おとのなみさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

おとのなみ

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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.8

静寂。無駄な音が一つもない。
静寂と音の対比がすごい。

題目はメモリア。これは音の記憶として受け取っていいのかなぁ

フィルムが壊れたのか?と思うほどシーンが止まる。それくらいゆったりと映像は進む。
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

4.0

時間は川のようだ。

良き事も悪しき事も年を重ねた分思い出がある。

若い熱いファンが動いたことによって。かつての映画スター、今は老いぼれひねくれ傲慢な老人の心が揺さぶられ、過去を振り返り、最後は若者
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.8

幼い自分に未来の自分に会ったらなんて言葉をかけてくれただろう。未来の自分が今の自分に会ったらなんと言葉をかけてくれるんだろう。

自分や家族をもっと大切に思おうと思えるサクッと鑑賞出来るコメディ要素含
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ブルーサーマル(2022年製作の映画)

4.0

実写だったら本当綺麗な映像だっと思うけど設定が大学サークルという青春と大人の事情(お金&嫌われ役)がうまく織り交ぜられててラストはほっこり出来る良き作品だった。

私は生きてる間に一度でいいから鳥のよ
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

4.8

タイトルにいい意味で騙された。
めちゃ切ない、、
小説も読もう。

けどファンチの残してくれたもの

辛い時ですら光に満ちた場所はある
もしなかったらあなた自身がなればいい
無限の可能性があるんだから
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人生のコンマ(2016年製作の映画)

4.8

心臓が止まる前に死ぬ者がいる。

人が死ぬのは自分が無用だと感じた時だ。

この作品にはたくさん響く言葉があった。

そして問われる。
自分にとって、一番大切なものはなんですか?一番大切な時間や人は誰
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

3.8

携帯の電波の届かない山の中。高い木の上の景色の素晴らしさ。そして林業の奥深さを感じることが出来る。
林業の成果は自分が死んでから〜後世の事も考えて〜自身の仕事に誇りをもち一途な人ってかっこいいし、現代
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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

3.5

なるほど。タイトルはそういうことだったのか。

人生のゴール=結婚?
いや結婚してから変わる心、見えてくるものもある。夫婦といえど夫は妻の奥底の気持ちを理解するのは難しくその逆も然り。とはいえ奥さんの
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.5

SNSの投稿は自由だけど気をつけないとねw

賢すぎてたくましすぎる女にならなきゃw

ハンターがハントされる。
人間狩りゲーム。例えるとウサギと亀と豚とフェイク役のある逆転劇
発想としては面白いゲー
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

派手な演出や音はなく寧ろ静寂と時の刻みを堪能できる。その中でもライブ映像や音、路上の弾き語りなど上手い具合の音は組み込まれている。なんとも心地よい時間でした。

先日鑑賞したドライブマイカーと大晦日に
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.7

原作を読んでから映画を鑑賞の感想。
限られた時間なので仕方ないと思うけど本と違って話が前後したり端折ったり脚色したりしてる箇所があるので(当たり前か)私的には本の方が刺さった。えんじ色の屋根を見つけた
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ロスバンド(2018年製作の映画)

4.5

コメディ&ハラハラドタバタがうまい具合に組み込まれストーリーが進み、そしてラストもとても気持ちよく仕上がってた。

4人とも主役だけど、チェロと同じ背丈のティルダがなにせ可愛いし作品のアクセントになっ
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.0

冒頭から衝撃的な映像。これがどのような作品になっていくのかという掴み。

きちんとした暮らしと未来とは。

心だけが満たされないからと浮気をし堕胎して別れを突きつけた過去のスーザンの言葉。
純粋に愛し
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タイラー・ペリー マデアのホームカミング(2022年製作の映画)

3.5

イランランド。ツボってしまった。どんだけ間違えるのwあとメイクが(笑)

おばさんの親についての話やひ孫の卒業の挨拶など優しい言葉がコメディの中にあって温かさのある作品

インターンシップ(2013年製作の映画)

