クマヒロさんの映画レビュー・感想・評価

クマヒロ

クマヒロ

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.7

クリスチャン・ディター監督作品

ハイテンションなラブコメディ。ゴージャスでラブストーリーで声を出して笑ってしまうほどのコメディ。
簡単に言えば「私らしく生きる」がテーマ、ということで本当にアメリカ映
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根矢涼香、映画監督になる。(2019年製作の映画)

3.5

上村奈帆監督作品

熱量と疾走感、一筋縄ではいかない映画業界、人生について考えてしまう作品です。
『書くが、まま』より洗練されていて、30分とは思えない満足感がありました。

書くが、まま(2018年製作の映画)

3.1

上村奈帆監督作品

書くという行為、すなわち思いを殺さないための行為。どうしたら自分が前に進めるか、そんなことと真剣に向き合いたくなる作品です。

中村守里さんは『アルプススタンドのはしのほう』しかり
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スリー・フロム・ヘル(2019年製作の映画)

3.9

ロブ・ゾンビ監督作品

名作『デビルズリジェクト〜マーダーライドショー2〜』の続編。
まさかの続編のため、最初からぶっ飛び展開から始まります。

やりたいことのてんこ盛りも変わらず、問答無用でアガる展
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.6

新海誠監督作品

自然表現の豊かさ、限定された状況のドラマの積み上げがまさしく新海誠作品的な中編作品です。

当たり前の風景の中の美しさをアニメーションでより美しく表現し、脚本ともガッチリ合っています
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デビルズリジェクト〜マーダーライドショー2〜(2005年製作の映画)

4.0

ロブ・ゾンビ監督作品

前作よりタイトでウェルメイドめな作品なので観やすいです。
体が拳銃を伝うシーン含め、バイオレンスシーン全般目に焼き付いて離れません。

容赦のない暴力の先にある裁きも一筋縄では
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キックハート(2012年製作の映画)

3.8

湯浅正明監督作品

湯浅監督らしいドラッギーなアニメーションを楽しめる12分。
ポップでアートな世界観と自由自在なアニメーション表現は他に類を見ません。

プロレスのケレン味が湯浅監督の作家性にそのま
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マーダー・ライド・ショー(2003年製作の映画)

3.4

ロブ・ゾンビ監督作品

時間軸のシャッフル、断片的に繋がる荒唐無稽な殺人の記憶。
好奇心あふれる犯罪、殺害シーンにこちらまでワクワクしてしまいます。

パラノーマン ブライス・ホローの謎(2012年製作の映画)

3.7

クリス・バトラー、サム・フェル共同監督作品

ストップモーションアニメの殿堂、スタジオライカの作品。
スタジオライカの作品は初めて見ましたが、とてもストップモーションアニメとは思えない人知を超えた作品
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殺人ワークショップ(2012年製作の映画)

4.0

白石晃士監督作品

白石晃士監督×主演宇野祥平さん
数々の名作を生み出しているコンビの作品、ENBUゼミの作品です。

『オカルト』で地獄に落ち、再び舞い戻ってきた江野祥平が殺人講師としてワークショッ
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わたしは金正男を殺してない(2020年製作の映画)

3.6

ライアン・ホワイト監督作品

なんとなくニュースで見て覚えていたぐらいだったので知らないことだらけで、楽しめました。

夢見る女の子の心に漬け込み、チェスのコマのように扱い、その裏で笑っている権力者の
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 新説・四谷怪談 お岩の呪い(2013年製作の映画)

3.6

白石晃士監督作品

全作『File4 トイレの花子さん』が大ヒットを記録した後の世界のフェイクドキュメンタリー。
四谷怪談、お岩さんについての作品で、前作が面白すぎたことと、劇場版の足がかりということ
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恐怖ノ黒電波(2019年製作の映画)

3.3

オルチュン・ベフラム監督作品

シッチェス映画祭4本目の鑑賞でした。
管理社会下のプロパガンダに対する皮肉の利いた現代アートが続々と登場するような、変わり種の作品です。

一つ一つの画作りは面白いので
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2012年製作の映画)

4.6

白石晃士監督作品

とてつもなく面白いです。
『コワすぎ』シリーズ4作目、シリーズならではの面白さと、一回限りの大胆な仕掛けで興奮が止まりません。

トイレの花子さんをフックに全く予想だにしない方向に
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

3.7

白石晃士監督作品

1.2も、もちろんですが、3作目はどう撮っているのか分からないようなカットも多く、河童がちゃんと怖いです。
コワスギシリーズ全作に通じることですが、ラストはかなりゾッとしますし、本
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

4.2

白石晃士監督作品

白石晃士監督が撮る劇映画。
公開されている白石晃士監督作品の中で恐らく1番ビックバジェットの作品だと思います。

大筋は『カルト』と似ています。
安藤政信さん演じるケイゾウが出てき
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.3

クリス・マルケル監督作品

押井守監督作品や、『12モンキーズ』に影響を与えたという作品。
写真のモンタージュとナレーションで映画を構成する斬新な手法に驚きました。
後に何本かこういう映画も観ましたが
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

3.7

白石晃士監督作品

1作目を受けて、視聴者から寄せられた心霊スポットでの映像をもとにストーリーが展開していきます。

2作目を観て思うのはやはりフェイクドキュメンタリーはその道のプロしか撮れないのだと
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

