ぺさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ルチオ・フルチのクロック(1989年製作の映画)

3.2

若者3人組が時計がたくさんの豪邸に侵入。
家主をぶっ殺すと同時に時計がどんどん逆回転を始め、巻き戻りの時間の中を彷徨うハメになる。
もう少し突き詰めてSFに寄せるとテネットになるんだと思う。

今作も
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ミミズバーガー(1975年製作の映画)

2.0

これホラーじゃなくてコメディだったのか。
地獄のモーテルのミミズ版だと思ってたけどもっとアホで意味不明だった。
ミミズを咀嚼しないギリギリの甘噛み具合でモグモグしてるのが何とも微笑ましい。
そりゃ本物
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新デモンズ(1990年製作の映画)

3.0

昔殺された修道女の怨念が現代にといういつものパターン。
高いとこから落ちて串刺し、猫の暴動と過去のフルチ作品でやったことの流用でやはりいつものパターン。
後期の作品になるとネタ切れを感じざるを得ない。
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怒霊界エニグマ(1988年製作の映画)

3.8

後期のフルチも悪くないと思わせてくれる一本。

女子寮でいじめを受け交通事故に遭い昏睡状態に陥った女。
同時期に新しく入寮した新入生に乗り移り復讐を始める。
あからさまにキャリーやフェノミナ等のつぎは
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ザ・リッパー(1982年製作の映画)

3.2

アフラック殺人事件。
クエックエッ。

フルチの作品が徐々に微妙になっていく時期のものなので残酷描写にあまり期待はしていなかったがこれはよかった。
目ん玉切断、乳首も切断。
痛々しい🥺

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.2

怪獣映画もここまでCGだらけになり、はちゃめちゃなSF要素たっぷりで来られるとどういう気持ちで見ていいのかよくわからんな。
ゴジラVSキングギドラでターミネーターをやったときも受け入れるのに時間がかか
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ルチオ・フルチの 恐怖!黒猫(1980年製作の映画)

3.0

フルチ版ポーの黒猫。
原作とはだいぶ違って警察視点やフーダニット要素も追加されている。
ホラー的演出はフルチにしてはかなり控えめだけどこの原作にはこのぐらいがちょうどいいと思う。

戦慄!プルトニウム人間(1957年製作の映画)

3.0

でっかくなっちゃった!

核実験の爆発に巻き込まれ徐々に巨大化。
はちゃめちゃに暴れるわけではなく、世の中の規範から外れていく苦悩や恋人とのやり取りの中での葛藤とかなり真面目な映画。
こういう化け物+
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サンゲリア2(1988年製作の映画)

3.8

ゾンビを焼却したら煙突から灰がばら撒かれパンデミック。
燃やしても死なないゾンビ菌強い。

評判あまり良くないけど面白かった。
サンゲリアに比べると襲う側も襲われる側もスピーディーでテンポ良し。
テン
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ルチオ・フルチのマーダロック(1985年製作の映画)

3.0

ダンススクールに殺人鬼現る🕺

フラッシュダンスの流行りに乗っただけとは思えない程ダンスシーンがめちゃくちゃカッコいい。
殺人シーンが地味な分ダンスが際立つ。
本当に撮りたかったのはダンスの方なのでは
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マンハッタン・ベイビー(1982年製作の映画)

2.0

オカルト色強めだがホラーにもサスペンスにも振り切れずよくわからない作品に。
だめなエクソシストと言った感じ。
うーむ。

ファビオフリッツィの曲は安定してクソかっこいい。

虐殺の週末(1979年製作の映画)

1.0

おっさんとおばさんがただただ戯れてるだけで酷い。
時代的に悪魔のいけにえ的なものをやりたかったのだろうが、あまり血を見せずに観客を恐怖させるなんたるかをまるで理解してないように思う。

墓地裏の家(1981年製作の映画)

3.2

フルチのお化け屋敷もの。

新居で発見される謎の地下室、謎の墓、謎の少女に謎の博士。謎だらけや。
家の廊下の床に墓石を作る地域なんてほんとにあるのかしら。

階段から生首転がってきてキャー!で大爆笑。
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巨大目玉の怪獣~トロレンバーグの恐怖~(1958年製作の映画)

3.0

👁

雪山で登山者の首無し死体が発見。
山を覆う雲を隠れ蓑にした巨大目玉お化け。
前半はボディスナッチャーのホラーだが後半に行くにつれ怪獣映画にシフトしていく。
最後まで目玉さんの目的が全く明かされな
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.5

音をたてるまでではなく、たててからに重点を置くことで完全にホラーからアクションに吹っ切れた。
前作では分からなかった化け物の生態や世界の状況が少しづつ分かり始めジャンル物の続編としてはアリだと思う。
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惑星アドベンチャー/スペース・モンスター襲来!(1953年製作の映画)

3.5

フーパーのスペースインベーダーのリメイク元。
いかにフーパーがオリジナルを忠実にリメイクをしているかというのがよくわかった。
展開からオチからほとんど同じ。
例の丘の例の丘感が半端なく丘で丘。

タイム・トラベラーズ(1964年製作の映画)

4.0

過去や未来、別の時間を映し出すスクリーン。
なんとなしにスクリーンに手を伸ばすと向こう側に行けてしまった。

基本はウェルズのタイムマシンの変形であるもののスクリーンのギミックや終わり方のSF的センス
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逢びき(1945年製作の映画)

4.0

冒頭の多くは語らずに結果であろう状況から先に見せ、振り返る演出がなんともいい。
そうだろうとしか思えないのけども回収の仕方がミステリーチックで面白い。
不倫映画としてだけじゃなくミステリー映画としても
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ロストボーイ(1987年製作の映画)

3.5

この前久しぶりにグーニーズ見てこっちも鑑賞。
フライトナイト、グーニーズ、ドラキュリアン、スタンドバイミー、毎年の様にこの手の映画が公開されててやっぱり80年代は最高だなと。

たまらねえ。

キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

fukaseって本当に気持ち悪いな。
どんなに酷い死体が映ろうがfukaseがただ映ってる方が不快感マックス。
今後もfukaseはこういう役だけずっとやって欲しい。

fukase.

