kuutaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

老後の男性のファンタジー映画として見るなら… というか、話の内容的にさすがにこれはイーストウッドではリアリティが出ないでしょ。せめてもうすこし若い俳優さんで撮ればよかったのでは。(でもそれだと成立しな>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これはやばい。
たぶん何を書いてもネタバレになっちゃう。

友人から「一才の情報を見ないで行った方がいい。予告編もネット記事も感想もなにもかも!」て聞いててその通りで行ったので、とにかく全部が驚きでむ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

「キングスマン」の組織がいかにして生まれたかを描くスピンオフ。

いつものはちゃめちゃなアクションコメディではありつつも、歴史上の事件(第一次世界大戦)と虚実絡めた一大ドラマになっていて、タロン・エガ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

どれがどの話か見終わるとすっかり忘れてしまい、なんなら他のスパイ映画と記憶が混ざったりしてしまう『007』シリーズだけど、公開されるとやっぱり見てしまうお祭りムービー。

今作はダニエル・クレイグの最
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ピザ!(2014年製作の映画)

3.5

南インドの街にオープンしたピザ店。スラム街に暮らす幼い兄弟はどうしてもピザを食べてみたいのだが…。

子供たちがピザのために際どい仕事でお金を貯めたり、とぼけた2人組が出てきたりと笑えるシーンもあるの
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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20代の時あれだけ夢中で見た『エヴァンゲリオン』、あれから何年?物語が完結したことに安堵は覚えたけれど、世界観やキャラクターには一切何も共感できなかった。こちらが大人になりすぎてしまったし、時代が変化>>続きを読む

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.0

不安がずっと続いたコロナの時期、映画館に戻る最初のタイトルとしてはかなり正しい怪獣映画。
現実から遠く離れた世界に触れる映画の良さを再確認しました。

シリーズとしては、残念だけど前作のモスラ、キング
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.0

誰にでも優しくするからモテるけれど、誰のことも本気で好きにならない主人公が悲しすぎた。中途半端に相手に合わせるから誰も幸せにならない。この手のクズ男、大倉ハマり役すぎ。

「粘着なゲイ」の成田凌、やた
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インフェルノ(2016年製作の映画)

3.5

『ダ・ヴィンチ・コード』が大ヒットした、ダン・ブラウンのロバート・ラングドン シリーズ。

ダンテの地獄篇をモチーフに、ウイルスで世界の人口を半分にしようと目論む組織との戦いを描く。

フィレンツェの
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物ブツ交換(2018年製作の映画)

3.0

ジョージア(グルジア)の田舎の集落にやってくる小さな移動商店。

とはいえ、大したものは載せていない。細々とした生活雑貨や洋服など。

それらを買うためにじゃがいも農家の人々が支払うのは、お金ではなく
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アメリカン・ファクトリー(2019年製作の映画)

3.0

オバマ夫婦の製作会社によるドキュメンタリー。オハイオの閉鎖したGMの工場跡地が中国企業の工場になり、失業者に雇用が生まれるが、中国とアメリカの文化的摩擦がうまれ、なかなかうまく事が進まない様子が描かれ>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.5

1980年。ソウルのシングルファーザーのタクシー運転手が、外国人ジャーナリストを(そうとは知らずに)乗せて光州へ向かう。

軍による封鎖を抜けて光州に入った彼らは、軍事政権への反対デモが武力鎮圧されて
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

劇場で見たかったけどコロナで断念した『TENET』、ついに配信で鑑賞。

「時間軸」にこだわり続ける監督クリストファー・ノーランの、拗らせここに極まれり!みたいな作品。よくこんなもの作ったよ!

時間
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ミスト(2007年製作の映画)

4.0

ずっと「ミストは凄い」みたいな話は聞いてたし、見てみるかーと内容詳しく知らないまま見始めて…夜中に見終わって死ぬほど後味悪くてそのまま眠れず悶絶…

途中の展開、「非常時における人間の愚かさ、結局人間
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

2.5

大好きな思春期のこじらせ女子モノなのだけど、ストーリーに捻りがなくて、本人が痛々しくてちょっとしんどかったなぁ。

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.0

ベトナム戦争に反対するデモがシカゴで警察隊と衝突。死傷者を出した暴動を起こしたとして起訴されたデモ隊7人の裁判を映画化。

前知識なしで見たけど豪華キャストで非常に面白かった!

