kyonさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ミックス。(2017年製作の映画)

3.5

久しぶりに映画館行けたー!歓喜!ということで選んだのは笑えてハッピーエンドに間違いない、と予告の時点で確信した『ミックス』笑

ガッキーにリーガルハイの脚本家は相性良い!

古沢さんの脚本って、ばーっ
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ライオン・キング(1994年製作の映画)

4.0

始まりから終わりまでかっこいい…へこんでたけどシンバが吹っ飛ばしてくれました◎笑

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.5

SFな世界なんだけど、そこに現実を感じさせる映し方、演出が見事。

突然宇宙から地球にやってきた3体の宇宙人。彼らには姿形がないため、実在する人間の身体を乗っ取って周りの人間から概念を奪っていた。彼ら
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

だめだ、観るときのエネルギーも観た後のエネルギーも必要な作品(良い意味)

IMAXで観て、映像観ながら飛行機酔いみたいな体験したの初めて笑

第二次世界大戦中のフランスの港町ダンケルクに追い詰められ
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泥棒成金(1954年製作の映画)

3.5

宝石泥棒の汚名を着せられ、汚名返上のために動く元宝石泥棒の男。そんな男に惹かれ、挑発するように彼を誘い追うブロンド美女。ヒッチコックだなぁ笑

これでグレース・ケリーの出演作品、メインは制覇したけど、
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.5

タイトルからしてなかなか上手い、原作あるけど、最近SCOOP観たばっかりだから大根監督のは観たくなった◎

これ、すごい現代ちっくなファムファタールだよね、希子ちゃん。
単に男をメロメロにするならもっ
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ショウほど素敵な商売はない(1954年製作の映画)

3.5

1950年代のミュージカルってこんなに桁違いの予算かけてるの、なんて思うくらいショーのオンパレード!歌が変わるだけじゃないんだよ!歌が変わる度にステージや衣装、バックダンサーまでほぼ変わり…CGなんか>>続きを読む

メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

4.0

あああ…オダギリジョー尊い…
シャツインぴたっとしたスキニーラインのパンツって色っぽいね。
ちょっと『ベニスに死す』を感じる。
西島さんも一瞬わからなくなりそうだったけど、若い、やっぱりかっこいい!笑
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

4.0

音楽が最高だね、うわ!これかぁ!って知ってる曲が多くて、それだけでも楽しめる。

独学でダンスを踊ってきたアレクシスは溶接工場で生計を立てながら、バーで踊るダンサーの卵。

物語の軸は工場のオーナーと
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ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

3.5

映画を観ていくといずれ辿り着くヒッチコック作品。

ヌーヴェルヴァーグの作家、トリュフォーの尊敬する監督の1人だとも言われていて、これはそのヒッチコックの著書をもとに、トリュフォーと対談しているドキュ
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SCOOP!(2016年製作の映画)

3.5

福山雅治演じる中年パパラッチ(カメラマン)と二階堂ふみ演じる週刊誌の新人ライターのコンビもの。

初っ端から福山さん…!となる始まりで、ぐいぐい進む。面白い。

パパラッチものなのかなー、(いわゆるコ
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愚行録(2017年製作の映画)

4.0

出演者みんな「同情しづらい嫌なヤツ感」が良かった。

記者の田中は迷宮入りして1年を迎える田向家一家殺人事件の再調査を始める。ちょうど彼の妹が育児放棄をしたため逮捕されたばかりで周りは何か没頭してない
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パターソン(2016年製作の映画)

5.0

パターソン市のバス運転手パターソンと妻のローラの日常に陶酔、なんて幸せな2時間。詩的な2時間。

1週間を切り取ってみせてくれるパターソンの世界はその画面外の日常をも想像させ、作中の日曜日に新たなノー
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百万長者と結婚する方法(1953年製作の映画)

3.5

結婚した(と思っていた)男が無職になり、さらに妻子持ちだったという散々な過去から、億万長者ならぬ百万長者と再婚することを目指すペイジとそれに便乗する友人ポーラ、のまた友人シャッツィー。

筋書きはシン
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破門 ふたりのヤクビョーガミ(2017年製作の映画)

3.0

コメディちっくな宣伝のイメージが強かったから実際観たら思いの外サバイバルしてて、佐々木蔵之介の目の凄みが印象的。

アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.5

ダイアン・キートンのアニー・ルックが大流行した『アニー・ホール』。
1977年に制作されているのに、色褪せないスタイル。
ディートリッヒがマニッシュ・ルックの祖なら、キートンのアニー・ルックはマニッシ
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ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008年製作の映画)

3.5

この前のテレビで。

その世界の日常にのめり込んでしまって、飽きなくて、ずっと見続けられる映画ってあるけど、この作品はそれだなぁ。

非日常な日常、というかパラレル世界というか、どこかにひっそり存在し
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あん(2015年製作の映画)

