larabeeさんの映画レビュー・感想・評価

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運び屋(2018年製作の映画)

3.4

【さすがにクリント・イーストウッドにしかできない役】

90歳超えの頑固者ドライバーなんて役、ほかに誰が出来る?

クリント・イーストウッド演じる頑固者アール。妻も娘も家庭も顧みず、花の栽培の仕事に打
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インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.3

【本作のデンゼル・ワシントンのヒゲは月亭可朝】

銀行襲撃犯と警察、そして銀行オーナー。襲撃犯は人質にも自分達と同じ服を着せて犯人か人質かわからなくさせるなど巧妙に計画を仕込んでいる。

一体犯人の本
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.9

【悪い奴は何処にいる?】

落ちぶれたキャスターが生放送でテロリストの脅迫電話を受けた事からテロリストと対峙する。それは正義ではなくもう一度自分が復活するため。

そんな打算を働かせてながらその様子を
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天国と地獄(1963年製作の映画)

4.4

【エド・マクベインの小説が原作である事で有名だが、読んだと言う話は聞いた事ない】

22年8月の日本経済新聞「私の履歴書」は山崎努。ここで山崎努が『天国と地獄』について書いていたので急に観たくなってき
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.2

【パート2、意外とパート1に負けてない説、立証】

前作の大上がこのパート2を鑑賞したら泣くで。あの華奢な広大出の日岡がこんなに立派になっているなんて。大上イズムも継承してるし。

あれから3年後、日
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カジノ(1995年製作の映画)

3.9

【尺は少(すこ)セッシ長いのですが】

カジノと言っても所詮はバクチ、と言う時代から健全な娯楽となる過渡期をひとりの予想屋エースを中心に描いた長編作品。

エースを演じるのはデニーロ。スコセッシ監督と
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オンディーヌ 海辺の恋人(2009年製作の映画)

4.5

【後から来る系の映画】

観ている時は淡々と時は流れて行くが、観終わった後から静かに、そして溢れんばかりの感動がやってくる。こういう映画を「後から来る系」と呼んでいる。ひとりで呼んでいる。

そしてこ
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サボテン・ブラザース(1986年製作の映画)

3.7

【何も考えずに観ても誰にも怒られない作品】

B級の極み。ここまで突き抜けていると潔い。何も考えずに観ればいい。

正義の味方の3人組「スリーアミーゴス」は今日も悪と戦って弱い人たちを助けている。
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華の乱(1988年製作の映画)

3.3

【ここでも成田三樹夫はカッコいい】

歌人与謝野晶子をメインに、夫の寛、作家の有島武郎、女優の松井須磨子など、大正時代を中心に活躍した人たちを描いた深作欣二監督作品。

与謝野晶子、歴史で学んだくらい
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アオラレ(2020年製作の映画)

4.1

【この邦題、誰が考えたの?】

作りとしてはB級感満載だが、こういうの結構好き。スピード感もあるのでずっとハラハラしながら退屈せずに観られる。あ、運転じゃなくお話のスピード感ね。

息子を学校に送るの
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.7

【酒の席での話ですやん】

生活のため酒場で踊るディステニー。そこで人気の踊り子ラモーナと出会い、指導をしてもらったりと仲良くなる。そして二人はペアを組み、金持ちの男たちを酔わせて荒稼ぎするのだった。
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ヒート(1995年製作の映画)

3.5

【パチーノ&デニーロ、どっちが刑事でどっちが犯罪者でも、もう同じ】

正義を追及する男も周りを犠牲にし、悪の道を進む男にも優しさがある。

己れの道を突き進むパチーノとデニーロ。そんな振り切った二人に
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病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)

3.7

【シリーズ5作目、加藤武自身が「よーし、わかった」に飽きてないか?(笑)】

市川崑の石坂浩二金田一シリーズ第5弾で最終作(リメイク除き)。よしまるさんと始めた全作観ようシリーズもようやくコンプリート
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野火(2014年製作の映画)

2.9

【戦争映画と言って欲しくない】

近ごろ特に世界情勢の不安定さが増し危機感を抱いている。日本もかつて自分たちが行った事を考えれば。他人事で片付けではいけない。

太平洋戦争では加害者であり、かつ原爆な
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女王蜂(1978年製作の映画)

3.3

【シリーズ物は何作まで続けるのが適当か】

よしまるさんとの合同企画「この機会に観よう、金田一シリーズ」、公開順に鑑賞開始し、今回が第四弾。

横溝正史のおどろおどろしい世界観、即ち慣習、因縁、血縁等
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.3

【暴対法が悪いのか?】

綾野剛演じるヤクザ山本賢治、彼が殺人事件で服役中に暴対法が施行され、出所した世界は様変わり。ヤクザが携帯を契約したり預金口座を開設することも容易ではなくなっている。

時代に
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.4

【ポスターのインパクトに負けていないストーリー】

ヤクザの親分と、警察組織からはみ出す刑事が手を組んで連続殺人犯の捜査に乗り出すという、何とも荒唐無稽なストーリーも、韓国映画がやると説得力があって、
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.7

【あゝ、ベーコンエッグが食べたい】

政治家って時代や歴史に評価される。チャーチルも偏った政治家だと思うが彼は時代も味方につけた。つくづく政治家って人気商売かと。

ヒトラーに屈せず徹底抗戦を貫いた事
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アスファルト(2015年製作の映画)