3.8

白石晃士監督作品

白石晃士監督の得意とするフェイクドキュメンタリーという土壌、ビジュアルも含めたB級的なルックと低予算であるパッケージング、根強いファンを生み出す理由がよく分かります。

テレビシリ
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カルト(2012年製作の映画)

3.7

白石晃士監督作品

フェイクドキュメンタリー。白石監督のフェイクドキュメンタリーはやりたい放題やっても作品として成立するし、本当に面白いです。

犬食べ、猫の足、呪い爆弾、「ハンバーガー食べちゃいまし
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南極料理人(2009年製作の映画)

4.3

沖田修一監督作品

傑作コメディです。
沖田修一監督らしいコミュニケーションの齟齬による笑いと、堺雅人さんのキャラクターがマッチし、シュールな笑いを常に引き出していました。

社会とは断絶された8人だ
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ミュージアム 序章(2016年製作の映画)

3.2

白石晃士監督作品

白石晃士監督らしい、基本povの作品です。スマホ撮影を通じて白石晃士監督らしい作品が作られるのですが、普段気になる「なぜスマホ撮影なのか」という問いにも、白石晃士監督作品なら納得し
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シロメ(2010年製作の映画)

3.1

白石晃士監督作品

フェイクドキュメンタリーで、ドッキリ番組と合体しているような作品。
初々しく、生々しいももクロの皆さんのリアクションが良いです。

基本的に演出は無いように思いますが、早見あかりさ
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とっととくたばれ(2018年製作の映画)

3.7

キリル・ソコロフ監督作品

邦題の通りのストーリーですが、一歩先が予想不可能で、どんどん引き込まれました。
暴力描写も景気が良く、痛々しいけどユーモアたっぷりで、新鮮な感覚でした。

「ロシアのタラン
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テロルンとルンルン(2018年製作の映画)

4.0

宮川博至監督作品

映像、美術による世界観の構築とそれらが物語に昇華されていくのが見事でした。

いつ壊れてもおかしくないぼんやりとした二人の繋がりとくすんだ窓。そして澄んだ車の窓越しの別れまで。
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Fire (PoZar) (原題)(2015年製作の映画)

3.1

デヴィッド・リンチ監督作品

YouTuberデヴィッド・リンチのイカれた短編作品。ラッキーナンバー8の日に鑑賞しました。

リンチが描いた意味不明な絵に気持ち悪い動きを足して得体の知れない生物が誕生
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大魔神(1966年製作の映画)

3.4

安田公義監督作品

大映が仕掛けた特撮映画。
コテコテの時代劇として、丁寧な作りもありつつ、特撮映画としてのケレン味もたっぷりで2度美味しいような作品でした。

制作過程の過酷さがひしひしと伝わってき
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.9

ギレルモ・デル・トロ監督作品

世界観が妖艶で、美しく、魅了されます。中でも生物の造形に見惚れてしまいました。ダークファンタジーの傑作です。

かなり偏屈な作品に見えますが、戦争による悲哀とファンタジ
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続・座頭市物語(1962年製作の映画)

3.3

森一生監督作品

1作目から続くお約束要素も増え、2作目としておさえるべきところをしっかりとおさえて作られた印象です。
勝新太郎さんの刀捌きには改めて息を呑みます。

戦闘に関しては大人数になり、より
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.0

本木克英監督作品

中小企業を主役とした池井戸潤さん原作の作品。事件の内容と丁寧な描写で興味はずっと持続します。
中盤までの展開はヒリヒリして楽しめました。

テケテケ(2009年製作の映画)

2.6

白石晃士監督作品

テケテケの造形や、テケテケ目線の映像表現等、ディティールが凝っていて面白いです。70分でさくっと観れるので観やすい作品ですが、白石晃士監督が好きでなければ特に観なくても良い作品です
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.8

外崎春雄監督作品

映画界の歴史に名を残すことになった本作。色々な条件が重なった上ではありますが、歴代興行収入1位になるべくしてなった作品だと納得させられました。
捻くれていない真っ当な優しいメッセー
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オカルト(2008年製作の映画)

4.5

白石晃士監督作品

個人的に、白石晃士監督作品の中でもかなり好きな作品です。オカルト要素てんこ盛りのフェイクドキュメンタリーで、てんこ盛りなのに無理のない仕上がりは職人芸です。
ブロマンス的な展開もあ
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恋するけだもの(2020年製作の映画)

4.5

白石晃士監督作品

先行上映で鑑賞しました。
とにかくパワーに満ちた、ストレートに面白い作品です。

宇野祥平さんの演技をバッチリ感じられるのも白石晃士監督作品の魅力の一つで、本作と『罪の声』が同時期
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アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

2.5

ジョン・デ・ベロ監督作品

心の底からつまらないですが、とてつもないパワーを秘めた作品でした。

正直完全にアイデア勝ちで、やりたいことを突き進めた結果変なものか生まれてしまったのだと思います。

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ココディ・ココダ(2019年製作の映画)

3.6

ヨハネス・ニーホルム監督作品

シッチェス映画祭2本目でした。
アリ・アスター監督の世界観で『ハッピー・デス・デイ』を観ているような作品で、個人的に好みでした。

思わず口ずさんでしまうメロディ、一度
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