レイチェルさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

レイチェル

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コールド・スキン(2017年製作の映画)

2.3

気象観測員として孤島へきたフレンドは灯台守のグルナーと共に夜に押し寄せる異形の生き物達と戦うことになる。孤独が人を変えてしまうということがよく理解できる。

ピストルと少年(1990年製作の映画)

3.3

不良少年だったマルクは離婚した母と二人で暮らしていたが、ある日姉がいることを知り、刑事を人質に取り、姉に会いに行く。犯罪を犯さなければならないような環境に育ってしまった不良少年マルクの悲しい目が印象的>>続きを読む

ビバリウム(2019年製作の映画)

4.0

ジェマとトムは家を購入するため、不動産屋に行き、開発されたばかりのヨンダーに家を買うことを勧められる。しかし、ヨンダーには誰も住んでおらず帰ろうとしても帰ることができなかった。異星人達を育てる飼養場と>>続きを読む

ウィッシュ・ルーム(2019年製作の映画)

3.1

ニューヨークから大邸宅に引っ越してきたマットとケイトは願ったものが何でも手に入る部屋を見つけ、赤ん坊を願い、ケイトは赤ん坊を出してしまう。物欲は人をおかしくさせる。分かっていても、人は同じことを繰り返>>続きを読む

アナザー・ワールド 異次元の怪物(2020年製作の映画)

2.8

アレクセイ一家はベビーシッターとしてタチアナを雇うのだが、赤ん坊のヴァーリヤが突然姿を消してしまう。イゴールはヴァーリヤを友人を探そうとする。赤い糸を使った怪物がとても印象的で斬新。

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.4

夫と離婚したメグは娘のサラを連れて老富豪が住んでいた家に引っ越すのだが、老富豪の遺族のジュニアが仲間を連れて隠し財産を奪おうとし、家に侵入する。メグは強盗に気が付き、パニックルームに娘と逃げ込むのだっ>>続きを読む

ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

2.0

学校の校庭に突然雷が落ちたことで戦国時代へタイムスリップしてしまう。そんな中、高校生たちが武将たちと戦うことに。戦国時代でアスリート集団である高校生たちがあらゆるスポーツで戦う姿が印象的。

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.3

毎日同じ服を着て、同じ行動をしていた銀行窓口係のガイは強盗から偶然奪い取った眼鏡をかけてみると、ビデオゲームの中に住んでいたと知る。まるで、ゲームの中でプレイをしているような錯覚に陥ることのできる映画>>続きを読む

ポネット(1996年製作の映画)

4.0

交通事故で母親を亡くした4歳のポネットはなかなか母親がいないことを受け入れられない。母親が帰ってくることをずっと祈り続ける。ひたすらに母親を待ち続けるポネットの姿がとても愛らしいのと同時に辛い。幼くし>>続きを読む

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.0

フランクの手伝いの私立探偵として働いていた障害を持つライオネル。しかし、フランクが何者かに射殺されたことで、ライオネルは犯人を探そうと奮闘する。ライオネルを演じたエドワード・ノートンが見事で印象的。

カサノバ ~最期の恋~(2019年製作の映画)

2.5

プレイボーイのジャコモ・カサノバは数々の女性と浮名を流されたことでパリからロンドンへ亡命させられてしまう。そんな中、娼婦のマリアンヌに出会い、魅力されてしまう。マリアンヌの怪しい美しさが光る作品。

ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.5

息子が亡くなったことを知りメイベリンは息子が経営していたゲイバーの再建を図ろうと考え始める。今まで息子を理解してあげられなかったことを悔い改め、自分の新しい生き方を模索していくメイベリンの姿に共感した>>続きを読む

サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所(2017年製作の映画)

3.0

叔母のローズと弟のエイブと長い時間を過ごしていたユリシーズはLGBTの少年たちに出会い、土曜の教会へ行くようになる。ユリシーズがどんどん美しくなっていく姿が印象的。家族に理解してもらえずに苦しむLGB>>続きを読む

ダニエル(2019年製作の映画)

3.0

幼い頃、ダニエルという架空の少年が見えるようになったルークは大学生となり、再び見えるようになってしまう。ダニエルという架空の友達があまりに恐ろしい。ルークの善悪の落差がとても印象的。

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.2

ウエイターをしながら、ミュージカルの作曲家として成功を夢見るジョナサンはまもなく30歳を迎えようとしており、目が出ないことに焦りを感じ始めていた。30歳という人生の節目に来て、それでも夢を諦めきれない>>続きを読む

消されたヘッドライン(2009年製作の映画)

3.5

黒人青年射殺事件を追っていた記者のカルは友人だった議員のコリンズの秘書ソニアが転落死した事件と関連があると気がつく。二転三転する事件の行方がとても面白い。真実を突き止めようとするカルの記者魂がとても印>>続きを読む

アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

3.5

正義感の強い警察官のリッチーは麻薬捜査を任され、麻薬王となったフランクに目をつける。冷酷なギャングのフランクと私生活はだらしないが、正義感の強いリッキーの戦いが見もの。正義とは?家族とは?と考えさせら>>続きを読む

アンフレンデッド(2015年製作の映画)

3.0

ローラ・バーンズは泥酔し、醜態を晒した動画を苦に自殺してしまう。そこから一年後、彼女の仲間たちのスカイプでの会話中に見知らぬアカウントが乱入してくる。SNS上での殺人が次々と怒るホラー。パソコン上のみ>>続きを読む

