Kerryさんの映画レビュー・感想・評価

Kerry

Kerry

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

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安定に素晴らしい風景。良作。

現実的ではないが、それがなんだ。これはドラマ、映画である。

これを観て医師、医療従事者に憧れた数多の少年少女たちが、将来の日本と世界の医療を少しでも良いものにしてくれ
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レインマン(1988年製作の映画)

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午前十時の映画祭にて

自閉症スペクトラム障害とSavant症候群を描いている

Dustin Hoffmanの圧巻の演技、80年代の合衆国の質感、兄弟愛、ロードムービー、丁寧に表現された要素たちがつ
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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時間を超えるドタバタコメディ。上田誠ワールド、安定の最高クオリティ。

めちゃくちゃ良かった。大好きな世界観。

さすが舞台俳優さんというセリフの掛け合い・間・表情がめっちゃおもろい。しかし舞台ではな
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

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面白かった。

しかしテーマというかオチというか、その部分については個人的には好まないものであった。

石原さとみはもちろんなんだけど、永野芽郁はとても素晴らしい俳優さんなんだなと再発見できた。

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

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おもしろかった。

叙述トリック、というやつですか。

映画しか見てないけど、小説でどう表現されているのか気になる。

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

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森見登美彦の世界とサマータイムマシン・ブルースの融合という情報だけで、本編はおろか予告編を見るまでもなく優勝が確定していたわけですが、期待を上回って最高でした。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

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50周年記念上映にて。最高の映画体験。

この作品はいつまでも名作として受け継がれていってほしい。

ラストシーンが秀逸。3時間弱の物語が全てそこに吸い込まれていくような感覚。

昼顔(2017年製作の映画)

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ノスタルジックな雰囲気がとても良い。好き。

LOVE PSYCHEDELICOの曲もめちゃ良い。


しかしまあ、不倫はあかんね。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

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カルチェラタン的空気を現代まで残す京大とその青春、というコンプレックス。

いい大人がいつまでもその幻にとらわれてこんな最高の物語を生み出してしまうくらいに、京都という地はやはり、魅惑的な青春の象徴な
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

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金ローにて。
思ってたのと全然違うストーリーだった。めちゃ面白かった。

サバイバーズギルトの心理的な部分をもう少し深掘りしてほしかったなーとは思う。金ローやったからカットされてたのかもしれへんけど。

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

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氷というモチーフを生き生きと描いている。

やっぱりディズニーのパワーと音楽は素晴らしい。とても思い出深い作品。

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

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安定に最高。今回はコメディややおさえめで、割とシリアスに物語が展開していく。もちろんいつものお約束が待っているが、しかし陳腐なマンネリに陥らないのはさすが古沢さん。

しかしまあ演出が面白い。やっぱ映
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

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めちゃ良かった。2回目観に行きますわ。
やっぱ戦闘シーンかっこいいのが最高。これぞジャンプ作品よ。
愛がテーマなのは個人的にとても好き。
あとKing Gnuが安定に天才。説明不要。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

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退廃したN.Y.にタクシードライバーの男は何を背負って、いかに行動するのか。

アメリカンニューシネマの代表的名作。

イージー☆ライダーに続き、私は結構好き。

けど、意外な展開が面白いとか、巧妙な
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

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油断してたら思ったよりハッとするオチでした。

妻夫木聡さんめっちゃ好き。


あと、奥田民生に憧れるのはめちゃくそ分かる。心の底から分かる。奥田民生になりたい。

万引き家族(2018年製作の映画)

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是枝の真髄をみる。傑作。


オチがあまりにも秀逸。


こういった良い作品が日本からもっと出て欲しいと願わずにはいられない。

ハッピーフライト(2008年製作の映画)

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大好きな矢口史靖作品。矢口ワールドほんとすこ。


新人CAが主人公、悪天候とバードストライクのトラブルが物語の中心ではあるが、旅客機にまつわるあらゆる人物・モチーフの諸相がいきいきと描き出されている
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

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こちらもするりと細田ワールドに誘われる、夏に観たい名作。

