kyoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.6

主人公は、イケイケのCMディレクター。代理店に大口叩いたり、不倫したりやりたい放題。そんな時友達の誘いで実家に帰る事になり、目を背けていたものと向き合う事にな。都会と田舎での対比を夏帆が上手く表現して>>続きを読む

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.8

吃音で悩む女の子、歌が好きだけど音痴な女の子二人が出会ってデュオを結成。路上ライブを楽しむ二人。そこに男子生徒が関わって二人の世界は崩れる。すごく現実的な構成で胸が苦しくなる場面多々あり。

ガール・オン・ザ・サード・フロア(2019年製作の映画)

3.5

家を買い、修繕をしている間に一人なのを良い事に不貞を働く男。その日から家では怪事件が起きたり、一夜限りの女性にしつこく付き纏われたりと男を悩ます事件が頻発する。旦那編、奥さん編と2部構成になっており飽>>続きを読む

ひらいて(2021年製作の映画)

3.9

おとなしめ女子おとなしめ男子のカップルと目的の為なら手段を選ばない主人公愛の三角関係が描かれるが、PG12になるの納得。彼氏を自分のものにする為にする事がえげつない。愛の最後の一言で結末の先が気になる>>続きを読む

寫眞館(2013年製作の映画)

3.8

ある写真館で写真を撮る家庭を通して明治時代から戦後を綴る。劇中セリフは一切なくアニメーションとクラシックで彩られる。セリフなくとも情景は十分に伝わり、この世界観をもっと観ていたいとすら感じた。

クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦(1999年製作の映画)

3.8

端的に言うと風呂入らない軍団がある計画を遂行して人類を滅ぼそうとしていて、対して温泉Gメンが野原家側でその計画を阻止しようとする。小ネタが放映された時の子ども達の親世代を狙ってる感じがして不思議な作風

総理の夫(2021年製作の映画)

3.7

出張先から帰ってきたら総理の夫に。もし総理の夫になったらという最大公約数ストーリー。主役はあくまでも夫なので誰もが観やすいドタバタ娯楽映画に仕上がっている。また、今の日本に向けたメッセージ性が強く出て>>続きを読む

Every Day(2016年製作の映画)

4.0

朝起きておはようという彼女に主人公は驚く。事故に遭って昏睡状態だからだ。聞けば神様が一週間時間をくれたとの事。困惑する男だがその一週間が始まる。物語の中で良い事言うシーンがいくつもあり色々と考えさせら>>続きを読む

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

4.0

5年に一度青い満月の日に夢を叶えてくれる魔法使いがやってくる。すみっコたちはそれぞれの願いを胸に待っていた。すみっコ達の境遇に大人たちはクスリとさせられ、ナレベースの物語から子供達はそれぞれの物語を思>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

今シリーズはこれで見納め。特徴は3点。
主人公は引退、周りの女性が子ども含めて凛々しく美しい、日本の様式美がそこかしこに散りばめられてる。派手に決死の戦いを繰り広げるというより、一人の愛するものを守る
>>続きを読む

プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年製作の映画)

3.4

銀行強盗に失敗した主人公は囚われ、時限爆弾の拘束具をつけられある女性を救いに行く事に。設定はシンプル、そこに園子温が加わると不思議な和洋ハイテク世界観の出来上がり。一つの大陸に色んな文化が共存してるの>>続きを読む

108~海馬五郎の復讐と冒険~(2019年製作の映画)

3.5

妻の浮気がSNSで発覚。その投稿には108のイイねが。離婚を考えると財産分与を考えると前に進めない。そこで主人公は半月で1000万円使って108人の女性を抱く復讐を決意する。18禁シーンのオンパレード>>続きを読む

ディープ・ブルー2(2018年製作の映画)

3.2

開始5分で血の海。サメ映画です。サメ映画なはずですが、サメが出てくるシーンが極端に少なく感じました。主に人間同士のサメへの行き過ぎた研究について賛成か反対かの対立が描かれていました。サメもう少し観たか>>続きを読む

マイ・ダディ(2021年製作の映画)

3.7

主人公には一人娘がいる。その娘に白血病が発覚。骨髄検査をした事で判明した事実に驚愕、苦悩する姿が描かれる。ただ一人真実を知って亡くなった妻。この真実が誰にも明かされない事がもどかしい。
牧師である前に
>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

3.5

マウンティングを取り合う兄弟、姉妹の話。なかでも姉妹のマウンティングの取り合いはえげつなくて、印象的だった。
後半すごい展開になるけど、あそこまでいかないと素直になれないもんなんだなと感じた。ラストは
>>続きを読む

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

3.5

一人の男が巨大なCUBEの中に閉じ込められている所から始まる。ハッチはいくつもあり、選び間違えたら最後。待つのは死。
主役級が揃ってるので、脱落者の見当はつきにくい。それ故、一人目の脱落までが少々長い
>>続きを読む

映画おしりたんてい シリアーティ(2022年製作の映画)

3.5

通常版としっかり差別化してストーリーに没入できるようになってる。またお尻やおなら等の表現は多いが観ている子どもたちは耐性がついていて笑う事なく真剣に見入っていた。モジリもあり大人も楽しめる。内容もラス>>続きを読む

KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

4.0

1999年七の月、人類は滅亡せず終末の為に育てられた戦士たちは2022年に解散。女性に免疫のない主人公勝平とその仲間たちの女々しさ満載の純愛物語。名俳優達が真剣にふざけているので、原作の良さを損なう事>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

