マッターホルン3さんの映画レビュー・感想・評価

マッターホルン3

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オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

結末がわかっていながら、戦争の緊張感とか、フィクションながら作戦下の人間関係の複雑さに、ドキドキした。情報戦の立案と遂行は、厳しい戦時下でも、人間らしいユーモアがないと成功させられないのだろうと感じら>>続きを読む

パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

実話ならともかく、ピアノコンクールの世界はこう簡単ではないのでは、、人物描写があらくて、どの人も中途半端。でも、役者さんは皆さんとても素敵。ピアノの音色もあって、タッチーでした。話をつめていけばもっと>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ベネチアという最高の舞台を使ったつまらない映画。有名作品にありがちな大胆な解釈と言っても、中身は不必要に色んな要素を詰め込んだ3流、、ポワロよ、、、

プライドと偏見(2005年製作の映画)

5.0

これまでのPRIDE&prejudiceのどれよりも、ジェーン・オースティンの世界を身近にしてくれる名作!結婚だけが生きる手段のなかで、女が生きるつらさ、薄給な男の惨めさ、すごく実感こもっていて、本で>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

5.0

これはすごく力の入った、飾らないいい映画でした。ドキュメンタリー風に、ハーヴェイ・ワインスタイン事件を報道した記者たちの心情を映していくのだが、女性としての現実社会、つまり出産に伴うストレスとか、家庭>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

かっこいいね、ファッションとか、友達との関係とか、血の繋がりじゃない親子の愛とか、仕事への情熱とか。女が主人公の話がどんどん増えてきて、ようやく男が脇役でちょうどいい。
あーでもだめだ!エマ・トンプソ
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ミリオネア・オン・ザ・ラン(2012年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

韓国映画に似つかわしくない、さわやかなエンディング。お金がすべてではないよね、、吹き出すところも多くて、ありがちな話でも、面白かった。
顔立ちにスポットが当てられることが多いのだけど、あの方、私には特
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

はじまりのあたり、イラストのまじった人生の節目のページが胸にせまった。少しズッコケが入るのも面白かったけど、だんだん生きることの難しさがリアルで、こんなトントン拍子には現実にはいかないなと思うと、妙に>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1も面白かったし、2もハラハラドキドキ。デジタルにたけていると、ホントにこんな感じで、何でもできるのかな。今は知ってる人とそうじゃない人で格差があるけど、あともう少し時間がたてば、考える間もなくAIが>>続きを読む

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.5

ロアルド・ダールの世界、短くても伝わってきた カンバーバッチさんが多才ぶりを発揮していて、短いドラマがさらに短く感じられて、もう少し見ていたいなというところで終わるのが、またわたしたちのロアルド・ダー>>続きを読む

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.5

サミュエルエルジャクソンがめっちゃカッコイイ!ボディーガードも面白いし、タンカ切るスペイン語も威勢がよくていい!
屈託なく笑えるコメディ見たいけど、この映画も今現在侵攻中の独裁者とかチラついて、思いっ
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フレッチ/死体のいる迷路(2022年製作の映画)

2.5

面白くないわけではないけど、
こういうコメディタッチで、主人公のフレッチがユニークという設定の話は、シリーズで登場人物に親近感が湧くくらい長く続いたほうが楽しめるかな。終わったらなんともやるせない、寂
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

評判が良すぎて、あんまり見る気がしなかったけど、久々に度肝を抜かれる面白さ。
活気のある香港映画みたいな、西洋と東洋がミックスしていて、今どきのすべてが詰まってたな。
やっぱりミシェル・ヨー、ステキ。

ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

4.0

力では負けても、ハートでつなぐ最強の戦士。女性とか国とか人種とか関係ないと言っても、バックグラウンドは大切だから。面白かった

ドリーム 狙え、人生逆転ゴール!(2023年製作の映画)

5.0

やっぱり面白い!アクションで面白くというのは、映画の原点かな。
言葉がわからなくてもおもしろい。
苦境に立たされている人々でも、笑いの中に入ると一躍ヒーローで、難しい世の中もなんとかなるかなって思わせ
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