4.0

最初のかんかんかんと階段を降りてどらやきを作るシーンから、徳江さんが現れて、じっくり、じっくりとあんをほぐして煮詰めて混ぜていく。なんかすごく幸せな時間を観ている。

そこから徐々にその奥底にあるハン
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.5

『ヴァージン・スーサイド』観たときも感じた違和感は、その作品に潜むテーマだったり主張が見えないこと。”見えないこと”が逆にテーマにすら思えてくる。掴めない空虚感。

これもハリウッド俳優の父親の顔と男
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.0

深夜に『ジョゼと虎と魚たち』観てすごい今でも余韻残ってる。
全体のトーンが大好きだなぁ。
邦画の日常に漂う湿っぽさ、繊細さ。洋画にはない細やかさ。

ジョゼとツネオの思い出の日々。
写真混ぜてるの良い
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

4.0

あらすじ読んでたら失恋から始まる物語だから悲しいのかなと思ったけど、とんでもない!笑
想像以上にハッピーエンドで観終わった後の余韻が良いなと思った。


失恋から不眠症に陥った画家志望の美大生は、ある
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.5

ホラーに近いスリラー作品。
映画館でもないのに、すっごい次の展開考えて震えてた。

特殊メイクによって、他にも役者の演技はもちろん、セット、カメラによって、当たり前だけど、フィクションとして作り上げら
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マン・オン・ワイヤー(2008年製作の映画)

3.5

1974年、ニューヨークの今は無き貿易センターの屋上で綱渡りを敢行したフィリップ・プティとその友人たちの姿に迫ったドキュメンタリー。

その人の人生そのものがアートになりえるかもしれないし、夢はやっぱ
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メリィ・ウィドウ(1934年製作の映画)

3.5

1885年、ある小国の王の娘ソニアは前年に夫を亡くし、未亡人に。
そんな彼女に稀有なプレイボーイである騎士団隊長のダニロが口説きに来る。
ダニロを拒絶したソニアだが、ダニロを忘れられず、喪に服すことを
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トップ・ハット(1935年製作の映画)

3.5

アステアとジンジャー・ロジャースの華麗なる共演。

確か『紫のカイロのバラ』で、アリシアが観ていたのはこっちか『コンチネンタル』。


30年代の優美な世界観の中で繰り広げられる上流階級たちのラブコメ
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銀魂(2017年製作の映画)

3.5

豪華俳優陣による神々の遊び。笑

衣装はやはり澤田石さん。
沖田くんが沖田過ぎて。

福田監督らしいパロディ劇が銀魂の作風にも合っていて、最初のMTVのくだりの後本編って流れ好き。

ハイヒール こだわりが生んだおとぎ話(2017年製作の映画)

3.5

”こだわりがないと生きるのってつまらない。”

韓国人監督の自主製作作品で、
シャネルやミハラヤスヒロなどが衣装や靴を担当しているとあってずっと観たくてやっと鑑賞。

舞台は人類が効率を追求した結果、
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恋をしましょう(1960年製作の映画)

3.5

ストーリー自体はちょっと不満がありつつ、ただ!この作品のモンローの登場シーンはかなり観る価値ある。
”私の名前はロリータ”って歌って始まるんだけど、このときの金髪に紫のぴたっとしたニットワンピ(激ミニ
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誰も知らない基地のこと(2010年製作の映画)

3.0

アメリカの米軍基地をテーマにしたドキュメンタリー。

ここではイタリア、日本など主に3〜4つの基地を中心に語られる。

どこも敗戦した後に建設された基地で、住民を守るためという名目のもと、その背景では
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いのちの食べかた(2005年製作の映画)

3.5

普段私たちが食べている食物の生産と加工の過程をナレーション、インタビューなしで映し続けるまさにドキュメンタリー。

ナレーションもインタビューもない静な動画にはじめ戸惑い、さらに工場や農家などの私にと
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飾窓の女(1944年製作の映画)

3.5

フィルム・ノワール初期作品群の1つ。
人間の欲望を描き出すフィルム・ノワール、色々な欲望の中でもこちらは妻子持ちである教授の男がずっと見入っている絵画の女性(になったモデル)との男女の色恋について。
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

4.5

終わったあとに自然と周りと一緒に拍手をした。

人魚のルーとルーのパパが愛おしくて、中学生のカイたちも憎めなくて、その水の動きから人の仕草まで、大いに惹かれた。

都会と周りに隔てられた町との対比。
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.0

もともとは韓国の作品のリメイクと聞いて、ぱっと宣伝見た印象は藤原竜也演じる殺人犯を名乗る男がいかにサイコパスなのか…とか思っていたけど、そんなことない、絶妙に張り巡らされた点と点が繋がっていく感じが高>>続きを読む