Souさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.3

まあシンプルに娯楽映画としていい。
ポアロの最後のおれを殺せ発言のイケメンさには驚いたが。笑
ジョニデ嫌われすぎ設定にわら。笑
何がびっくりって、結末より、セルゲイ・ポルーニンが俳優ででてることだよ
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Ricky リッキー(2009年製作の映画)

4.0

オゾン先生といえばやはり圧巻の脚本力だが、この作品はとにかく映像が美しい。ハイレベルなコンテンポラリーフォトグラフィー(構図もとてもいい)の羅列のようなシーンの集合体である。そしてさらにストーリー展開>>続きを読む

エヴァ(2018年製作の映画)

1.5

稀に見るクソ作。名優の無駄遣い。時間の無駄。これが映画になってるぐらいならもうちょっと若い才能ある映画監督を世に出すべき。ウリエルとユペールのキャリアとしても良くない。お金と時間返してレベル。これに1>>続きを読む

少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)

4.6

また号泣。
似た体験をした人は涙止まらないだろな。
最後のエリーの手紙とジグザグ走りはラストに相応しい。
最後にご本人の映像。
実際に会いに行って、こんな壮絶な人生を経験した人は、どんな声色で、どんな
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

4.8

バレエで家族を1つにできると思ってた。
でもできなかった。
みんなを幸せにできなかった。
だから
二度と誰かを大切に思わないと心に決めた。
思い出も作らないってね。


...............
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.5

開始1秒でウディアレン節全開。笑笑 ある種この冒頭でオーディエンスを安心させるのが今回の構成の肝なのかなと思った。というのも、物語は徐々に緊張感を増していく。がしかし、この開始1秒で流れたcony i>>続きを読む

永遠のジャンゴ(2017年製作の映画)

3.4

歴史的背景の濃度が高かったので、もうちょっとジャンゴのアーティスト性にフォーカスした内容だと嬉しかったです。
やっぱり曲はかっこよすぎる。Minor Swingはやっぱ入ってきた。
でもジャンゴほどの
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.4

どわっと何か土嚢のような袋状の重さを腹に据えられた感覚。血縁のある家族とない家族。どちらが絆があり、どちらが子にとって良く、どちらが家族なのか。家庭状況は様々ある現実の中で、とりわけ昨今起き、多くの倫>>続きを読む

ポリーナ、私を踊る(2016年製作の映画)

4.2

素晴らしい。途中映画としての方向性ブレたかと思ったが、最後のダンスに全てが帰結した。ジュリエットビノシュにドランのいつもの彼もでてきてキャスティングも楽しめた。中盤以降の途中途中ポリーナがベッキーすぎ>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.3

すっごい泣いた。Mark Webbの安定感すごいな。ほんとストーリーメイカー。
子育てにおいて色々と教えられる内容だった。子ども持つ前にみといてよかった。

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

4.3

この邦題ほんとに内容みたのかよ。
つけたやつぶん殴るぞ。
って温厚な僕が思うくらいクソな邦題で映画の中身は最高です。
まじで邦題つけたやつに虫唾が走る。

エンとザンの関係は僕にとってとても理想的だっ
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愛を綴る女(2016年製作の映画)

4.4

結局ジョゼがかっこいい。

観た直後より
思い返せば思い返すほど良い映画。

パターソン(2016年製作の映画)

4.5

ジム・ジャームッシュじゃないと撮れないなこれは。とかく詩が秀逸。そしてまたパターソンのような詩が日常にもおこる。
Marvinがワンジャックされずに何事もなくすむとこが安い映画と違うところ。
でもそん
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静かなる情熱 エミリ・ディキンスン(2016年製作の映画)

3.6

高尚な本を読み終えたかのような感覚を得る映画。詩や倫理に対する脚本は素晴らしい。ただそこまでこのエミリディキンソンが好きになれなかったのでこの評価。詩人としては好きだが1人の人間としてはユーモアではな>>続きを読む

婚約者の友人(2016年製作の映画)

4.9

A SINGLE MANに並ぶ美しすぎる映画。喉が詰まる切なさ。ニネ演じるアドリアンとポーラ演じるアンナ。2人の境遇によるシンメトリーさが掛け合えば掛け合うほど、その切なさは強度を増していく。最終的に>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.9

まるで自分も海に飛び込んだ兵士の感覚。どうやって逃げよう。爆撃が落ちる直前に海に潜ろうかなどと、真剣に生き残り方をリアルタイムの緊張感を孕ませながら考えてしまっていた。カメラワークと音響のマッチングが>>続きを読む

ザ・トライブ(2014年製作の映画)

4.0


全編セリフなし、字幕なし。会話は全て手話で語られる、全出演者聾唖者によって構成されたこの映画。丸前は覚悟を決めたと同時に緊張してみていたが、はじまって少し経つと、自分が思ったより普段の感覚が彼らの感
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