kyonさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

kyon

kyon

人生の隙間を覗きたい
かわいいと映画とファッションが大すき。

都内でデザインのお仕事。
もっぱらインスピレーションは映画から。

レビューは感じるままにつらつらと。

Wes Anderson
Xavier Dolan
Jim Jarmusch
Billy Wilder
Ernst Lubitsch
Jacques Demy

衣装が素敵な作品教えて下さいませ♡

映画(743)
ドラマ(0)

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

安藤サクラの2回涙を流すシーンが忘れられない。

凛のほっぺごしに母親の愛を望んだ女性の涙があって、刑務所では「どうなんでしょうね」と発する彼女の母親としての涙は止まらない。手の平で何度も目を拭っても
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.5

アメリカのテネシー州の町メンフィスを舞台に、3つのストーリーを並行させたジャームッシュ作品。

夜中に観ながらずっと幸せ噛み締めていた…。

初期のジャームッシュ作品観ていると、やっぱり異邦人からみた
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.5

ジャームッシュの映画は本当に時間を味わせてくれる…。

モノクロではじまって、愉快な音楽とともに右から左へパン、しばらくするとジャックと黒人の彼女のミドルショット、それからまたちょっとして今度はザック
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ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(2014年製作の映画)

3.0

ラスト二部作は、元々の暗めの雰囲気とカットニスの悲劇性が重なり合う物語に。戦争にはメディアがつきものである状況を作品全体を通して描き出してる。


カットニスは前作のラストで反乱軍に救出され、「反乱軍
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ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

3.5

徐々にカットニスは搾取されている側の「革命の象徴」に…。

前作で「カリスマ」になったカットニスは今作ではより一層その身体に革命の象徴を刻む。

せっかく勝ったのにその人気や革命の予兆を持つカットニス
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

4.0

『ハンガーゲーム』、ファッション映画の枠からスルーしてたんだけど、読んでた本に重要!って言われていたから観たら確かに、とびっくりしたシリーズ。笑

怒涛に完結編まで観ました。
ジェニファー・ローレンス
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晴れて今宵は(1942年製作の映画)

4.5

極上のミュージカル、アステアの華麗なるタップダンスとダンサーとしてのリタ・ヘイワースを堪能できる1作。

物語自体もすごく一貫していて、あまり知られてないけど良作!

この後にリタは『ギルダ』であの妖
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.0

『ファントム・スレッド』クチュールデザイナーのレイノルズと彼のミューズとなったアルマの主導権を巡る恋愛ゲーム。そしてサスペンス。

50年代のロンドン。(架空の)クチュールブランド「ウッドコック」のデ
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わが青春に悔なし(1946年製作の映画)

3.5

原節子の能動的で明朗なキャラクターを体現していたといわれる黒澤作品。

冒頭の約15分間の”青春”の姿に当時の若い観客はとても惹きつけられていたみたいで、戦中を経験した世代には希望のような作品だったら
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軽蔑(1963年製作の映画)

4.0

作中に撮影されていた映画「オデュッセイア」がその後を予告するように重ね合わされる男性2人と女性。

ブリジット・バルドーは劇作家の妻役。

冒頭の裸でベッドに寝そべるシーンは強烈。シーツはあるんだけれ
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人でなしの女(1924年製作の映画)

4.0

1920年代前半のフランスでこんなにビジュアルに強い作品があるなんて…!

冒頭から印象的、可愛いミニチュアのお家が映され、ミニチュアやっぱりいいなぁって思ってたら車から人が登場!笑

あれ!?ミニチ
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ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)

3.5

ビル・マーレイがたまらなく好きなんですが、本当に憎めないダメ親父演じさせるとハマり具合が素晴らしい笑

ドン・ファンにちなみ、過去に様々な女性たちと恋をしてきた独身男性ドンが、ある日ピンクの便箋の手紙
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.5

ジャームッシュの作品を網羅的に観ようという個人的ブーム。

デビュー作の『パーマネント・バーケション』。
ニューヨークに住む主人公はいわゆる社会からはみ出した側として、自分を彷徨っている。
そこから自
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.0

さり気なく名作と呼ばれる作品を見逃してきたから、今更な感じですが…笑

なんだろう、この知っている曲が作中でかかる高揚感は。
知らずに観てももちろん楽しいけど、知っているからこそテンションが上がる瞬間
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アイドルたち(1968年製作の映画)

3.0

3人のアイドルがユニット再結成の記者会見で大暴れ。そのきっかけを回想形式で語る。

フランスのカルト映画と呼ばれてるだけあってすっっごい不思議な作品!笑

解読があまり出来なかったけど、当時流行ってい
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ベルサイユのばら(1979年製作の映画)

3.5

なかなか評価低めなドゥミのベルばら。笑
リマスター版がレンタルになってて速攻借りた。

原作を2時間にまとめること自体難しいだろうなと思いつつ、だからこそ全てをまとめようとして全体的に年号形式になった
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.5

