kokonamaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

デス・フロア(2017年製作の映画)

2.7

ワンシチュエーション系ゾンビ映画。ジャンルものに終始している。

アース・ママ(2023年製作の映画)

4.0

我が子との間には一枚の壁。壁の四角い窓から眺める黒人の母。地球から俯瞰しているお母さんみたいだ。これから産もうとしている焦燥感や迷いが巧みな演出によって伝わってくる。ヒーリングっぽい感じ。

エターナル・ドーター(2022年製作の映画)

3.1

霧に覆われたホテルに来た老婆と中年の娘。母の思い出の地であるこの洋館は、何やら悲しい思い出が漂っている。

ロー・タイド(2019年製作の映画)

4.0

おーこれは良かった。シンプルなストーリーの中にあらゆる構図が詰まっている気がした。

ザ・ヒューマンズ(2021年製作の映画)

3.5

家族団欒のひと時。夜になるにつれやがて影を帯びていく。

ソウル・フラワー・トレイン(2013年製作の映画)

3.0

フェリー乗って大阪に上陸する田舎者のお父さん。道中出会った女と娘探しの旅に出かけていく。

マイ ビューティフル ガーデン(2016年製作の映画)

3.8

頑固なおじいさんとそれに使える料理人。隣に住む作家を目指す女。彼女は図書館に勤務していて発明家の男と恋に落ちる。庭を手入れしないといけなくなったことにより彼女を取り巻く環境が徐々に変化していく。

シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.6

承認欲求を満たしたいがあまり泥沼にハマっていく女性を描いたスリラー。若い女性の物語なんだけど、老いみたいなのを体感した。

ファニー・ページ(2022年製作の映画)

3.6

コミックの世界に夢見る少年のひと時を描いたヒューマンドラマ。師匠が交通事故で死んでしまう。学校から離れ彼が住み着いたのは、地下にある生暖かい空間と一台のオンボロ車。

スライス(2018年製作の映画)

3.6

ユニークな設定。狼男と幽霊と魔女が混在する街でピザ配達人が殺害されるという事件が発生する。警察が捕らえた容疑者は、どうやら犯人ではないようで。一方で記者の女は真相に近づきつつあった。中華好きの狼男とい>>続きを読む

ディアスキン 鹿革の殺人鬼(2019年製作の映画)

3.4

革ジャケットに取り憑かれた男が狂行を繰り返すひたすら変な設定の映画。

永遠の散歩(2019年製作の映画)

3.5

腕に電子マネー、黒いお薬、燃える2階。死者が見える不思議な世界観である村を描く。

轟音(2019年製作の映画)

3.5

俺は好き。後半の感情が爆発していくシーンがとても良い。

ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

3.8

芸術家の日常の一コマを切り取ったような映画。彼女の日々、息遣いみたいなものが丁寧に描かれている。ハトはやがて飛びったってしまう。

ノースハリウッド(2021年製作の映画)

3.6

将来の帰路となる瞬間。全て捨ててスケボーの道へ突き進む。

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.8

精神病棟に入れられた思春期の女性。パーソナリティー障害と診断された彼女は、そこからなんとか這いあがろうと奮闘する。しかし、彼女の脳内に付き纏う死へのイメージ。

クレイジーズ(2010年製作の映画)

3.3

哭悲っぽいゾンビ像。過酷な状況下で垣間見える人間の本性が面白い。

まわり道(1974年製作の映画)

3.7

ぐるぐる思考を巡らせるながら旅を続ける。当てもなく放浪し続ける男は孤独を選択する。

ファンタズム(2014年製作の映画)

3.1

ちょっと呪怨みたい。恐怖の正体が最後まで明かされないのもいいし、不気味さ加減が絶妙に上手い気がする。

子猫をお願い(2001年製作の映画)

3.7

同時代の日本の社会に通じる風景が広がっていた。女性同士の友情みたいなものを描いているんだけど、屋上で穴掘りしたり、とにかくエモいの。

ゾンビ・サステナブル(2021年製作の映画)

3.1

マッドマックスのような世紀末感の中、銃をぶっ放し敵を薙ぎ倒していくアクションムービー。ゾンビを燃料にしたり、ゾンビと人間のハーフみたいなのは斬新。

ロストメモリーB7/LOST MEMORY B7(2015年製作の映画)

2.6

トイレからのスタート。謎の日記を頼りに男はなんとか記憶を手繰り寄せていく。思い出すのは施設の記憶と脳にダイレクトする香り。

色々と散らかっているような映画でした。ミステリーから始まって、長く回想した
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.0

パリに住む男女の恋模様を描く。モノクロで彩られた恋愛群像劇。

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.3

北欧系の映画ってこういう綺麗な家具や家と対照的に割とグロテスクな造形が出てくるのが多い気がする。こういうのってどういう思想から生まれてくるアイデア何だろうかと思った。

部屋にカラスが入ってくる。何事
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ペラペラトーストとたっぷりバター(2021年製作の映画)

3.0

いじめられっ子の16歳を描いたショートムービー。Youtubeで見れるよ。

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.4

ミステリーのような霧の中の謎から始まる。それが徐々に晴れていってやがて全体像が掴める構造になっている。

遺体安置所から逃げ出した死体。犯人の行方は掴めず、その夫に捜査のスポットが当たる。夫は自らが妻
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ナイルの娘(1987年製作の映画)

3.9

淡い青春みたいなものと都市の空気感が伝わってくるカルチャー味の映画。兄は危ない仕事をしていて、妹は家で漫画を読んでいる。語りすぎず淡々と描写している感じが良かった。

ポルト(2016年製作の映画)

4.0

人生の美しい瞬間を切り取ったような映画。人間の誰かに寄り添わないと生きて行けない弱さだったり、恋愛はそういう弱さが露呈してしまうスポーツなんだと思う。構成も洗練されてるし、あとカットもめっちゃ綺麗。

アルカディア(2017年製作の映画)

3.1

なんじゃこれ、飴を舐めたら畳の味がするみたいなそんな感じの映画。かつてのカルトチックな村に再び戻ってきたある兄弟。村で起きる不思議な現象に驚きを隠せない彼らだったが、やがて彼らは悪夢の中にいると気づく>>続きを読む