JBOYさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(1277)
ドラマ(1)

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.4

年納めにNetflixで。アダムドライバーもスカヨハも素晴らしい。夫婦のぶつかり合いのシーンで泣きました。クレイマークレイマーから変わらないテーマだけど、この間のケンローチといい、自分が父親になること>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.7

惚れ惚れするくらいに「映画」にしか出来ない面白さが詰まってて、隣の国でこんなエンタメ作られてると思うと嫉妬するほどに凄い作品だった。。。

カツベン!(2019年製作の映画)

3.5

古き良き日本の映画文化 それを支えた活動弁士 映画を築き上げてきた人たちへのリスペクトに溢れた本作。主演の成田さん、活弁の話術の巧みさや素直な人物造形も含め好演でした。井上真央さんの妖艶さたっぷりの新>>続きを読む

家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.8

映画で世界を変えられるなんて幻想は抱いてない。映画はひとつの声に過ぎないと思うから。それでも声を上げ続けることが大切なんだー2003年のケンローチのインタビューの言葉です。デビューから一貫して労働者階>>続きを読む

タロウのバカ(2019年製作の映画)

-

意味や理解で囚われてしまう事から脱却した映画を作りたいっていう立嗣さんの尖った顔の映画。タロウの最後の叫びは生理も理解も追いつかないままの多義的な思いが感じられて、刺さりました。

吾輩は猫である(1936年製作の映画)

3.5

妻の禿げメイクと鼻子の鼻デカメイクと多々良のしぇんしぇいがツボでした。にゃん

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.8

歳を重ねるたびに自分を誇れるような人生でありたいものです。
ー昔の自分が今の自分を見て誇れるようでいたいんだ。
ー今はどう?理想の自分になれた?
ー少なくとも近づいてはいるよ。

衰えとか劣化とかそん
>>続きを読む

希望の灯り(2018年製作の映画)

4.0

村上春樹の短編とアキカウリスマキを足して割ったような感触と言うか、自分としてはものすごく好みでした。外国の長距離トラックが走る高速道路沿いのあの絶妙な寂しさがたまらなく好きなんですよ。この暗さと、仄か>>続きを読む

世界は今日から君のもの(2017年製作の映画)

2.9

メルヘンで古い。一歩一歩で良い、って事がメッセージでも、これ見て向上出来るのかなぁ。内容云々より人を惹きつける演出力が皆無です。門脇さんいなけりゃ観られない。

楽園(2019年製作の映画)

3.8

片岡礼子さんと黒沢あすかさんは助演女優賞モノです。田舎で生きる中年女性が抱える諦念や生活の重みや情念をそれぞれ違うベクトルで身体を張って演じてます。杉咲花さんもやっぱ良い女優さんだなぁ。魅入ってしまう>>続きを読む

最初の晩餐(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

とても素敵な作品でした。丁寧に紡がれた脚本と演出。主軸を握る過去パートの家族間の空気が素晴らしいから、(殆どのドラマはこの過去パートと現在が上手く繋がってないし、丁寧じゃない)普通は子役などで俳優が変>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

切ないSFの傑作って、成る程成る程…。化学やテクノロジーの進化や堅固なシステムを立ち上げたのが人間ならば、それを越えるのも人間なのだ。にしても、この頃のユアサーマン美しい…あんな人に出逢ったらそりゃあ>>続きを読む

チョコレート(2001年製作の映画)

3.6

出番は少なくとも、ヒースレジャーのともすればウェットかあるいはハードになりがちな場面を抑制された芝居で息子の悲痛な選択を浮かび上げ、アイデンティティを持ち得ないそのキャラクター造形をダニエル・デイ=ル>>続きを読む

ハムレット(1996年製作の映画)

4.7

ハムレット映像化史上一番面白い。俳優豪華〜〜!脇役ですら、チャールトンヘストン、ジャックレモン、ロビンウィリアムズ…。でもやはりケネスブラナーが凄かった。レトリックも心理描写も鮮やかで真に迫った表現で>>続きを読む

柔らかい殻(1990年製作の映画)

3.5

蜷川幸雄さんが影響を受けたと書いてて「小麦畑の突っ切るような美しさが〜」みたいなのを何かで読んでようやくVHSで鑑賞。クッソガキの主人公と気の狂った大人たちが住むどこにも抜け出せない閉塞感に溢れた小麦>>続きを読む

地球で最後のふたり(2003年製作の映画)

3.7

途中でセーラー服着てたヒロインが妹に変わったところ、可愛すぎてびっくりした。浅野忠信!殺し屋1リスペクト?ポスターからの絶対笑かしにきてる三池崇史。

[Focus](1996年製作の映画)

3.8

16年も前のコアな作品なのに、感想多いなー。いや、でも面白かった。1日経って凄いジワジワ来てる。浅野忠信のキレたオタクの演技見るためにもう1回観よう。

真実(2019年製作の映画)

4.0

最近は痛烈なドラマ性の高カロリーな作品ばかり見てるからか、今の気分にはあまりハマらなかったけど、あぁ是枝さんだ、良いよなぁと思えるシーンがいくつもあった。カトリーヌ・ドヌーブ、ジュリエット・ビノシュ、>>続きを読む

アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

-

絶対この主人公は高良健吾じゃないけど、高良健吾じゃないと客が入らないからっていう日本映画の矛盾に満ちた本作。今回の主人公に与えられた命題(存在感がなく誰からも忘れられる男)をとんでもなく華のありすぎる>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「タクシードライバー」と並ぶ時代を撃ちすぎた作品来たなぁ……。むしろそれ以上かな。トラヴィスは個人戦だけど、デニーロ殺して最後は暴徒たちに囲まれ悪のカリスマみたいになってたからなぁ…。ヒースレジャー版>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.5

原作を越えるって、これだけ足掻いても無理なんだなぁと思った。けど、凄すぎて笑ってしまう瞬間が幾度もありました。クライマックスシーン(拓馬決闘からのプロポーズ)は原作の衝撃ほど喰らえなかったけど、それ以>>続きを読む

狼煙が呼ぶ(2019年製作の映画)

4.0

豊田さんおかえり!ろくでもない不条理に映画で御礼参り。それに参加するための1800円。台詞もなくただ歩いてくるだけの浅野忠信の常人離れの存在感と、これからの日本を見据えるかのような松田龍平の眼差しに感>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.7

学生時代に見た頃は何も響いてなかったけども、7年ぶりくらいに見たら響まくりました。人が人を信じることの困難さとそれでも、心の底から人を想うことの尊さと、信じられる勇気と、素晴らしかった。垢にまみれきっ>>続きを読む

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

4.5

いやぁ良い映画だったなぁ。映画館で2回観た。高速な電動車椅子で街を縦横無尽に駆けてくこの映画のホアキンが一番好きだ。ルーニーマーラ(天使!)とのシーンの多幸感たるや。どんな苦痛で重い出来事を抱えようと>>続きを読む

帰れない二人(2018年製作の映画)

3.8

ペットボトルで男退治するチャオタオがツボでしたね。これぞジャジャンクーとしか言いようのない歌の使い方がまた良いですね。社交ダンスといい、笑って良いのか戸惑うような真面目なシュールさもまたジャジャンクー>>続きを読む

SWEET SIXTEEN(2002年製作の映画)

4.6

ケンローチの新作公開が決まったのが嬉しくて、久しぶりに見返したらド傑作でしたよ。こんなにも容赦ないのに、それでも人間を信じているというか諦めない眼差しは何なんだろう。あのラストシーン、心を爪弾く悲痛す>>続きを読む

ばかのハコ船(2002年製作の映画)

4.3

これは面白い!!俳優が総じて生々しくて、味があって素晴らしい。特に山本剛史さん。身を乗り出す位面白い芝居だった。山本浩司さんもリアリティ凄い。というか、全員の実存感凄い。人間関係のちょっとしたズレとか>>続きを読む

台風家族(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

10年ぶりに集まった犯罪者の家族たちに巻き起こる、台風のように目まぐるしい1日を切り取った本作。荒唐無稽にも思えるような展開を支えていたのは、新井浩文の演技だと思う。役柄もそうですが、草彅剛演じる小鉄>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

ディカプリオ演じる落ち目の俳優ニックの一喜一憂が可笑しくて切なくて、クリフに泣きつくとことか、子役の少女に褒められて涙ぐむとことか最高。永遠のナイスガイ・ブラッドピッド演じるクリフもタフでクールでウィ>>続きを読む

エルネスト(2017年製作の映画)

3.7

エルネストことフレディさんが非現実的な夢想家であり革命家として25歳で命を落としたこと(あるいは撃ち殺されたこと)に同じ25歳として何かを感じずにはいられなかった。
チェが広島で原爆についての写真を眺
>>続きを読む

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.3

この作品の太賀くんがおもろいってお勧めされたから見たけど、まぁ相変わらずの福田節!いや、面白いんだけど、自分は福田組における佐藤二朗さんやムロツヨシさんのような笑いの取り方は好きじゃない。あれをコメデ>>続きを読む

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.9

くぁーマジか切ねえ…!でもそれも、人生…と思ってたら、ラストぉ!ゾーイカザンってエリアカザンの孫なんだ、ほんでポールダノの嫁なんかい…むっちゃ可愛いやないか。ガードナー夫妻も素敵。父親の上手い事言おう>>続きを読む

花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

-

大林監督が言ってた「嘘から出たまこと」なるほどなぁ…。80歳とは思えないほど狂った映像表現と色彩感覚。凄いですけど、好みかと問われれば正直、否です。主演の窪塚俊介氏の芝居だけが圧倒的に受け付けず、意図>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.3

これは、愛でるべき作品だ。みんな良い奴だなぁ。気持ち良いくらいに上手く行き過ぎてるけど、たまにはそんな映画もあるべきだ。これも夢の一つ。I'm dreamer!

真昼の不思議な物体(2000年製作の映画)

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展開は理解出来ても、なかなか追いつかなかっちゃい。物語というものは、はるか昔洞窟で暗く寒い夜、人々が焚火を囲み、誰かが怖さを紛らわす面白い話を始める。という、ところから始まった。みたいな事を村上春樹の>>続きを読む

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