『サマーウォーズ』というタイトルがめっちゃ好き。単純なようだが、なかなかに味わい深いタイトルだと思う。

ところで、劇中の出来事は、今の世の
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時をかける少女(2006年製作の映画)

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タイムリープに目醒めた高校生の、あまりに眩しい青春の一ページ。

美しいアニメーションと音楽で、細田ワールドに誘われる。

とても好きな作品。
タイムリープと青春で言うと、『サマータイムマシンブルース
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

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超王道ストーリーが俳句のモチーフとビビッドなカラーで味付けされている感じ。

物足りないとも言えるかもしれないが、甘く弾けるサイダーのような夏の青春物語は、こういうのが必要十分なのである。

SNSが
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

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すべてのSF映画の原点にして頂点、ここにあり。午前十時の映画祭にて鑑賞。


物語それ自体は難解極まるものであり、宇宙の美しさと恐ろしさ、そして未来の人類(と人類ではない"なにか")のある可能性を感じ
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

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アメリカンニューシネマを代表する名作。
午前十時の映画祭にて。

60sカウンターカルチャーは過去のものではあるが、半世紀の時を越えてこの2020年代の社会と人々に強烈なメッセージを残す。

いかつい
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

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世界的に著名な古典的名作。


戦争映画はあまり見たことはないが、こういった切り口のものは斬新なのだろうと思った。目を背けたくなるほどに強烈な「日本らしさ」が、戦争や外国人捕虜〈俘虜〉というモチーフに
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

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日本アニメ史に残る宮崎駿の傑作。

カリオストロの城を舞台に繰り広げられるルパンたちの生き生きとしたアドベンチャーであり、大胆かつ繊細な愛の物語。

最後のシーンはあまりに有名だが、この映画を通して観
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

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傑作。

懐古主義との決別と未来への希望をクレヨンしんちゃんが見事に描き出す、言わずと知れたクレしん映画の一大作品。

他の実写やアニメではなく、クレヨンしんちゃんだからこそできる、しんちゃんでなけれ
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インセプション(2010年製作の映画)

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とんでもなくおもしろい。大傑作。


第二階層・ホテルのシーンはしびれるかっこよさ。特にジョセフ=ゴードン=レヴィット、かっこよすぎぃ。

でもMVPは第一階層の車の運転手やろと思う。笑

INCEP
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

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世代ではないが、十分に楽しさが伝わってくる。世代の人はなおさらだろう。

この時代の高校生の空気感にはそこまで憧れはないが、サブカルチャー、特に音楽は最高。JPOPのひとつの到達点だったと思う。

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世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

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美しく悲しい青春恋愛映画の金字塔的名作。

平井堅『瞳を閉じて』は言わずもがな素晴らしい名曲。


そういえばよくよく昔を思い出してみると、下品かつ不謹慎ではあるが、「白血病」のテーマが流行っていた時
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

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夏の海のノスタルジアが最高。

しかしそれゆえ、事件の緊張感が際立つ。

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

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愛をテーマに、こちらの作品も。邦画の傑作。


原作も数回読んだし、映画も何回も見た。セリフも大体覚えていて、全シーン再現できるレベル。

特に、堤真一さんが本当に素晴らしい。泣き崩れるシーンの演技は
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インターステラー(2014年製作の映画)

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近未来の地球、大地は果てしなく荒廃し、もはや未来は閉ざされている。人類は未来のために立ち上がり、次なる住処となる星を探す旅ーインターステラーの旅ーに繰り出す。


科学、宇宙、時間、家族。
まさにクリ
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トムとジェリー(2021年製作の映画)

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たまにはこういう空気感を摂取することも大切かもしれへん。子供の頃に見てたら最高にハマったやろうな〜と思う。

クロエちゃんは相変わらず好き。
ケイラの物語としてみれば、それはそれで教訓めいていて良かっ
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

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In loving memory of the wonderful actors, Jessie and Star.


世界に名を轟かせた大富豪の遺産を継ぐのは誰なのか。本物のミシェルは現れるのか。
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

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コンフィデンスマンの世界を、映画館で。

幼くして心を失った冷血の"氷姫"に愛を取り戻すのは誰なのか。金と愛の渦巻くロマンス編。

古沢ワールド全開で最高・痛快な名作。

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