328さんの映画レビュー・感想・評価

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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.1

これは何度か見返さないといけないな、と。配信開始を待ち侘びることになりそうです。

事象の真相追求は大事。真偽を確かめることも大事なのでしょうが、大切なことはそれを受けての判断。そして判断のために原因
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交換ウソ日記(2023年製作の映画)

3.1

個人的にこの類の映画を「少女映画」と呼んでおりまして、何の因果か時折観賞してしまいます(自分で選んでおりますが)。

この物語、序盤は盛り上がりに欠けると言うか辟易しかけるというか、まあ退屈でしたが(
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

アニメ、漫画好きになってきた中3長女を誘って鑑賞。券売所(店員さんが販売するスタイル)で「デッドデッド…」と辿々しく言いかけたら「デデデですね」と。そんな略称、聞いてないし。

さて内容は、ちゃんと後
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ピンポン(2002年製作の映画)

4.3

懐かしい。原作漫画も大好きでした。松本大洋は「ピンポン」に始まり「花男」、「鉄コン筋クリート」に嵌り、最近では「Sunny」がとても好き。「青い春」の映画は何度も見ています。THEE MICHELLE>>続きを読む

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.7

テーマ 3.2
画 3.7
ストーリー 3.4
キャラクター 3.5
音楽 3.6
豊かさ 3.5

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

2.8

数年前に見て記憶に残っていたシーンは松坂桃李の「あー、って言って」でした。

にしても蒼井優、凄い。蒼井優は「ハチミツとクローバー」「宮本から君へ」「斬、」のインパクトが強かったけれども、この映画もな
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アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

2.4

あるゴールに向けて幾つかの出来事が紡がれ、整えられていく物語。だからこそゴールに待ち受けているものが評価に大きく影響します。

最後、あの展開は必要だったのか。テーマを伝えるために丁寧に重ねてきたメッ
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僕と彼女とラリーと(2021年製作の映画)

1.7

漫画喫茶か古本屋で適当に見繕った物語からかき集めたかのような展開の連なり。
トラブルが起こるほど、退屈が増していく映画でした。

テーマ 1.6
画 2.2
ストーリー 1.2
キャラクター 1.7
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夜叉(1985年製作の映画)

2.7

時代のせいか倫理観が追いつかない物語。それでも渋い高倉健は普遍的且つ象徴的だなぁと。
ビートたけしもいしだあゆみも田中裕子も目を奪われるシーンがたくさありましたが、ハイな田中邦衛のインパクトに勝るもの
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

2.8

岡田将生はこの映画で演じている主人公のような、デリカシーが足りない、欲求に素直で張り切ったイケメン役が良く似合う。というかよく見る。「伊藤君A to E」とか「謝罪の王様」とか「告白」とか。

清原果
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.9

この映画、理由がよく分からないのですがとても良かった。ところどころで「ここから嫌な展開になりそうだ」とか、「この演出は好きじゃないな」とよぎることがあったものの、ずっと同じ楽しみ具合で観終えることがで>>続きを読む

雑魚どもよ、大志を抱け!(2023年製作の映画)

3.1

子どもばかりが登場する実写映画って、なかなか登場人物の名前と顔を覚えられないんだけど、この映画はそんなことなかった。
145分。長いっちゃあ長いけど、面白かった。

テーマ 3.3
画 2.8
スト
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

テーマ 3.6
画 4.3
ストーリー 3.9
キャラクター 3.8
音楽 4.4
豊かさ 3.5

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.4

テーマ 3.6
画 3.5
ストーリー 3.3
キャラクター 3.9
音楽 3.8
豊かさ 3.3

おかえり ただいま(2020年製作の映画)

2.5

テーマ 4.0
画 3.1
ストーリー 3.1
キャラクター 3.6
音楽 3.2
豊かさ 2.8

チョコレートな人々(2022年製作の映画)

3.8

当たり前のことなのかもしれませんが、見ながら、見終えてから「考えさせられる」映画は良い映画だと思います。答えが得られない、出せないとしても。
映画によって世界の見方がほんの少しかもしれないけれど確かに
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先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

2.9

少女漫画という漫画ジャンルがあって、それは少女が主人公という条件ではなく、また少女向けに描かれている訳でもなく「少女を対象とした漫画雑誌に掲載されている」という括りだと思います。少年漫画もそうでしょう>>続きを読む

ロストケア(2023年製作の映画)

2.6

アンソニー・ホプキンス主演「ファーザー」や「PLAN75」といった映画と大枠では同じとなる高齢者介護がテーマです。
そのテーマ自体はとても興味深いもので、当作は介護する側の視点で描かれており、当然のこ
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謝罪の王様(2013年製作の映画)