とくに、弁護士を演じ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.5

子供の頃に何度も本で読み、その後ウィノナ・ライダー主演の映画も見た『若草物語』。

同じ世代の文学少女なら絶対に通ってきた大定番(ほかに『赤毛のアン』『あしながおじさん』など)なだけにエピソードは全て
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

4.0

4歳から男性だと性自認してきたレイ(ラモーナ)は、男の子としての人生を新たに始めるためにホルモン治療を受ける決心をする。

16歳の娘が息子になる決断を認めて良いのか悩むシングルマザーの母と、トランス
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.0

訳あって興味があったけど、なかなか見るタイミングがなかったやつ。

思っていたよりは面白く見れたし、ちょっとホロっとしてしまったけども。

ゲーム世界での声の表現が良かった。(キャラの声と本人の声の使
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.5

ずっと、見よう見よう、見なきゃ見なきゃと思っていた『ミッドサマー』を今更ながら。

明るい夜の続く白夜の北欧、花が咲く美しい村。白い民族衣装で着飾り、祭りの踊りを踊る人々。

美しい風景の中で、美しい
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

2.5

なんとなく気になってた映画だったんだけど、期待はずれ。

IQが高すぎて学校で馴染めず、ハーバードに飛び級した結果、幼すぎて周りと馴染めない、ひねくれもので早口なコミュ障の主人公… という時点で面白そ
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.0

「ザ・スクエア 思いやりの聖域」が面白かったリューベン・オストルンド監督の最新作…と思ってたら、実は「ザ・スクエア」の3年前の作品でした。

バカンス先の雪山でおきた小さな雪崩。小さな子供を置いて真っ
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イーディ、83歳 はじめての山登り(2017年製作の映画)

2.5

多少なり山に登る人間としてマジレスのクソリプをしてしまうと、「未経験者がひとりであんな山には登れません」。

映画が言わんとしている「何歳でもチャレンジはできる」「人生を取り戻す」みたいなメッセージは
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.0

名探偵ホームズの風変わりな妹がロンドンの街へ。陰謀に巻き込まれながらも果敢に立ち向かう様子をコメディタッチで描く。

思っていたより子供向け。女子中学生くらいなら面白いのかも。

もともと劇場用映画と
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ヴェロニカ・マーズ ザ・ムービー(2014年製作の映画)

3.0

ヴェロニカ・マーズがネプチューンに帰ってきた!

この町に愛想を尽かしてNYの弁護士事務所に就職しようとしていたヴェロニカは、元カレのローガンが殺人の容疑者になったのを見かねてネプチューンに帰ってくる
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.0

トリックと結末はよくできていたけど、もう少し仲間割れとか疑心暗鬼でハラハラさせてくれたよかったのに!

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.5

じんわり良い映画でした。

アメリカに住む移民二世の中国人の女の子。差別を受けて育ち、やや斜に構えて生きている。
そんななか、気は効かないけど差別意識も特にもたない、呑気な男の子の恋に協力することにな
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ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

3.0

ドラマシリーズにハマって追いかけてきたあの物語に続きがあるなんて!また彼らに会えるなんて!と思っていたものの、すこし期待外れだったかなー。

時代の変化やそれに伴う階級社会のありかたへの疑問、男女格差
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.0

アカデミー賞にあれだけ絡んでいた割には面白くなくてガッカリ。カーレースに興味がないというのももちろんあるけど、キャラクターに感情移入しにくかった。

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.0

『ボヘミアン・ラプソディー』の大ヒットのあとで公開された割には話題にならなかった本作。

見てみてわかったけれど、ストーリーがなんだか表面をサラサラ流れていってしまってあまり刺さってこないのだ。

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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

3.0

江戸時代の大名の「お国替え」は、お城を引き払い、藩ごと行うお引越し。

引越しの予算、スケジュール管理、人員確保。後から城に入ってくる後継藩にもたくさんの資料を残さないといけないし、やることは山のよう
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.0

バカゾンビ映画シリーズ最新作。

まさにウディ・ハレルソンの本領発揮だなぁ〜