kumik00さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.6

登場人物と話の流れを理解するには予備知識が絶対必要。
私のかじりの事前知識では足りなくて、初めから置いていかれてモノクロの画面も相まって見続けるのが少々辛かった。

それに耐えていくと後半、
明確にト
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.7

なるほど
これはスルメ映画

二度見推奨されるだけの作り込み
種明かしされた上で見る二度目圧倒的に面白い

ちょっとした表情仕草目線、信用ならない不穏さの演出さすがスコセッシ〜

最後のセリフもダブル
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さらば!2020年(2020年製作の映画)

3.0

嘘みたいな2020年!

まさかトランプの乱が2021年に起こるとは想定外だったよね。

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.3

壊滅的にギャンブル向いてないギャンブル依存症のバカな男とアメリカンドリームのお話。

自業自得過ぎて清々しいくらいに、人間の業を見せつけられる。
あらゆる選択で毎回毎回間違いを犯しててほんと馬鹿だなあ
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.8

痛快傑作!!

途中ハラハラするけど、タランティーノならこれはきっとどう転んでも上手くいくに違いないという確信から安心して見れた。クライマックスに向けて章立てされてて徐々に盛り上がっていく感じが素晴ら
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

3.6

センスが光り皮肉が効いていて冒頭10分でぐいぐい掴んでくるのはさすがー!

ちょうど半分のところで旅の目的があっさりと達成されてあと半分どうするの?っていう疑問を軽々と越えてくる。
思ってた以上に複雑
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ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-(2019年製作の映画)

3.4

豪華で楽しい作りになってるけど、なんか分かりにくかった!
マネーショートの方が面白い。
アメリカ国民に向けての、みんな選挙行こうよ!っていう映画の一つ。

最後の種明かしはほーー!ってなるのでお楽しみ
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37セカンズ(2019年製作の映画)

3.5

前半後半で全く毛色の違う話になり驚いた。

過保護からの独り立ちと、自分探し。前半のうわーーこれはキツい、からの明後日の方向への飛躍にちょっと付いていけなかった。
こんな複雑な家族背景背負わせなくても
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.9

1970年頃のメキシコにタイムスリップしたような、それとも自分の記憶だったような浮遊感。


地震やら火事やら争乱やら、マクロもミクロもいろんな事が起こる。
生と死、悲劇と喜劇、対比がさりげなく作り込
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.0

人対人の関係は時代が変わっても普遍性がある。
が、障壁で恋路が阻まれる状況なのにあまりにも二人とも自ら動かず少々単調で焦ったいので途中で諦めそうになった。。

映像や音楽や衣装はとてもキレイです。
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.9

今日私が助けたあなたは
明日別の誰かを救う

途中何回か泣けた!!!

とにかくシャーリーズセロン様の存在を有難がるためだけに見る価値あり。
強くカッコよく美しい孤高の存在。
男前ショートカットが似合
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.9

万人に受けるタイプの安定感!

最初の設定だけ理解すれば(結構大変だけど)、あとは要所要所で笑えたり憤ったり法廷シーンが多いのに飽きずにあっという間に感じられる手腕が見事!

役者陣もそれぞれ素晴しく
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.8

30代独身女子にグサグサくる。
(公開当初20やそこらで見た時は全然意味わからんかった)

全員不器用で愛おしい。
ジュードロウがイケメンすぎるのと、キャメロンディアスがハマり過ぎていて有難い気持ちに
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

終始爽やかな風が吹いてる


ポールが放つ絶妙な憎めなさが効いている。
エリー父と肉をこねてるシーンが良い!

子供たちを見守る大人の視線が優しくてなんかホッとする。

ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.6

とにかく楽曲と歌唱は素晴らしい!

衣装と舞台装飾の色使いが原色ミックス最高!特に高校、紺と黄色で統一されててオシャレ過ぎる!

ストーリーとしては、最後はみんなハッピーで仲良くなって最高!なんやけど
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ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)

4.0

泣ける!!そして勇気出る!!

