オトナ帝国と並ぶ、クレヨンしんちゃん映画の金字塔となる一本。何度も例えを出して恐縮だが、デヴィッド・フィンチャー監督の「セブン」と「ファイトクラブ」ポジションに当たる傑作と言えるだろう。
クレヨンし>>続きを読む
子供向け映画の付き添い役として映画館を訪れた全国のお父さん達の涙腺を決壊させたことで名高い名作。ストーリーは改めて語るまでもないと思うので、この作品を観て自分が感じた所と、好きなシーンを紹介したい。>>続きを読む
ひまわりが映画デビューした作品のはず。少し前まで子供向けアニメも好き放題できたんだなあ…と考えさせられてしまった。
魔王を復活させるために必要な玉をひまわりが飲み込んでしまい、野原一家が事件に巻き込>>続きを読む
ぶっ続けで映画を観よう企画、今回は劇場版クレヨンしんちゃんでいこう!PTAやら、何やらのうるさい指摘があり、現在ではクレヨンしんちゃんはかなりマイルドに、つまらなくなってしまっているようだが、それは間>>続きを読む
キャラクターと悪役の顔は知っているけれど、ストーリーを全く知らない状態で鑑賞。舞台が自分の大好きなロンドンだと知らなかったり、当然だが新しい発見だらけで楽しめた。
作曲の仕事に没頭している自分の飼い>>続きを読む
事前知識ほぼ無しで鑑賞!ピクサーのアニメを観ると思うけれど、クラシックなディズニーアニメとは違い、近代技術やら科学的な概念をストーリーや世界観に上手く取り込んでいるなあと感じる。
モンスターの世界の>>続きを読む
ディズニー版「オトナ帝国の逆襲」的立ち位置の作品。シリーズ初作から匂わせていた、子供はいつかおもちゃで遊ばなくなる、という現実と、1から10年後に作中でも10年を経過させた作品を発表するなど、確実にリ>>続きを読む
前作では途中から自分がおもちゃであることを受け入れたバスが、最初からおもちゃ組として物語の主軸となるのは今作が初なので、W主人公体制としては本作の方がテンポが良いかも。
ウッディに秘められた謎、とい>>続きを読む
ディズニー映画縛り第一弾は、リアルタイムで一度観たきりだった本作から。
おもちゃ視点の子供部屋社会っていう世界は面白いけれど、観る年齢によって感じ方が変わる設定で、その絶妙具合に唸らされてしまった。>>続きを読む
また一つ、愛すべきお馬鹿映画と出会えてしまった…。愛読している某映画紹介シリーズ本のホラー映画100本特集には、本作の実に惹かれるストーリーが魅力的に綴られていて、いつか観てやる…。と思い、あらゆるT>>続きを読む
パンクバンドとネオナチの抗争じみた展開があるという前情報に期待し、OiパンクバンドのTシャツとマーチンを身に纏い鑑賞!序盤は、無人島に連れて行くバンドやら、パンクバンドの演奏シーンやらで、ロックはUK>>続きを読む
ホラー映画の幽霊役に当たる存在が持つ特徴で、一番厄介な機動力と耐久力にステータスを全振りした盲目のおじいちゃんのお話。
彼の家に盗みに入った若者3人が追い詰められていくも、泥棒が悪いんだし、自業自得>>続きを読む
世の中には究極の二択が存在する。カレー味のうんこと、うんこ味のカレーのように…。『セブン』と『ファイトクラブ』はどちらが好きか?という質問は自分の中では永遠の課題となっている。初体験補正が大きい人間の>>続きを読む
完璧な邦題であるし、必要最小限の見せ方で、観客に内容を伝えている所(理解できないアホは置いていく方式)は素晴らしいと思う。けれど、自分にはこういう映画は向いていない…。こういう内容は小説を媒体にした方>>続きを読む
『言の葉の庭』を観たばかりで、同作を連想させるようなタイトルだな〜と思っていたら、割と詐欺じゃねーか!この邦題は否定派が多そうだ…。
自身の運転する車を事故らせてしまい、同乗していた妻を亡くしてしま>>続きを読む
愚直や実直など、素直な褒め言葉にならない言葉は多い。馬鹿正直や真面目も、その仲間だろう。誰よりも愚直に人生と向かい合い、周囲の人間と実直に付き合い、何事にも馬鹿正直に答え、真面目という概念を理解せず、>>続きを読む
SFの巨匠(おれは認めてねーぞ!)フィリップ・K・ディックの短編を読むと、よく感じる事柄がある。この作品、普通に良くできた設定だから、練り直して長編にすれば映画化までいけるだろ…という予感である。実際>>続きを読む
初めて観たのは確か、高校3年生くらいの時だったので、リアルタイムで観られていたんだなあとしみじみと感じてしまった。胸が掻き毟られるような鬱アニメの名は伊達では無く、まんまと自分を投影してしまい、すぐに>>続きを読む
