今では韓国映画の顔、チョン・ドヨンとソル・ギョングが共演している。
恋するチョン・ドヨンが可愛い。
繰り返しの場面が多い。これを微笑ましく思えるか冗長に感じるかで評価が分かれそう。
自撮りする場面、>>続きを読む
子どもの頃楽しかったこと、同時に寂しさや悩みがあったことを思い出す。
悲しい出来事があっても周囲は笑いこけている。いつのまにか一緒に笑っている主人公。
終盤、小屋からの展開は秀逸。
おじいさん他笑える>>続きを読む
現実の中に妄想がどんどん入り込んで来て、その境目がわからなくなる。
狂気の世界に入り込んだ感じ。
イ・ビョンホンは陰のある役がよく似合う。下手なギャグを言う顔も可愛く思える。
ハ・ジョンウは家族に囲まれている姿が似合う。
マ・ドンソクがいつもと違う。🤔
突っ込みどころはあるが、ディザスター・ムービ>>続きを読む
映画の始まりのヒッチハイク、車を修理する姿のロバート・ジョン・バークが格好いい。
噂話の現場。
話が噛み合わない恋人たち。
ループにハマった会話、飛び出す男。
等々、面白さが詰まっていた。
deal>>続きを読む
原作を読んでいないのだが、チラシを手にした時から気になっていた本作。
岩手が舞台。震災で大切な人やモノを失った人々と妖怪たちが登場する。ノスタルジック・ファンタジー。
居場所を見つける、居場所を守る。>>続きを読む
「こわれゆく女」のジョン・カーヴェテス監督作品
ニューヨークの街並み、ジャズ、ナンパ、恋、ケンカ、人種問題など。古さを感じさせない。
エンドロールで即興的演出による作品だと知った。
3巻の未現像のフィルムを探し求めて。
霧の光景、雪の光景、街の光景の中に見えるモノ、聞こえてくるもの。
現実と非現実。
女たち。
このレビューはネタバレを含みます
一つ一つのシーンに胸が締め付けられる。
あらゆるモノを捨てる。年老いた母親を見つめる。写真の女性。夜中の電話とその先。
ラストは繰り返し観たくなる。
訣別すること、愛すること、寛容なこと。自由で強く>>続きを読む
学生時代ならではのバカで真剣で楽しい時間。3人がそれぞれ出会った女性たち。
音楽がいい。
青春時代が懐かしくなる。
歌舞伎に魅せられた。撮り方が興味深く、予想以上に見せてくれる。
展開は予想通り。純愛過ぎる物語だが、ラストはじわり。
歩き続ける姿、葬儀、水に浸かった村など、悲しい場面ほど美しい光景だった。
不条理な運命。戦争、内戦。
ラストの手紙に涙。
ハンガリーにおけるユダヤ人の迫害史がいかなるものであったか。
才能あるユダヤ人一家の三代にわたるドラマ。歴史に翻弄されたそれぞれの一生。
試写会で観て以来、二度目の鑑賞。
京劇 覇王別姫を演じる二人が主人公。1926年の出会いから日中戦争、文化大革命、その後までの壮大なドラマ。
京劇・役者を通して中国の歴史、人の生き様、愛の姿を描いている。
映像が美しく目に残る。京劇の>>続きを読む
初めてのジョン・カサヴェテス監督作品。
精神を病みつつある主婦と家族の物語。
ジーナ・ローランズの演技が素晴らしい。
"Stand up. "の台詞にその後何が起こるのか期待感が高まる。ピーター・フォ>>続きを読む
ギャンブル漬けで借金まみれ、家族にも見放された主人公という設定だが、山田洋次監督が描く家族は温かい。
夕陽の海ほか撮影光景。
北川景子の美しさ・メイク。
テアトル銀幕での祝福シーン。ロケ地は川越スカラ>>続きを読む
ダークさの増した日岡刑事(松坂桃李)と猟奇的な上林(鈴木亮平)の対決が見応えがあった。
バイオレンス度が増した一方、組織闘争や警察vsヤクザといった展開が前作に比べシンプルに感じた。
村上虹郎演じるチ>>続きを読む
「ハムレット」の現代版。タイトルの通り。面白かった。
オーフィリアと父親が煙草を吸いながら交わす台詞、お小遣いを渡すシーンはホラーコメディ。
この機会に「ハムレット」を観てみようと思う。
不運続きでどん底にあっても、人は人によって救われる、未来を見出すことが出来る。アキ・カウリスマキの作品からはそういう思いが伝わって来る。
