kurinさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.5

独自のSF感で時空を移動する話となっていてなかなか面白い。山崎賢人は天涯孤独ながら天才若手研究者役。この人はこのような役が似合う。彼を慕う清原果耶ちゃんはいつも可愛らしく、そして意外(想定外というべき>>続きを読む

春に散る(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

立場の異なる老若2名が人生の大きな勝負に賭ける。佐藤浩市と横浜流星がそれぞれ熱演。特に横浜流星は運動能力が高く、若くてエネルギーに溢れているところがとてもいい。彼は荒ぶる若者としては意外にも尖ってない>>続きを読む

はい、泳げません(2022年製作の映画)

3.3

コメディなのかと思いきや中年男の再生のお話で割とシリアスです。長谷川博己の泣き笑いは渾身の演技と感じました。また、水泳インストラクターに専念した綾瀬はるかはとっても魅力的。ドラマとして意外な展開ですが>>続きを読む

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

4.0

滅法暗いこのシリーズについに優生思想事件まで発生し、カールとマサドはまたしても絶対絶命に。話の展開も早くサスペンス度、ミステリー度合も非常に高くなった。体を乗り出して見てしまった。この役者でやるカール>>続きを読む

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.0

単純な話だけど、積み重ねのエピソードがうまくて、見ていて良い気持ちになれる。S・ブロックがまるで本人そのもののような養母を演じて、まさに満点の演技。今現在この話に訴訟の話があるけど、映画はそれと関係な>>続きを読む

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.6

山崎賢人の素晴らしい運動能力と清野菜名の立ち回りが鮮やかですごい。大規模・大迫力で合戦部分も見応えがある。次回への伏線がいろいろ張られて楽しみだ。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.7

ノースカロライナの自然の映像が大変美しい。その湿地帯に家族離散で取り残された少女が、障害ばかりの人生を強い意志を持って生き抜く。主演のD・E・ジョーンズは若くて、むこうみずな面を持ちつつ冷静なカイアを>>続きを読む

白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.2

白頭山という中国と北朝鮮の国境にある巨大な火山が壊滅的な大噴火を起こし、朝鮮半島滅亡の危機となる。日本と違い大噴火対応は即国際問題となるところが興味深い。また対策を主役の韓国が他の国を考慮せず相談せず>>続きを読む

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.6

ファンタジーとして映像や音楽共によくできていて、この映画の世界に浸れます。主演を取り巻く人々が皆優しいところがいいです。A・バチスタは大変美しく期待株。

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.6

国家が威信をかけて動く時、起きている話と思う。ただ、裁判もせずに長期に拘束というのは法治国家としてあることなのか?とにかく、我が国が懇意にせざる得ない米国の話なので恐ろしい。映画は題材が題材なので派手>>続きを読む

こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

3.8

なかなかストレートな作りだけど、コメディ風の味付けがよく、気分良く観れます。お金持ち2世の役者の演技が楽しい。母役は2名とも理想の感じがよくでていい。監督主演のジア・リンは出過ぎないところがいい感じだ>>続きを読む

人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版(2022年製作の映画)

4.0

激しい情熱を持つアルパイン・クライマー山野井泰史と妙子。想像を超える雪と氷と垂直の世界への挑戦はただもう恐れ入るばかり。また、この超人たちの登頂前の極度の緊張は想像したことがなかった。これも凄まじい。>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.6

今回の湯川学は何となく一般人より。そこが少し寂しかったけど、天才ぶりは健在で、話は十分練り上げられていて楽しめる内容でした。コンビはやはり柴咲コウがいいな。また早くガリレオ次回作やってほしいです。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.1

アクションとスリルをギュッと詰め込んだ見事な映画。このシリーズとしての味も随所にあっていうことなし。トム=イーサンはくどくど考える前になんでもやっちゃうところが本当にいい!レベッカとヘイリーが交代した>>続きを読む

特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.9

今回は悪魔の子が相手。こいつが強烈に悪く残忍。いつも我がコンビは後手に回ってしまって、絶対的ピンチに陥ります。いつもあまりにもヒーロー色がないけど、精神をやられても頑張る主人公がいたいたしい。病的な奴>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.9

インディ・ジョーンズは考える暇を与えないほどの目まぐるしいアクションの連打が定評と思っていますが、やはり面目躍如でした!ハリソンが老けたので単独ヒーロー色は減ったものの、過激なフィービーの登場でアクシ>>続きを読む

ザ・バッド・ガイズ(2019年製作の映画)

3.4

マ・ドンソクの十八番のポリスアクション。今回は設定を囚人の特別起用として少し捻ってる。マはいつもながら大活躍だが、今回のラスボスは金とクスリまみれのジャパンヤクザで、酷く残忍に描かれ、映画も冷たいトー>>続きを読む

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.8

緊迫したストーリーと主人公の神経質さ、繊細さからどん底まで行ってしまう過激さまで一気に最後まで楽しめた。主人公熱演。音声分析は難解で複雑なものという定評をうまく利用したものだ。彼女のパソコンの中身を勝>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.7

かなり過激な(強引な)話だけど、とても面白い。ジャック・ブラックは暑苦しい感じだけどめちゃめちゃ芸達者。ロックは最高だね!

