くまさんの映画レビュー・感想・評価

くま

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映画(230)
ドラマ(12)

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.5

PC、携帯、フロッピーディスク等のデバイス類から時代を感じさせる作品。けど、ストーリー展開には古さはなく、アクションもそこそこ見応えがある。

ビデオの爆発を誤魔化すためにタバコを吸うなど、イーサンの
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

「佳き哉…」

ジブリ作品がリバイバル上映すると聞き、大急ぎで仕事を切り上げて最終上映に間に合わせた。

本作品が上映された2001年、自分は小学生に上がる直前で、カオナシが怖くて堪らなかった。
実際
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.0

「2人とも酷い演技だったがキスだけ真に迫ってた」

Netflixのオススメ欄に目を落としたら、そこにサイモン・ペッグがいた。日本酒のジャケ買い感覚で視聴したら、好みの映画だった。

最適な用法容量の
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.0

Netflix登録のキッカケとなった作品。
動画配信に限らず、自ら映画・ドラマも作ることに衝撃を受けた記憶がある。

風呂敷を広げて綺麗に畳まずに終わった、そんな感じの話の展開で、ちょっと残念。

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海がきこえる(1993年製作の映画)

3.0

スペイン旅行中、Netflixに知らないタイトルのジブリ作品に興味を惹かれて視聴。

しょうもない男女の関係性をシンプルに描いた話で、ただそれだけの話。青春時代を「若気の至り」の一言で一蹴する感じの作
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

5.0

「私が止める。前にも止めた」

自分史上、ドラマ洋画として指折りの傑作だった。少ない手札の中から最大限の幸福を見出だし、儚くも力強く生きる女性たちが輝いて見えた。

時代背景や心理描写が非常に繊細で、
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.5

【4本目・ラスト】イオンシネマ1DAYpass

1DAYパスポート、大本命の作品。

恐らく20年弱ぶりに見たが、こんなにもディテールに凝った作品だったのか、と驚いた。「ナウシカよりも圧倒的に細かい
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.0

【3本目】イオンシネマ1DAYpass

一週間前にオープン直後のTOHO池袋で見たが、是が非でも見たかった「もののけ姫」の都合に合わせた結果、ナウシカを再視聴。

無駄のない展開、洗練された脚本と演
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.5

【2本目】イオンシネマ1DAYpass

長澤まさみ主演映画「マザー」でこの世の地獄を垣間見て、ノックアウト気味の頭で見た。
最高の映画だった。

努力が報われて全ての夢が叶うわけではなく、挫けて絶望
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

-

【1本目】イオンシネマ1DAYpass

7月上旬のSNS映画界隈で話題になった、イオンシネマ1DAYパスポートを使ってみた。
「1日中、映画館に入り浸る」という誰もが一度は憧れたことがあるだろう夢が
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.5

小学生の頃、GEOのレンタルコーナーで流れていた予告編が脳裏に焼き付いて離れない。それだけ怪物「グエムル」の造形が印象的で、10数年後の今に見ても、得も言われぬデザインだった。

ただのB級ではなく、
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.0

「スラム出身の青年がクイズ番組で全問正解し、大金を得たのは何故?」みたいな話。
ダニー・ボイル監督の、時間経過の描き方・音楽の使い方・伏線の張り方のセンスが良い。随所で場面転換し、中だるみが全くない。
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スマグラー おまえの未来を運べ(2011年製作の映画)

1.0

開始10分で断念しそうになった。

コメディ要素が非常に多いのだが、スベっている。足し算しかできんのか。
グロテスクな表現はさておき、人間性を失ったような生々しい演技や、誇張に誇張を重ねた仰々しい演技
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.5

日本語字幕を付けて日本語音声で、1つ1つのセリフを噛み締めながら繰り返し視聴した。

物語の展開が止めどなく動き続けたり、登場人物たちが生き生きとしていたり、躍動感・緊迫感を演出する音楽が素晴らしかっ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

伏線をバリバリ効かせた作品。久々に何度も見返したいと思える作品に出会えた。

日常生活において、人種差別を意識していないが故に、この作品に対してアレルギー反応は感じなかった。純粋に作品を楽しんでしまっ
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日日是好日(2018年製作の映画)

5.0

「あんた、お茶やりなさいよ」
自分も大学入学当初、母に同じ事を言われて茶道を始めた身としては、ハッとさせられた。

終始、黒木華に自己投影していた。戸惑いながらも茶道に魅せられたり、茶道の稽古を億劫に
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.5

特に大きな起伏のない、大人の穏やかな青春映画。

落ちぶれた音楽Pのおっさん、彼氏に裏切られた美女のミスマッチ感が非常にいいし、最初の導入シーン以外はテンポが良いので、飽きない構成となっている。2人の
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.0

「ヤッチマイナァ!!!」
脚色多めのハイカラな日本が主な舞台。ニンジャ=スレイヤーの世界観に近しい。

話の順番が「4→1→2→3」となっているが、テンポが良く、構成が整っているため飽きずに視聴できた
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

