Kuuriさんの映画レビュー・感想・評価

Kuuri

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マトリックス(1999年製作の映画)

3.9

AIが人間に反抗するのではなく、人間がAIに反抗するという設定が面白い。主人公があくまで人間らしく成長していくのも良い。理屈や展開は大味だが、分かりやすく楽しめるSFアクション。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.7

アメリカ人とフランス人の男女がウィーンでワンナイトラブする話。おしゃれ全振り。二人の文学的でセクシーな会話をひたすら堪能する。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

前作で残してきたことを、36年ぶりの新作でこんなにも鮮やかに回収するとは...。主人公と亡き友の息子の物語、というのは一作では描けない感動がある。泣きました。
任務のシーンも何が起きてるか映像として分
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トップガン(1986年製作の映画)

3.7

これぞアメリカの男、これぞトム・クルーズって感じ。ストーリーは直球だし、戦闘シーンは何してるのかよく分かんないところも多いけど、とにかくかっこいい男たちです。古いから仕方ないけどBGMが安っぽくて笑っ>>続きを読む

フィフティ・シェイズ・フリード(2018年製作の映画)

3.6

バカップルストーリー最終章。内容は相変わらずしょうもないけど、SMプレイと円満な家庭生活を両立できてよかった。アナよりむしろクリスチャン(男)がかわいい。クリスチャンの成長物語。

フィフティ・シェイズ・ダーカー(2017年製作の映画)

3.6

『フィフティ・シェイズ』の第二部。基本的に突拍子もない展開の連続で、「パンツ脱げ」とヘリのシーンは笑う。ダコタ・ジョンソンが新社会人にしては老けて見える。それでもなんだかんだ二人を応援しちゃうし、第二>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.5

有村架純作品として観た。元風俗嬢の弁当屋店員と不器用な住民たちの交流を描く。生き方とか価値観を見つめる作品で、特にストーリーとかはない。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.0

冒頭の言葉を借りるなら、なんだこのクソ女は?これで人生を変えてくれたとか価値観を変えてくれたとでも言わせるのか?とんでもない迷惑だ。全く共感できない。ちょっとオシャレでエッチなだけで簡単に出来上がるん>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.1

アイルランドの青春バンド映画。ロック魂が炸裂しててめちゃくちゃかっこいい。音楽が80年代UKロックなのも素晴らしい。兄貴がすごい好き。Rock n Roll is a risk.

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

フレディ・マーキュリーとクイーンの歩みを描いた作品。音楽的才能の開花、バンドの成功と対立、フレディの苦悩、そしてライヴ・エイドでの復活と圧巻のパフォーマンス。あまりクイーンは聴いてこなかったけど、すご>>続きを読む

特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト(2023年製作の映画)

4.3

アンサンブルコンテストに出場するチームを決める代表決定戦の話。
小規模編成だからキャラが立つし、オリジナルチームを作って戦うのも熱くてすごく楽しかった。滝先生があまり出てこないからイライラすることもな
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

3.8

本題に入るための前半部分がちょっとだるいが、そこからは結構スリルがあって面白い。敵が味方になったり、伏線が回収されたりするのも熱いし、最後までワクワクさせてくれる。全員ハッピーエンドなのもすごい。

五等分の花嫁∽(2023年製作の映画)

3.9

まだやっていなかった原作エピソードをアニメ化。推しの一花はだいぶ落ち着いてしまっているが、5人ともしっかり見どころがあり、さすがの可愛さ。一番大事な四葉のエピソードは、今やられると忘れてしまっているこ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.8

スパイものらしい騙し合いが綺麗に決まってはいるが、正直難しくて途中ついていけなかった。中盤までのアクションはスリリングだが、終盤はさすがに映像の古さを感じてしまう。

フラガール(2006年製作の映画)

3.8

炭鉱の町を救うためにフラダンスに挑戦する話。産業構造の変化は色々な痛みを伴うことを教えてくれる。
個人的に田舎系の話が苦手で、頑固者たちにとにかくイライラさせられるが、クライマックスで浄化された。先生
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.2

日本の怪獣・ロボット作品を全力でアメリカ映画にしたもの。とにかく映像の迫力がすごい。どのキャラも好感が持てるし、ストーリーも分かりやすく面白い。シンプルに進むがゆえにちょっと犠牲が多すぎるかなと思う。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.4

スラムダンクの知識ゼロでもめちゃくちゃ面白かった。演出がかっこいいし、試合にも臨場感があって、ここまでリアルに画面を動かせるのかと驚いた。今作の主人公がシリアスな背景を背負いつつ、彼を含めた5人がユー>>続きを読む

リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?(2005年製作の映画)

3.4

容疑者4人の証言からレシピ泥棒を探す話。

食い違う話が実はピタリと噛み合ったり、最初と最後でキャラの印象がガラッと変わったりする展開がうまい。ノリは直球アメリカンコメディ。犯人にはもう少しキャラとし
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.8