ラストの音楽、最高。
少年たちが出会い、永遠の別れを迎えた1985年の夏。少年は成長していた。
墓で踊る姿、ウォークマンに「セイリング」が印象深い。
家族や先生など脇が良かった。
1970年代のポーランド。肥料工場を立てるために監督官として赴任して来た主人公。国家経済、町の雇用安定など理想を抱いていた。
反体派の住民・記者たちとの対話を受け入れていた主人公を上層部は非難し、次第>>続きを読む
フィルムを評価され、撮ることにのめり込んで行く主人公。" 好きなモノを好きなように撮る’’喜びと引き換えに失ったものはあまりにも大きかった。
ラスト、カメラを通して初めて自分に向き合う主人公の姿が心に>>続きを読む
初めて罪を償いたいと思った青年、思わせてくれた人・モノ。
エンドロール、灯りのともった家を捉えたカメラ。主人公の歩く姿。
林遣都の演技が素晴らしい。
弁護士の夫が心臓発作で亡くなり悲嘆にくれる妻。
生前担当していた投獄中の男の家族。
裁判を引き継いだ弁護士と投獄された男、見習い弁護士らの会話を通して、当時の抑圧されたポーランド社会・体制が見えて来る>>続きを読む
覗き、無言電話、ストーキングその他を繰り返す19歳の青年トメク。愛していると伝えた年上の女マグダは愛とは全て性愛だと言う。
家主の老女の愛・嫉妬が絡む。
三人の心の動きの描き方が秀逸。
読み合わせが始まった時はカタチが見えなかった演劇。登場人物たちの抱えるモノが次第に見えてくる。
相手を知ること。自分を知ること。
ゴミ処理施設でみさきが自分の過去を話し始めたところで、変化を予感した。>>続きを読む
1917年冬、オーストリア軍と戦うイタリア軍。雪かきをする兵士たちと近づいてくる追撃砲の音。
ある小さな一団の数日を切り取ったような作品。手紙・病気・爆撃音と外の光景。
神が見ているというのか?
タイ>>続きを読む
柳楽優弥、三浦春馬、田中裕子など俳優が光っていた。
田中裕子が二人に作ったおにぎりの大きいこと。柳楽優弥が食べているシーンはじわりとくるものがあった。
三浦春馬が頬張るシーンが無いことに寂しさを感じた>>続きを読む
三部作の中で一番良かった。
家族を失った主人公が結婚し、新しい家族を築く。
たくさんの幸せと深い悲しみ。
追いかける者、振り返る者。
新たな始まり。
主人公アレックスは国外で生活を立て直したいと思っていた。
ジュリエット・ビノシュ演じるハンナと出会い縮まる距離・台詞・動きが興味深い。
ラスト、ハンナが駆け出す。自分自身の新たな人生を求めたのだろうか>>続きを読む
期待以上に面白かった。
繰り返される同じ毎日を生きていた主人公ガイが変わって行く。
ラストが良かった。
世界中のゲーマーたちの温かいまなざしもいい。
アクション、コメディ、ロマンス、ドラマ。
18歳の少年を刑務所まで護送する任務を負った二人のバランスがいい。ハジケているジャック・ニコルソンと良識的な相方。
寄り道をしながら進む旅の終わりは。
少年が大人になって行くところが良かった。
日中戦争が始まった1936年、何度か " 抗日戦争" という言葉が登場する。女性の結婚は家にお金を入れ、自分自身が飢えないためのもの。そんな時に出会った自由で輝いて見えた男。少女が男に惹かれて行く姿が>>続きを読む
銭湯を営む父親と障害のある次男。長男が久しぶりに帰って来る。
銭湯の光景、集う人々。変わりつつある街並み。
一人一人の思いを丁寧に描いた作品。
障害のある弟を持つ長男のそれまでの人生、これからの人生に>>続きを読む
挿入される戦争前の映像が美しい。ラストの砂浜を走る映像には涙がこぼれてしまった。
白樺、水面に映る針葉樹、煙草、背中の傷痕、小舟、終戦直後…。
映像・展開が観る者の想像を掻き立てる。
よく言われることだけど、何が良かったのかを知らずに観たい映画。
スクリーンで主人公たちを追っているうちに気持ちが熱くなった。脚本・キャストに拍手。👏