かおさんの映画レビュー・感想・評価

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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.9

ノルウェー発、子どもたちが怖すぎるスリラー。アメリカや日本映画と違って容赦無い展開にドン引きしながらも、それが逆に新鮮だったりする。でも例のあのシーンはうっかり『うわっっ!‼︎』と叫んでしまった。
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#生きている(2020年製作の映画)

3.5

韓国発引き籠りゾンビ映画。人間がゾンビになるくだり、カクカクした動きは『新感染』に似ているが、韓国製という感じでなかなかイイ。主人公が日が経っても髪の毛も伸びず汚くならないところがリアリティーに欠けた>>続きを読む

ファナティック ハリウッドの狂愛者(2019年製作の映画)

3.0

LIMPのボーカル、フレッドの監督作品だったのね。観終わってから知りました。中盤でLIMPの曲が流れるシーンは遊び心で楽しかった!
この手のストーカー系映画は多いけど、映画愛とちょっと笑える方向に持っ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

大好きなジョナ・ヒル君の初監督作品。半自伝的な映画ということで、なんとなくスティービーをヒル君に重ねながら優しい気持ちで臨む。やや荒削りなところも感じたけど、スクリーンタッチや色彩、様々なところでヒル>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.0

『Dr.ハウス』の13番ことオリビア・ワイルド初監督作品。評判が良いのでちょっとハードル上げすぎちゃったかな。かつてキャピキャピ女子高生だった私だけど、時代も違えばアメリカと日本の違いは大きく、二人の>>続きを読む

アングスト/不安(1983年製作の映画)

2.7

前評判でハードル上げすぎちゃったかな。1983年にこれだけのカメラワークで映画撮ってのはすごいし、音楽もキレキレだったけど、この年月で映画の技術は上がったし観る人の目も肥えてしまったわけで。

モルグ 死霊病棟(2019年製作の映画)

3.0

パラグアイの映画って初めてかも。
ありがちなホラーだけど、こーゆー映画を映画館で観られる幸せを久々に味わえたので楽しかった。

暗数殺人(2018年製作の映画)

2.3

評判が良いので観に行ったけど、ちょっと期待しすぎたかな。斬新な展開ではあるけど、ドラマ的には現在進行形な事件のほうが好みなのかもしれない。

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.3

ラブーフ君が好きなんですよ。出世作『トランスフォーマー』なんていなかったことになっちゃってるし、プライベートで色々問題ありな彼ですが、いい役者なので頑張って欲しい。もはや母親目線で応援しているのです。>>続きを読む

ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.7

『なんだよ、この映画ww』
って、褒め言葉です。

オチは予想つかず、ちょっと気分がわるくなったけど。この映画の魅力はオチではなくて、ジークの身に降りかかる様々な出来事なんだな。自業自得とも違う、歯車
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透明人間(2019年製作の映画)

3.6

ホラー映画としては怖さに欠けたけど、人間ドラマやサスペンス映画としては充分楽しめた。それはやっぱり安心と信頼のリー・ワネル監督ゆえ。所々の伏線やら展開に『うまいなぁ』と唸ってしまった。登場人物が少ない>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.8

ずっと楽しみにしていたので若干ハードル上がりすぎたところもあったけど、それでも充分心に突き刺さるずっと記憶に残る作品だった。
兄妹に降り掛かる様々な出来事を通して描く家族の崩壊と再生。時に気分が悪くな
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.2

特別思い入れがあるわけじゃなく、何となく耳に入ってくる名曲がいくつかある程度のブルース・スプリングスティーン。歌詞に注目することもなかったけど、彼の曲は夢を持つ人とか弱者の背中を押すものばかりだったん>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

1.8

相性が悪いジャームッシュ監督作品だけど、ゾンビ映画なのでハードル低めに挑む。んー、やっぱり苦手なジャームッシュ節炸裂だな。ゆるゆるふわふわ感がどーにもゾンビの世界観にマッチしない。ティルダ姐さんにケイ>>続きを読む

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.6

オープニングからがっつりヤラれました。終始汗と体液とアルコールの臭いが漂い、バキバキグチャグチャネチョネチョと嗅覚から聴覚まで刺激されるクソ映画だった(褒めてるw)。
フリッツ・ホンカはここ最近観たチ
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CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.8

ロメロ信者の私にとって、ゾンビは隕石の爆発によって死者が蘇るというのが基本なんだけど、ここ数年はゾンビにも色んな種類があるので俊足ゾンビも受け入れるようになった。今作はウィルスによって引き起こすゾンビ>>続きを読む

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.8

なんだかんだで『いつものドラン』という感じだけど、これでいい、私の好きなドランだった。同性愛者の葛藤の真髄は私にはとても理解出来ないところではあるけど、嫌味なく分かりやすく描いていた。ドランの作品は結>>続きを読む