帰ったら話があるのと妻に声かけられ出かけた主人公家福。だが、その話を聞く事は出来なかった。妻を色々な意味で失い日々を過ごす家福。そんな彼に関わる人たちもどこか虚。淡々としてるがメリハリある話。ドライバ>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.7

事故で夫を失った妻。相手はアルツハイマーの老人、夫は愛人との間に子どもを作っており養育費を払い続ける妻。それでも彼女はまぁ、頑張りましょうと前を見続ける。尾野真千子の良さが存分に描かれている作品だった>>続きを読む

スペース・プレイヤーズ(2021年製作の映画)

4.3

バスケのキングレブロンの息子が電脳世界に囚われた。救出するにはバスケの試合で勝つ事。相棒にバッグスバニー、仲間を探して巡るWBのBestAlbum的世界。実写✖︎TUNE✖️GAMEの融合。バスケ試合>>続きを読む

妖怪大戦争 ガーディアンズ(2021年製作の映画)

3.5

主人公が罰当たりな事を友だちとしてたら、妖怪が探していた人物と合致して悪い妖怪と戦う事になる。刀に妖怪に、巨大な武人、それらの要素は一瞬で童心に返らせてくれる。妖怪との対決方法も独特で雅な感じを味わう>>続きを読む

モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.9

ガキがいないぞーガキを探せーと躍起になる暗殺犯に追われる話。特徴は、2点。
暗殺犯が少数精鋭、極悪中の極悪で容赦ない。女性キャラの強さが前面に押し出されており、戦闘シーンは見どころ満載。ラストの子ども
>>続きを読む

白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.7

韓国のディザスタームービー。白頭山の噴火を止める為に、北朝鮮から核爆弾を盗んで山で爆発させるというミッションをこなす小隊がメインの話。内容からすると、シリアスだがコメディー多めの作品。全体的にわちゃわ>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

4.0

そのプライベートビーチ安全ですか?毎分歳を取り続けて、戻る術なし。5分に一回は大なり小なりの事件が発生して登場人物たちは常に右往左往する事になる。年齢層が広く、歳をとることでどのような現象が起こるかの>>続きを読む

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

4.0

反政府の人間が強く弾圧されていた台湾が舞台。少女が目覚めると、そこは学校。学舎は全体的に封鎖されて異様な光景。そこで見つけた男子生徒。少女少年2人を軸に夢か現か悪夢の様な時間を過ごす事になるミステリー>>続きを読む

惡の華(2019年製作の映画)

4.0

変態としての作文を書くよう命じられる主人公春日。思いを寄せる佐伯の体操服を盗んだ事を仲村に見られており、奇妙な主従関係を強いられる。思春期のぐちゃぐちゃどろどろした物を忖度なく描いた作品。これ観ると異>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

遺伝子操作で不老不死を手に入れた人類は代償に生殖機能を無くす。そんな人類もウイルスには勝てず人口の3割が死亡する。滅亡の危機に瀕し、生殖機能を取り戻すべく調査に出た人間の話。グロあり、冒険あり、不気味>>続きを読む

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.7

冒頭悪魔祓いで衝撃の幕開け。悪魔は少年から青年へ乗り移り、殺人事件にまで発展する。その調査を任されたウォーレン夫妻が互いに心をすり減らしながら奮闘していく。今回は、ホラー要素よりはミステリー要素が多め>>続きを読む

スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.7

ジグソーのいた世界線での話の展開により、テンポ良く進む。新ジグソーの正体はエピソードを通して透けて見えたが動機は頷ける。動機が動機なだけに少しフェアなゲーム内容ではない。主人公の刑事良い味出してるので>>続きを読む

クラシック・ホラー・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

結婚式に向かう一行、道に倒れた山羊を見つけハンドルを誤り木に衝突。気付けば、車は一軒の家の前。赤橙が灯り、けたたましいサイレンが鳴ると村人が集まり儀式が始まる。大木槌に手動目抉り器は、痛々しい。既視感>>続きを読む

ばるぼら(2019年製作の映画)

3.3

都会の片隅に汚れた衣服を纏ったばるぼらというのなの女性を見つけ、家に連れ帰る作家の主人公。書いている小説をバカにされ、一度は彼女を拒絶するがだんだんとばるぼらに惹かれ、溺れていく。
酒2:ホラー2:ラ
>>続きを読む

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.5

小説家津田が書く小説は現実になっていく。そして、3つの事件が一つに繋がっていく。一家失踪、謎の偽札、謎の男くらた。フィクションか事実か判別のつかない話。ごちゃ混ぜの話が繋がったり、突然突き放されたりを>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.1

主人公キャシーは、学生時代の復讐を果たす為に動いている。決して暴力的な事はなくリアルなやり方で。そんな中、ホントの愛に気付き、私生活が潤っていく。やがて明かされる真実を知るまでは。後半そうくるかと思わ>>続きを読む

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.7

主人公ダー子達3人の師匠ツチノコが亡くなり火が消えたように活動を辞めていた。そんな折お互い敵としてラスト詐欺ゲームをしようと持ちかける。伏線回収に、違和感すらも解消。この作品は各キャラを愛していると感>>続きを読む

イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

3.7

序盤は、女子大生の先生に寄せる淡い恋模様を描いていて、中盤は芝刈る車に繋がれた人が引きずられているシーンが映し出される。あれ?って混乱しているうちに二転三転して結末を迎える。序盤から張られてる伏線をキ>>続きを読む