ラダさんの映画レビュー・感想・評価

ラダ

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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.1

他人の青春なんて、振り返ってもさほど面白くない。内輪が盛り上がれば盛り上がるほど、笑えば笑うほどに、理解についていけない外野は困惑する。真顔になる。酒を飲めない宴会で、烏龍茶を飲みながら酔っ払いに愛想>>続きを読む

DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

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特撮とは創意工夫であり、ウルトラマンとは愛である。※スコアは無し

前科者(2022年製作の映画)

3.9

テレビ全六話をしっかり観てから臨むのが吉。主人公・佳代と謎の女・みどりの関係性がわかるので最後まで振り落とされることなく観終えることができるはず。

保護司という仕事を通して、人に寄り添うことの大切さ
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.4

イタロディスコの父こと、ジョルジオ・モロダー。愛すべきモロダー先生の楽曲をスクリーンで観られるなんて!といつもの映画館に向かう。上映期間は一週間。

そのせいか、館内は80年代に青春を謳歌したのであろ
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.5

養殖マグロのように、ただひたすらに同じ場所を回遊する人々。このシチュエーションが同じ広告業界にいると笑うに笑えない。いや、実際は相当笑ったのだけれども。

同じ月曜日が繰り返される濃紺ブルーマンデー。
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.7

映し出される1960年代のロンドンは、音も空気もファッションもエラいカッコいい。その分を裏返すように、古き悪しきエンタメ業界の裏側を舞台にした事件を、鏡越しに掘り返すサスペンスホラー。とは言え、ホラー>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

やっと観た。絶対に眠くならない時間帯に、お腹いっぱいになってない状態で。もちろん今日はまだ、お酒も飲んでない。

同日同時間を切り取り、過去に遡るストーリー。繋がっていないようで繋がっていて、長く付き
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.4

原作というか、どちらかと言うとドラマ版を観ずに臨むと大変なんだろうな。という印象。色んな事情を知っているものとして2時間が進みます。既存のファンへのおもてなしを感じつつ、それにしても内野聖陽と山本耕史>>続きを読む

クリエイション・ストーリーズ 世界の音楽シーンを塗り替えた男(2021年製作の映画)

4.7

クリエイション・レコーズは誰が何と言おうと未だに最高なレーベルのひとつだし、当然アラン・マッギーは恐らくクールに違いない。

ロッキンオンで3万文字のインタビューがあれば、やはり新作の話題やギャラガー
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

糞詰まらなそうなラブコメディのようなタイトルの映画を気取りながら、青臭い少年が人の受け売りのような知識でパンクを語る。そんなこんなしてると宇宙人とがっつり恋愛しちゃう話。って、どんなこんななんだよ…。>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.9

監督も認める二部構成。3時間弱の大長編だが、読後感は連続ドラマを一気観した印象に近い。決して悪口じゃなくて、それぐらいそれぞれのキャラクターに感情移入できたってこと。観終えてすでにロス。

色々とベタ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.6

滅多に観ないアクション映画。何も考えずに頭空っぽでワクワク手に汗を握る痛快エンターテイメント。たまにはこんなのも良い。

ルシアンマフィアが気の毒になってしまうほど頭のおかしい主人公。とパパ(ともう一
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.7

宮城県石巻市で撮影された本作。エキストラ募集のニュースに飛びついたものの、見事外れた記念作品でもあります。

今まで「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE(観てない)」「こちら葛飾区亀
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残酷で異常(2014年製作の映画)

4.0

エドガーが生理的に受け付けない。

これがこの映画の最大のミステリー。なぜこのキャスティングなのか。この嫌な感じが彼の演技や演出からくるものならば、天才としか言いようがない。気持ち悪さの天才。

この
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.8

水の音と大瀧詠一の音は相性がいい。

この事実を世に知らしめてくれただけで十分。なかなかおじさんへの共有が難しいラブコメディだけど、麗しのカバーガールの笑顔があればどうにでもなるものです。

物語の当
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.1

劇場で観そびれた「イエスタデイ」を観る週末。

あの小屋のあの彼の姿で信じられない量の涙が溢れてきたおじさんです。もうあのシーンだけで星4つです。

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.5

原作が伊坂幸太郎となると、2時間ちょっとに収めるのは至難の業なんだろう。どうしても人の描写が難しくなってしまう印象がある。

そんな中でも今泉監督は頑張ったと思う。

でも監督という仕事をしている人間
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千年女優(2001年製作の映画)

4.3

朝からライブ音響で「千年女優」を観る。音がイイのは正義です。素晴らしい。

当時も観たのだが20年前ですって。怖い。そして今敏監督が亡くなった年齢と同い年になってしまったのか。怖すぎる。

歳を重ねて
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リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ(2019年製作の映画)