強くてカッコ良い。
ステージに立ってる時のキラキラだけでは想像も出来ない彼女の真の(芯の)強さがひしひしと伝わってくる。
楽曲制作してる時のボロっとした感じ、猫背なのと
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(2020年製作の映画)

2.5

がんばったで賞。

ストーリーがなんかもう盛り込みすぎてグダグダなのと、糸というよりファイトなのでは、と思ったり。

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.7

終始救いが無くて辛。
たぶん、他人が手を差し伸べたとしても変わらないんだろうな。
長澤まさみがすごいです。

あと、あの印象的な音楽の絶望感。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.3

ぐぅ。

現実で犯人捕まったって知らない時に見たかったかも!
ソンガンホやはり声が良い。

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.5

1人の存在で、世界は変わる

意外と良かった!
それぞれみんなのこと好きになる!
3組のストーリーが交錯するから、ありがちなティーンの恋愛物に収まらずしっかりメッセージが伝わる。
私もジャケット写真だ
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ヒキタさん! ご懐妊ですよ(2018年製作の映画)

3.7

ダメダメな旦那の成長物語。

妻が一貫して強く逞しく、ユーモアと愛情と根性があり素晴らしい。そして言うまでもなく北川景子の美と表情!
松重さんもカッコよくてとても素敵な夫婦で見てるだけでなんだかホッコ
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続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

4.0

めっちゃ笑ったーー!!
面白すぎる。最高!!
そしてこんななのに、父と娘の成長物語としての後味の良さ◎
現実の選挙結果次第ではこんなに笑えなくなるかもしれなかったから今のうちに見れて良かった。

娘が
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.6

ホラー!!!!

3人が3人とも腹に一物抱えてて表情だけで凍り付くような場面もあるし、ただただ美しい画面もあるのだけど、歪に整った世界が崩れるかと思いきやさらに歪さを増して新たに成立したのは最早理解不
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.7

あがるー!
トニー!!
ハッピー!!!
流石すぎる!!!!

男子高校生らしい浅はか系ハラハラドキドキかつMCU味のベストマッチ。

フラガール(2006年製作の映画)

3.6

良いと言われるだけある!
泣けた!

このハワイアンズという施設によって炭鉱の町には議論と諍いと禍根やらなんやら色んな物がもたらされただろうけど、仕事は暗い中で耐えてする物だけじゃないって気づいた時の
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天気の子(2019年製作の映画)

3.0

これは今年の7月辺りに再上映してた劇場で観てたら、状況的にも共感できたしきっと綺麗な映像にももう少しグッときてた気がする。

個人的にはジャパニーズアニメーションに親しくないからなのか、いまいちしっく
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

はぁぁぁぁ!!!
いやはや。

途中で、あはーーもうわからん!てなったのでもう一回観ます。

わけがわからなくなっても映像の迫力だけで映画的に楽しめる作品ではあります。

個人的には映画音響の世界を見
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.5

面白かった!!!

何気なく感じる一つ一つの音が全く何気なく無かった事に改めて気付かされます。
声、効果音、音楽。
それぞれにまた複数の種類があり音量があり複雑なミックスで出来上がった音をさらに劇場内
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.8

緊迫感で疲れたけれど、きちんとエンターテイメント。

この状況に、誰に文句を言えばいいのか。
もちろんテロは極悪だけれども幼さと貧困と純粋さがチラつくテロリスト自身を憎めない巧妙なつくり。
テロリスト
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旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

3.3

旅欲がウズウズウズベキスタン

無茶な要求に死んだ目をしながら自分なりの精一杯で応える役柄に前田敦子がより一層のリアリティを与えている。
そしてか弱い孤高さも。

一人でガイドブック持って街歩きする姿
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世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)

3.3

綺麗な映像。
ノルマンディーが天国のようで行ってみたくなる。

ただ、全体的に中途半端な感じがして、どうも入り込めなかった。
ダニーはもうちょっと強気な感じで、でも実はイラついてる位にして欲しかった!
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.9

「制度」はただひたすらに冷酷で絶望するばかり。
ゆえに隣人の優しさが身に染みる。みんなが助け合って生きている。

日本に「自助、共助、公助」って言ってる政治家がいるらしいけど
政治の理念こそ逆の順番で
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.4

綺麗ないい話だし映像も可愛くてお腹は満たされたけど、なんだかとっても胸に引っかかる…
レビューを読んで腑に落ちた。


そしてエドシーラン、映画よく出てるけど、さすがにちょっとこの感じはマイナスなので
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