げかやま

げかやま

5.0:満点を付けざるを得ない
4.9:ほぼ満点
4.5:大好き、最高
4.0:かなり好き、すばらしい
3.5:好き・良い映画
3.0:ふつうに好印象ではある
2.5:ふつう
2.0:いらいらする
1.5:みていられないダメさ

1.0:愛すべきクソ映画

すごく当たり障りがない時以外はネタバレ注意

パターソン(2016年製作の映画)

4.0

ジャームッシュは、都市があって人がいてカメラが回れば映画になる"かのように"映画を撮るなあとつくづく感心してしまった。そして、決してそんなことはないこともよくわかっているから、こっそりちまちま丁寧に作>>続きを読む

怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.5

試写会にて

基本のストーリーは王道でストレートだが、丁寧でよい。ラストなどではしっかり驚きも納得もあり面白い。

アニメがとても楽しい。あと、怪物が思ったより迫力あるガチのやつなのがよい。

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます。

試写会にて

本当に素晴らしかった…。戦後アメリカ史、カウンターカルチャー、パンクロック、フェミニズム、性、出産、親子といった重量感ある要素を目一杯詰め込みながら、それでも5人の生きた“家族”のドラマ
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A.I.(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます。

ホームドラマ的で長くやや退屈な序盤、から突然バリバリのSF活劇にシフトし超テンションがあがる中盤、そして内面世界へ的なSF超展開で走りきる終盤と、かなり不気味な構成。場面ごとの映像クオリティのムラもす>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます。

気づいたら立川の極上音響上映が最終日だったので急遽レイトショーへ行った。

とりあえず、あの原作の映画化としてはベストなやり方だったのだと強く思う。特に音響面と空襲の描写、色の良さは映画版の強み。あと
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます。

これ難しいんだよなあ。

前半コメディっちゃコメディなんだけど、それはどうしても後半シリアスっぽくなってきたところで「前半でつい笑ってしまったことをかえりみろよ」的な役割が強い感じがする。で、それは最
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インスタント沼(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます。

結果的なノリそのものはゆるいんだけど、作り手側には絶えず予想と期待を裏切り続けなくてはならないみたいな差し迫った使命感的なものがあるんだろうなって感じがして大好き。

その割にプロットとしてはわりとベ
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第三の男(1949年製作の映画)

3.5

映像技法的な面白さ、心身ともに余裕のある時でないと楽しむの難しい問題…。

ラスト下水道のところはちゃんとかっこよかった記憶がはっきりある。あと戦争の影がちらつくのはとてもよかった。

疑惑の影(1942年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます。

食事中の人の家にあがりこんで手持ち無沙汰にチョロチョロしたあげく突然キノコを取り出すミステリオタクにめちゃ笑ってしまった。

「おかし作りはバターと砂糖を練るところから始まる」みたいなセリフに妙に納得
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用心棒(1961年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます。

わーい!おもしろーい!

無駄がないってのはこういうことだというような、極めてロジカルな演出に惚れ惚れする。(そのためやや直接的なきらいはあるかも)

中盤の捕まるくだりがめちゃくちゃメタルギアっぽい
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます。

なんだろうとても映画的。それ自体が良いか悪いかは意見が分かれるかもしれないけど、とりあえず全体としては結構好き。

同じところをぐるぐる回る様々な運動が、最後はひたすら直線の移動に変わってどこかへ向か
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます。

クドカンがめちゃくちゃ雑魚キャラで出てて面白い。

描かれる範囲の広がり方がすごく面白い。決して群像劇とまではいかないながら、一方決して二人だけの物語ではないという絶妙なライン。なんかよい。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます。

仕事できる人はいざとなったら家のことも子供のことも結構できる、というあたりが大変好き。フレンチトーストも含めて、1つ1つの生活がちゃんとあるのもすごくいい。

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます。

前半はなかなかSF的深みを感じる設定ながら、後半怒涛のベタSFラブストーリーになる。とりあえず二人の愛で全部解決した感じになったり、脇役の扱いが恐ろしく雑だったりとベタゆえの粗さはあるが、一方でベタゆ>>続きを読む

メランコリア(2011年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます。

怖い話や悲しい話や腹の立つ話は結構距離を置いてフィクションとして消化できるつもりなのだが、この手のじりじりと不安や違和感を重ねていくタイプのものはなんかどうしても耐え難い。

見てて辛いのは狙い通りい
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たみおのしあわせ(2007年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます。

ラストはなかなか面白いが、全体的にはどうも散漫な印象。役者については、演技面でも、そこにその人か的な面でもかなり面白い。

麻生久美子すき。ワンポイント田中哲司もすき。どうせなら最後は忌野清志郎に歌っ
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.5

