ぽっちゃり素朴ヒロインis神である。
少し珍しいヒロインものながらも、原作がしっかりあるからか、奇をてらった感じがしない、しっかりとしたお話の運びで、素直な気持ちで観られる映画だった。出てくる人た>>続きを読む
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話題になってたから観てみたけど、めちゃくちゃ王道の映画で、すごいエンタメ映画だった。
スネに傷持つ主人公が、過去のトラウマをのりこえて、新しい風である相棒と、強大な敵に立ち向かう。大ピンチに陥りな>>続きを読む
ベタな演出と想定範囲内の展開だけど、それを分かりきってあえてB級感ただよわせながら、でもしっかり描ききったのがすごく面白かった。小ネタも面白くて、ハウリングするところとか爆笑してしまった。
いつも>>続きを読む
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申し訳ないけどきもちわるい映画だった。
ヒトの理からはずれた生き物が、ヒトと触れ合って、ヒトのきらめきを知っていくっていうテーマの作品はこれまでにもたくさん描かれているけど、これもその範疇を越えら>>続きを読む
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ひたすら土屋太鳳が置いていかれる映画。あとバッドランズのあとに観たので、高低差に悪酔いしたみたいになった。
ナレーションベースで設定を描写するのはドキュメンタリータッチにしたかったから? にしては>>続きを読む
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関西弁のテンポがいいセリフまわしにくわえ、義理と人情と狂気が、少しクスッとさせるおかしみといっしょに描かれていて、すごく面白かった。
大阪のみおぼえある風景がたくさん出てきて楽しいし、アクの強い人>>続きを読む
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排水溝ズズズズは絵面的にかなりキツいけど、映画史にのこる屈指の名シーンだと思う。
というか、この映画、モロなのも間接的なのも含めて、エロいシーンが多すぎる。あとめちゃくちゃ映像が綺麗。構図も素晴ら>>続きを読む
不気味の谷を地で行く映画。
ものすっごくオーソドックスな内容で、さいごのさいごまで予想の範囲を裏切らないお話だった。過剰な学習機能からAIが人格をもち、でも機械としての思考の柔軟性や共感性のなさは>>続きを読む
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スカッとしたいときに観たい映画。
ことごとくフラグへし折っていくニコラス・ケイジ最高。予定通り殺されてゆくティーンたちも最高。女性保安官も、謎の使命感で主人公ぜったい殺すマンになってるのもいい。も>>続きを読む
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ディズニーで育ってきた自分として、ほんとに感動した。いつもそばにいてくれて、まるで幼なじみのようなキャラクターたちが、次元と作品をこえてコミュニケーションしてるのはすごくよかった。実写のスタジオにア>>続きを読む
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最近のディズニーアニメもほんとに音楽がいい。今作もその例に漏れず、メイン所では使われないようなメロウでエスニックな歌がきちんと使われていたりして、観ていて楽しかった。
お話については、すごく単純明>>続きを読む
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大仰な効果音とカメラワークで、さぁ来るよ来るよ!と脅かしといて、結局さいごはどこかで聞いたような、取ってつけたような話で、どてーって感じ。
でも、実際の惨劇とか悲劇も、滑稽だったりしょうもなかった>>続きを読む
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面白かった。設定はめちゃくちゃSFなのに、ぜんぜん小難しい話じゃなくて、主人公ふくめこの会社のみんな全体の成長ストーリーになってる。タイムループというのが、現代人が抱える葛藤のメタファーの役割を上手>>続きを読む
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こういうサイコホラーって最近あんまり見なくなったよね…と、懐かしさに浸れる映画だった。
精神医学、象徴、オカルト、連続殺人…まさに羊たちの沈黙の系譜にある映画。最後の余韻ある終わり方も、この時代の>>続きを読む
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やや謎解き要素はあるけど、結局は…って感じの映画。希望を見せておいて、絶望に突き落とすっていうホラー定番の演出だった。
笑顔っていうところがキーワードなんだけど、なんで笑顔なのかっていう説明がある>>続きを読む
みんなあると思う。大事なものをさっきまで持ってたはずなのに、気づいたらどっかに置いてて、さがしまわってたら、意外なところで見つかるって現象。この映画のハプニングは、それがけっこうな部分をしめていて、>>続きを読む
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これは、全オタクのこころをえぐってくる映画だな。
化粧っ気ない、流行りはかっこ悪い、かわいいもんはキャラじゃない。見ないふり。でも、どこかに、キラキラした世界やかわいい流行りものや、恋への甘やかな>>続きを読む
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いや、もうね、最高だった。
オープニングのアンデルセンの引用から、全て掴まれた。人魚オタク歓喜。
観るまでは、正直どうなのって思ってたけと、アリエル可愛すぎる。原作の好奇心と自立心旺盛な感じ出て>>続きを読む
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怪物なんて、誰でもなかった。
みんなそれぞれに、それぞれの世界で、それぞれの自分なりの方法で世界を必死に生きているだけだった。子どもを育む親も、その仕事に就くひとたちも、そして子ども自身も、どの立>>続きを読む
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劇中の「民話」っていう発言から、あーアダの正体って…って思ってたら、まさにドンピシャでした。結局は牧神パンのような半人半獣の眷属の子どもだったってことでいいのかな?