2.5

エンタメ特化の歴史映画。
重火器のない肉弾戦のみのアクションは見ていて面白いし、少数vs多数という構図は、人によってはかなり好みではなかろうか。

テルモピュライの戦いを題材にしているが、最早その知識
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

久々に映画を見て疲れる感覚に陥った。エネルギー量の凄まじい映画。

ワンカットに繋ぐ技術、屋外で撮影されたようなリアル感、緊迫感を醸し出す音楽、全てが揃って織り成す独特の緊張感・不安感にヒリヒリした。
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

2.0

自分が見たかったポワロがそこにはいなかった。デビット・スーシェ演じるポワロを再現する必要はないが、頻繁に冷静さを失うポワロなんて見たくなかった。

奇をてらったような演出が邪魔。
特にも殺人シーンはカ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

誰が歌っても歌の持つポテンシャルは不変であることを教えてくれる映画。

ビートルズが存在しなかった世界線というトリッキーな設定に付随し、他のアーティスト・商品等も存在しない世界なのはエンタメ作品として
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.5

「Eat shit, eat shit, eat shit」
起承転結+逆転パンチの話の構成が非常に上手な映画だった。ダニエル・クレイグ見たさに視聴したが、大満足の作品だった。

噂通りのテンポの良さ
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.5

子供の頃は何の違和感もなく見ていたが、大人になって視聴し直すと、非常に幻想的で魅力的な世界観だと気づいた。年代・タイミングでこんなにも作品の受け取り方が異なるとは。
子供の頃はキュウリが食べたくなった
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紅の豚(1992年製作の映画)

5.0

「仲間外れを作ったら可哀想じゃねぇか」

最初の10分で心を掴まれた。可愛らしい子供、愛嬌のある悪党、豚のパイロット。ジブリの魅力が冒頭だけでもギュッと詰まっている。
男なら誰もが1度は憧れる言葉遣い
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

2.0

エンタメにステ振したホームズ映画。
ホームズ作品は基本的に好き嫌いが分かれるが、自分はやはり好きではない。

ジェレミー・ブレットのホームズに慣れ親しんだ自分としては、あまりにもコメディなホームズは好
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失くした体(2019年製作の映画)

3.0

しんどい映画だった。

ここ最近、3次元に漸近したリアルなアニメ映画ばかり見ていたせいで、この映画がより無機質で、血の通っていない作品に感じた。肉体的にも精神的にも痛々しいシーンが目立ち、自然と舌を噛
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.5

RPM7000という自分たちの想像を絶する世界へと誘ってくれる、最高にアツい作品。

アメリカvsイタリアではなく、サラリーマン志向vsロマン志向とのバチバチの闘いだった。ただ、サラリーマン志向のフォ
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.0

危うさを秘めた遺伝子操作、傲慢な人間主義、私欲が招く最悪の事態など、典型的かつコモンなテーマを非常に分かりやすく、上手にまとめた映画だな、と素直に感じた。

ジョークまじりの会話からの場面転換、ありが
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

「音楽」「家族」「愛」といったポジティブメッセージの象徴を凝縮した作品で、「やっぱディズニー映画、最高じゃん」と思わせてくれる映画。ディズニー映画の、どの世代にも共通のメッセージを伝えられる能力に改め>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

「アイム・デッドリー・シリアス」

コメディとシリアスの緩急に感覚が麻痺する。唐突なルー語、やめてくれ。
独特な緊迫感と不気味さで、心と脳が揺り動かされた。

まずは何より高い演出力が光る作品だった。
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

映画200本見た中でトップ3に入る、心を揺り動かされた映画だった。

予想とは裏原に、主人公にしか見えないヒトラーが全面的に主張する作品ではなかった。
むしろ、少年の目前に拡がる世界観を終始尊重した作
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.5

NHKスペシャルみたいな映画だった。

ゾンビ映画かと思って視聴したら、かなりタイムリーな映画だった。
ネームバリューのある俳優だろうと、どれだけ究明に貢献している人間だろうと、簡単に死ぬあたり創作な
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel II. lost butterfly(2019年製作の映画)

3.5

深みを感じさせる作品。改めて選択から成り立つ作品であることを気づかされる
SN、UBWでは成しえない世界観がそこにある。

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel I. presage flower(2017年製作の映画)

4.0

fate/stay nightの地上波アニメシリーズは全て見た上での今作は、よりダーク要素が強く、救いようがないことが察せる。どうあがいても救済の予知はないのだが、それでも見てしまう。あまりにも異質な>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.0

「ロープの長さが足りないぞ!」「黙ってろ!」

1年前に見た作品だが、ほとんど記憶になかったので改めて見直した。記憶にちらつく風景が、そこに広がっていた。

シナリオありきの「いや、そうはならんやろ」
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