KunihiroTanakaさんの映画レビュー・感想・評価

KunihiroTanaka

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映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!(2025年製作の映画)

3.8

近くの劇場で上映してなくて、待ってました。
ドラマから大好きだった。
常にあたたかく、どのシーンでも胸が熱くなる。
「好きって難しい」は確かにそのとおりだ。笑いもあるのにとても深く考えさせられる。何と
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盤上の向日葵(2025年製作の映画)

3.9

天才棋士と真剣師。二人の出会いから運命が動き出す。上条(坂口健太郎)の壮絶な過去。東明(渡辺謙)の生き方。
出会いがあったとしても選ぶのは自分自身だ。さまざまな葛藤の中で生きていくための選択は難しい。
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プレデター:バッドランド(2025年製作の映画)

4.4

シュワルツネッガーの敵として現れたプレデターが主役。そして背景や生き方まで辻褄が合っていて凄い。劇場の予告や、Filmarksの皆さんの評価も高かったので期待していた。まさに期待通り。

地球とはかけ
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おいしい給食 炎の修学旅行(2025年製作の映画)

5.0

最初からずっと観てきた。何と言っても現在ではなく年代が良い。あの意味もなく理不尽な時代がいい。
今回は給食と修学旅行…?いったいどのように結びつくのかと思ったが、なるほどそうくるのかという感じ。しかし
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爆弾(2025年製作の映画)

5.0

スタジオでの会話劇だと思っていたが、秋葉原、九段下の新聞店、駅構内の自動販売機等の爆発とかなり派手に映像になっていた。

何と言っても、佐藤二朗の怪演だろう。とても頭が良いにも関わらず、誰にも認められ
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ミーツ・ザ・ワールド(2025年製作の映画)

4.0

自分の世界で生きていると周りの世界が見えなくなってくる。そんなときの偶然な出会いが由嘉里(杉咲花)を変えていく。
自分自身も新たな世界に飛び込むと圧倒的な世界の広がりと風圧を感じる。そして視野が広がる
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M3GAN/ミーガン 2.0(2025年製作の映画)

3.9

前作がとても好きだったので、期待しました。
近未来のSFアクション作品になっていたが、アクションも映像も良かった。ミーガンが成長しているところも良かった。
結末も良い。

ストロベリームーン 余命半年の恋(2025年製作の映画)

4.3

女性監督の目線でとても美しい作品だった。死や愛は美しいものばかりではないと思うが、本作ほど美しく仕上がっていればそこも気にならなくなる。特に當真あみをとてもきれいに撮っている。高校の入学式の日、教室で>>続きを読む

秒速5センチメートル(2025年製作の映画)

4.2

新海誠監督のアニメは観たことがない。
期待していた方向には進まなかったがそれがいいのかもしれない。
松村北斗の貴樹、高畑充希の明里はピッタリに感じた。というか、出演俳優、子役も含めて本当にあるような会
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トロン:アレス(2025年製作の映画)

3.8

劇場の予告から観ようと思っていた。第1作目を観たときには衝撃だった。
本作の映像は、いったい何が実際にある物でCGが何なのかさえ全く分からなかった。
物語はAIが意思を持ち、前に進む場合と悪に進む場合
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アマチュア(2025年製作の映画)

4.0

CIA最高のIQをもち、妻をこよなく愛するチャーリーはロンドンのテロで妻を殺されてしまう。

悪代官と悪者が手を組むという図式は昔から変わらない。
完璧ではない復讐者チャーリーが一人ひとりに復讐してい
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アンジェントルメン(2024年製作の映画)

3.0

劇場で見逃したのでかなりの期待を持って鑑賞。
実話ベースということもあり、アクションに非現実的な要素は少ない。

アクション映画というくくりなのか…実話を伝える作品なのか、ちょっと曖昧かな…

ひゃくえむ。(2025年製作の映画)

4.2

スポーツ、それも一番分かりやすくて短い100M走の中に多くのことが詰まっている。きっとたくさんの取材の中から得られたものなのではないのだろうか?
単純であるからこそ難しく、悩みも多く、人生の凝縮のよう
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火喰鳥を、喰う(2025年製作の映画)

3.4

火喰い鳥とは戦時中生きるために仲間を…したことなのだろうか…「生への執着」と劇中の会話に出てきたことから考えると久喜貞一の執着なのだろうか?また北斗の夕里子への執着無のだろうか?
パラレルワールドの世
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遺書、公開。(2025年製作の映画)

2.8

公開時に観ようと思っていたが、観に行くことができず、やっと観ることができた。
かなり右上がりに盛り上がっていったが、後半はだだ下がり気味でスッキリというわけでもなくモヤモヤというわけでもない…気持ち的
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俺ではない炎上(2025年製作の映画)

3.8

ハウスメーカーに勤務する山縣は自分の知らないところでSNSが大炎上し、殺人犯とされてしまう。
話が進むうち、長尾謙杜が最初に出てきたところで「?」と思った。
しかし、場面、時系列とも理解できないまま話
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遠い山なみの光(2025年製作の映画)

3.9

どのように理解すればあいのだろうか。理解したところもあれば、分からないところもある。

不倫で大学を中退し、作家を目指すニキは戦後長崎から渡英してきた母悦子の半生を作品にしたいと考える。そして過去の記
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宝島(2025年製作の映画)

3.8

アメリカ統治下の沖縄で、米軍基地から奪った物資を住民らに分け与える若者たち。グスク(妻夫木聡)、ヤマコ(広瀬すず)、レイ(窪田正孝)の3人。そして、リーダーとしてみんなを引っ張っていたのが、一番年上の>>続きを読む

