「コンゲーム青春劇」って新しい。ケケケとは対照的に、仕組み・構造で見せるドラマ。二転三転が楽しい。
『ハングオーバー』を参考にしていそう、結論ありきで進むので話が早くて面白い。
キャラもすごく簡略化>>続きを読む
こんなに優しい作品が、熾烈な闘い(コンクール)の上に成り立っているという、いびつな構造に眩暈がするけど、それも込みで好き。
自分はあの生徒会長のような不機嫌なモンスターになってしまっていないか不安に>>続きを読む
『侵入者たちの晩餐』があまりに面白かったので関連作として。この形式を章立てとして映画に横展開したのか。
「道程」とあるように、殺人ドラマでは省略されがちなプロセスが描かれるコメディ。今泉監督と少し近>>続きを読む
見事だーーめっちゃ面白い…。らしさ全開のオフビートな会話劇と、斬新なストーリー構造の発明の組み合わせで、新しい境地に達している。
こういうミニマムでユーモラスな物語が作りたくて映画や脚本の学校に通って>>続きを読む
●野崎さんの夢
「純粋な承認欲求」「芸能界は承認欲求の全国大会」…やっぱりバカリズムさんセリフうまいなぁ。
ブラッシュアップライフもそうだけど、カラオケが舞台として好きなんだなぁと思った。
とはいえ>>続きを読む
久々にものすごいドラマを目撃してる。。
正確で発見のあるセリフ、極個人的なのに共感できる感情、明確で鋭いテーマ設定、応援したくなる愛おしいキャラ…隙がない完璧な1話。『踊り場にて』で感じた才能が最大化>>続きを読む
テレ朝シナリオ大賞。植物状態の患者同士が脳で会話しあうという特殊な設定で、はじめのひきこそあったものの…固定的な会話しか生まれず展開に乏しい。
2時間作品を無理矢理縮めたらしいので抜け落ちた部分も多>>続きを読む
テレビドラマの本気。予算のかけ方が違う。2本分の枠と尺をとって、最初の数回に予算を集中投下したという戦略かな。
ネトフリをはじめとする配信サービスの方が良いドラマを作る時代が来るなんて10年前は誰も>>続きを読む
先生とイジメ被害者の生徒がタッグを組むって設定新しい。
毎回生徒のプライベートにまで入り込んで問題を解決していく『GTO』形式+自分を殺した犯人を突き止める『告白』形式。
人を信じていない描写が多く>>続きを読む
分かりやすくて観やすい。バディものの起業サクセスストーリー。
ep1
目黒くん、昔のキムタクが演じていたような、無鉄砲で機転のきく主人公。silentと真逆の多弁なキャラだけどこなしててさすが。
か>>続きを読む
ちょっとひどい…。企画が発表されたときのイヤな予感が的中した。
おそらくレトロブームの流れを捉えて、マーケティング的にトレンディをもう一度やろうという企みだと思うけど、アップデートが感じられず、ただ>>続きを読む
電車の車両が時代を超えて漂流するSF。局のドラマとは思えないくらいにネトフリっぽいスケール。
今期はこれ!という激推しはないけれど、当たりが多いクールに思う。ベタで面白い。
漫画『漂流ネットカフェ>>続きを読む
オーシャンズ11(犯罪プロ集団)
×LEON(少女と罪人のバディ)
×ブラックジャック(闇医者)。
セリフの節々にユーモアがあって面白い。キャラのバラエティもあるし、展開を出し惜しみしてなくてスピー>>続きを読む
面白い設定でこれは毎週みそう。「パニックコマーシャル」でヤンシナ大賞とった中村さんの脚本だけど、広告代理店OLを主人公にしたコミカルな物語ということで、らしさを感じた。葬式でコールとかユーモアのセンス>>続きを読む
ep1
モテたい、って不純な動機に思われがちだけど、何者かになって今より少しだけ好きな自分になりたい、って思うのは全然良いことだなぁとか思った。
黒澤版『生きる』がリメイクより優れてるのも、「ものを作>>続きを読む
星好きの少年とヤングケアラー少女の交流。
創作ドラマ大賞とヤンシナ大賞がまさかの同じテーマだけど、『瑠璃も玻璃も…』の方が好きだった。
宇宙科学を自分も志していたから共感するところは多いけど、少年が>>続きを読む
坂元裕二はハズレがないから、逆に代表作がない脚本家だな…。『ベイビーブローカー』より10年以上も前に赤ちゃんポストやネグレクトを扱う作品を書いているとは知らず、『怪物』での是枝さんとのタッグも必然に思>>続きを読む
お仕事映画企画の参考に初鑑賞。
変人喜劇つまりスクリューボールコメディ的。
