くらげゆらゆらさんの映画レビュー・感想・評価

くらげゆらゆら

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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

4.0

オリエント急行殺人事件を意識して執筆されたという原作だけあって、容疑者と思しき登場人物が沢山!謎解きもさることながら、ドラマ版とはちがい、映画版のガリレオ先生は、どこか重苦しくて心の引っ掛かりをほぐし>>続きを読む

鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

4.3

京都を舞台にした、鬼の戦い。
鬼語を理解して、鬼を動かす。CGの鬼たちがとても可愛くて、戦っている姿も応援したくなる。なんのために?そんなことはどうでもいい。そういうものだから。
大学対抗がそもそもな
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.5

半分眠りながら観てしまい、登場人物の顔をなかなか判別できなくて、理解が難しかった。でもね一旦整理してみたら、ポアロの推理が頭にすすーっと入ってくる。
母の管理が酷すぎると、後世までこんなにも苦しめるこ
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99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

3.9

この人の演出だし、元々かなり大袈裟で くどさ満載なのだけれど、話は想像以上には面白かった。
ドラマの中のことを少々忘れてたけれど、録画で見る分には確認しながら見られたし。
裁判官として木村文乃が出てき
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.3

最後の犯人がわかるところのくだりは、かなり端折った感じがして、ちょっと解決に導くのに無理がないかい?原作読んでたからなんとなく頭で補完できたけど。
ダンスシーンや、風船で隠すシーンを目で見られたのは映
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大河への道(2022年製作の映画)

3.9

大河ドラマになった忠敬さんを観たいと本気で行動した香取市が全面協力の映画。
志半ばで命を落としていたっていいじゃないか。志を受け継いだものたちが成し遂げてたっていいじゃないか。いだてんだって、主演は2
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劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

4.0

ドラマの3を先に観てしまい、なんか繋がらないなぁと思っていたら、映画を観忘れていたという失態。
あまりだ先生は、給食愛に溢れているが、これから大人になっていく中学生への愛ある言葉もたくさん隠されている
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.8

どうしても隠したかった俳優さんのシーンが不自然に声だけ流れていたものの、ストーリーは全て見られて良かった。

正義感が有り余って振り翳しすぎると、歪みが出てきてしまう。そうなった時、どうするか

ALWAYS続・三丁目の夕日(2007年製作の映画)

4.1

忘れていたところも多い。2度目の鑑賞。1より少し大きくなった若者たち、大人たち。文学も一平も頑張った。よく頑張った。

ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

完結!
おそらく2度目。今回は3作品ほぼ一気見したので、前作の流れを覚えていた状態で観られた。細かいところも繋がる。

にしても、母に捨てられ、実父が迎えにきてもおじちゃんを選んだ淳之介。大変な恩義を
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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

4.9

なんだろう、この時代にはまだ生まれていないのに、もう何度見たかわからないけど見るたび涙が溢れてくる。
親、祖父母がこうやって生きてくれたから、今私があるのかなと、素直に思える

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.7

のんびりなんも考えんボォーッとしたすずさんが、何が良かったのかわからなくなって、歪んでいくさまが恐ろしい。
これまでが、いいと持ってきたものが、我慢しようと思ってきた理由が、突然飛び去っていく。
ひっ
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ヒア アフター(2010年製作の映画)

3.7

死を身近にして、あの世とこの世の境目を常に感じながら生きている3人の話が並行して進む。

双子の兄を亡くした弟は、双子の片割れを突如亡くしてしまい、霊媒を頼ろうとする。
興味本位で霊媒を利用しようとす
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王の願い ハングルの始まり(2019年製作の映画)

2.6

ハングルを作るにあたっての、王の苦悩を描いた話。
不思議な記号という印象でしかないハングルに込められた民への想いが深いこと、孔子と仏陀の争いに巻き込まれていたことに驚き、広まっていく様まで表されていな
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.0

あんなに楽しそうなんだから、落ちるわけない
もし落ちても無事に決まってる。
楽しそうに生きていれば、地球の重力なんて消してしまえる

いいこと言うね。最強の家族だ。だいじなこと悪いことを考えてて実行し
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.6

お母ちゃんは、あずみも、鮎子も大きく深い愛情を注いで、同じ経験をしているからこそ受け止めてあげている。お母ちゃんは、強くならないといけない時だと判断したら、強行とも思える行動に出る。そこは怖ろしくもあ>>続きを読む

偽りの隣人 ある諜報員の告白(2020年製作の映画)

3.1

食事は済んだか?