ブラック・ショーマン(2025年製作の映画)

3.6

原作:東野圭吾、主演:福山雅治では面白くないわけがない。決してハズレなしと思って鑑賞。
そもそもミステリー…謎解きのような作品が好きなのでずっと考えを巡らせながら観続けた。ある程度キャスティングでもし
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ベートーヴェン捏造(2025年製作の映画)

3.1

かなり爆笑を期待して鑑賞したが、途中で眠気が襲ってきてしまった。

人には様々な面がある。天才とはいえ人間である。失敗もするし、抜けている面もあるだろう。ましてや他の人が話せばその人の主観も入る。
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ヒックとドラゴン(2025年製作の映画)

4.5

何の前情報もなく、予告とFilmarksの皆さんの評価を見て鑑賞。
バイキングとしてドラゴンを倒すことができず、迷惑ばかりかけているヒックがミラクルを起こす。

ものの流れを疑問を持たず付いていってし
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カラダ探し THE LAST NIGHT(2025年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

前作が比較的好みのホラー作品だったため鑑賞。そして、前作の続編である。ちょっと橋本環奈と眞栄田郷敦が高校生役はきつい。
「呪」と言っていたが、呪い殺されるわけではなく赤い少女という怪物に物理的に殺され
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エイリアン2(1986年製作の映画)

4.0

SFホラーだが、人間愛にあふれた作品である。
1986年にこのような作品を作ってしまっていたのだから凄い。今見ると合成やミニチュアと分かる物もあるが、俳優とセット、ミニチュアが映像となって融合していて
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アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師(2024年製作の映画)

4.0

悪者退治はスッキリする。
話の入り口から終わりまで、筋が通っていて分かりやすさもスッキリ!
14億円のからくりはビックリというか、そこは明らかに無理がある(笑)でもそれがいいのだ。
このような作品は大
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8番出口(2025年製作の映画)

3.8

ゲームはやったことはない。まったく前情報はない。そして、全く考えていたストーリーと違った。
ホラー?ミステリー?というよりファンタジーだったと思う。まったく先が読めなかった。
心温まる。素敵です。

雪風 YUKIKAZE(2025年製作の映画)

3.8

終戦記念日との思いから朝一番で鑑賞した。
戦争映画は難しい。
日本人として戦争を戦った人々。その家族や友人、恋人。連合国、主にアメリカ人として戦争を戦った人々、同じくその家族や友人、恋人。見る視点によ
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クレイヴン・ザ・ハンター(2024年製作の映画)

3.0

あの身体能力ならばとかなりのアクションに期待したが、思ったほど盛り上がりに欠けた感じがする。
クレイブンの誕生に終止したようだ。今後の作品はかなり能力が覚醒しアクションも期待したいが…続編はあんのだろ
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ジュラシック・ワールド/復活の大地(2025年製作の映画)

3.9

色々とツッコミたくなる場面は多くあった。そして王道のあらすじ。それがまたいい。分かっていても手に汗握る。
それにしてもどのようにして撮影したのか。圧倒的な映像と音には感服する。ここまでいくと話は少しぐ
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近畿地方のある場所について(2025年製作の映画)

3.3

小説も話題となったこともあり、劇場の予告で楽しみにしていた。
やはりホラーは難しい。見終わってから色々と考え、話をしたり、解説を読んで何とか腑に落ちた。そう考えると最初の菅野美穂のわざとらしい演技もな
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動物界(2023年製作の映画)

2.8

人間が動物化してしまうパンデミック。しかしなぜそうなったのかは分からない。きっとなぜ始まったのかは現実の世界でもこのようなことが起こったら原因は分からないままなのだろう。
結末も見えない。結末も現実世
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長崎―閃光の影で―(2025年製作の映画)

3.8

若くてこれからを期待されている菊池日菜子をはじめ、多くの俳優さんは長崎原子爆弾投下についてかなり勉強したことだろう。
戦争の悲惨さや哀しさ、虚しさを表現したかったのだろう。しかし、言葉では表現しきれな
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劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション(2025年製作の映画)

4.5

諏訪之瀬島で火山が噴火する。 大規模医療事案として南海MERが出動する。
溶岩が村を襲い、多くの噴石が飛び交うすさまじい状況。噴煙のため、上空からの救助は不可能で自衛隊や海上保安庁の到着も時間がかかる
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矢野くんの普通の日々(2024年製作の映画)

3.7

劇場の予告で少し気になっていた。
ガッツリ少女漫画の青春が詰まっていていい。
八木勇征と池端杏慈のキャスティングがとてもいい。
この頃は、何でも新鮮で楽しかったな(笑)

六人の嘘つきな大学生(2024年製作の映画)

3.3

会話劇で「最終面接会場」が舞台。映画というより舞台のようだ。
6人の嘘つきな大学生という題も色々とかかっていてなるほどだった。
ドロドロして終わるのかと思いきや最後はなんとなく登場していた大学生たちが
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ファンタスティック4:ファースト・ステップ(2025年製作の映画)

4.1

レトロ感あふれるTVモニター、車、高性能ロボット。それとは正反対な高性能な様々な機器はファンタスティック④の世界観を満喫できる。
リード、スー、ベン、ジョニー、4人の絆でギャラクタス、シルバーサーファ
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事故物件ゾク 恐い間取り(2025年製作の映画)

2.3

最終的になるほど…という感じはあったが、ある程度事実に基づいているのだろうが、様々な話の起点がザックリしていて無理やり感があった。
ホラーとしての怖さは残念ながらあまり感じることはできなかった。

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