喋るコンピューターと共に木星へ宇宙飛行する話。

55年も前の作品なのにSFとしての衰えを全く感じないのは、斬新な撮影手法と正確な科学的考証の賜物なのだろう。AI時代の今にも刺さるテーマ性も持っている
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.5

地震を引き起こす祟りみたいなものを鎮める話。

ギミック勝負の前々作、世界or彼女の前作に対し、今作は「戸締まりアドベンチャー」。ちょっと強引な展開もあるが、次のステージに挑むドキドキや圧倒的な映像の
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.9

基本は人類をめぐる宇宙人と宇宙人の戦いだから、シン・ゴジラみたいに日本社会のあり方を問うようなスケール感はないけれど、SFとして面白い作品だと思う。宇宙人同士が人間の姿で人類について語り合うシーンとか>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.6

とにかく浜辺美波が可愛い。浜辺美波のための作品と言ってもいい。
CGの安っぽさが観ていて恥ずかしい。話のスケールが小さく、「所詮は組織の内輪揉め」という状態。キャラを詰め込みすぎて掘り下げが足りない。
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モテキ(2011年製作の映画)

3.8

邦楽のヒットソングに乗って展開するラブストーリー。設定や演出はキャッチーだが、話は「好きになった人に恋人がいる」という割とちゃんとした恋愛モノ。ヒロインのみゆきの意図がよく分からなくてすっきりしないが>>続きを読む

マネーボール(2011年製作の映画)

4.5

元選手のGMが統計学の理論を用いて弱小貧乏球団を再建する話。

主人公というかブラッド・ピットがめっちゃかっこいい。即断即決、ベテランスタッフや他球団のGMにも決して折れない姿勢がアメリカのデキる経営
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.8

シエラレオネの内戦に巻き込まれた家族想いな漁師、幾度も死地をくぐり抜けてきたダイヤの密売人、恐れ知らずの美人ジャーナリストによるサスペンス。

強烈な個性を持つ愛すべきトリオが一番の魅力。生々しい戦闘
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

「時間の逆行」を使って世界を救うSFアクション。過去にタイムスリップする作品は数あれど、時間の進行と逆方向に進むという発想がすごいし、それを映像化してしまってるのもすごい。順行と逆行が入り乱れるシーン>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.8

スペシャリストを集めてターゲットの夢に潜入するSFスパイアクション。設定がめちゃくちゃ面白いし、映像も斬新で引き込まれる。優秀だけど決定的な弱みをもつ主人公、夢の中で待つ大切な人と家族愛など、ストーリ>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.3

雪に閉ざされたホテルで冬を過ごすことになった家族の話。サイコホラーの代表作として後の作品に大きな影響を与えたことは理解できる。演出でビビらせてくる。個人的にあまりホラーが好きじゃないので評価しづらいけ>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.3

イカれた鬼教師に見出されたドラムの学生の話。最初から最後まで極限の緊張感が続く唯一無二の作品だとは思う。ただ鬼教師がやり過ぎだしリアリティに欠ける展開も多いし共感はできない。また見たいかと言われるとも>>続きを読む

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.4

『逆襲のシャア』のときからハサウェイは何がしたいのかよく分からなかったが、大人になって感情を出さなくなったせいで余計に目的が伝わってこない。ギギは魅力的ではあるが情緒不安定すぎていらっとくる。専門用語>>続きを読む

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

3.2

クェスがうざすぎて耐えられない。ハサウェイも何やってんだ? 戦争する前に自分の子どもくらいちゃんと教育してほしい。ギュネイもシャアも女を追いかけまわしてるだけだし、ニュータイプは恋愛脳なのか? 少しは>>続きを読む

機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編(1982年製作の映画)

3.5

3作目。総集編なので仕方ないが、これまで以上に唐突な展開が多くて焦る。この作品は敵側がすごく良いキャラをしていて、両者に思い入れができるのが魅力。有名なセリフもたくさん出てきて楽しかった。

機動戦士ガンダム II 哀・戦士編(1981年製作の映画)

3.4

総集編の2作目。古い作画に目が慣れ、主人公たちもだいぶ成長してくれたので見ごたえが出てきた。加えて敵側のキャラがとても良い。しっかりフラグを立ててきっちり回収してくるところはまさにアニメの古典。

機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)

3.3

ガンダムの勉強のために観た。総集編の第1部。さすがに今観ると映像が古い。戦争とはいえ人を殺すことに苦悩するアムロが今後どうなるのか楽しみ。シャアも単純な悪役ではなさそうで面白いポジション。

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.2

ディスコミュージックの勉強として観た。

やんちゃしてた主人公が大人になる話だけど、やんちゃしすぎてて感情移入が難しい。意外に話は暗い。男尊女卑、人種差別、格差社会、中絶問題など、1970年代のアメリ
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小さな恋のうた(2019年製作の映画)

3.3

沖縄修学旅行の事前学習として観た。

沖縄の高校生たちのバンド活動を軸とする物語。同題曲をモチーフとし、米軍基地に住む少女が物語の鍵を握る。

多少は意外な展開もあるが、基本は青春映画あるあるという感
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