くだものさんの映画レビュー・感想・評価

くだもの

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来る(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

日本の「怖い話」におけるセオリーをきちんと踏んでいて、その部分を観るのが楽しかった。

特に松たか子の「私の知り合いはもっと上の人たちです」からはじまり、各地の霊能者が集結し祭り事の準備をする流れは、
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アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.0

エンターテイメントとしての面白味や妻への愛情などが随所に盛り込まれ飽きさせない展開で楽しめたが、若干この手のお決まりが苦手なため、まあまあ…という感想。

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.5

病気発生からどういう感染経路で蔓延していくのか淡々と追っていく映画だが、リアリティがあり実際もこんな風に広がっていくのではないだろうかと思えた。

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ニンフォマニアックのジョーが語る生々しい人生と、初老で童貞の聞き手セリグマンの体験を伴わない知識からの推察が、微妙なちぐはぐさを生み納得に繋がる例えになったり滑稽で笑えるものになったり哀愁や光になった>>続きを読む

ゴッド・タウン 神なきレクイエム/ゴッド・タウン 裁かれる街(2014年製作の映画)

4.5

隣人の噂話からニュースまで、すべての住人に知れ渡る小さな田舎町で起きた事件をきっかけに、人々の行動や感情の錯綜を描いた良作。
ダメな人は本当にダメなんだろうか。どんなことをしたらダメな人なんだろう。良
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.0

少し変わったSF。
富裕層と貧困層、生と死が残時間で表され、それがアクションにも直結するので物語のまとまりがよく、テーマも明確にわかった。
タイムキーパーのキリアン・マーフィーがとても印象的だった。

Virginia/ヴァージニア(2011年製作の映画)

1.0

構成や演出など好きな人は好きそう。私的にこのストーリーとの掛けあわせは合わなかった。

ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

1.0

ホラーかと思ったらミステリーだった。謎解きのヒントが多すぎて全て掘り下げが真に迫れていない感じ。

ホーンティング(1999年製作の映画)

1.0

館の美術はよかったが、内容の割にCGが目立ちすぎてアンバランス。

サプライズ(2011年製作の映画)

1.0

キャラクター設定のみで作られた映画だなあと思った。

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

4.0

鑑賞後久々に筆舌に尽くしがたいなんとも引っかかりのある余韻を味わった。観てよかった。
間や効果や画面作りなど、ドラマのハンニバルに少し似ているという印象を持った。

エクリプス(2017年製作の映画)

2.0

主演の女の子がものすっっっごくかわいかった。これだけで観れてよかったと思えた。
実話という事を踏まえて観たほうが楽しめる。

白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.5

話の展開と演出がとてもマッチしていたと思う。
情報収集から順番に明らかになっていく過程は追求欲を満たし、いい加減なツイートをする人達やネット住民に反感を持ちながら進んでいく…これは普段ツイッターやネッ
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.0

発想はとても面白かった!
が…ラストが……うーん

エミリー・ローズ(2005年製作の映画)

3.0

ホラーというよりはミステリー。
目に見えないものや不可思議な現象を「こうだ」と決定付けることの難しさを描いていて興味深く観れた

エクソシズム(2010年製作の映画)

2.5

悪魔祓いを通じて罪と業と宗教観が濃く描かれている。ホラー要素は薄いが物語の構成で驚けた作品。
画面が常に微妙に揺れていて、その塩梅が気になり途中から気分が悪くなった。

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

2.5

状況に流されるまま自らの意志を強く出さない主人公たち…そういう描き方にわざとしたのだろうか?
鑑賞者が心の中で主人公たちの行動理由と意志を決定づけるような作りになっていた気がする。
「どうしてこういう
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

販促物の画像から地球侵略系かと思って見た始めたが、本当に侵略を受けているのだろうか?から始まるとは思わなかった。いい意味で裏切られた

ドリームキャッチャー(2003年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ホラーかと思って見始めたらエイリアンもので面食らったが、最後の方まで展開が読めず楽しく鑑賞できた

ギフト(2000年製作の映画)

3.0

映像が美しかった。静かなホラー。
主人公も結局カードに頼って自ら考えることをしなかったのでそこは好きになれなかった

鋼の錬金術師(2017年製作の映画)

-

CGは素晴らしかったが、登場人物がカツラだったり細部に渡っての画面の雰囲気作り(場所や構図や効果的な色味)が日本のドラマの域を越えていなかったりで、映画の中の現実世界のリアリティにブレを感じ、その整合>>続きを読む

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

2.5

自由や楽園は「現実から目を背けていられる場所=自分の思い通りになる場所」と定義し、そのアンサーを描いている作品。

自分一人になっても現実を受け入れていなければ自由や楽園ではない、現実を受け入れていれ
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

4.5

メイン3人の役者さんがとても良かった!
好みの色味、構図、演技やシーンの間のなかにある3人の独特なやり取りとくだらない笑い要素が絶妙。

学生時代から見たいと思ってはいたが、機会を逃し続け、やっと本日
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ザ・フライ2/二世誕生(1988年製作の映画)

3.5

きちんと続編として描かれていて楽しめたが、特殊メイクや効果は1作目のほうが迫力があった。
愛情のあるなしで生かすか殺すか判断しきっていたところはいっそ清々しい。
1作目もそうだったが、主人公と相手役の
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.0

面白かった!!!間違いなく名作だと思った。
コンピュータは時代を感じるものだったが、概念や定義に基づく設定は今でも十分通じるものなので楽しめる。
特殊メイクや特殊効果が素晴らしい。それを表現する役者さ
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フル・モンティ(1997年製作の映画)

3.5

冴えない男たちのストリップなんて誰が見たいと思うんだ?とやってる本人たちも視聴者も懐疑的思っているのだが、ストーリーを追ううち、ストリップも他の職もお金を稼ぐ手段で、そこに等しくある頑張ろうと覚悟を決>>続きを読む

ブロブ/宇宙からの不明物体(1988年製作の映画)

3.0

スライムで人が溶けていく様は見事。思わず見入ってしまった。
守り守られるのパニック映画だが主人公が「みんなを助けるんだ!」という使命ではなく、完全に自己中心的に助ける人を選びスライムを滅殺するために行
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モーテル(2007年製作の映画)

2.5

ゲーム的なサスペンス映画。
奥さんががんばっていたのが好感を持てた。

OPとEDのスタッフロールの演出がデザイン的で良かった。映画の内容と合ってない気もしたが。

スペル(2009年製作の映画)

2.0

怖さはない。誠意を尽くさない事へのしっぺ返し。教訓の映画。

フッテージ(2012年製作の映画)

3.5

不鮮明な映写機の映像や不気味な音が静かに鳴るBGMのつけ方がよかった。
事件とアイテムと怖さの関連付けも結構好みだった。

ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

悪魔でもゴーストでもない“闇”のホラー。
ライトの点滅と人間の心の明暗をダイアナを引き合いに出して照らし合わせるような構成だったのかな、と思った。
なかなか面白かった。

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

2.0

宇宙の無重力の感はとても感じられた。
しかし、主人公の女性ライアンは宇宙飛行士の訓練をこなしているにもかかわらず、命令を受け入れず早々にパニックを起こし足手まといに…。これが“宇宙飛行士”なのだろうか
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