ごはんたべた?って言い合える距離感になれるとは。
盗聴する側とされる側は、仲良くなってはいけないはずなのに、正義が間違っていると気付いた時に、変えることができた勇気のおかげで、暖か
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.1

予定調和の結末に安心すら覚える作品。飛行機の中で見るのに、ちょうどいい感じ。ミステリーとしては、大雑把な作りなので、そこは期待してみないほうがいい。音楽隊の演奏を楽しみにしていた女性が殺されてしまうの>>続きを読む

ウエスト・エンド殺人事件(2022年製作の映画)

3.0

アガサクリスティのミステリーぽいけどかなり笑える要素ありの、100分気楽にみられる殺人事件で、飛行機で見るのにちょうどいい感じの作品。
ミステリー好きの若い刑事が、色々な作品を読み込んでいて、その動き
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テスラ エジソンが恐れた天才(2020年製作の映画)

1.9

JPモルガンの娘、アン モルガンが語ったテスラの話。とても概念的な演出で、舞台の芝居を見ているようなわかりにくさも。エジソンズゲームを見ていたのでなんとなくテスラという人は知っていたけど、その後のこと>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.1

偏屈だろうと、家族のことなんか顧みない人だろうと、洒脱なみのこなしもあってか嫌なクソジジイにならないのは、このイーストウッドという俳優のなせる技なのでしょう。
そばにいるのに金はいらない
来てくれたこ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

好きになったら、他はみんなどうでもよくなってしまうてるちゃん。
現実的なようこちゃん。
恋愛、結婚が全てではない元同僚。
そんなに溺れられてしまったら、うんざりしてしまう、まもちゃん。
でもいいように
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天使のいる図書館(2017年製作の映画)

3.2

四角四面の話し方で余白のない機械と話している様な、人の心への理解力。ずれずれのずれやまずれこのさくら。知識の引き出しを開くときには、機械の話し方になってしまうさくら。
自分の感情を出せないのでしょう、
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.8

ついさっき解雇を言い渡されたばかりで、家族になんと言おう、まだローンもあるし子供は大学に行こうとしてるし、悩みつつ帰途についたら、通勤電車でトラブルに見舞われた。メトロノースは結構な痛勤電車で、それで>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.4

勝負に伴うリスクとリターン、攻めるにはどうすべきか
大きい会社と、小さな商店、それぞれにやり方は異なるのかもしれないが、この話の中でのキーワードは、面白いかどうかなんでしょうね。
騙し騙され牙を剥く。
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.9

残虐極まりないシーン連発なので、R指定はもちろんなんだけど、苦手な人は絶対覚悟したほうがいい。夢に怖い鈴木亮平出てきてしまった。メイちゃんの執事を観てリハビリ必須。

戦後の広島で半島出身系の人が生き
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.3

家族より家族だと思った途端に、Thank you very much l have to go l’l be buck と、蔑んで見ていたアジア人たちに優しい視線と言葉を向けられるようになる。
偏屈の
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.3

電気を国内に行き渡らせるためには、どうしたらいいか、直流派のエジソンと交流派のウェスティングハウスか。
エジソンは発明と自分にしか興味がない人だったけど、ウェスティングハウスは常に「お金はさておき、世
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GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)

3.0

随分前に、観て以来2度目。よくわからないなりに、録画をもう一度観ることで、少しずつ理解を深めて行った。後編。

死んでからもなお、戦わされ続け挙句にもう一度しななくてはいけない。そこに選ばれてしまった
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GANTZ(2010年製作の映画)

3.0

随分前に1度観て、??と思ったまま放っておいて、もう一度観る。
なんだか変な世界が広がっている、SF映画?なのかな。漫画原作。その世界がよくわからなかったので、1回目はよくわからなかったものが、録画て
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ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

4.0

6年前に原作本既読。随分経ってしまったので詳細は忘れてしまっていたが、それでも丁寧に原作をおろそかにすることなく作られているなと感じさせる作品。何より、壮大な料理を画で観られたのは嬉しい。

満州事変
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それでも、僕は夢を見る(2018年製作の映画)

3.0

目の前で知り合いが知り合いを殺して、自殺をすれば鬱にもなる。側から見れば、この程度で済んでよかったとさえ思う。もちろんまた苦しむこともあるだろうけれど、それにしたって、鬱から立ちあがろうとする意欲が出>>続きを読む

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