kyonkyonさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.9

これは面白い。

まず、1つ挙げるとして、純然たる
サイコパスモノ。
サイコパスって聞くと、ウッて少し構えますが、見た目や過程は普通の人間な訳で、徐々に目覚めていく様が何ともリアル。

そして主演のジ
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パロアルト・ストーリー(2013年製作の映画)

4.0

すごくすごく好みの映画です。
数人の若者の葛藤や成長を、極めて彼らと平行なワークで表現した至極の一作。

感情を抑えきれない大人と、
感情を出せず非行に走る少年とでは
どちらが大人なのか。
未来に歩い
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.8

漸く見ることが出来ました。
ギレルモデルトロの真骨頂、独自のゴシック的ファンタジー色が今回も健在でした。スピルバーグになる日も近いのでは…

まさか恋愛モノとは思いませんでしたが、非常に綺麗に描かれた
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ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.8

今から10年ちょっと前の事。田舎の小型のゲオで怪しげだけどどこか惹かれるパッケージの映画に釘付けになった。
サスペンスに求めるものって「騙された」っていう爽やかな悔しさだって豪語してた頃に何か一発やっ
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ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

3.8

意外とマイノリティな意見ですが、シャーリーズセロンは本当に変幻自在な役者、強い女性から弱い女性、傷の癒えない女性や殺し屋、恋に没頭するキャリア・ウーマンまで役に入りきる。
そんな私の敬愛するシャーリー
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天国は、ほんとうにある(2014年製作の映画)

4.8

とんでもない作品を見ました。
決っして大袈裟ではなく、人生観変えられました。明日からきっと、180°違う人生になるんだなぁと。

勿論製作陣が伝えたかった「天国体験」の話もグッサリ刺さったんですが。
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アンボーン(2008年製作の映画)

2.5

クローバーフィールドのオデット・アナブルが出ています。めちゃめちゃ綺麗。そして私の一番好きな俳優、ゲイリーオールドマンが出ちゃってる。以外過ぎる笑

そんな彼らが余りまくっています。「役足らず」とはよ
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呪い襲い殺す(2014年製作の映画)

3.6

本当に久しっ振りに映画を見ました。
前日譚であるBeginning(2だと思う)だけを遥か昔に見てたので、思い出しながらの観賞でした。

ストーリーや演出の創りは良く、沢山の映画、特にホラーやサスペン
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

4.0

20年振り位に見ました。
私の映画好きの起源である一本です。

小さい頃寝付きが悪く毎朝4時に起きてしまい、リビングでビデオテープに録画された映画6本程を数年間に渡りローテーションで見ていました。
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ルーム(2015年製作の映画)

4.8

やっと見れたルーム。
母親と子供の愛や強さを犇々と伝えてくれる作品でした。
個人的に感じたのが「概念」とは。
私達が日々感じるもの。常識非常識、倫理観や貞操観念、ものの名前から仕組み、扱い方、この世に
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.8

「I am Sam」のショーンペンと
「Rain man」のダスティンホフマン
この二人に勝てるものなどないと
そう思ってました。

ようやく見た映画にいましたよ
「レナードの朝」のロバートデニーロ
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男たちの挽歌Ⅲ アゲイン/明日への誓い(1990年製作の映画)

3.7

シリーズ連投でごめんなさい
「男たちの挽歌」シリーズ、一旦これで最後にしようかと思ってます

話の時系列的には1より前の話、主役はやはりチョウユンファですが、キティ役のアニタムイがカッコいい。カッコ良
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男たちの挽歌 II(1987年製作の映画)

4.0

いやぁ面白かった。
時代や背景、ファッションや言語が違っても、男の生き様ってのは画面越えて伝わってきますね!