ビースト(2022年製作の映画)

3.3

凶暴な巨大ライオンの襲撃はかなりの迫力。話もストレートでわかりやすく、ちょっと無防備なお父さんを応援するしかない。よくまとまったスリルあるアクションだ。

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.8

これは滅多にないお宝物。のんの演技が素晴らしい。愉快になれる珍しいムービー。

百花(2022年製作の映画)

3.2

主演2人は大変熱演だが、原田側の過去の描き方が少し足りない感じで、繋がりがわかりにくいところがある。でも2人の熱演は特筆もので特に表情のない原田美枝子は迫力があった。かなり苦いファンタジーだった。

異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.5

始まりから阿部寛が大変性格悪いやつの間は歯切れが悪いが、何故か改心後は非常に見やすくなって心温まるハッピーエンドになります。阿部寛の存在感は大きい。清野菜名ちゃんもとってもキュートでした。

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.7

1957年という時代をうまく活して出来上がってます。インディの息子や宇宙人の話まで出てきて大賑わい。マーカスがいないのが大変寂しかった。ケイト・ブランシェットの軍服姿は大変美しかったが、ヒロインが不在>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.7

劇場公開時から30数年ぶりに再見。アクションやヒーローぶりは前2作より大人しい感じだが、それはやはり親子関係に力を入れて描いているからだろう。インディがとてもオヤジ想いなのが微笑ましい。コネリーも流石>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

これ面白い。日本で富士山と新幹線を舞台にして、俳優たちが大暴れ。日本の考証もよくできてて、さらにデフォルメしているのが見事。レモンとみかん(アーロン・タイラー・ジョンソンがいい。)の話もウエットでいい>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.8

ブラックウィドウの生い立ちから家族を中心に描く。いつも孤独で気の強そうな彼女が少し優しめなのがいい感じ。ストーリー中の激しいアクションや彼女の鋭い動きは本当に見事。R.ワイズ、O.キュリレンコ、F.ピ>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

マルチバースとタイムトラベルを組み合わせたストーリーの工夫とフラッシュの若さで賑やかで楽しい出来!また、ちょい顔出しの豪華メンバーやDCユニバースを踏まえたメンバーの顔出しには本当に感心した。アメリカ>>続きを読む

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.8

敵役をパワーアップして、マ刑事のバトル冴えまくる。見せ場の置き方も上手くなって全編楽しめる。続編を楽しみに待ってます!

だれもが愛しいチャンピオン(2018年製作の映画)

4.0

障がい者のメンバーたちが一枚上手というところが何とも素晴らしい。ハートウォーミングな決勝戦とラストは特に感動しました。

犯罪都市(2017年製作の映画)

3.8

マ・ドンソクの最強腕力刑事が豪快。性格が大雑把なところが兄貴風でいい気分になれる。敵対する中国マフィアが凶悪でひとかけらの人間性もない奴等と描かれているので、マ刑事が暴力で叩きのめすところは誠に痛快。>>続きを読む

コブラ(1986年製作の映画)

3.2

劇画スピリッツそのものの刑事アクション。スタローン色がとても強く感じられる。どこかで見た映画のシーンもいっぱい投入されている。西部劇のようでもある。こういうヒーローの映画は時々観たくなる。ファンサービ>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.7

セリフとシチュエーションが面白い。ファミレスをポイントの点で使用するのは菅田将暉がやってたTVドラマ「コントが始まる」を思い出してしまった。有村架純のじっとして考える雰囲気が印象的。恋愛ものとしてとて>>続きを読む

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ワイルドスピード風オールスター映画。アクションも相変わらず凄いが、出てくるメンバーがさらに凄い。お楽しみでワクワクするけど、これが最終章前編とのこと。またやってくれるんじゃないかなーとおもいつつも25>>続きを読む

FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.8

独特の色調のアニメで、亡命の過酷な現実を描く。人を信用できない、警戒を解けないのは、この環境からは残念ながら変えることはできない。紛争の地域やロシアは永久にこんな状況なのか。こんな状況になってしまった>>続きを読む