人数の町(2020年製作の映画)

3.5

借金に追われていた蒼山は黄色いツナギを着た男により、人数の町へ連れて来られる。そこでは衣食住が自由だったが、決して出ることが出来ない恐ろしい町だった。社会不適合者たちが集まる楽園とも取れるが、戸籍も何>>続きを読む

がんばれ!チョルス(2019年製作の映画)

3.0

完璧な肉体を持っているが、知的障害を持つチョルスは難病の少女セッビョルに出会い、父親が彼だと言うセッビョルの発言に彼女の祖母が驚く。実話をモチーフにした作品で、セッビョルの演技が印象的。

トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.4

平壌で暮らしていたパク一家は父が行方不明になり、家族たちも強制収容所に送還されてしまう。過酷な環境の中で過ごす彼らの生きる強さと北朝鮮の恐ろしさを感じずにはいられない作品。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.5

画家であるマリアンヌは令嬢エロイーズの肖像画を描くことを依頼されるが、肖像画を描かれることやミラノに嫁ぐことを嫌がっているエロイーズのため、マリアンヌは散歩相手として観察しながら絵を描くことに。静かだ>>続きを読む

プルートで朝食を(2005年製作の映画)

4.0

パトリックは司祭館の前に捨てられ、幼い頃から女装することに関心がある男の子だった。そのうちに、彼は女優のような母を探し始める。どんな状況に陥っても、前向きで明るいパトリックがとても印象的。また、コマド>>続きを読む

イースターラビットのキャンディ工場(2011年製作の映画)

3.3

イースターのお菓子を作る工場を父から受け継ぐことを決められていたウサギのイービー。一方、就職がうまくいかないフレッド。二人が偶然出会うことに。実写とアニメーションが上手くコラボした作品で、とにかくキャ>>続きを読む

リトル・マーメイド 人魚姫と魔法の秘密(2018年製作の映画)

2.5

病弱で妄想好きなエルは叔父のカムと一緒に万能薬を求めてサーカスに行くことに。そこには本当の人魚が水槽で見せ物になっていた。アニメ版のリトルマーメイドとはまた異なった解釈の実写版で、人魚がとても美しくて>>続きを読む

さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

3.3

霊が見える体質の三角と除霊師の冷川のコンビが刑事の半澤から連続殺人事件の話を聞き、解決に乗り出す。それぞれのキャラクターが合っていて、とても印象的。この先、どんな展開が待ち受けているのか、続編があるの>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.2

闇サイトのスキズムに批判を書き込んだマイルズはスキズムの会長リクターに暴行を受け、目を覚ますと拳銃が両手に固定され、24時間以内に殺し屋を殺せと命令される。主人公のヘタレ具合とアクションが見どころの作>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.0

ファーンはアメリカの経済危機により、家を手放し、自家用車で移動し、日雇いの仕事をして生きていた。ドキュメンタリーをみているような錯覚に陥る作品。何かを皆抱えて生き、流浪する生き方に心惹かれる。

さくら(2020年製作の映画)

2.6

長谷川家全員が再び集まると聞き、次男の薫も実家に戻ることに。そこで、家族と過ごした日々を思い出し始める。犬が優しく家族を見守っている様子に心が穏やかになる。

グレース・オブ・ゴッド 告発の時(2018年製作の映画)

3.5

アレキサンドルは以前プレナ神父に性的虐待を受けた過去を持っていた。そんな中、神父が再びリヨンに戻ることを知り、告発することに。実話であるということと共に、神に仕える身である神父がこのような行いをした罪>>続きを読む

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.4

BR法により、中学三年生の生徒たちを無人島に連れて行き、最後の一人になるまで殺し合いをすることに。デスゲームの原点と言える作品。キタノの存在感がやはり印象的。

赤毛のアン(2015年製作の映画)

3.5

孤児院からマシュウ家に引き受けられたアンだったが、働き手が欲しかったマシュウたちはアンがきたことで困惑するが、しばらくの間面倒を見ることに。アンの天真爛漫さ、マシュウの温かさ、マリラの厳しさの中に見え>>続きを読む

コピーキャット(1995年製作の映画)

4.1

犯罪心理学者のヘレンは以前殺人鬼ダリルに襲われたことで、トラウマになり、引き篭もる日々を送っていた。しかし、連続殺人事件が起きたことで、ヘレンは捜査に参加することに。模倣犯に屈せずに戦うヘレンの姿が印>>続きを読む

スーサイド・ツーリスト 囚われの旅行者(2019年製作の映画)

3.3

保険会社で働くマクスは脳腫瘍であることを知り、自殺しようと試みるが、失敗してしまう。そんな中、ホテルオーロラの存在を知る。脳腫瘍であったからこそ見えた世界を表現したように感じた。暗いように思えるが、ラ>>続きを読む

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

3.1

マリーは友人のアンヌが習うシンクロの演技を見に行ったが、そこでフロリアーヌの演技に心惹かれ、彼女に近づこうとする。三人の少女の揺れ動く気持ちが繊細に描かれた作品。思春期の少女たちから大人へと変化する様>>続きを読む

ナイトスクール(2018年製作の映画)

3.0

テディは学業が向かないと高校を退学し、レストランのスタッフとして働いていたが、失業してしまったことで、高卒認定資格を取得するため、再び高校に通うことに。夜間高校の仲間たちと少しずつ打ち解け、本当の高校>>続きを読む