開始早々、こんなん絶対好きに決まってるわってなった。

ワクワクして、ドキドキして、びっくりして、切なくなって、こんなに素直な気持ちで映画を見たのは久しぶりかもしれない。

主演を支えるおっさん二人が
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アバウト・シュミット(2002年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます。

じわっとした笑いもあり、そこそこ面白い。最後急にいい話になるのは意外と良い。急に救われるってことに意味がある気がする。

後任者に色々教えてあげようと思って定年退職した会社に行ったらなんとなくウザがら
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

4.0

1の方がコメディとしては面白かったかなとは思うものの、何というか恐ろしい安定感にビビる。脚本のソツのなさとSF的なビジュアルのチープさ、宇宙人の妙なキモさが絶妙。

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます。

蒼井優が働く映像、無限に見れる。

結局普通に恋愛ものっぽくなってしまったのは個人的にはやや残念かなとも思うが、森山未來のことめちゃめちゃ好きになれるので良いと思う。

12モンキーズ(1995年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます。

脚本の完成度が大変高い。かといって脚本がうまいだけパターンにも陥らず、チープながら「こいつわかってるな感」のあるSF装置や、ブラッドピットの熱演など見所が多い。

テリーギリアムは世界自体が大きく変わ
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます。

簡単に「宗教」ってまとめたり「信じる」って言い回しを使ったりして、「それぞれの宗教を信じればいいんじゃない」みたいことを言いがちだけど、問題はそういうことではないのだろうなあと。「宗教」ではなくて「真>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます。

楽しい痛快エンターテイメント。話が進むにつれどんどん面白くなっていく。僕はなぜか少しイングロリアスバスターズを思い出した。(そのせいで最後は爆殺して欲しいなど余計なことを考えてしまった)

作中の朗読
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ANTIPORNO アンチポルノ(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます。

締め切りの都合でこれを見る前にレポートを書かなくてはならなかったのが残念でならない。素晴らしい。

「今、ポルノを撮る必然性はないと思い最初は断ったんですが、でも日活さんから『必然性がないことを映画に
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牝猫たち(2016年製作の映画)

3.5

日活ロマンポルノリブートプロジェクト第三弾。期末レポートの題材にするために見にいった。(見る口実にレポートの題材にしたという説は否めない)

どちらかと言えば濡れ場の(だいぶ)多い普通の日本映画、とい
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グランドマスター(2013年製作の映画)

4.0

冒頭の雨の中のアクションシーンからして最高にかっこよく美しい。全体的にかなり好きだけど、もっと巧い脚本かと思ったと言われるパターンぽいのであまり人には勧めないかな…。

王家衛の恋愛ものを期待する人に
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.0

こういう面白サイコサスペンス的な話はそんなに好みではない方ないんだけど、濃いめの演出がなかなかハマって面白く観れた。

ここらへんでグロいれとくかーみたいな感じでグロい(というか痛い)シーンが入るのは
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.9

素晴らしすぎる。

こういうことができるからSFっていいなって思うし、こういうことができるからコメディっていいなって思うわけです。

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.5

最近身の回りで話題(主に特定の人が原因だが)のルベツキがたまたま撮影監督でびっくり。

長回しはすごいけど、それが好きかって言われるとうーん…。いやすごいけど。

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.5

どうも節々で村上春樹を思い起こさせるのだが、彼の中国での人気や「ノルウェイの森」のタイミングを考えると割と見当違いではない気がする。

僕は良識的()な人間なので普通に怖いなあと思ってしまったところも
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます。

調子に乗って書いたら何らかの期末レポートみたいになってしまった(いつか流用するまである)。要するに傑作だったと思います。

 主人公の想像や夢の中に現れる「ニューヨークの高層ビルに飛行機が突っ込む事故
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます。

良くも悪くも『荒野の7人』と比べながら見ざるを得ないので難しいところだけど、なかなか面白かった。

一度誘いを断った奴が「何人集まった?」って聞いて、指一本立てて答えた主人公に対して無言で指二本立てて
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燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.5

四方田犬彦が「プロットはほとんど『007ドクター・ノオ』(1962)のそれをそのまま借用したかのよう」って言ってて、まさにそれって感じ。なんなら敵のビジュアルもなんとなく似てるし義手だし、地下基地のデ>>続きを読む

ドラゴンへの道(1972年製作の映画)

3.5

地上げ屋の嫌がらせに苦しむレストラン店長の美女(ツンデレ)のために主人公(最強)が戦うアクションコメディ、という圧倒的コテコテ感がよい。

舞台がローマなのもあり、映像的に結構面白い。また、香港という
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