3.3

oasisもBeady Eyeもリアムのソロもライブに行ってるぐらいには好きだし、学生時代にはファッションも髪形もリアムに引っ張られる程度に影響受けた。

映画の感想とかどうでもイイよ。もう兄弟ケンカ
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LETO -レト-(2018年製作の映画)

2.9

なかなか知ることができない、旧ソビエトのロックシーン。冷戦時代の西側諸国への憧れ。実在したレジェンドを描かく。

レントゲン写真に溝を刻んだボーン・レコード。モノクロで描かれ、アニメーションを取り入れ
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

3.0

スティービー・ワンダー、マイケル・ジャクソン、マーヴィン・ゲイ。

モータウンの音楽は本当に最高だ。でもやはり、幾ら好きなコンテンツでも、ドキュメンタリーは眠くなる。

ゾッキ(2021年製作の映画)

3.9

仕事帰りの平日映画館。無事貸切でこれ以上ないコロナ対策。

俳優・瀧正則の出所作を観にいく程度だったはずなんだけども、九条ジョー演じる「判くん」の虜になった。どこか自分とは違うステージに生きてる奴って
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.8

コロナ以降久しぶりに映画館へ。

うるさいぐらいに換気してるし、諸々対策してるしGO TO映画館がオススメです。

肝心のアングストは緊張と緩和+🐶のカルトムービー。ホラーっていうよか血多めコメディと
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獣道(2017年製作の映画)

3.8

細かく鈍くボディを叩かれ続けているかのように、ずっとしんどい。目を背けたくなる衝動に駆られる。だからこそしっかりと観る。伊藤沙莉を観る。

新興宗教、ピンク産業、裏社会に地方都市。無駄脱ぎとの声も聞こ
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ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン(2019年製作の映画)

3.4

四十半ばで歳のせいにしてチャレンジを怠るのはダサいから止めようと思った次第。

できない理由を探すのは容易だ。加齢は平等に訪れるからこそ、できない理由にもなりがちだ。

ピエール・カルダンになりたい。
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映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

4.2

3時間弱(172分)のドキュメンタリー!果たして寝ずに観切れるのか!?という心配もなんもその、動く佐藤くんの姿に夢中になった。残した音楽に涙した。

彼らの音楽を知ったときは、まだインターネットに情報
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.2

修復版も何もしっかり観るのは実ははじめて。それにしても、まあボウイの美しいことよ。

軍人と捕虜、日本人と外国人。偉い人とそうじゃない人。そして男と男。

戦時中のジャワの景色は、現代日本でのほほんと
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.6

ノスタルジーや恋や友情がコレでもか!というぐらいに「詰め込まれてる」のではなく「溢れ出てる」言わずもがな名作中の名作。

もう、たまりません。ラストシーンでは涙も溢れ出ます。 恥も外聞もない。とめど
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SF Short Films(2002年製作の映画)

3.6

おなじみ中野組の面々が監督したり俳優やったりの短編集。

中でもピエール瀧の初監督作品「県道スター」は、今までのプリンストンガでの活動が、映画の形に完全に昇華された傑作。ニヤニヤせずにはいられないで
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

4.4

キワモノ映画!

こんな生き方に共感なんて出来やしない!!

…はずなのに、ここまで心に沁みるのはナゼ??
良質のグラムロック、ヘドウィグの叫びに、愛の答えが見えます。

いや、まじで。

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.0

リオのスラムの現実は、のほほんと生きる日本人にとってはあまりにも非現実的。

乾いた世界感と軽快なリズムが「神の街」をスタイリッシュに見せてはいるが、リオ独特の色や音が現実の恐さや悲しさを浮き彫りに
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ミックマック(2009年製作の映画)

3.8

ジャン=ピエール・ジュネはやっぱり好きだ。

映画は細かいこと抜きにして、頭空っぽで観るぐらいが丁度イイんだ。設定に文句つけたりするのは粋じゃない。くだらなくて、ただ楽しい。それ以外に何がいる?

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.4

大作はあまり観ないので、ある意味新鮮。

日本の闇と希望を並列で描くあたり。現実のデフォルメと空想のディテールの詰め具合。客に媚びずに大人が真面目に馬鹿になる。面白かった。初IMAXも凄かった。

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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.8

柳楽優弥のPV。柳楽優弥の「優れた」PVでした。

この感想を抱いたのは「百万円と苦虫女」以来。あれは蒼井優のPVだった。立派なPVだった。

あとは、向井秀徳のギターに尽きる。あのギターこそがディス
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.5

なんだろう。強烈な内容のはずなのに、覚えているのは三浦友和の演技と、とろろ蕎麦。

あれだ。正義は正しいとは限らない。自分が正義と信じても、相対的には悪となる怖さがあるということを知った(思い出した)
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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

3.4

やはりギャラガー兄弟は格好いいよ。

でも、ゲムやクリス、アンディはOASISとカウントされてないかと思うと、長いことファンだった身からすると悲しいや。

それが仕方がないのも分かるけれども。