予告編とかあらすじ的には、アダ>>続きを読む
なんだかんだ言って、やっぱりサンドラ・ブロック最高。冴えないけど意思の強いチャーミングな女性を演じさせたら、このひとの右に出る者って居ないんじゃないかって気がする(もちろんいるけど)。
プラピの使>>続きを読む
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解説を必要とする映画ってずるい。
新世紀エヴァンゲリオンにしかり、風立ちぬにしかり、観客が感じ取れる閾値をはるかに超えて、監督が表現したいものを、隠喩だらけで組み立てていく映画って、芸術的ではある>>続きを読む
めちゃくちゃ面白かった。
セレブの背景知らないと意味がわからんネタもあったけど、セレブを小気味よく馬鹿にしていて。
海外ってこういう番組ままあるけど、馬鹿にされるのもセレブの有名税ってかんじで、>>続きを読む
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こういう超然とした感じのキャラが主人公のお話って、やっぱ着地難しいよね。ちひろさんもその例に漏れず、いわば機能不全に陥ったコミュニティに突如あらわれたマレビトであり、トリックスターでもあるわけで、そ>>続きを読む
うーん、あんまりかなぁ…。
オープニングすごくよかった。現代とのコントラスト描くことで、このお話の悲劇性や、特異性なんかがより強調されていて、わくわくする感じがした。
でも、演奏部分と物語部分の>>続きを読む
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前作はかなり楽しめたのに、今作ははっきりいって余計だった。
そもそも、どこかファンタジーな余韻を残しつつも、しっかり地に足つけて生きていくと決意したのが、前作のジゼルじゃなかったっけ? どこか浮世>>続きを読む
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散りばめられたモチーフ追ってれば、おのずと事の真相はわかりやすいけれど、そこまでどうもっていくのかがすごく上手い作品だと思った。
清らかな聖女とやさぐれた看護師、神との聖なる結婚と近親相姦、いつま>>続きを読む
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ザ、胸糞映画。こういうの好きな人達にはたまらんかもしれんけど、個人的には密室で、好きなようにされる展開って、あんまり好かんので…。
物語も、まとまってるようで破綻してて、「いや抵抗する余地ありあり>>続きを読む
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ソックスかんわいい。ソックス大正義。ネコ型なのに、ふつうの成人男性の声で喋るのがかわいい。ふとしたところでネコ出ちゃうのもかわいい。未来のバズに付き添ってたあの半壊のソックスも助けてあげてほしかった>>続きを読む
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あんまりテンポ良くなかったし、ラストに至るまでに急展開すぎたりして、なんかうまく畳めなかった感があった。
結局は色仕掛けで自分の身を守るしかなかった、かわいそうな少年の話ってことでいいのかな。フィ>>続きを読む
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シュガーラッシュ観た後に観たので、テーマが同じような感じで、やっぱりピクサーって焼き直しが得意なんだなぁと実感。
でも、郷愁さそう海辺の街を舞台に、前思春期的な友情がキラキラしてて、とても微笑まし>>続きを読む
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うーん…最初バリバリの復讐物と見せかけといて、実はフェミニスト映画でしたーとか、よーわからんかった。
乱射事件とレイプの話って、こじつけすぎてない?
主人公が見ないふりしていたトラウマが追いかけ>>続きを読む
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美しくも不穏な世界と、人間ドラマ。異界に足を踏み入れた主人公たちが、驚異と出会いながら真実を手繰っていくという展開は、やっぱりいつもワクワクさせる。出てくるクリーチャーたちも、とても魅力的だったし、>>続きを読む
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これは辛い。見ていてとても辛かったし、見につまされてしまった。
いくつになっても恋をするのは素敵だと思うし、そういう気持ちが人を生き生きさせるのも知ってる。けれども、年齢に応じた経験や、悲喜こもご>>続きを読む
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めちゃくちゃ笑った。主夫っていう設定とか、現代問題を感じさせるところはちょいちょいあるけど、そういうのは味付け程度で、ただ単純にバカ笑いできる映画だったと思う。
若者に阿る痛いおっさんっていうのが>>続きを読む
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ブックスマート以降、こういう映画めちゃくちゃ頻発してる気がするけど、どれも似たり寄ったりな感じで、至極残念。だいたいイキリ散らかしている厨二病な主人公と、控えめながら堅実なLGBTQの親友がいて、途>>続きを読む