クロさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

久し振りに見返したけど、地味なストーリーがこれほど面白くなるのだから凄い。
コリン・ファースの魅力と演技力。そして演説シーンのある洋画を見るたびに思うけど、言葉の力って偉大だなぁ。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

久し振りに見返したが、今見てもスタイリッシュでキャラやセリフも良く、切ない。

ナタリー・ポートマンのインタビューや昨今の基準で見ると、マチルダを性的に撮りすぎてる部分は不要だなと思うし、残念でもある
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別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

『お嬢さん』ほど強烈なインパクトは無かったけど、直接的な表現無しに、じわじわと滲み出てくる恋愛心理の描写が繊細で、かつ濃厚。ミステリー要素にも目が離せず。ラストも素晴らしかった。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.4

面白いと言えば面白かったけど、何となく肩すかしを食らった感じも。

刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

3.9

昔見て大好きだった映画。この映画でアーミッシュを知った。
映像が美しく印象に残る。今見てもやっぱり良い。
ケリー・マクギリス素敵。

この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.2

ラストはなかなかの胸糞悪さ。その点は思ったより面白かったかな。

ただ脚本のツッコミが足りないというか、あらすじを追うだけで分かる程度の内容しか無く、映画として見るには物足りない。玉木宏以外は演技も中
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おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)

3.8

こうした搾取の構造は至る所にあり、コーヒーもエグいほどの不公正、不平等な搾取構造にどっぷりハマっている。
安ければ良いという消費者ばかりではないのだろうが、先進国や大企業のやり方に乗っかって消費してい
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A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

3.8

コーヒーは昔から好きだが、少し前に「‼︎」というコーヒー体験があって、それ以来コーヒーミルをガリガリ回して一杯のコーヒーを楽しむのが至福の時間。

知れば知るほど深く興味深いコーヒーの世界。
栽培、収
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.3

今回はちょっと切ない…でもやっぱり最高!
メンバーの成長と変わらぬドタバタ、全て受け入れるパワーと懐の深さ。
笑いつつ泣いて、また笑う。ジェームズ・ガンのバランス感覚が相変わらず絶妙で、キャラクター達
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

両親の離婚や家族の問題で受けた心の傷が、彼の詐欺師の才能を開花させてしまった。
もちろん免責はされないが、ちょっと胸が痛む。ディカプリオの傷付いた演技がまた上手いんだよね。

その後の展開などもまあ良
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

面白かった!

まずパソコンや録画映像、録音音声しばりのアイデアが面白いし(リアルタイムの会話もあるけど電話・ネット越し)、パソコンやネットの機能を使いこなすスピード感が凄い。
ネットに不慣れな層にも
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.8

主人公たちの飲み方が、アル中まっしぐらって感じでハラハラした。
でも「飲まない」という選択肢は無いようだ…適度に飲むのが最高!
マッツのダンスに驚いてしまったが、ダンサーを目指していたこともあるそうで
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

こんなに面白いとは思ってなかった!めちゃくちゃ笑って楽しかった〜!

デタラメなニッポンもここまで徹底してると、むしろギャグとして心の底から面白かった。全然イラッとしない。むしろ好きって感じ。

出演
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主戦場(2018年製作の映画)

4.2

歴史修正主義者たちの言い分は事実を曲解し、矛盾しており、差別的で最悪だ。彼らには本当にうんざりするが、逆に丁寧に事実を追い、真摯に研究し、しっかりした人権意識を持っている人たちのまっすぐな目や語りに救>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

予告編を見た時はあまりそそられなかったのだけど、おじさん2人の仲違いからこれほどの作品が作れるとは。
見終わっても延々と考え続けてしまう。


最初はパードリックに同情した。が、コルムの気持ちもよく分
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.9

あまり情報を入れずに見たのだけど、代理ミュンヒハウゼン症候群を扱った作品なのは割とすぐ分かる。

足が不自由で喘息持ちでもあるクロエは無事に母親から逃げられるのか?
母の異常さもエスカレート。
ハラハ
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.9

ちょっと気が重いなと思って長らく見ないでいたのだけど、主演のポール・ウォルター・ハウザーやサム・ロックウェル、キャシー・ベイツの好演で凄く良かった。

クリント・イーストウッド監督作は面白いけど何とな
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.5

なんか展開がモタついてて、主人公ちょっとどん臭くてヒヤヒヤ。
過酷な現実と対比してファンタジーが素敵かというとそうでもなく、同じくらい緊張感あってどっちも辛い。
ラストは良かった。

メルセデス役の女
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.7

あんまり期待していなかったら、めちゃくちゃ面白かった!

