Duckfeetさんの映画レビュー・感想・評価

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

アカデミー賞取って上映時間が増えたのでやっと観ることができた。

「意味がわからない」「つまらない」という感想を見ていたので、意味不明な展開かと思いきや、わかりやすい少年の成長物語であった。

眞人は
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

前から公開を楽しみにしていたのですが、実際に観たらなんだかモヤモヤしてしまった。

まず何もかも都合良く行くすぎる。困ったことはたくさん起きるけど、必ず良い人が出てきて助けてくれる。周りの人が良い人す
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

裏切られる結末で面白かった。ガリレオシリーズの映画はいつも切ない。

人間関係の絡みあいは面白かったけど、歌の才能があり将来を嘱望された歌手の卵である女子高生が、それまで優しくて思いやりがあり彼女を大
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13人の命(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2018年にタイで実際に起きたタムルアン洞窟の遭難事故。
12人のサッカーチームの少年と若きコーチが洞窟に遊びに入り、季節外れの大雨で出口を塞がれ出られなくなってしまった。タイ海軍のダイバーでさえ狭
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アフタースクール(2008年製作の映画)

3.0

最後はどんでん返しが面白くなるほどという結末だが、結局根底にある事件は何だったのかよくわからない。

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.1

マネージャーの目線から見たエルヴィスと客観的に見たエルヴィスが混ざっているし、70年代のモンキーズのドラマの登場シーンみたいな、現実だか妄想だかよくわからない場面があったりして、映画としてはどうなのか>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレですが、娘の歌を聞く両親の目線になって、何の音もしない中で周りを見渡すシーンがある。両親には本当に娘の歌が聞こえない、なぜみんながあんなに喜んで拍手しているのかもよくわからない、でもみんなが喜>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

アクションの凄さはもちろんだが、亡くなったGooseとその息子Roosterがすごく似ていて親子関係をリアルに見せてくれた。1作目へのオマージュがたくさんあって楽しかった。続編としてこれ以上のものは望>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

面白かった。自殺とされた家主の死の真相は早々に明かされてしまうので、この先一体どんな話になるのかと思ったが、何度もそういうことかと思わされる場面があり楽しめた。登場人物も豪華で、特にジェイミー・リー・>>続きを読む

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

Amazonプライムで視聴。
ダニエルキイスの『24人のビリーミリガン』や『5番目のサリー』が好きだったので、多重人格モノとして面白く観た。

喫煙者で音楽をやっていて誰とでも寝て、部屋を散らかしっぱ
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ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

4.4

イギリスとフランスの間に浮かぶイギリス王室属領の島、ガーンジー島。まあなんと素敵なところでしょう。リリー・ジェームズ演じる主人公、ジュリエットが魅了されてしまうのがよくわかります。1冊の本に繋がれて出>>続きを読む

ガス燈(1944年製作の映画)

3.2

妻をジワジワと精神的に追い詰めて自分に依存させ、誰とも接触させないようにする元祖モラハラ夫のサスペンス。

心理的虐待を意味する「ガスライティング」の語源となった映画としても一見の価値あり。

ニコニ
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.0

人を殺さず仲間を救うためだけに沖縄戦に従軍し銃を持たずに多くのアメリカ兵の命を救ったキリスト教徒の兵士の話。根幹のストーリーは感動的でその勇気には圧倒される。だが、戦う相手は日本人。心情的にどちらに感>>続きを読む

小さいおうち(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

中島京子原作の『小さいおうち』を山田洋次監督が映画化したもの。第2次世界大戦前に若くて綺麗な奥様の下へ女中に入ったタキが当時を回想して綴る手記と、おばあさんとなったタキの手記を読んで、褒めたり批判した>>続きを読む

万能鑑定士Q モナ・リザの瞳(2014年製作の映画)

3.4

映画館で見損ねてAmazonプライムで鑑賞。綾瀬はるか演じる鑑定士の天才ぶりにスカッとするし、ミステリーとしてなかなか面白く、中だるみせずに最後まで楽しめた。

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

3.8

時代感と身分に対する差別感に今なら批判もあろうが、やはり往年の名作。ストーリーも曲もよくできている。ちょっと長いがオードリーの可愛さ、イギリス英語の面白さ、衣装の美しさやミュージカルシーンの完成度など>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.3

ピカチュウとサイダックが可愛い。エンディングはちょっと安易な気がするが楽しめた。

フォーチュン・クッキー(2003年製作の映画)

4.0

よくある入れ替わりコメディーだけど、リンジー・ローハンが1番可愛くてジェイミー・リー・カーティスが1番面白い時の作品。シンプルに楽しめる。

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.8

宇宙でロケしたのかと思うぐらいリアルだった。劇場で観ないとこの感じはわからないかも。

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.2

すごく面白くなりそうなのにイマイチ面白くならない映画。映像もファンタジー感もすごく良いのになんだか残念。

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.8

小説の映画化はなかなか原作を超えられないが、東野圭吾作品の中でも阿部寛演じる加賀恭一郎シリーズだけは映像化作品の方が好き。とても切ない事件だが、複雑に絡み合った人間関係を解き明かす推理が面白い。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.2

お涙頂戴ものが嫌いな私でも泣かずには観られない。宮沢りえと杉咲花の演技にやられた。

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.2

コメディー要素の強いロードムービー。捕まえた男と捕まえられた男が長旅を余儀なくされ、次第に友情が湧いてくる。グリーンブックを観た時にこの映画を思い出した。

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

実話かと思うほどリアリティがあった。コメディーと言っても良いほど、絶望的な状況に置かれた主人公がとても前向きで悲壮感がない。

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画館で最初に観た時はそれほど面白いと思わなかった。映像は綺麗だし、ストーリーも凝ってはいるが最後がもやもやすると思っていた。

しかしストーリーを全部知ってから見直すと全てが違うものに見えた。

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検察側の罪人(2018年製作の映画)

2.8

小説の映画化だからか説明されていない部分が多いように感じる。キムタクの演じる主人公がこういう行動に奔るようになる思考が理解できなかった。