定吉さんの映画レビュー・感想・評価

定吉

定吉

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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.0

3部作というけど次は観られるだろうか笑
一人で制作する気概は好きです。残りの二作、20年かけて作ったら伝説の家政作品になるかもしれない。

だけど…
ストーリーは子供向けなのに表現が過激で、子供に観せ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

90年に一度、に遭遇してしまった主人公たち。村で行われている祝祭の準備は長閑で朗らかな印象なのに、その中身はまるで別物。90年に一度ならギリギリ良いのかも。
いや、良くないぞ!危うくこの村の風習を受け
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コンジアム(2018年製作の映画)

2.0

日本のホラーと韓国のホラーは似ているなぁと思いますが、これもその1つではないでしょうか。怖さをうまく演出出来ていると思います。
自分がホラー映画を見るとコメディに見えてしまうタイプなので、怖さを感じら
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ホステル(2005年製作の映画)

2.0

若者は元気があっていいですな。
日本に来ているバックパッカーも、女目当てのおバカさんだと知ったら見る目が変わってしまいます。

脚本自体にストーリー性が乏しいので映像や演出をメインに鑑賞するしかないの
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.0

う~ん、「食人族」の後継と聞いて鑑賞してみましたが、ぜんぜん違う映画でしたね。内容も"映画"であることが分かるので、「食人族」のようなドキュメンタリーを想像していた身としてはリアリティを感じられず少し>>続きを読む

EXIT(2019年製作の映画)

4.0

面白かった。
こう言っては失礼なのですが、エンディングテーマが決してかっこいいとか名曲とは言えず、それがこの映画にぴったりマッチしていて、最後までノリノリで聴いてました笑
ヨンナム、後輩とうまく行くと
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

当時の感覚では許容されないゲイカップルの子育て。今でも抵抗感があるのは否めないですね。
とてもとても優しくて辛辣な映画でした。現実と向き合うには、ほんの少しの妥協も甘えも許しも与えられないものですが、
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無垢の祈り(2015年製作の映画)

2.0

評判ほど胸糞でもなかったし残酷な印象もありませんでした。
この映画でR18+に指定されるんですね。直接的な表現がそれほど多いわけではないのに、想像力豊かな人が増えたのか、感化されやすい人が増えたのか、
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震える舌(1980年製作の映画)

4.0

間違いなく素晴らしい映画。
主役夫婦を演じる渡瀬恒彦さん十朱幸代さんはもちろん、まあちゃんの演技も凄かった。さらに担当医役の中野良子さんがかっこよくて好きになりました笑
そして教授の診断に対して謎に信
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記憶の夜(2017年製作の映画)

3.0

とても良い脚本でした。
脚本ががらっと変わる回数が多いのに、しっかりとストーリーが繋がっていて、矛盾や違和感など全く感じずにストーリーが展開していきます。
演出でちょっとやってみたかった感が出ていると
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CURE キュア(1997年製作の映画)

3.0

少し物足りなさを感じる演出がでしたが見応えはありました。
萩原さん演じる間宮邦彦がとても良いです。
ただ、間宮の登場シーンの長回しが希薄な演出に感じしてしまい、その後の、花岡との会話がそそられるだけに
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葛城事件(2016年製作の映画)

1.0

どうしてこういう撮り方をしてしまうんでしょうね。
言いたいことは分かるし、演者さんも皆さん懸命に伝えようとされていることも分かります。でも面白くないし、自分には物足りませんでした。

父親の振る舞いが
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

さすがの演出力です。
冒頭の気圧されるほどの演出、その後の落ち着いて地に足をつけようとしている演出、後半のこれまでのエヴァの歴史を説明するのではなく、演出で上書きしようとする力量は庵野監督ならではの手
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.0

軽いストーリで気楽に観られる映画でした。
人が「は?」ってなる顔がコミカルに見える事がありますが、広末さん演じる水嶋の言動で、編集部の人たちがいい雰囲気を醸し出していて上手だなぁと思いました。

水嶋
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HUMAN LOST 人間失格(2019年製作の映画)

2.0

太宰治の人間失格を絡めたこととは無関係に脚本が悪いです。
クロスメディアで壮大な物語を構築しようとしていて、この作品だけですべてを語るつもりがないのもしれませんが、一つの映像作品として成り立たせる脚本
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.0

川口祖父母殺害事件を題材にしたとても良い映画でした。
けど、カットに入れる余白が多すぎてテンポが悪くなってしまっている。余白は効果的に使ってほしい。演出に関してこれだけが残念でした。

脚本と演者に関
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ビジランテ(2017年製作の映画)

1.0

プロットは面白そうなのに脚本も演出も残念でした。
演者の方が何を軸に役作りすれば良いのか理解しきれず、相当困ったのではないでしょうか。
大森南朋さん演じる長男の土地への拘りが薄いです。「靴を脱げ」など
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不能犯(2018年製作の映画)