アニャ・テイラー=ジョイは『ラストナイト・イン・ソーホー』の時よりずっと魅力的だし、ニコラス・ホルトのクズっぷりも最高!レイフ・ファインズのヤ
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.4

ライアン・ゴズリングは寡黙な役似合うなあ。キャリー・マリガン、オスカー・アイザックもとても良かった。

ストーリーはちょっと物足りなく感じたけど、独特の雰囲気があった。選曲も面白い。

フューリー(2014年製作の映画)

3.8

ここまで戦車を中心に据えた戦争映画って見たの初めてかも。
こういった戦争映画がちっとも過去のものにならない現実が辛い。世界では今でも人間同士が傷つけ合って戦っているのだ…。

ストーリーはよくある話だ
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.4

久し振りに見たけど、やっぱり面白かった。
キャシー・ベイツの演技が凄すぎてほんと怖い。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.9

カオス過ぎる〜!
めちゃくちゃ面白いけど、苦手な人も多そう。ミシェル・ヨーがとても可愛くて良かった。

カオスが過ぎて途中疲れてしまったが、大事なのは受け入れる事、愛する事だな、みたいな普遍的なテーマ
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.4

うーん、正直あんまり。

量子世界が既視感ありすぎて意外性無かったし(スター・ウォーズとソーを足して割ったような?)、いつものメンバーが出ないとコミカルな部分も面白くなく、ストーリー展開も緩急が無く予
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.4

高い所は好きだけど、さすがにゾワゾワ怖かった。こんなに手に汗かいたの初めて。
諦めないって凄い。

タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.7

25年前はさほど興味も無く、レンタルでDVDを借りて見たが「ふーん」という感じ。
が、2年前にサブスクで見たら思いの外面白く、今回初めて劇場で見て、胸が苦しくなるくらい切なくなってしまった。

映画館
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.5

クリスはちょっと病んでるように思うなあ。父親の自殺で自己肯定感を無くし、叔父や農場にとって自分が必要な存在であることだけが心の拠り所なのでは。
ハリウッド映画のようにはいかない、ある意味現実的だが重過
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ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)

3.9

ポリオって生まれた赤ちゃんが最初にやる予防接種として名前を知っているくらいだけど、こういう病気だったんだ…。

難病ものは日本だとお涙頂戴になりがちだけど、海外の作品だと本人も周りも結構逞しくて、何か
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.9

今まで見ず嫌いしてたというか、あまり見る気になれなかったのだけど、予想以上に面白かった。

見た目と中身が違う、ということがこれほどまでに生きることを困難にするのか。

身体はどんどん幼くなり、頭脳は
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.0

もし家族が差別主義者だったら?ネオナチに傾倒し、暴力を扇動するようになったら?
前半は暴走する息子を成す術なく見つめる母の気持ちで見た。こういう場合って、一体どうすればいいんだろう…。

後半は、一度
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.6

前半は正直、思わせぶりに引っ張るだけの低予算ホラーっぽいなあと思ったし、アダが出てからはシュール過ぎてちょっとコメディ。
でもアダが意外と可愛くて、ラストは切なかった。

キリスト教の何かがモチーフに
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.6

主人公がクズ過ぎて前半はほぼコメディ。が、後半は突如サスペンスタッチに。
面白かったけど、韓国映画にありがちな展開で新鮮味は無かった。
ラスト、これはまた別のトラブルに巻き込まれそうだな(笑)

灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.9

紛争地域に生まれる過酷さ。

ストーリーはやや出来過ぎな展開とも思えたけど、紛争に家族も運命も掻き回され、思わぬ人と敵対したり憎み合ったりする事は現実にもたくさん起きているのだろう。

そしてその憎し
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.9

タランティーノ作品は必ずしも好きではないんだけど、見るとやっぱり面白いんだよね。
何というか、ユーモアとグロと批判精神とハラハラと希望みたいなのがゴチャ混ぜでパワフル。

ザ・ゴールドフィンチ(2019年製作の映画)

3.4

保護者を失った子供は辛いな…家庭に恵まれなかった子はこんなにも不安な人生を余儀なくされるのか。テオの波乱の人生が可哀想でならない。

最後まで見ると、まあ面白かったかな?って感じもするけど、途中は話が
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カポネ(2020年製作の映画)

3.1

トムハ目当てで見ました。迫真の演技ではあったけど、いかんせん脚本がつまらない。
せめて隠し財産絡みで盛り上げてくれれば良かったのだけど。