HITさんの映画レビュー・感想・評価

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怪物(2023年製作の映画)

4.2

作品の中で視点を複数用意することで、次第に真実を浮かび上がらせる構成にすると共に、誰しもが怪物になり得ることを視聴者に伝える作品。

他者の価値観を理解する事を諦めることが、人を怪物にする。

哀しい
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

第二次対戦中のナチスが使用していた暗号を天才数学者が解読する物語。

天才が故、凡人の思考を理解できず、共感することも出来ず孤独に生きるアラン
エニグマ解読、大戦勝利に向けて奔走するアランと仲間達。軍
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ビートたけし愛が溢れる劇団ひとりによる、たけし自叙伝の映画化

周囲の学生仲間がスーツ姿で真面目に就活なんざしているもんだから、たけしは学校を辞めてフランス座でバイトをする。

フランス座支配人の深見
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メメント(2000年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ノーラン映画のルーツを感じる作品。

最終場面から時間軸が逆行するカラーシーンと過去から順行するモノクロシーンを交互に織り交ぜることで、最終的に両者が混ざり合い真実が浮かび上がる。

時間が逆行するシ
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.5

アパルトヘイト後、マンデラ就任から1995年ワールドカップでの戦いまでの南アフリカを描いた物語

スプリングボブズは、アパルトヘイトの象徴として、チーム名やロゴ変更の危機を迎える。
マンデラは、怒りに
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インターンシップ(2013年製作の映画)

4.2

勤めていた会社が倒産した、2人の男がGoogleのインターンシップに挑み、正社員を目指す。
インターンでチームを組んだ仲間達と、信頼を築き合い、成長しながら課題に挑んでいく。

仲間はそれぞれ異なる境
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

日本での生活においては縁の薄い人種問題がテーマ
黒人とユダヤ人のコンビがKKKに潜入捜査を仕掛け、バレるかバレないかの緊張感で終始楽しめる

最後の映像で、この問題が単なる物語や歴史ではなく、現代の社
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.5

理とは、謎深き愛の奥にあるもの。

自らの信じていた世界が幻想に塗れていると知りながら生きる辛さ、夫が病人と知り支えていく辛さ
気に入らない過去の友人を支える友情

ノンフィクションのため、展開は淡々
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

貧困、宗教、カーストといったインドの社会問題を表した作品
題はスラムドッグミリオネアだが、最終的にミリオネアになるかどうかは目的では無くなる。
ラティカに会うためにクイズに挑み、ラティカの安全を確信す
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.1

パラレルワールドもの
幸せとは何か。という主題

家族との生活を過ごして幸福感を覚えていくジャック。
彼の姿に人生における他者の、愛の重要性を感じる。

家族との生活が終わり、悲嘆に暮れながらもケイト
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幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.8

世の中の理不尽を必死に生き抜く家族の話
必死に家族を愛するも、娘から煙たがれ仕事も窓際になる父親
生理的に義父への嫌悪感を抱いてしまいながら、家族の枠を越えることが出来ず足掻く娘
キャリアウーマンとし
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.2

成長譚。
自分に自信が持てず、故に周囲には模範的な立ち居振る舞いを繰り返してきた主人公。自らの最も側にいた妻に向き合うことはせず、自分勝手な行動を繰り返す。
 妻を亡くしたことを契機に、大宮家の子供と
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.1

スピード感、音、迫力あり。
友情あり、家族愛あり。
家族の支えがあり、信頼する仲間がいて無理が出来る。恐れを胸に秘め、挑戦心を持って自らを奮い立たせる男のカッコよさ。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

韓国における、下流階級の家族のあり方を描いた作品。万引き家族に雰囲気は違いが、家族の形というより階級差の社会問題に焦点をあてている。
終始ハラハラする展開あり、ジョークありで飽きずに楽しめる。

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.1

子役の表情一つ一つにリアリティがあり、ドキュメンタリーのような映画

難民、貧困の下に生まれ、親にも愛されず、1人で過酷な環境下必至に生き抜く少年。

まともに育てられないなら産むなという必死の叫びか
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

セカイ系、青春系

映像と音楽は素敵。
大人は無能で、東京は冷たい町という穿った見方をしっかりとストーリーに載せていた

キングダム(2019年製作の映画)

3.9

熱い。

努力の蓄積、野望への想い、仲間との協力。
危機にこそ、チームとしての力が強くなることを感じた。

アラジン(2019年製作の映画)

4.1

見栄をはるアラジンから素直さを、
強欲で横柄なジャファーから謙虚さを、
城にこもっていたジャスミンから挑戦の大切さを学べる、シンプルで素敵な映画。

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

行方不明になった娘をSNSを頼りに探していく。
父親と関わっていく弟や婦警に関して、また知らなかった娘の情報が徐々に明らかになっていくため、飽きる事なく楽しめる。
真実の証し方も段階的で、裏切られる感
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.2

一目惚れした女性のためにバンドを組み
青春をかけ、海を渡る
自分をいじめようとした男を仲間にし、かつて夢を追い続け挫けた兄の想いを背負う
心に染み入る作品

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.3

ワンカット映画を撮る映画
映画パートも、映画作成パートも楽しめる

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

先天的なハンディを背負いながらも、必死に生きる主人公
周りの空気に負けず、友を思い行動し、友情を育む友人達
親の愛情が弟に向かいながらも、正しく生きようと親に背かず弟を愛する姉
それぞれが真摯に生き、
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