2.0

話はしっかりしてるなぁと思ったら漫画の原作があったんですね。
脚本は良くない、演出良くない、演者はばらつきあるけど概ね好感触。
邦画によくある「納期に間に合わせよ~ぜ~」的な感覚で作った感がプンプンし
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アキハバラ@DEEP(2006年製作の映画)

4.0

石田衣良の原作は読んでいましたが映像作品があることを知りませんでした。原作を読んだとき、なんて素敵な若者たちだろうと感動したことを覚えています。
メンバー5人にそれぞれ個性があり、メンバーはそれを受け
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

4.0

柳楽優弥さんがハマってますね。ディストラクション・ベイビーズを思い出しました。福士蒼汰さんは段々城田優さんみたいになってきてますか。

コメディ要素が強くはないですが、丁度いいバランスでまぶされていて
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.0

テンポが良くて退屈する暇がなくとても良かったです。
銀魂と同じ精神の映画ですね。くどいところも似てる。
新八のような、ディスりに対するツッコミ(解説)役が欲しくなるなぁ。

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.0

狂ってますね。
国を憂い自ら志願して戦場に行くと決心するにも関わらず、武器は持ちたくない、人を殺めたくないと言う。では、何をしに戦場に行くのかと問われると助けたいと言う。
戦場は人を殺めるだけの場では
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

4.0

娯楽映画として前作を超えていますね。
コミカルな演出の中に、頭脳戦を醸し出す演出。頭脳戦は醸し出しだしているだけでしたが、それはそれで、虚構の世界に魅了されるがままに楽しむのもアリでしょう。
もちろん
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.0

脚本も演出もとても良いです。
ただ、これはミステリーではなくてアクション映画です。
推理を楽しみたい方は、別の映画を鑑賞ください。

肝心のアクションシーンはそれなりに見応えがありますが、アクション映
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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

4.0

とても素敵な映画でした。
苔むす森の中、溶け出した樹氷が奏でる雫の調べ。
普通の人では想像することすらできないシナスタジアの感覚を垣間見ることができる演出だと思います。
こういう技法は邦画に多いのだけ
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空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

2.0

演出は完全に中国映画でしたね。
予備知識なしで観ていて脚本がこういう感じだとは思っておらず、空海の自伝的映画だと勝手に思い込んでいてちょっとショックでした笑

おとぎ話なら、もっと羽目を外しても良かっ
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東京喰種 トーキョーグール【S】(2019年製作の映画)

2.0

これはひどい。
演者さんの頑張りを台無しにしてしまう脚本と演出でしたねぇ。
久しぶりにダメな邦画を観ました。トウカはやっぱり…。いや、それは言うまい。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.5

『こっちにおいで、最後に少し話をしよう』
はい…(TT)

迫力のある作画、原作のイメージを壊さないキャラデザ、世界観を見事に表現した色彩設定、原作もののアニメ映画として完璧ではないでしょうか。
とて
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.0

アクションが凄いのかカメラワークが凄いのか。
アクションシーンは見応えありました。
脚本はいわゆる王道で、途中の展開をもう少し退屈しないように出来ればよかったですね。

キム・オクビンの演技はとても良
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

正直、脚本は普通です。どちらかと言うと、興味のない人や当事者ではない人にとっては退屈かもしれません。
演出も、ところどころ興味が惹かれるところがありましたが、全体的に至って普通に感じました。

ところ
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

厨二病をくすぐられる映画ですね。
主役の女の子がこのとき新人で、オーディションで勝ち取った役柄ということで演技に力が入っているのが好感触です。
前半の不安げな表情が多い彼女、後半の薄ら笑いが多い彼女、
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地球が静止する日(2008年製作の映画)

2.5

脚本が軽い気がします。
1951年の「地球の静止する日」は未視聴なのでストーリーを知らず、もう少し重厚な脚本だと想像していたんですが、あれ?クロトゥこれで良いの?というシーンやアメリカ大統領が敵対行動
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

楽しかった。鑑賞後は清々しいカタルシスに浸れます。
アン・ハサウェイが可愛いのはもちろん、メリル・ストリープのかっこいいこと。

普段から気にかけていることが多かったり、進捗が変わり新しい状況になって
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

展開に惹き込まれます。
この感じは「哀しき獣」と同様の感覚でした。どちらもナ・ホンジンという監督なんですね。
主役の刑事?が少しだけダチョウ倶楽部の竜ちゃんに似ていて終始(竜ちゃん無理すんなよ)って思
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

2.0

脚本の狙い所は非常に良かったです。一家の発想が気味悪く、人種差別や奴隷制度、家族愛などアメリカが抱える社会的な問題を暗喩しているシーンが随所に見られます。

ワクワクもドキドキもハラハラもしなかったの
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ファミリー・ウィークエンド(2013年製作の映画)

3.0

主役の女の子が可愛いくて、映画のテーマに関しても鑑賞後に少々胸を打たれた映画でした。

この家族の「常識」がうまく伝わって来なくて、少し退屈な時間もありますが、主役の女の子の可愛さで吹き飛んでしまうよ
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