試写会にて。

今回もウェスの画面から溢れるこだわりに涙…、目がとにかく幸せな1時間40分。

これまでのウェス作品の主題、ウェス独自の日本の世界観に加えて、今回は特に皮肉たっぷりな動く絵本、バージョ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

心と身体が一緒になること、関係ではなく2人の名前を呼びたい。

いやぁ…あの、すごく映像自体に引力ありますよね、冒頭から瑞々しさに溢れていて、登場人物たちの顔や身体、小さな動きに官能を感じ、陶酔させら
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.5

描かれた部分と描かれなかった部分の余白に戦争を痛感する…。

物語は、第二次世界大戦時にその商才を発揮したドイツ人、シンドラーがいかにしてホロコースト下のユダヤ人約1000人を救ったのかに焦点が当てら
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

まずはじめに。さいっっっっっっこうだった!!「現実を生きてみよう」をこんなにも壮大に伝えてくれるなんて!!!笑


はじまってから度々スピルバーグたち制作陣が仕掛ける数々のパロディ、オマージュによって
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アッシャー家の末裔(1928年製作の映画)

3.5

風や火や水、煙、ドレスのはためき、髪の毛のゆらめき、ヴェールのなびき、運動に注目していたジャン・エプスタインのやろうとしていることがわかる。

特にアッシャー家の主人が妻を絵画に描く度に妻の命が削られ
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.5

公開してからTwitterのタイムラインがコナンでいっぱいで気になり妹と映画館へ!

結果安室さんの運転さばきにやられました笑

やっぱり22作目までくると、
技術がふんだんに使われてて、
オープニン
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

やっと…観ました…これは…もっと早く観るべきだった…
ラストにかけてボロ泣きだったんですが…笑(レオンが自分の過去を吐露するあたりから)


レオンとマチルダ、その関係の不安定さが物語のトーンを作って
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デヴィッド・ボウイ 世界を変えた男(2016年製作の映画)

3.0

時系列がばらばらだけど、ボウイがポップアイコンになるまでの過程や本人のインタビューとかあったのが◎

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

メリル・ストリープとトム・ハンクス!!熱い…じんっとくる同時代的な映画。

アメリカのベトナム戦争に関する機密文書をめぐって繰り広げられる倫理vs世間体の闘い。

政府vs報道機関(ニューヨーク・タイ
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.5

スパイ映画の中でもシリアスさが秀逸。その分観客にもエネルギーを必要とする。

本番中の事故でバレリーナとして生きる夢を断たれたドミニカは叔父から半強制的にロシア国家のスパイの道を選ばされる。やがて国家
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

人間の死と記憶をめぐる1つの在り方。

本編前にアナ雪のショートムービーが上映される。クリスマスにおける家庭の伝統をテーマにオラフが冒険するあらすじ。

その後、本編へ。先祖の1人が音楽のために家族の
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

イライザと”彼”。研究所で出会い、卵を卵だと教えて、音楽を音楽だと知ってもらい、you(あなた)とI(わたし)、together(いっしょ)、たくさんの水とあとは彼が生きていけるだけの塩、それだけで十>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.0

すごく、人生を豊かにしてくれる優しい目線の作品。

言葉にしてしまうとこの作品の空気感が消えちゃいそう、それでも言葉で表すなら、人生の中で自分にとっての”本物”に出会えた人は幸せだということ。

社会
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.5

ボニー&クライドの雰囲気を放つベイビー&デボラ。

自分ではあまり手に取らないタイプの作品だったけど、評判を聞いて鑑賞。

ベイビーとデボラのファッションがイカしてる。デボラのデニムジャケット、襟にボ
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忍びの国(2017年製作の映画)

3.0

共感できない、が逆説的にラストのメッセージ性を強調する作品。

これ、おそらく宣伝と映画本体のズレもあります。
宣伝だと、主人公無門の由来の強調(=普段はやる気ないけど、やる気出したらやばい、強い系の
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心が叫びたがってるんだ。(2017年製作の映画)

3.5

「せい」から「おかげ」へ。言葉を出せなくなったジュンを救ったのも言葉だった。


アニメ版、予告だけちらっと観たけど、雰囲気は似てる、乃木坂の主題歌が良いなぁと思いつつ、実写を。

芳根京子演じる幼少
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

どうしたって楽しんでる自分に気づく。

仕立て屋の息子として生まれたバーナムが自分の世界に対して下克上、栄光を手に入れるがやがて野心に溺れ、後に再生する物語。
もう1つの軸にフィリップとアンの立場を超
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犬猿(2017年製作の映画)

4.0

「あの○○がついに実写化!……」からはじまる作品で、映画予告から地続きで物語が導入される。わ、やられたー!笑ってなりながらスタート。

その先に描かれるのは、ある姉妹と兄弟の姿。それぞれ持っているもの
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.5

”こじらせ系女子”、「普通」という尺度からの脱却。

ヨシカはとある会社の経理課で働く24歳、女性。絶滅生物に興味があって、男性経験は片思いのみ。中学の同級生のイチに10年以上片思いしつづける最中、会
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