2.6

公開当時はイマイチな感想を持っていました。今、見直してもほぼ同じ感想です。
ただし「不適切にもほどがある!」に嵌った身として感じるものもあり、宮藤官九郎のことをもっと好きになりました。

テーマ 2.
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.3

「私をスキーに連れてって」でお馴染み(?)、ホイチョイ3部作は、男性主人公(織田裕二、三上博史)が何故ヒロインに好かれているのか分からないものでした。その理由が浮気癖とか浪費癖ではなく、まぁ簡単に言え>>続きを読む

間宮兄弟(2006年製作の映画)

3.7

優しい映画だな、と思います。森田芳光監督作の「僕達急行 A列車で行こう」や沖田修一監督作「横道世之介」のような。
観終わると「何事にも優しくならねば」と腹を括るタイプの作品です。

テーマ 3.8
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his(2020年製作の映画)

2.8

テーマ 2.8
画 2.8
ストーリー 3.0
キャラクター 2.8
音楽 2.7
豊かさ 2.6

聖の青春(2016年製作の映画)

3.6

20年くらい前に「月下の棋士」という漫画が青年誌で連載されていました。その単行本の巻末には登場人物のモデルとなった実存する棋士の紹介文が書かれていて、将棋に関する知識がほぼ皆無な自分でも引き込まれるよ>>続きを読む

サニー/32(2018年製作の映画)

2.0

白石和彌監督作、ということで「凶悪」や「狐狼の血」を観た期待値を込めるとかなりがっかりする作品。というか、その期待値なくともどうなんだろう。

ピエール瀧と門脇麦のパワーが物語からも他のキャラクターか
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スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(2007年製作の映画)

3.7

以前、三池崇史監督に嵌っていて兎に角、作品を貪る様に観ていました。JOJOの実写映画辺りからそうでもなくなりましたが。
この映画が劇場公開された頃は三池熱のピークだったのかもしれません。ストーリーやキ
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.0

ピーカンな青空、広大なトウモロコシ畑、アメリカンハウス。これだけで胸が熱くなってしまう憧れとも言える景色。
黒い画面に白抜きの明朝体的(多分違うけど)字体がこれしかないというサイズで表示されるオープニ
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正欲(2023年製作の映画)

3.4

原作未読。
普通、とは平均的だと思っている。人間をいろいろな物差しで並べた時、その物差しは例えば読んだ本の冊数とか、恋愛遍歴とか色の好みとか、右から左に(または前から後ろに)一列に並んだ時、真ん中に近
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.6

予備知識はマシュー・ヴォーン監督作という程度で劇場観賞しました。
マシュー・ヴォーン、キングスマンシリーズもキック・アスも好きですが、1番はX-MEN:ファースト・ジェネレーションです。つい見てしまう
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.6

たくさん笑った。
このテーマでニコラス・ケイジを配役する時点で抜群のセンス。そのセンスだけで突っ走ってる感もあるけど構わない。サラサラケイジも最高。

テーマ 3.8
画 3.4
ストーリー 3.6
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

カラオケボックス、コロナ禍以降行ってない。もともとそんなに好きではない、というよりも行けなくても全く困らないし、少しばかりありがたい。
なのにこの映画を観たら、ちょっと行きたくなってしまった。

原作
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1999年の夏休み(1988年製作の映画)

1.7

2回見たけど、何から何までよく分からなかった。登場人物4人を覚えられず、見分けがつかなかった。

テーマ 1.5
画 2.2
ストーリー 1.6
キャラクター 1.5
音楽 1.8
豊かさ 1.5

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.4

「人を好き」という気持ちがよく分からない、という主人公の気持ちはよく分かる。
物語が進むにつれ徐々に惹きつけられた映画でした。

テーマ 3.6
画 3.4
ストーリー 3.4
キャラクター 3.6
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包帯クラブ(2007年製作の映画)

2.0

テーマ 1.9
画 2.0
ストーリー 2.1
キャラクター 2.2
音楽 1.9
豊かさ 1.8

トニー滝谷(2004年製作の映画)

3.8

村上春樹小説は大好き。この映画はすごく忠実に実写化したという印象です。
だから好きな感じです。

テーマ 3.7
画 3.8
ストーリー 3.5
キャラクター 3.5
音楽 4.0
豊かさ 4.0

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

日常、生活を営む上での上で「ハンディキャップ」とは何かと考える。身体的、健康的なものや家庭環境などで時間的な制限があるもの、残念なことだけど固定観念や慣例による偏見でカテゴライズされ生じるもの。仕事を>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

3.2

前作「空の理想郷」に引き続き、ひとつずつ学年の上がった小学六年生長男と三年生次女、次女の同級生の男の子を引き連れて馴染みの映画館にて観賞しました。みんな楽しみにしていたようで何よりです。

今作、プロ
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