感じが無くて、中盤でもう既にもう一回観たいみたいな不思議な気持ちになった
遺伝子操作が生命の倫理と生体の秩序を脅かす脅威と合理化が進み一元的な視点の偏重が生み出すディストピアが非常に示唆的で面白かった。
自分の足りない部分を知っている人間が結局一番強いのかもしれない(?)
IMAXは初めてだし、IMAXじゃないこの映画を観てないけどこれはIMAXで観るに限る。思っていたより陽でエネルギッシュ、金言が散りばめられてる。
男の死が主人公の女性にどれほど恐怖を与え深い傷を負わせたかを強烈に描きながらも、登場人物の男の発言、特に最後のシーンの身勝手さと軽薄さが男性中心社会を痛烈に揶揄しているようだった。
間違い無く不気味だ>>続きを読む
得体の知れない物、先の見えない物事に対する不安みたいなものを、SF要素のある暗い世界とスーパーマーケットのような巨大で色鮮やかな現実世界との対比によって映し出していて面白かった。
相変わらずアダムドラ>>続きを読む
コーヒーとタバコは一食にはならないけど、コーヒーとタバコがあれば何でもない時間がそれなりのそれらしい物語になる
ロクでもない父親が急に現れ、死んで、憎しみと悲しみの感情が交錯するっていう極端な話ではあったけど、実際父と息子って一定以上の距離があって、知らないところ多いし、愛情が目に見えないってこと少なくないんじ>>続きを読む
若者、とりわけ女性の主体的な行動とかムーブメント、走る、走る、走る、見えない自由が欲しくて見えない銃を撃ちまくる、男性にだけじゃない社会に対するメッセージって感じだった
月並みな感想だけど、宗教を信仰しない人間にとって、神の教えに従う事が人間としての生き方をも制約するって考え方になってしまって、それ故にゾッとした
もっともそういった人は親もその親もまた宗教を信仰して>>続きを読む
バイト先の人に、若い頃この映画観てディカプリオに憧れて買ったというM65を貰ってからしばらくして観た
確かに憧れるほどディカプリオは美しく着ている服もカッコいい、こんなの観たらファッション的感覚で皆>>続きを読む