クラゲ男爵さんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

クラゲ男爵

クラゲ男爵

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ハンコック(2008年製作の映画)

3.0

不死身の肉体を持つ無敵のヒーローなのに嫌われ者の主人公は、自分と同じ身体を持つ謎の人妻の存在にうろたえながらも惹かれちゃうお話。題材やキャスティングは良いのに、いかにもソニーピクチャーズらしい大味な作>>続きを読む

レッドタートル ある島の物語(2016年製作の映画)

3.5

出張先で出会った女性と恋に落ちて家庭や仕事全てを捨てて一緒に暮らす。世間や元の家族はそれを許さなかったが愛情に支えられた男は満ち足りた気持ちで人生の終わりを迎える、という物語。人魚姫の亀バージョンで、>>続きを読む

プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

3.0

都会っ子の3兄妹がプロヴァンスの田舎町にいる頑固おじいちゃんジャン・レノと、一夏を一緒に過ごす物語。あらすじで大体の雰囲気は分かるしそれ以上でも以下でも無いがほっこりしたい時にはいいかも。頑固な親父、>>続きを読む

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.0

妻と離婚し職業訓練学校で大工の講習を受けている主人公は、さとしという女性と知り合う。二人は居場所のない世界でただ策の向こうを夢見ていた…。山下敦弘監督も好きだし函館三部作映画も好きなのだがピンと来ず。>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.5

ミズーリ州の片田舎で妻が失踪する。やがて夫は世間から殺人の容疑者として疑いの目で見られるが…。この映画の面白さの核は『夫婦としてのリアル』と『嘘の為に死ねるほどの禁欲的な強欲』。どちらも論理的には矛盾>>続きを読む

ファウンド(2012年製作の映画)

2.5

ホラー好きの主人公は学校でいじめに遭っている。ある日兄の押入れで黒人の生首を見つける。そう、兄は連続殺人鬼だったのだ。世界は狂いながら今日も理解と救いを求めている…。評判は高いがどうにも好きになれない>>続きを読む

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.5

西部時代、実在の強盗キッドとブッチの物語。気ままな強盗を繰り返した結果、執拗な追跡に遭いボリビアへ逃げるが…。アメリカン・ニューシネマの代表作。最後まで遠巻きでしか映さない追跡者の描写に痺れる。あと彼>>続きを読む

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.0

修学旅行中に死んでしまった主人公は、地獄に堕ちる。憧れの彼女に告白するために転生とバンドに励みメジャー(人間界)を目指す。中身がない事を最初から宣言しているクドカン映画w。こういうミュージカルなら楽し>>続きを読む

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.0

あの~~リングの貞子にぃ~呪怨の伽椰子がぁ~出会ったぁ~(ウルルン滞在記風)。最初は主人公の棒演技にどうしようかと思ったが、安藤政信と盲目の少女が現れてからが俄然面白くなる。除霊の仕方が斬新過ぎて不安>>続きを読む

がんばれ!ベアーズ(1976年製作の映画)

3.5

元メジャーリーガーのへっぽこコーチが悪ガキ少年野球団を率いるお話。最初はやり甲斐重視だったのに徐々に本気になってエゴが見え隠れするコーチの描写がすごいなーと。少年たちの無秩序ぶりが本気過ぎてそりゃお酒>>続きを読む

人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.5

90歳の建築家と87歳の妻。二人はニュータウン内の敷地を購入し、家を建て雑木林を作った。そして今日も生活は続く…。毎日何も起こらない事が起こっていて、日常に対しての強烈な信念に打ちのめされる。大きくな>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

5.0

先住民が虐殺され続ける時代、熊に襲われ深手を負った主人公は自分を裏切り息子を殺した男に復讐するために瀕死の体を引きずり進む。なぜこの時代の話を?という疑問が浮かぶが、結果的には時代に残るであろう映画に>>続きを読む

ラスト・リベンジ(2014年製作の映画)

2.5

年老いたCIA捜査官のニコラスケイジは余命3年の認知症と診断されてしまう。かつて拷問された仇敵を追い詰めるが…。病気の為に怒りっぽくなったりホテルの帰り道を忘れたりする主人公に対して、どうやって観れば>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.5

交通事故で死んだ娘の示談金目当てに盲目の老人宅に忍び込んだ3人組だったが…。低予算とか関係なくサービス盛り沢山の素敵なホラー映画。全ての登場人物に嘘がなく、老人も超人でない所がリアルで良い。観ている間>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

どこの国にも属さない諜報機関キングスマンの一員となった主人公はあからさまな世界の危機に立ち向かう。映画の本質が娯楽ならばこれほど観た後に充実する映画も珍しい。皮肉をユーモアに、露悪的な描写はラストの首>>続きを読む

ミュージアム(2016年製作の映画)

2.0

カエルの面を被った犯人の連続猟奇殺人が起こる最中、主人公の刑事の妻がさらわれる。果たして犯人の動機とは…。全ての人物像がテンプレ過ぎてツラいのは、きっとるろうに大友啓史監督のせいなんだろうな。ハリウッ>>続きを読む

FAKE(2016年製作の映画)

3.5

例の佐村河内守さんが、しょげているのかと思いきや案外元気でやっていた事が分かるドキュメンタリー。耳は聞こえてるの?作曲能力は?という部分はともかく、メディアに出まくる新垣さんチェックの執拗さに何かを察>>続きを読む

後妻業の女(2016年製作の映画)

3.0

結婚相談所とグルになって金持ちの老人の遺産をだまし取っていくという後妻業のお話。『~の女』と付くと何となく伊丹十三監督を思い出すが、実際にありそうな話とテーマという作りもちょっと似ている。豊川悦司と大>>続きを読む

新しき世界(2013年製作の映画)

4.0

8年間韓国ヤクザのスパイをしてきた主人公が、跡目相続のいざこざの中で兄貴分との友情と警察との板挟みに苦悩するお話。安定の拷問から包丁乱闘シーンまで痛い場面が盛りだくさんで納得の出来w。兄貴との友情っぷ>>続きを読む

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