4.0

はちゃめちゃな発想で愉快。主人公中年2人のネット無知が職を失い→Googleのインターンの道を選択。中年を超えネット音痴の自分と重なって面白い。

人生の壁にぶつかって堕ちてくどころかラッキーに変えて
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

4.0

なんともほっこり。強盗なのにほっこり。ほくそ笑んでしまう。

最後の少女とモーガンの瞳が印象的。

老いてもなお続く友情素晴らしいね。

不安と共に生きる(2017年製作の映画)

4.0

治るか否かは置いとくとして。外傷や目に見える症状なら理解されやすいが見た目的に健常人と変わらないと理解もされにくいし、誤診も多い。
昔よりは薬や研究は進み、世界中と繋がれる今だからこそ孤独は和らぎ、同
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.8

淡々としたセリフ回し、そして静かな時間なのに、ぐいぐい引き摺り込まれる3時間。軽いエンドロールを序盤に刺してくるあたりも粋だった。

見ること聞くこと感じ取ること。

親も子も妻も自分さえの心も、感じ
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

内容はかなりシリアス、なんだけど。
シリアスな場面もコメディ要素をうまく取り入れて重くなり過ぎない描写がとても良い。

好きな俳優の1人、さすが大泉洋。

演出は加えられていると言えど、実話というと本
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ライフ(2017年製作の映画)

3.6

昔だったら完全なるフィクションで鑑賞してただろうけど、科学の発展やエイリアンものの作品が当たり前のように映像化されてる今この作品も非日常ではないのかも、もしかしたら宇宙飛行士は今もなお未知なる生物とこ>>続きを読む

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.6

途中までティーン向けのB級ホラーサスペンスって感じで流し見してたけど、中盤からの追い上げがすごい。

最初と最後のナレーションが繋がるのもうまい。

愛想よく手を振ってくれる人だって、隣に住んでる人だ
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

4.0

刑務所脱獄系は大方鑑賞してきてると思うけどこれはもしかしたら一番古く実話ベース。なんとも味わい深い。当時からしたら刑務所が廃止になるほどの衝撃。脱獄の過程でいつも思うよく考えてるよな〜と。ハラハラドキ>>続きを読む

バレンタインデー(2010年製作の映画)

3.8

日本では女の子が好きな男の子にチョコをって言うのがバレンタインの風習だけど、アメリカでは男性が女性に花を贈るのね。
ま、冷めた大人になってからはチョコレート業界の戦略なーんて夢のない思考になってしまっ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

ゾンビといえばウォーキングデッドだけど映画の中だけでいうとクオリティの高い作品。

ゾンビ映画だけどまさに韓国。きちんと親兄弟夫婦恋人仲間、登場人物それぞれに感情移入しやすく短時間にまとめ上がっている
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ヒュービーのハロウィーン(2020年製作の映画)

3.5

ラスト20分がとてもいい。そしてあの便利なペットボトル欲しい(笑)ほっこり笑える

エンドロールも笑える(笑)

パパvs新しいパパ(2015年製作の映画)

3.5

1時間半できちんといいラスト。ながら鑑賞にちょうどいい塩梅

足して2で割ったら完璧パパやね(笑)

ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)

3.5

コメディだけど逆に笑えなくじれったさが強かった。ロバートデニーロじゃなかったらギブアップ作品かな(笑)ラスト10分くらいからモヤモヤ感から解き放たれた。

結婚は恋愛と違って本人同士さえ良ければ、じゃ
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

4.0

予習なくポスターだけ見てコメディチックなんだろうと鑑賞したらかなりの衝撃

言葉少なめで1時間半なのに長く感じるもののフーシの言葉と人柄に吸い込まれていく。
43歳にして出会った女性はまさかの病(ネタ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

無音のあの時間。あれが難聴者の毎日。

家族を想う気持ちが聞こえないはずの家族に伝わる。

手話を学びたくなる。