パリピと呼ばれる人種は嫌いだけど、頭に24アワーが付くだけで話は別になってくる。工業都市だったマンチェスターがファッション、音楽、ドラッグ面でロンドンに無い勢いを得た80年代後半〜90年前半の「マッド>>続きを読む
コーラやTVゲームの存在を知らないが、8歳にしてドストエフスキーなどの名著、米国の権利章典を初めとする政治、思想や哲学などに通じる教育を施された、教養ある野生児達が人里離れた山から降りてくる映画という>>続きを読む
複雑な関係を経て子供を授かった両親を鑑みてか、自分はしっかりと計画を立て、人工授精で子供を作ろうと計画していた女性 マギーが、不倫関係になった男性との子を授かり、本妻と連れ子を巻き込んだ三角関係が勃発>>続きを読む
出身バンドや文化を知れば知るほど好きになっていき、歴史や政治背景を知れば知るほど嫌いになっていく不思議な国が、イギリスだと思っている。本作は、自分のように「マスターキートン」から多くを学んだ人には是非>>続きを読む
親権を巡る裁判映画でもある「I am Sam」の終わり方を観て、良い終わり方だけど、現実的にはどうなんだろうなぁ…。予定調和なハッピーエンドかなぁ…。と思った人はすぐにこの映画を観て、親権ものはハッピ>>続きを読む
荒廃した未来世界と、徐々に陰りが見えつつある過去世界を舞台としているのに、どこか明るく牧歌的に聴こえるアコーディオンのテーマ曲が癖になる一本。
この時期は…ブラピの全盛期やな!観たろ!
→ええ…。こ>>続きを読む
100Marksすると、シロクマくんが教えてくれるのか!
蝶の標本作りが趣味の内気で気弱な青年が、勇気とクロロホルムを出して、歪んだ愛情を押し付ける ハートレスラブロマンス。GTOの勅使河原先生と言い>>続きを読む
勢いとアイディア勝ち!な一本。いきなりそこから始まるんかい!?と突っ込む間も無く、テンポ良すぎる展開に驚かされる。
明かりの中では姿が見えず、存在すらできないが、闇の中だと具現化して襲いかかってくる>>続きを読む
痴情のもつれから起きたと思われる殺人事件の真相が、関連人物の法廷での証言や、回想シーンを交えて明かされていく作品。
古き良き昭和感が作品全体から伝わってきて、コロコロ意見が変わる証言者や、ヤクザ者の>>続きを読む
和製「エクソシスト」と名高く、前々から気になっていた一本を遂に鑑賞。しかも、フィルムの経年変化に依り、画面が全体的に薄赤くなって不気味さが増すという特大オプション付き!
父、母、幼い娘の幸せな3人家>>続きを読む
歴史・伝記を媒体とした小説や漫画、そして映画にはある致命的な欠点がある。例えば作中で、信長がどんなに苦戦したりピンチに陥っても、(どうせコイツ、本能寺燃えるまで生きてるんやろ)と考えてしまうように、最>>続きを読む
定年を間近に控え、突如二輪免許を取ってハーレーを購入した我が父の心のバイブルだが、自分からすると観てる途中で飽きて、毎回少し寝てしまう一本。しかし、込められたメッセージと切なさを考えると、後からボディ>>続きを読む
「プラトーン」と並ぶ、自分の中の三大名前は知ってるけど観たことない映画の一角。なお、もう一本は未だ決まっていない模様。60年代ロックの名曲の数々が使われているベトナム映画という予備知識のみで鑑賞。至る>>続きを読む
シャーロック・ホームズにアーサー王と、ここ数年で完全にセレブとなってしまったガイ・リッチー監督にムズムズしてしまい、一言もの申したくなる人は恐らく、本作か「スナッチ」が好きなはず。この2作は完全に兄弟>>続きを読む
映画界に存在する、博士の◯◯タイトル多すぎ問題に決定打を与えた作品というイメージがあった。全て合わせると「博士と彼女の愛した異常な数式」となる。なんかすげぇぞ。
タイトルとジャケ、冒頭の二人の馴れ初>>続きを読む
少し前まで、結婚相手の候補に入っていたアン・ハサウェイにあまり惹かれなくなったことに気付いた自分がいた。大人になったってことなのかな…。永遠の嫁候補筆頭は70年代初期のキャサリン・ロスで決定!!
退>>続きを読む
人それぞれに特別な映画があるとしたら、自分にとってそれが当てはまる一本。中3で初期パンクに開眼した自分が高1の時に鑑賞して、ダメ押しでロック大好きになってしまった。
ジャック・ブラック演じる偽教師が>>続きを読む
ビートルズが好きなら是非!とおすすめされて、思わず鑑賞。ビートルズ好きなら反応してしまう小ネタは多いが、知らなくても楽しめる作品だと思う。
スターバックス(変更前のマークが懐かしい)の店内が清掃され>>続きを読む