3.6

【一生自販機のポテチで過ごすつもりだったのか?】

団地を中心に、少し現実離れした3つのエピソードが並行して進んでいく不思議な作品。

車椅子のおじさんと夜勤の看護師、鍵っ子の青年とピークを過ぎた中年
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.2

【是枝とソン・ガンホで家族を描くとなれば期待値はMAX】

レイトショーでゆっくり観させてもらった。この1〜2年でレイトショーの魅力にハマりつつある。

訳あって赤ちゃんポストに我が子を捨てる母親と、
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ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-(2019年製作の映画)

3.2

【虚業はどこまでいっても虚業】

モノやカネを右から左に動かしたり、書面だけで商売したり、そんな虚業は長続きしない。

やはり材料仕入れて汗かいて加工して物を作って、と言う製造業こそ実業だよな(と、言
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麦秋(1951年製作の映画)

4.0

【原節子は日本人の品格】

小津安二郎×原節子の紀子三部作の一本。しかし原節子と笠智衆、この作品は兄妹なのに他では親子だったりややこしい(笑)。でも東山千恵子はいつもお母さんやしな。そして外野にはいつ
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.6

【恋より深い愛の物語】

殺し屋として超一流。だがそれ以外の生活はまるで子供並みのレオン。そして殺し屋とは対極にいるはずの「女の子」と関わる事になり、二人の奇妙な同棲生活がスタートする。

父と娘のよ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.4

【がんばれ広大】

広島を舞台にしたヤクザ映画と言えば当然『仁義なき戦い』だが、こちらもなかなか。時折耳に入ってくる広島弁やナレーションを聞くだけでもいい意味でオマージュ感も出てる。

役所広司演じる
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

4.0

【切ない、カッコいい、そして哀しい男たちの物語】

大昔に観たけど全く内容は覚えておらず。

なんて言うか、全てが絶妙。キャプテンアメリカとビリー、マリファナを密売しているが本当に悪いヤツではない。か
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さがす(2022年製作の映画)

3.2

【関西弁は頑張っていた方かと】

のっけから大阪の下町を駆け回る楓。これは何かある、とワクワクさせる設定。

決して暮らしは贅沢と言えないが懸命に生きる父と娘。

が、突然父親が行方不明に。真剣に取り
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.1

【ウラミハラサデオクベキカ】

女性監督とは知らず観たが、さすが女性監督と言える作品。余り男性女性で決めつけるのも好きではないけど、男性監督ではこんな細やかに気持ちを汲めないだろう。

医学部時代の友
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ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版(2009年製作の映画)

3.5

【ハマったらハマってしまう】

TVシリーズでもお馴染みの『放送禁止』の劇場版第二弾。

ドキュメンタリー作品を撮っている最中に、何か問題が発生して放映出来なくなったオクラ入りのVTRを放映する、と言
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快盗ルビイ(1988年製作の映画)

3.3

【小泉今日子デビュー40周年記念鑑賞】

これだけKYON2ファンを標榜してるくせに初鑑賞。

母親と二人暮らし、冴えないサラリーマンの真田裕之が住むマンションの上の階にちょっと気になる女性が引っ越し
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.4

【演技派さん、いらっしゃ〜い】

ヤクザの縦社会じゃ上の命令は絶対。でも上の人間も常に下克上のリスクに晒されている。

この絶妙な緊張感の上に話が進んでいく。

「全員悪人」このキャッチコピー考えた人
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弁護人(2013年製作の映画)

4.5

【ソン・ガンホのヅラ】

学歴なく弁護士になったソン・ウソク。税理士や司法書士の守備範囲まで手を広げ金儲けにも抜け目が無い。が、ある時行きつけの食堂の息子が不当逮捕され拷問されていると言う事実を知り弁
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トップガン(1986年製作の映画)

3.5

【タマにはこういう作品を楽しもう】

愛、友情、競争、親子、スリル、ライバル、メカ、オシャレ、美男美女、音楽…。

もうこれでもかこれでもかと言わんばかり、商業映画の王道エッセンス満載!

かつての私
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.9

【子どもには子どもの世界がある】

宿題をノートに書いてこない、これが三回続くと次は退学だと先生から言われた少年。ノートを親戚の子どものところに忘れただけなのに、言い訳だと聞いてくれない。

大人と子
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晩春(1949年製作の映画)

4.9

【不覚にも涙が出た、娘もいないのに】

初めて小津作品を観たのは30年以上前。感動してその後何本か観て全作クオリティ高く、当時若造だった自分でも「こんな凄い邦画があったんや!こんな凄い監督いたんや」と
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.7

【長澤まさみの安定感】

タマにはこういう何も考えずに観れる作品を観るのもいい。芸術性の高い作品は、それはそれで称賛するが、こういう作品は観てるだけで楽しくなっちゃう。

テレビシリーズ、観てないし全
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獄門島(1977年製作の映画)

4.1

【おおよそ最初に殺されると思った人は全員殺される横溝作品】

よしまるさんとの共同企画、「市川崑×横溝正史×石坂浩二を順番に再鑑賞」シリーズも半分を超過。ここまで来てクオリティ全く落ちてないのな。
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