Kenさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

Ken

Ken

映画(662)
ドラマ(24)
アニメ(0)

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5


ドゥニヴィルヌーブらしいなぁと随所で感じました。

見ながら、感じる理由について考えました。

・とにかく、霧っぽい。よく見えない。
・とにかく、薄暗い。よく見えない。
・特に今回は砂嵐!よく見えな
>>続きを読む

暗黒街の顔役(1932年製作の映画)

4.1

めっちゃ面白かったなぁ。

アルパチーノのスカーフェイスの元ネタでスジもほとんどそのまんまなんだけど、こっちの方が全然面白かったなぁ。

大きな違いは、コメディの要素が入っているところ。
にしても、ブ
>>続きを読む

絞殺魔(1968年製作の映画)

3.4


ドキュメンタリーを見ているようだった。

犯人の異常性が、その不気味さを醸し出している。

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.5


歩いても歩いてもを見てからすぐ直後に見た。

圧倒的に歩いても歩いてもの方が野心的だった。

見やすさはこちらの方が。

台風で、帰られないというのは非常によく効いている。

別れた夫婦がどうしても
>>続きを読む

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.7

非常に実験的な映画だった。

ただのホームドラマかと思ったら、とんでもない。
とてつもなく色々なものを詰め込んでいる。

が、故に、散らばった印象もある。あるあるがたくさん?

ここから、「そして、父
>>続きを読む

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

3.4

ホドロフスキーという人。変人。奇想天外な映画を作る人。
映画に、ジョンレノンが出資したとかしないとか。

なるほど。この映画を見ていると、たしかに驚くべきビッグネームの名前が数々飛び出してくる。ダリ、
>>続きを読む

ミクロの決死圏(1966年製作の映画)

3.3

作品が上映された当時に見たら、びっくりする内容なんだろうなぁ。

特に縮小するところと拡大されるところ。

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.5


10年前ぐらいに脚本の先生に言われてみた。
そんなに気乗りせず見たのだけれど、めちゃくちゃ面白く感じた。

しばらく経ち、どんな内容だったっけ?と思って見たのだが、以前ほど面白く感じなかった。

>>続きを読む

ガープの世界(1982年製作の映画)

4.7


なんか、すごい映画だったなぁ。

冒頭の話から、おかしいとは思っていたけど、後半さらにぶっ飛ぶんだから、とんでもない。

ショッキングだし、この話をやるならお母さん目線で語った方がいい気もするが、な
>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.2

すごく凝った作りで画面だった。

でも、なんで、こんなにワクワクしないんだろうなぁ。

この、ジャメールに全然興味が湧かないからかなぁ。

ダニーボイル好きなんだけどなぁ。

キネマの神様(2021年製作の映画)

3.5

最後の、スピーチのシーンにグッと来た。

元々はコロナ前の想定でクランクイン予定だったのに、コロナの話題が入れられているのは、時代性を入れたかったのかなぁと思った。

大船撮影所のシーンでは、昭和を描
>>続きを読む

スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.1

なんで、この映画が名作と言われてるんだろう。

主人公のトニーに魅力も共感も感じないんだが。

随所にブライアンデパルマを感じさせるのは、やはり、巧みの技なんでしょうな。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

ダークヒーローだった。

純粋な悪はカッコいい。

ラジオで錦戸亮くんがオススメしてたので見た。

夜中見るのに最高だな。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.4


映画には色々な側面がある。

企画がいい。脚本がいい。映像がいい。情緒的である。社会性がある。

この作品は、企画がいいのだろう。また、それにより、撮り方も決まってくる。情緒的にする必要はないし、あ
>>続きを読む

会社物語 MEMORIES OF YOU(1988年製作の映画)

3.3

最初、東京のビルディングが映る。その綺麗さが、非凡さを語っている。
映像の画とカメラワーク、音声の省略だったり、静かに非凡さを魅せている。

当時のサラリーマンの姿が写っている。なんか、ホントにただの
>>続きを読む

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

2.8

めちゃくちゃな映像が僕の脳みそを破壊した。

前半はそれで見てられるんだけど、後半、僕の何かが拒否し始めた。周りのお客さんに迷惑なので、これは、眠った方がいいなと思い、眠ることに決めた。

でも、この
>>続きを読む

上意討ち 拝領妻始末(1967年製作の映画)

4.3

目が覚めるほどの面白さだった。

家老が手紙を受け取り、顔をこわばらせる。
手紙を投げ捨てる。
拾って読む下のもの。
周りが暗くなり、手紙にスポット。
手紙内容ナレーション。

すごく手がこんでいた。
>>続きを読む

薄氷の殺人(2014年製作の映画)