クランプス 魔物の儀式(2015年製作の映画)

3.2

クリスマス版ミスト+ドールズ。
化け物の造形がポッピーでかわいくて種類も豊富でそれだけで楽しい。
御伽噺的な教訓めいた要素もあり小さい子と見るのが丁度いいのかな。

クリッター4/ファイナル・ウォーズ(1992年製作の映画)

3.0

クリッター遂に宇宙に進出!
シリーズ続くと順当に行けばそろそろ宇宙だよな。知らんけど。
話のベースはエイリアン。
ジェイソンXも同じような話だったな。
王道で無難な作り。
会話が多くクリッター少なめ。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

認知症という仕掛けが最初から提示されてなお現実と虚構を使ったサスペンスがここまで上手く表現できるのはとても面白い。

アンソニーホプキンスの自然すぎる演技に脱帽。

レンタル始まったらドラマじゃなくて
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吐きだめの悪魔(1986年製作の映画)

4.2

ホームレス達の小競り合いに飲むと体が溶けちゃう酒が加わりお下劣なハーモニー。

溶け方に色々なパターンがあり面白い。
フューリーばりに大爆発したデブおっさん最高すぎる。

ちんちんのパス合戦はアホを通
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ヘル・ゴースト/悪魔のスケアクロウ(1988年製作の映画)

2.5

カカシかと思いきやゾンビ。
ゾンビ3ぽいお顔。

ずっと画面が真っ暗なので絵的に飽きる。
情報を小出しにするものの最終的に何が何やら説明は一切無い。
これが不気味さや先が気になる推進力になるかと言うと
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ガバリン(1986年製作の映画)

3.5

ウィリアムカット!!!

ベトナム帰還兵の主人公が叔母が亡くなった屋敷を引き継ぐも奇妙な出来事が起こり出す。
化け物とのやり取りがスラップスティックぽさもあり基本はコメディだが、所々に挿入されるベトナ
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疑惑の影(1942年製作の映画)

3.8

似たようなテーマの断崖がとても好きなのでこれも面白かった。
断崖は最後まで真相は曖昧なまま進むが、今作は最初からジョゼフコットンが怪しすぎるのであまり疑念の予知はない。
その為、中盤まではやや冗長に感
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みをつくし料理帖(2020年製作の映画)

2.0

原作を読んでなくても感じるエピソードのつぎはぎ感。
それぞれがバラバラで纏まっていく訳でもなく何がしたいのか謎。
料理の扱いが記号的すぎるのでそれに付随する感情に共感できない。
時代劇にしてはライティ
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.0

ゾンビやドラマは舞台装置でしかなくホラー要素も薄くゴリゴリのアクション映画だった。

前作で一番面白いと思うポイントは舞台が列車というシチュエーション。
今作でありきたりな舞台になった途端イマイチに感
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ファナティック ハリウッドの狂愛者(2019年製作の映画)

3.5

女子高生の友達が一番の謎。
お前はなんなんだ。
やばいオタクおっさんの理解者のポジションに女子高生を配置するという感覚がちょっと不思議。
役割としてもたいして機能してないし。
アメリカではああいうの結
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ナイチンゲール(2019年製作の映画)

3.2

嫌いではないし差別云々もわかるのだが見飽きたようなシーンや展開ばかりで新鮮味は無い。
舞台が違うだけで似たような構図の作品は他にもあるから余計にそう思う。

アボリジニであり女性であるため二重の意味で
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カウントダウン(2019年製作の映画)

2.5

余命宣告アプリから逃げ切れ!
60GBもあるクソ重いゴミアプリ。
消そうとしても消せないクソ仕様。

ファイナルデスティネーションと違いトリッキーな死に方がある訳でもなく超自然によるピタゴラスイッチも
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逃走迷路(1942年製作の映画)

4.0

基本的には39夜や第3逃亡者と同様の巻き込まれサスペンスだが、ん?っとなるぐらい忙しく展開を詰め込んでいてそれが逆に大袈裟で楽しい。
こんなにとっ散らかってるのに気づいたら見入って終わってるのがヒッチ
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ブラックシープ(2006年製作の映画)

3.5

🐏🐏🐏🐏🐏🐏🐏🐏🐏
ハワードホークスの赤い河の牛ばりに大量の羊。
羊がゾンビになるというビジュアルのインパクトはあるものの羊特有のならではがあまり無いのが残念。
この映画がニュージーランド産であること
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.2

全部セリフで言っちゃうのが気になったが元々が演劇と聞いて納得。
はしの方と言いつつスクールカースト最下位には見えないし、端でも中心でもなんとなくやっていけそうな面々のせいでいまいち共感出来なかった。
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.2

オムニバスチックなホラー。
小粒で可もなく不可もなくなエピソードの連続。
王道のツボは押さえているからサクッと見れちゃう。
こういうのをホラー苦手だけど見やすいの教えてって言われたときに薦めればいいん
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