ストレンジ・シスターズ(2019年製作の映画)

2.5

『マッハ!』の監督作品ということでちょっと期待して観たけど、タイのアイドルが学芸会レベルの下手な演技で繰り広げる変な映画だった。それでもお客さんはみんな身動きせず真剣に観ていたし、不思議と退屈しなかっ>>続きを読む

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.5

捕虜収容所でダンスチームが結成、ある意味ファンタジーな映画でなかなか楽しかった。ギス君を演じた子はKPOPのスターでオーラあってカッコ良かったけど、時々ハナコの岡部君とか四千頭身の後藤君に見えた。

エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.2

『SAWシリーズ』も『CUBE』も大好きなので単純に楽しかった!

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

4.0

もう一度観たいと思っていたら、ディレクターズカット版(170分)が公開されたので観て来ました。好きな映画は何度観ても結末を知っていても面白いからいいんだけど、通常版より20分長い追加の箇所はカットされ>>続きを読む

ザ・ルーム(2003年製作の映画)

1.0

ちょっと前にNetflixで『ディザスターアーティスト』を観て今作の存在を知り、機会があったら観たいと思っていたら未体験ゾーンの映画たちのクロージング作品で日本初上映というので観てきました。
支離滅裂
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.0

マイケル・B・ジョーダンが若き弁護士、ジェイミー・フォックスが無実の死刑囚を演じる私的豪華キャスト。実話という事である程度結末は見えるけど、ジョニー・D以外の死刑囚の展開やいろんなエピソードが丁寧に描>>続きを読む

地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.0

この名作をIMAXで観られる幸せ。
THE DOORSの『THE END』とヘリコプターの轟音が子宮や胃にびりびりと響く。ワーグナーはこっちまで発狂寸前になる。みんな狂っている。戦場はここまで人を狂わ
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.7

ジュディ・ガーランドの事は『オズの魔法使い』のミュージカル女優である事くらいしか知らなかったので、事前にWikipediaで少し予習してから臨んだ。知らなくても充分楽しめる作品だとは思うけど、伝記映画>>続きを読む

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

3.0

『1917』と並行して観たいドキュメンタリーではあったけど、映画館に行くほどでもなかったかな。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

若者たちが見知らぬところに行って…と言うのは映画ではありがちな物語だけど、色彩や不穏な音楽でこれだけ斬新な映画になるんだからすごいよね。冒頭からダニーに降り掛かるいろんな出来事が凄まじい。スウェーデン>>続きを読む

野性の呼び声(2020年製作の映画)

3.7

冒頭は犬のCG感たっぷりなところが馴染めず嫌な予感がしたけど、観ているうちに慣れて来て愛敬まで感じるようになってきた(犬がしゃべったらどうしようかと思ったけどそれはなかったw)。どっちかと言うと猫派の>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.0

ワインスタインのセクハラ事件はよく覚えていたけど、こちらはその少し前にあったテレビ局でのセクハラ事件。なんとなく覚えていたけど、映画観る前に少し調べておくべきだったと後悔した。登場人物が多く話の展開が>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

臨場感たっぷり過ぎて、私も一緒に伝令のために走っている気分になってクタクタに疲れた。2時間で良かった、それ以上だったら身体が持たなかったかもと本気で思う。
『ワンカット』ではなく『ワンカット風』に撮影
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ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男(2018年製作の映画)

3.0

タイトルから勝手にバカ映画だと思っていたけど、バカなのに案外地味で真面目な映画でびっくりした。

グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

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出会い系サイトで出会う年配の男女。このままいい仲になって濃厚キスとかベッドシーンがあったらイヤだなぁなんて思ってたら、中盤からがっつり寝てしまった。さっぱりわからなくなってエンディングだけ見た。近々映>>続きを読む

ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.6

女から爽快に観ていられる映画だよね!着飾って男たちからお金を奪う。やっちゃえやっちゃえ‼︎心で彼女たちを応援しながら見ていた。美しさは努力の賜物であり、チームワークも大切だし、何よりもそれなりの頭のキ>>続きを読む

母との約束、250通の手紙(2017年製作の映画)

3.0

ロマン・ガリの自伝小説を映画化。

シャルロット・ゲンズブールの熱演怪演が光る作品だった。息子への執着が時に狂気に感じるが、ポーランドから命辛々逃げてきて辛い想いをしているからこそなんだな。それでもか
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アントラム 史上最も呪われた映画(2018年製作の映画)

1.5

地雷臭しかなかったけど、こーゆーホラー映画を公開してくれるのは嬉しいよね。ということで、義務感もあって観て来ました。モキュメンタリーとしてありがちではあるけど、うまい設定だと思う。でもでも、本編の『ア>>続きを読む

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