3.3

映画好きなんだろうなぁというのが、画面から伝わってくる。

色、質感、ワンカットの長さ。色々なものが、こだわりなんだろうなぁと感じる。

恋愛と仕事が絡み合っていて、え、どっち?!どっち?!となった。
>>続きを読む

マンディンゴ(1975年製作の映画)

4.2


画がばっちばちだった。

扱っている題材がめちゃくちゃ見たかった内容だった。

初めて、ロバートジョンソンやマディウォーターズの曲を聴いた時に、なんて、陰鬱な曲なんだと思った。ロックンロールのルーツ
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

面白かった〜。

映画を見ている中で、写っているものが記号的に感じることがよくある。
しかし、この映画はそれらと大きく一線を画している。

どういう表情か、どういう動きをするか。
動いた!動いた!って
>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

映画好きとして、よくわからない画面がたくさんあった。

夜、海沿いを凛太郎に追いかけられて、ハダシが逃げるシーン。2人ともダッシュで走る。途中、ビールケースを踏んで、また、遠景。ハダシが2歩で、凛太郎
>>続きを読む

M(1931年製作の映画)

3.7

前から見たかった、フリッツラングのM!

冒頭子供たちが歌を歌って遊んでいる。
カメラがベランダの方に移動して、そんな歌をやめなさいと、お母さんが言うと、子供たちが歌うのをやめる。洗濯物を取り込んで、
>>続きを読む

ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

3.3

ジョントラボルタがめちゃくちゃ若かった。

駅の中の画面が、アンタッチャブルを彷彿とさせた。

ストーリーが散漫で、盛り上げたい部分がうまく盛り上がっていないように感じた。

めっちゃ、画面が決まって
>>続きを読む

祭りの準備(1975年製作の映画)

3.9


湿気たっぷりの高知が舞台。

シャワーもなく、桶で体を洗う。

テレビなどを盗んで、警察が家に来る。
慌てて夫は逃げる。
その夫を警察の2人が走って浜辺を追う。
空は曇天で波が凄い。

雨がバシャバ
>>続きを読む

鬼が来た!(2000年製作の映画)

3.6

久々にこの映画を見た。

すごく面白かったと記憶しているが、ストーリーを大きく誤って理解していた。

誰が鬼だったのだろうか。

敗戦等で立場が変わり、あっという間に殺される側殺す側が逆転する人間社会
>>続きを読む

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.5

飛行機が着水して、島に到着します。

ポリスオフィサーが女の子の行方を島の中で探すのですが、そこで、多くの変わった出来事に遭遇し、訝しがります。

学校で先生が男根の話をしていたり、外の木が男根の姿だ
>>続きを読む

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

3.8


神戸を舞台に女友達4人の群像劇でした。

最初のワークショップと朗読劇がびっくりするほど長くて、その必要性があるのかどうか分からないけど、普通に、参加してる気分になれた。

あかり、桜子、ふみ、純の
>>続きを読む

アルジェの戦い(1966年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリーのような作りだった。

アルジェリアってアフリカ大陸だから、現地人は黒人なのかと思ったら、案外、アラブっぽかった。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.2


かなり、純文学的な映画でした。

親の人生をトレースする人ばかりじゃない?ってセリフがかなりパワーワードでした。

かなり、繊細な題材をきちんと掬い取れる、希少な作品だったと思います。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5


非常に美しい映像作品でした。

SNS アバターを使ったお話でした。

リアリズム演劇の理屈でいうと、因果関係になっていて、最終的に全ては、風呂敷で包まれる形になりますが、これは、それとは異なります
>>続きを読む

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.8



さっぱり、分からんのだけど、これでいいのだ!と思える。

それが、デビットリンチ!

意味なんていらないのだ!

世界残酷物語(1962年製作の映画)

3.5

大島渚の青春残酷物語みたいな、アート系映画と思ったら、全然違った。

映画冒頭、撮られたものをそのまま伝えることがジャーナリズムであるというテロップが出るので、どんだけ、残酷な気持ちにさせられるのかと
>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.9


明らかに魅力的な白髪の男性が舞台上に1人。

彼を中心に多国籍バンドが縦横無尽にステージを駆け巡る。

ダンスしながら演奏するってすごく難しそうだけど、この人たちはやっている。

たまたま、最近、ト
>>続きを読む

明日の食卓(2021年製作の映画)

3.5

3人の妻の話でした。

3人は一度も会いませんでした。

架空OL日記の山田真歩さんが、デリヘル嬢役で出ていました。

福島の除染の話題が出てきたのですが、あれ、何だったんですかね?

イカロス(2017年製作の映画)

3.5


ドーピングについてのドキュメンタリーだった。

これ、最終的に、ロシアの選手たちはオリンピックに出場出来ることになるんだが、ホントかなぁ。

それでも国内での支持を集めているプーチン大統領と国内での
>>続きを読む