5.0

俺の生き方、そんな感じの映画でしたね~ もうこんな映画を作れるのはトムさんと007 くらいでしょう。走る姿がキング・カズにかぶりました。ストーリーとか、どうでもいいってくらいトムさんに酔いしれましたね>>続きを読む

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年製作の映画)

-

ミスター・ビーン、懐かしい。でもあんまり心から笑えないのが、ざんねん。笑いってむつかしい

レンブラントは誰の手に(2019年製作の映画)

5.0

レンブラント 本の中や美術館でしか見たことのないこの人の絵 自分の先祖がこのレンブラントによって描かれている人々の生活 絵を所有する人々の生活はとても想像がつかないが、優雅な時間を過ごす公爵もいれば、>>続きを読む

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

5.0

グァンタナモで何が行われていたか、話には聞いていたが、ここまで法律の枠から外れていたとは、想像がつかなかった。こういう胸の苦しくなる事実は、映画界のトップスターが演じてくれないと、見る気にもならないし>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

全然おもしろくも理解もできないのに、怖かった。けど、途中で怖いのに中だるみして、失礼にも寝てしまった。これは良くない上に、意味もわからないままエンディングを迎え、なぜ皆が死んでいったのか分からずじまい>>続きを読む

ウエスト・エンド殺人事件(2022年製作の映画)

3.9

笑った~ さり気なくポワロの住んでいたアパートが舞台になっていたり、あのころののんびりしたミステリードラマのいい感じが魅せてくれました。主人公二人が笑わせてくれました

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.0

見たかった映画。好きな監督でもあるのですが、本作に限って言えば、なんだかこれは?と途中で、一体何を見せられているのだろうと、わけがわからなくなった。話の筋はわかるけど、描写の仕方に違和感がつきまとうの>>続きを読む

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.3

歴史の裏側にある勇敢な市民の話。一介のセールスマンのウィンのとる決断にこころから尊敬の念をもち、また非情で、愚かなリーダーの国に生まれてしまったペンコフスキーの悲しくも尊い行動に同情と共感を持ちました>>続きを読む

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

銀行内の話としては、あり得るなとはいいつつ、2023年の映画としてはなにか時代がかって、とくに副支店長とか、存在としてあるんだろうけど、不快この上なくて、好きになれない話でした。

無垢なる証人(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

もっと辛い話を想像していたら、思いの外軽いタッチのいいお話。主人公弁護士のお父さんの言葉、お金をもうけることがいいことかなという言葉、しみました。この物語は現実的ではないかもしれないけど、生きていて迷>>続きを読む

ザ・オペラティブ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

張り詰めた空気がずっと続く映画。元エージェントの話しに基づいて作られたというだけあって、ドラマのようなつくられた華々しさはなく、疑心暗鬼と組織の身勝手さ、非情さがにじみ出るスパイの実態。そして中東での>>続きを読む

グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

5.0

美して、この自然とともに生きていることに今一度思いをはせられる映画。
人間が壊している自然環境を、人間の手が入ってでも少しでも後世に残す努力はしていくべきだと、ヨーロッパの人たちは考える。手つかずの自
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権力に告ぐ(2019年製作の映画)

4.0

映画としては見ごたえのある、ハラハラと悔しさ、捜査のやりがいを感じられる話し。何と言っても主役の二人に加えて、そうそうたるメンバーが腹黒な高官たちを演じていて、もはや映画と思えないほど、ドキュメンタリ>>続きを読む

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

なんでもござれの今のドラマ界にあって、前作が驚く展開ですごく面白かったので期待が大きかっただけに、これか、、、という。
ものすごく壮大な物語風で、面白くてというのを目指しすぎたのかな、パンデミックで破
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

5.0

楽しみに待っていた映画!やっぱり坂間さんがステキ!みんな大好き。あえて言えば、脇を固める俳優はプロの人がいいかな。とにかくあんまり楽しくて、あっという間でした。ドラマの続きが今から待ち遠しい。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

前作で感じた高揚感や驚きがなかったけど、3時間を超えているとは思えない濃密であっという間の時間。
でも戦闘シーンが多すぎで、かなりうんざりです。人間の戦いがそのまま描かれていて、告発映画と見ればそのと
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