コロナ前から対面の重要性が下がることへの懸念って描かれてたんだな、メールとか電話とか。
太賀が物語を動かしていて、モンス>>続きを読む
広告業界の仲間たちから立て続けに勧められたので見始めた。
ep1
「上司の代わりに一年間パリに赴任することになった若手マーケターが、言語の壁やワークライフバランスへの価値観のギャップによって同僚たち>>続きを読む
ep1
安心して観られる令和のトレンディドラマ。
ウェルメイドで意外性はないけど、癖のあるキャラを応援できる形で成立させているのはさすが北川悦吏子。
松本若菜が言った「あんたの曲には痛みがない、だ>>続きを読む
闇医者を主人公にした、一話完結の観やすい日曜劇場だけど、色々と惜しい...。キャラを立ててシリーズになるような資産を作っていきたいという意向なんだろうけど。。
明らかにブラックジャックの流派だけど、>>続きを読む
今のところ今期ベスト。タイムループものって数多くやられているけど、徳を積むために赤ちゃんからやり直す、ってなかなか斬新。タイムスパンを長くとった『プロポーズ大作戦』みたいな。
主演級の演技派をよくぞこ>>続きを読む
軟弱な偉人が窮地に追い込まれて悩むという描写を観てると、下品な天才モーツァルトを描いた『アマデウス』を思い出す。
上司が急に現場に来れなくなって決定権を委ねられて逃げ出したくなるみたいなことあるし共感>>続きを読む
令和のマイルド版『愛の病』。CM界の大御所・澤本さんの脚本。
深夜枠に相応しいゆるさがありつつ、構造的な仕掛けによるツイストもある。
けどセットアップの時点でオチの想像がついてしまうのが残念。あらゆ>>続きを読む
満島ひかり&佐藤健と音楽の魅力に全頼りしているのがずっとCMを観ているようで、「安心して見られるものの新しさには欠ける」印象だった。
なので4話終了時点でもういいや...となってからは、禁断の1.5倍>>続きを読む
ヤンシナ大賞作品(去年は生方美久『踊り場にて』)。
「ヤングケアラー」(いわゆる親ガチャ)という残酷な社会問題を題材にしながらも、ハートウォーミングでウェルメイドなドラマに仕上がっていて、その上に強力>>続きを読む
のだめを思い出させる、気楽な法廷コメディ。
刺激的な作品が多い中で、純粋無垢な癒しのストーリーを届けたいという意思があったみたいで、「ワクチンドラマ」と言ってた。
ep1
芝居がキュートですごい。賢>>続きを読む
数ヶ月かけてじっくり観た。もちろん面白いんだけど、Season1-2のように「止められなくなる」面白さというよりは、意を決して2時間に挑むという感じで、より映画的になっていると感じる。
「スティーン>>続きを読む
バラエティスタッフが、どうやって冤罪を特集するか。シリアスとコミカルが調和した素晴らしい設定と企画。
『silent』と比較したときに、今作はすごく明確に葛藤や欠点が設定されていることに気がつく。そ>>続きを読む
『CODA』『ドライブマイカー』など近年の名作で描かれる「ろう者」という題材を、坂元裕二的な世界観で描いたという印象。聴こえた時代との対比をしている作品は今までなかったな...。
三角関係を加速させる>>続きを読む
『silent』の脚本家のヤンシナ大賞作品。放送時にみてFilmarksに登録がなかったのでメモっていた感想。
「諦めるとは、明らかになること。」
非常に具体的なメッセージがある、ぶれないストーリー>>続きを読む
記録漏れ。良いドラマだった。
フィクション度高いけど、日常のあらゆることに対する解像度が上がるような作品。
終わり方に納得がいかないけど続編ありきなので仕方ないか。又吉さんの考察が良かった。
高齢化で斜陽国になった未来の日本を舞台に、AIが政治を司る実験都市の「総理」に就任した17歳の少年の物語。宇野維正の上半期ベストで知った作品。
今の日本の深刻な状況を知ることができる「エデュテインメ>>続きを読む
『戦力外通告・クビを宣告された男達』すごく好きなんだけど、スポーツ選手のセカンドライフって意外とドラマの題材にはあまりなってなかったな。時代が追いついたのか。
真っ直ぐで馬鹿な新参者が周りを変えてい>>続きを読む
ep1
停職処分中の陰謀論マニア、兄の殉職に関わった疑いをかけられたおバカな総務課、植物と話せる気難しい会計課、乱暴者で謎の多い生活安全課。
刑事モノといっても、捜査権のない端っこの4人のドラマなの>>続きを読む