ミーミミさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

架空OL日記(2020年製作の映画)

5.0

いつも映画に救われてきた

悩みがあるのやら無いのやら

キズついているのやらイないのやら

自分のことって理解不能な時がある

誰かにこうだから
貴方は今凹んでいるんだよって

解説してもらえたら
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アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)

4.6

昔から書きうつすのが好きだった

良いなと思う文章や、おはなし。

脚本は写したことないけど、この映画は独白ナレーションからすべて書き出したいと思った。

『ギルバート・グレイプ』の脚本家ピーター・ヘ
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.2

人生に無駄なんてひとつもない

痛みばかりの
辛苦を舐める経験ほど

その真髄を掴むのに
必要な場合がある

腐っているときではない

腐っても起き上がれ

そこへの道は神の啓示ではない

みずから
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

5.0

逆境のなかにあっても
希望の兆し・ひかりは身近に!
フォーメーションを組んで皆んなで見守ろう!!

そんなメッセージが伝わる原題
『Silver Lining Playbook』

ちなみに、play
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老人と海(1999年製作の映画)

4.0

学生のとき、課題図書にヘミングウェイの『老人と海』があった。

そのときのわたしは
その本の良さがよくわからなく

感想文に「主役のお爺さんに感情移入が出来ませんでした」と書いて提出した。

先生は
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

とにかく、こういうお祭りごとが大好きなんです!
皆んなでヨーイドンで超楽しみにしてた映画を観るっていうの、ね。

朝からソワソワ、皆さんの点数ばっかりチェックしていましたよ。

だから、もぅ、はぁ〜楽
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ザ・グレイ 凍える太陽(2012年製作の映画)

3.8

亡くなる間際に人は何をおもうのだろう

看取ること

看取ってもらうこと

まだ経験がないこの瞬間を

もし誰にも看取ってもらえなくても

完全燃焼で終えたいとおもう

無慈悲で性急に終えるとしてもだ
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.2

資本主義か共産主義か?

国の有り様で生き方は大きく変わる

国と方向性が同一ならばそれは幸せなことだろう

だが疑問を持ち始めたとき

遅かれ早かれ発露として表出する


それが黙祷というカタチで…
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ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)

3.9

『僕の苦悩は あなた方より遥かに深い』

これ以上辛いことはこの世には存在しない…

そんな絶望を味わったことのある人は、

凡人の遥か先の先をいくのだ!

空の青、風の匂い、海のうち寄せては戻る波、
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

Mサマーを攻略した今、怖いものはもぅ何も有りませんね

(ハイ!目つぶって!グロ回避ナビのお陰との噂も…笑)

で!意気揚々“IT”の続編に挑戦です!

(子ども残酷シーン回避ナビは作動の上ですが…)
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

そう

その愛の終わりをうすうす感じてはいたの

ただ

その愛にすがりたいのも今のわたしだった

何もかもを失うなんて私には耐えられない

いままで皆んなに気を遣いながら生きてきたわ

欲しいものは
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テイク・シェルター(2011年製作の映画)

4.0

これは夫婦のものがたり。

もちろん一人娘ハンナは最高に可愛い。

そんな家族、ファミリーを踏まえて…

そのうえで…

れっきとした夫婦のものがたりだ。


〜夫婦は同一化する〜

永らく紆余曲折の
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ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

3.8

監督さん!!

『フラッシュダンス』『ナインハーフ』『危険な情事』のあとに

『ジェイコブズ・ラダー』って飛躍が過ぎませんか?

かなり異色なのを放り込んできましたね



でもこれがクセになる。
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禅と骨(2016年製作の映画)

4.1

断トツの映画に出会った。
泣きすぎて、頭の芯が痛い。
こころは、出会えた喜び・幸福に満たされ高揚している。

ー小学生の時『家系図』を描く宿題があったー

ご先祖様の系譜を出来る限り遡って、
自分への
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君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

3.7

『共病文庫』・図書委員・『星の王子様』

そこはかとなく文系の香り

ふたりの会話がまた文学的

名前ではない『キミ』呼びも

『キミ』って呼んでる意味も、ね


青いのはそんなに好きじゃないのに
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.3

高純度の遊び心に脳みそが起きました!

スパイダーマン好きには堪らないぞ

圧倒的な躍動感!!

大好きな我らスパイダーマン🕷の世界線を

凝縮して凝縮して

ヒップホップのミキサーにかけたような
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ピンポ〜ン!

あら!ピンポンダッシュですって^ ^

それで小学校の先生が訪ねてきてくれたわ。謝りにね

家の前の通学路を子どもたちが歩いていくのよ。賑やかに♪

前の通りを掃きますよ〜まぁまぁ!桜
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

『ナイフみたいに尖っては、触るもの皆、傷つけたぁ♪』

チェッカーズの歌が浮かんでくる前半!