「復讐は何も生まない」
これが世の中の道徳の定石であり
様々な映画やドラマの定番でもある
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男たちの挽歌(1986年製作の映画)

4.0

やっと見れましたこれ
1980年代の香港ノワール物って、
今の時代結構映画好きじゃないと
初見で入れないですよね…笑

日本で言うと任侠物です
が、香港ノワールと言われるだけあり
独特の哀愁と愛漂う演
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.8

本当に素晴らしい映画を観たので1人でも多くの方にこれを読んで頂きたい
そして観て頂ければこれ程幸せな事はないです。

最近時間があるのでTOP Filmarkerの方のレビューや以前から勧められている
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.8

この映画なんでもっと早く見なかったんだろう
個人的に「泣かせる」ストーリーってのはあんまり好きではない。だって「泣く」感情は哀だけではないから。そーゆうの見ると視聴者の心の変動を勝手に決め付けるなよっ
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ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

4.2

久し振りにドキュメントの映画見ました。
綺麗な水と植物に囲まれて望むままに幸せを堪能する彼女の世界は我々との時間の概念が違うく存在しているかの様な、ゆったりとした恍惚な世界。
ディスプレイを通して彼女
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.8

総評は、「美しい」。
「I am Sam」や「Old Boy」の様に、いい映画には時に唯一無二の「色」が存在する。この映画には「色」があり、それが凄く美しい。

密告(1943年製作の映画)

3.6

伝説のフランス巨匠、アンリ・ジョルジュ・クルーゾーの名作。
サスペンスとしてのそもそもの概念や技法の確立、心理的誘導の巧みな技に最後は圧巻でした。

現代に生まれた私達だからこそ、何も考えずに見たらも
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.8

今やサスペンス・ホラー界の重鎮ジェームスワンの人気作、「死霊館」のスピンオフ物「アナベル 死霊館の人形」の続編第2段。Filmarksのキャスト欄には載っていませんが、製作総指揮にジェームスワンも名を>>続きを読む

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

4.2

見終わってから暫く動けませんでした。
まさかまた9年後に出すとは。しかも今や大スターのイーサンとジュリーが9年歳をとって。
御伽話の様なロマンチックな出会いをしてから18年。奇跡の再開をしてから9年。
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.1

2作目の舞台はパリにて、9年後。
愚問ですが、本当に二人の主演も映画も9年後ってのが粋。
キラキラした二十代から三十代になり、再開を果たした二人も色んなしがらみが生まれ、価値観も変わっています。
定番
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.2

この映画大好きです。
今見ると少し笑ってしまう程の非現実的な出会い、アメリカユーモアとフランスチックな価値観が入り交じった時に利己的とも言える程の会話の掛け合いが90分ちょっと続きます。
最後のシーン
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白い家の少女(1976年製作の映画)

4.0

久々に衝撃、鳥肌が立った。
それは映画の展開や演出にというより、ジョディ・フォスターに。

例えるなら、レオンのナタリー・ポートマン。年齢と芝居が比例していない...

猟奇的な美しすぎる13歳に虜に
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キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

3.0

評価出来るのは、モダンホラーとゴシックホラーを巧く融合させている点。
題材や所々の演出だけを切り取ると、割と斬新で面白い所も多々。

ただ、全体として評価するならイマイチ...
そもそも序盤と後半で全
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

私が求めている映画の究極の一つ。
なんだろうこれは。
25年しか生きていない素人の男が、この映画を言葉にして批評するのが烏滸がましいと感じてしまう程。
それくらい好きで崇拝している一本。

監督、キャ
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

この映画のテーマって、「性病」なんですって。多民族、多人種が世界中のあらゆるところで一緒に生活し、また、携帯電話一つでいつでもどこかの誰かと簡単に繋がれるこの時代。
本当に題材と発想には脱帽です。

バイオハザード ヴェンデッタ(2017年製作の映画)

4.4

作品の立位置としては本作ゲームナンバリングタイトルの繋ぎ、いわゆるスピンオフ物第3弾。

いやー、圧巻の一言!
バイオ好きとかそんなハンデ抜きにしても、本当に面白かった。
クリスとレオンの共演、十数年
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.7

伝説の初作は僕が映画を知った遥か前の映画なのに、大好きな作品でした。
十数年ぶりに私も映画館でペニーワイズに会いましたが、感想はズバリ複雑。
良かったのは、ホラー映画としてのギアががっちり入っていた事
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