黒汐楓さんの映画レビュー・感想・評価

黒汐楓

黒汐楓

ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

4.0

あらゆる人間関係におけるいざこざや捻れは、想像力の欠如所以だと思っている。
問題を大きく拗れさせてしまった張本人が、筆一本で世界を紡ぎ出す作家というところが悲しいところだけれど。

ひとつの出来事を、
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ピザ!(2014年製作の映画)

3.5

久しぶりのインド映画。

インド映画の悪者はどこか抜けていて憎めない。(コメディタッチの作品しか観ていないからかも知れないけれど)
勧善懲悪ではないところがインド映画の素敵なところですね。

ピザを求
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

4.0

太鳳ちゃんはこの手の役ほんとにハマりますね。どこか人間離れした良い子さとか生真面目さみたいな部分が、気味悪さと表裏一体なんだろうな。(褒めてます。好きなんです)
そして子役の子が素晴らしい。素晴らしく
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世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す(1956年製作の映画)

-

ちょっとよく分からなかったんですが……というのが正直な感想ですが、制作された時代を考えると映画史的に意味のある作品なのかなという印象。

宇宙人、UFOや武器の戦闘力と比べて、防具の弱さが謎。でも動き
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羊とオオカミの恋と殺人(2019年製作の映画)

-

ううーん。うーん、ううーん。


ストーリーも演技も色々物申した過ぎるけど、何かもう一周回ってこれはこれで良いのかな。

殺人がポップ過ぎて何かこう……倫理観が邪魔をするよ。

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.5

良い話を予想せずに観たので途中で期待値の方向転換が必要だったけれど、テーマの重さが陳腐に見える事なく最後まで鑑賞できてよかった。
自らの傷(トラウマ)を見せた(見せ合えた)事でそんなに簡単に心開けるか
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花宵道中(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

期待値以上でも以下でもない感じ。
(言い方悪くてすみませんが、楽しんだという事です)

朝霧さんの最期の笑顔が悲しくて怖くて、そのあと振り返る出会いのシーンの心から穏やかで嬉しそうな笑顔との対比がとて
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.0

さすがギレルモなクリーチャーたちが見所でしょうか。
所々気持ち悪さはありつつも、怖さはほぼなし。
絵面的に一番えぐかったのは案山子かしら。でもシチューもなかなか。

怖さを期待したら肩透かしなダークフ
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

4.0

言葉にならない歪な思考とか、制御できずに暴発する感情とか、そういうものが素晴らしく不安定に描かれていて、苦しいと同時に心地よかった。
倫理観とか正しさとか、そういう事を土台に据えて生きられているという
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.0

サイコパス映画で検索すると真っ先に出て来るけれど、総じて評価がイマイチなので嫌煙していた映画。
視聴後の感想は、まさしく評価の通りというところ。評価通り、ひたすらシューティングゲームさながらの殺戮をし
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妖怪人間ベラ(2020年製作の映画)

4.0

気の狂い方がイキきっていてとても良かった。

サイコ、パニック、スプラッタ、ミステリ、SF、B級感、全部の要素を盛り込んだエンターテイメント性のあるホラーでした。
まさに笑いと恐怖は紙一重なウィンくん
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.0

「物」に感情や関係性をのせてしまう人間はミニマリストにはなれないなあと改めて。
あまりにもたくさんの物に囲まれて暮らすのは息苦しいけれど、物と一緒にいろんな人のいろんな思いを捨てて生きるのも味気なくて
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七つの大罪クラブ 生贄になった少女たち(2020年製作の映画)

2.8

七つの大罪というモチーフ、キャラクター設定、薔薇、動物の仮面と制服、死化粧、などなど、画的に心揺さぶるポイントがたくさん。
元々その辺を観たくて手にとったので、ストーリーにはそこまで期待していなかった
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アダムス・ファミリー(2019年製作の映画)

3.0

説こうとしているテーマに関してはかなりライトで大して響かないけれど、単純に画としてポップでデザイン的に観ていて楽しい。アダムスファミリーを元にしたイラスト集を観ている感覚というか。
お馴染みのあの音楽
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いけいけ!バカオンナ~我が道を行け~(2020年製作の映画)

2.5

真魚ちゃんがよかった。

時代をバブル期から現代風に、という事みたいだけど、そこはかとなく漂うバブル感。特に大学生時代……

Something Borrowed/幸せのジンクス(2011年製作の映画)

-

何て言うか、あの、その……美談でも純愛でも何でもないよね、それ。
優柔不断や自信の無さを思いやりで誤魔化さないで。巻き込まれた人間たちはたまったもんじゃない。
まあでも、結果的にはそれで良かったよね。
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

2.8

一気見が出来ず分割で。もう少し短くてもよかったのかなと。

前作を観ずにこちらを先に観てしまったので前作も観ないと。

累 かさね(2018年製作の映画)

4.0

原作のファンなのでちょっと身構えて観てしまったのだけど、最終的には太鳳ちゃんと芳根京子ちゃんは容れ物で、累とニナの物語に観えていて圧巻でした。
(細部は原作と異なる設定もありますが、概ね忠実だったと思
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チア・アップ!(2019年製作の映画)

4.0

死ぬまで活き活きと生き抜きたい。
やりたい事、好きな事、目指すもの、そういうものがあると、ひとはいくつになっても輝ける。
老いに抗う訳ではなくて、老いを受け入れた上で輝きを放つ。そういう老後は素敵だな
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セカンド・アクト(2018年製作の映画)

3.0

何だか良くも悪くもグッと引っかかる部分がなくて、終始凪のように過ぎていった。
ポイントポイントで大きな出来事はあるし、全体通して面白くない訳ではないのだけど、何故だか鑑賞後の印象がすごく薄かった。

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.5

期待値に対してそこまでハマらなかった。
あくまで好みの問題として。

あと、吹替えで見たんだけど、もしかすると字幕で見たら印象違うのかも知れないと思う一作だった。

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

4.0

タイトル(邦題)、間違っている訳ではないけれど中身の魅力が結構半減。

元気を貰える良き映画でした。女性としての人生で何となく迷ったり、自信をなくしたり、行き詰まった時にまた観たいなと思う一本。

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ステップフォード・ワイフ(2004年製作の映画)

4.3

評価点が低いのであまり期待せず観始めたのだけど、何だよめちゃくちゃ面白いじゃないか。

旧時代的な男性の理想郷が実は……
ジェンダー問題のまた別の側面という感じで、個人的にはこちらの側面の方がグッと来
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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.5

不気味さを増幅させる為と思しき音の使い方がとにかく不快……恐怖の前に不快。
違和感しかない雅楽風のBGMがタイミングもボリュームも謎過ぎて、途中からもう不快な効果音とBGMしか頭に入って来なくなってし
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ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン(2011年製作の映画)

3.5

お下品ドタバタコメディに終始するのかと思いきや、とても良かった。
友情もいろんな側面があって、単純に好きとか楽しいだけでは完結しない。時と場合、環境と年齢、そういう事によって流動的に移り変わったり、好
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ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ビジュアルとあらすじの時点でアイフィールプリティに似てるんだろうなと思って観始めたけど、こちらの方が全然良かった。

数限りなく詰め込まれたラブコメパロディには随所でクスリとさせられた。一人で映画観て
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

2.5

リメイク作品なのでどうしても前作と比べてしまうのだけど、前作と比べて、意味というか意義というか、そういうものがより強く分かりやすく提示されていて、それこそが何となく物足りない。
こういう作りになったの
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