閉塞感で爆発寸前、身動き取れない感覚

あんな多文化にありながら、なお理解が追いつかない排他主義
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

おばちゃんの生態をよくわかってるなぁ

って思うところと

ウーン、わかってないなぁ

って思うところと。。


一番ウーンって思ったのは

添乗員さんへの態度かなぁ。

案外、おばちゃんて人の失敗に
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

グロは苦手でして、、、

以前『ファウンド』観賞後にひどく落ち込んで、勧めた息子と半日くちを聞かなかったりしました。


ただね、ホラーは基本、大好き!

それで、フィルマで大人気の
『ヘレディタリー
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横道世之介(2013年製作の映画)

5.0

ひとは、ひとりでは生きられない
なんてことない毎日は
その実、出会いの連続で

横に並ぶことを許された関係は
互いの温度や何気ない言葉に影響され小さく融合する


あの人のあの仕草、あの素直、あの度胸
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.8

沖田修一監督は『キツツキと雨』『モヒカン故郷に帰る』で好きになった監督さん。

人間を信用しているかた、人間好きなかたという印象ですが、

『モリのいる場所』を観て

やっぱりそうだったぁー!と嬉しく
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天国と地獄(1963年製作の映画)

5.0

大阪の港区弁天町、交通科学館に子どもを連れて良く行った。

なかでも特急「こだま」の展示は、クリームの地色に赤のラインが郷愁を誘う素晴らしい車両だった。

あぁ!あの頃に
この『天国と地獄』を知ってい
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マイ・ドッグ・スキップ(2000年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

人間は身勝手です。

あなたの成長の為だけに

ペットが居るのではないんだからね

またね(2014年製作の映画)

4.0

こんなおばあちゃんになりたいな。

『サイレン』の『似ている映画』繋がりで

19分の短編『またね』!!見つけたよ


窓辺でくつろぐ、通りをはさんだお向かい同士のおじいちゃんとおばあちゃんのお話
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サイレン(2017年製作の映画)

4.2

高度成長期の日本に誕生した団地

近代的な生活スタイルとして
若い夫婦の子育てを支えた共同体

わたしが団地に触れたのは
付き合っていたときに挨拶に行った主人の実家

わたしの家は隣人の顔も知らないマ
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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

4.5

成熟している。

監督はまだ若いのに何故?


いえ。

若さと成熟は関係ない。

若さを侮ってはいけない。


私たちよりも

遥かに思慮深く

遥かに優しく

遥かに忍耐強い


ポール・ダノ監督
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.1

え‼️お外で待たせちゃうの?


あの一癖も二癖もあるお方たちが

揃って邸宅のお庭で待ってるかと思うと…


ニカニカしてしまいますね

果ては

見下ろしておられます


肖像画のおじいちゃんもニ
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アップグレード(2018年製作の映画)

4.0

自分がおかしくなってるんじゃないかって
疑心暗鬼になってるとき

冷静な相棒に
「君はおかしくなんてないよ!」なんて言ってもらえたら

心底ホッとするだろうな

ホッとするし…
ワァーって自信がみなぎ
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.2

人生に転機はつきもの。

理由はどうあれ

情熱さえ捨てなければ

ふさわしい場所は

また必ずやってくる!!

そのハザマのわくわく感が
フードトラック🚚には満載だったー

キューバサンド焼きたーい
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今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.7

クラスの子たちが可愛かった〜
方言って良いよね〜


で、芳根京子ちゃん!もぅ可愛すぎた〜☆

ラストのお弁当🍱シーンなんて!!

ファンだけどもっとファンになっちゃう〜

双葉のあのお弁当の2段目開
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透明人間(2019年製作の映画)

4.5

劇場でしか感じられないことが満載

空気がキーンと張り詰めていた

もう一度そこに行きたい感覚

でもあの恐怖はもう感じられない

初めて観る人が羨ましいわ


余談〜
大阪で小学生の時、夏休みは電気
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長い散歩(2006年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

おじいさんは少女の笑顔を見たくて

鳥の巣から小鳥を奪った

「借りるよ」

と言って…


人間のにおいがついた小鳥がどうなるか

深く考えもせずに…



おじいさんは
「青い空、見に行こう。綿飴
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

もし世界の誰も知らないうちに理不尽な窮地に立たされていたなら

もし政府に裏切られて命の危険に晒されていたなら

もし紛争がいま住んでいる生活圏におこり渦中にまきこまれていたなら

世間に真実を知らし
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プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

4.2

クルマの三列目って良いよね
一番自由な感じがしてね


進行方向と逆を覗いてみると
限りなく無数の世界が存在してる


どこにでも飛び出していけそうで
想像力の分だけ可能性も秘められていたりして‥ね
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

皆さんが核となる情報を入れないでいてくれたこと!感謝です

これは初めての回がとりわけ貴重になる映画だもの

大事に大事に観ましたよ!

もちろん笑うところは大いに笑って

固唾を呑んで、ハラハラし、
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